それに前回コメント返すとか言ったくせに一つも返せてなくてすみません。もしかしたらこのままコメント返さないで終わるかも。
さて、今後の展開ですが、アイアンマン関連とコナン関連について、これからそれぞれどれぐらい作中で説明するかの参考にしたいので、アンケートを作りました。よろしければご協力お願いします。
「よし、ジャーヴィス。始めるぞ。」
昼飯に買ってきたチーズバーガーを片手に、明人は地下室で戦利品を見分していく。
『ファイルを展開します』
ジャーヴィスのその一言と共に大量の資料がホログラムによって明人の目の前に映し出される。
「多いな。まずは……あの取締役の部屋で手に入れたものからみていこうか。ジャーヴィス、情報をよこせ。」
そういうと明人の手元に数枚のデータが表示された。
ざっと眺めてみても特にめぼしい情報はなく、あくまでも会社としての表側の資料しか出てこない。特に組織関係と思われる資料もなかったので、なおのこと明人の興味を引かなかった。
「まぁここら辺はいうほど重要な情報ではないな。強いていうなら表で取引している会社がわかる程度か。」
『ですが今回のようにそれがきっかけで組織との繋がりが見えることもあります。持っていて損はないものかと。』
「それはそうだな。とりあえず…こいつはこいつでまとめて保存しておいてくれ。」
そう言って明人は目の前の資料を宙でスワイプして別の場所に移した。
「さてさて、それじゃあメインに行こう。あのシェリーとかいうやつの研究室で入手した情報の表示をたのむ。」
そういうとジャーヴィスが明人の前に大きな二つのファイルを表示させる。
『はい、得られた情報は大きく2種類にわかることができます。あの研究室に直接置いてあった薬のデータ。組織のサーバーに侵入して入手したデータの二つです。どちらからいきましょう?』
明人は少し悩んだが左側の資料から読むことにした。
「サーバーの方から貰おうか。重要そうな物を判別して俺にまわしてくれ、基準は君に任せる。」
『侵入した際のセキュリティの高さに、私の主観を合わせて表示します。』
そうして順に現れた資料一つ一つに目を通して確認する。
「これは…焼け落ちた資料?」
そんな中、資料の一つに明人の目は止まった。その資料はデータとして残っているというより、いわば証拠写真のような形で残されていたのだ。
『そのようです、他の薬はまとめてファイルにまとめられていましたがこれだけ個別のサーバーにあり、セキュリティも強固でした。また、情報の奪取が不完全かつそもそもの資料の状態が状態ですので、読めるところだけでの判断となりますが、部分的には我々でも再現可能な薬のようです。』
「焼け落ちたものをそのまま残すなんて珍しいな。これほどの組織なら復元技術を自前で持っていてもおかしくはないと思うんだが……よっぽど難解なものなのか?これも薬……毒薬の類か?」
『その可能性が高いのではと推察できます。現時点で薬に含まれる成分を解析してみたところ、シミュレーション上ではアポトーシスを引き起こすのではないかと予想されます。』
「アポトーシス?」
聞きなれない単語に明人は聞き返す
『プログラム細胞死のことです。これ自体でも複数のタイプに分けることはできるのですが、後で資料をまとめておくので興味があったらそちらに目を通してください。』
そう言って一旦はそのページを飛ばして別の資料を読み始める。しばらく時間が経つと、明人は宙を仰ぐ。
『何か気になることでも?』
「少しな。」
明人はここまでの資料を読み、ある違和感を感じていた。
(あの研究所が製薬会社だったからか、妙に薬品の数が多いな。それも種類問わずに。今回は組織のサーバー手当たり次第に盗んだんだ、まだ一つ大きいファイルが残ってあるからと言って、この薬品資料の数の多さは多少引っかかりはするが‥)
「まぁ今考えても仕方ない。ここら辺は後回しで考えよう、次はなんだ。」
『別組織との取引内容です。拳銃をはじめとした銃火器類から違法薬物まで様々あります。』
そこには数多くの犯罪組織と見られるものとの取引の記録が残っており、先日盗み出したFBIの資料と照会してみても、かなり大規模なところともつながりを持っていることが伺える。
「なるほどねぇ。こいつらの主な収入源のひとつはそういった別の裏組織との取引ってことなのかな?」
『その可能性も考えられるでしょう。ですがところどころで大きな金額が動いているものもあります。今回の製薬会社のように組織が直接運営、もしくは何かしらの形で関わっている企業の一つにかなり大規模のものがあり、そこから金が流れているという可能性もありそうです。』
「大企業か…、社会を経済の面から浸食してるのかよ。うちも取引先には気をつけないと相手に金を渡すだけになりかねないってことか。ジャーヴィス、後でそこら辺の調査もしておいてくれ。」
今となっては明人の会社、Beyond industriesも世界有数の企業となった。明人自身もいつどこで組織の関係者と繋がりを持つかも分からない、そういったところには最大限気をつける必要があった。
『かしこまりました』
しかし、ここまで実際の取引の記録をみるとある疑問が浮かばずにはいられなかった。
「それはそれとして、これだけのことをして貯めた金を何に使うってんだ。キミも言っていたがところどころで大きな金が動いている。FBIから入手した資料から考えても、奴らは最低でもテロの斡旋、人身売買、そして今回のヤクやハジキ。多方面すぎて目的がわからん。小国と戦争でもする気か?」
『かもしれませんね』
「そしたら本当にロケランが俺にぶっ放される日が来るかもな、もしかしたら戦車や戦闘機で襲撃されるかも。」
『案外冗談じゃないかもしれませんよ』
明人は割と冗談でいったつもりなのだが真剣に答えを返されたので少し面くらった。
「ははっ、笑えないね。……それにしてもこのチーズバーガー美味いな。」
『ファイアバーガー米花町店をお気に入りの店として登録しました。』
「助かるよジャーヴィス。さてと、それじゃあ例の研究室の映像を流せるか?」
潜入時にかけていた明人の眼鏡のカメラからの録画映像を表示するようジャーヴィスに指示する。
『表示します』
映像が進み、シェリーという人物の研究室の映像が流れ始める。そして映像は明人が棚の資料を読み始めたところまで進んだ。
「そこだ、再生を停止。」
読んでいた資料がよく見えるところで映像を停止させ、落ち着いた状態であの時のことを思い出す。
「君と別のことをしているときに見つけた資料なんだが、どうやらこれも薬らしい。薬と言ってもヤクや毒薬という訳ではないと思うんだがどうだろう?」
『一般的に使用されている薬ではありませんね、認可外のものかと思われます。資料を見る限りでは明人様の予想通りかと思われますが、実際に試してみないことにはなんとも言えないでしょう。』
実際に試してみないと言われたからには思いつくことは一つしかないだろう。
「…作れるか?」
『先程の毒薬と思われるものもですが、いくらあなた様といっても薬品の取り扱いなどは個人では限界があります。個人で製造して実験というのは多少無理があるかと。』
「ま、だよな。…………ジャーヴィス、来月の取締役会で提案したい議題を一つ追加だ。我が社の事業拡大のため、新たに【新薬研究所】を設置しよう。」
そう、いくら明人といっても未知の分野を個人でするのは危険が過ぎる。それに今回の場合は作るものが作るものだ、下手に手を出すべきではないだろう。だがせっかく手に入れた組織の資料、調べずに終わるというのはあってはならない。明人はどんな手段を使っても奴らに近づくと、子供の頃から既に決めているのだ。ここで終わるのは明人の理念に反する。
『明人様、個人では無理があるとは言いましたが、そちらの方法もかなり無理があると思われます。』
当然のようにジャーヴィスに批判される。たかだか一個人の私的な事情のために、今や世界有数の大企業がかなり大規模な新事業を始めるのだ。本来ならこんなことあって良いはずがない。
「
明人はもう決めたことだとでもいうように、ジャーヴィスの指摘とは別の所を自分自身で指摘する。
『それもそうですが、他の役員の方々の意見はどうされるおつもりで?納得はされないでしょうに。』
「心配するな、根回しはキッチリしとくのが僕の流儀だ。ジャーヴィス、新たにファイルを作れ。ファイル名は【Beyond Group Project】、第一弾で【Beyond Labo】とでもしておこうか、とりあえずは曖昧でいい。世間様への理由はそうだな……有能な人材を我が社が全面的に支援することによることで、優秀な科学者の海外流出を防ぎ、国内でのレベルを高めていく。我が社としての理由は、より広い範囲に影響力をもたせ名実ともに世界でNo.1の企業を目指す。僕個人の理由は、大量の薬品を合法的に入手、研究できる場所が欲しい。いいんじゃないか?」
結局のところ、偽物でも表向きの大義とその裏にある確かな実利があれば人はついてくる。
そのことを明人はこの数年で実感していた。
説得は無理だと諦めたジャーヴィスはそれ以上何も言わなかった。
『…いつ発表にしますか?』
「来年のエキスポで…いや、発表は年明けにして、エキスポで本格的に活動開始って形にしよう。僕としても時間が取られるのは好ましくない。だが、どうせやるなら他にもう少し何かしたいな。確かエキスポは…八月か、ならAugust基金なるものも作ろう。能力が優秀だが訳あってお金に苦労していく学生…この会社を立ち上がる前の僕みたいな学生を対象にした非課税の奨学金だ。これなら世間様からの評価は下がることはないでしょ、Laboの件と合わせることで将来の優秀な人材を育てるという目的として一本の道を立てやすい。」
さっきは偽物の大義と言ったが、今回の大義には明人自身の本心も入っている。未来を作る人材が自分たちがやりたいことを実現できる社会。これは明人の願いの一つでもあった。
『…リストに登録しました。また仕事が増えましたね。』
「ありがとう、ジャーヴィス。あぁ、それと薬品関連のことがほとんどわかるようになるのに必要なものを全て揃えてくれないか。少なくとも組織関連の資料は読めるようにしておきたい。」
そういうとジャーヴィスは一瞬でリストアップして渡してくれた。
「仕事が早くて助かるよ。」
そこで明人は一息つく。
「少し話題がそれたね、本筋に戻そう。今のところ、調査で組織に関して確定したことは二つ。
・銃火器類の取引とそれに伴う商売相手の存在
・何かしらの薬、それをたぶん種類問わずに作っている
今までの僕たちの持っていた情報に比べたら大きすぎる一歩だ。これからはこの二つに焦点を絞って調査を進めたいと思う。そこでジャーヴィス、君の方には商売相手の存在を調べてくれないか?」
『わかりました。対象はマフィアから身近な企業全てとします、ついでに我が社の取引相手の調査も済ませておきましょう。場合によってはアイアンレギオンを各地に派遣することになるかもしれませんが構いませんか?』
「わかった。僕の方では薬の方を調べておこう。これだけテロとか含めて裏で糸引いてる組織が、毒薬ではなく普通の薬も研究してるってのが少し引っかかってね。空回りに終わるかもしれないけど、もしかしたら、組織の何か目的のようなものにつながるかもしれない。ひとまずは焦らずやろう、時間はまだあるんだ。今日はここらへんで…」
そこまで言ったところで明人は絶対に話さなければならない話題を出していなかったことに気づく。
「いや待て、ジャーヴィス。一つ絶対に話さなければいけない話題があったな。もちろん覚えているよな?あのラボでの出来事だ。」
『私がシステムから追い出された件についてでしょうか?』
「そうだ。…正直言って今回の調査で一番驚いたのはそこだったよ。まさか君が情報戦で負けるとは思ってもみなかったからね。」
J.A.R.V.I.S.は両親の遺物を引き継ぎ、明人が完成させたAI。明人はその性能に絶対の信頼を置いていた。それだけに今回の衝撃は大きかったのだ。
『原因として考えられるのはいくつかありますが、一つにはどの情報を覗いたかをバレさせないために極力痕跡を残さないようにしたというのはあるでしょう。これは私の独断です、すみません。そこで慎重になってるうちに逆に気づかれて、そこから連鎖的にシステムを取り返されてしまったも推測できます。』
「いや、そこは最悪別に問題ない。トラップの一つや二つはあるだろうからね。ただ気にしなきゃいけないのは仮にも君に
明人は、組織もまた同様に相手にするとめんどくさいソレを持っていることに気づき心の底からの声を漏らす。
「めんどいなぁ………本当に。ジャーヴィス、今日はここまでだ。割と重要性の低いものは全て資料で印刷しておいてくれ。新しく考えなければいけないことが増えたからね、そっちの方を少し一人で考えたい。」
『わかりました、失礼します。』
恐らくだがジャーヴィスが情報戦に置いて正面から負けることはないだろう。今回の事案も鑑みてもそう言える。だからこそ、これからの立ち回りには少し慎重にならざるを得ない。これからの行動を考えるときに相手もソレを保有しているという考えが、頭の中をよぎるのがめんどくさいのだ。
これからのプランを考え直すため明人は一人で考え始めたが、現状できることは限られているので、予定通りにジャーヴィスに言った事に注力するのが良いだろうという結論に至った。
時計を見ていてもまだ暗くなるには時間がある。明人は前々から構想のあったものの開発を進めてみる事にした。
録画機材を用意して自分の姿が映るようにして録画する。
「あー、撮れてるかな。今日は20○○年、6月14日。またかと思うかもしれないが、本日より新型パワードスーツの開発に着手する。今までにない発想だから開発期間はだいぶ長くなるだろう。ファイル名はそうだな…B.E.Mk.50で保存。今回のコンセプトは──────」
次回あたりから本格的に本筋と絡んでいきますが、原作の話は組織関連の触れられるところだけやる予定です。理由は明人とジャーヴィスだけでどうにでもなりすぎて、話として成立しない話もあるからですね。劇場版とかなら必然的に規模も大きくなるから組織関連以外でも触れるかもしれません。
J.A.R.V.I.S.
原作ではトニースタークが、今作では明人が父親の開発したプログラムを基に製作したAI。
Just A Rather Very Intelligent Systemの略語で基本的にインターネットの世界の上で彼にできないことはない。単純な情報収集はもちろんのこと、CIAをはじめとした各国の主要組織にその存在をバレることなく侵入することが可能であり、核の発射コードの防衛をしたこともある。
そんなわけで超優秀な彼だが、『人間に近い思考ができるAI』というよりは『情報処理の極致』というようなAIなので、より人間に近い思考ができるという意味では、サワダヒロキの【ノアズアーク】の方が優秀とも言える。
次のうちどれか教えて欲しいです。どの媒体か(原作やアニメなど)は問いません。
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MCUは見てる。コナンは見てない。
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MCUは見てない。コナンは見てる。
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MCUもコナンも見てる。
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MCUもコナンも見てない。