ハイスクールD×DwithX〜悪魔と赤龍と黒狐〜 作:エルドラス
親友のイッセーが夕麻に殺され、夕麻と矛を交えた次の日、俺は学校へと向かっていたのだが……
イッセー「まさか遺体すらないなんてな」
あの後、先輩達の元から一端逃げた俺は、先輩達がいなくなったのを確認した後イッセーの遺体があるであろう場所に向かったのだが、何故かその場に遺体はなかった。
恐らく先輩達が持ち去ったのだろう、しかし何のために?これは調べる必要があるな。
俺はそう心の中で思いながら学校へと向かうのだった。
一誠「だーかーらー、本当にいたんだってば!!俺の彼女!夕麻ちゃんが!」
元浜「イッセー、お前まーた妄想拗らせて…」
松田「そうそう、お前に彼女なんてできやしねーての」
……何故、イッセーがここにいるんだ。いや、そもそもどうして生きてるんだ。あの怪我、どう考えても致命傷だった筈だ。
一誠「ナイン!ちょうど良かった、お前昨日あそこいたよな!」
松田「あーナイン、イッセーに無理に付き合わなくていいぜ?こいつなんか彼女がいるー、とか言い出してきたんだよ、可哀想に」
一誠「ほら、夕麻ちゃんだよナイン!覚えてないか!」
ナイン「あっ、あぁ、そのーだな」
松田「ほらイッセー、ナインも混乱してるだろ?」
元浜「これ以上悲しい妄想を語るなイッセー…それより、紳士の嗜みといこうじゃあないか」
松田と元浜はそう言うが、間違いなく妄想ではなかった筈だ。
一誠「だーかーらー本当に…メルアドも消えてるしさー…はぁ、ナイン、お前も来るか?」
ナイン「……いや、俺はいい、今日は生徒会に呼ばれてるからな」
一誠「生徒会?…あぁ、いつものか」
ナイン「そうそう、いつものだ」
まぁ用事がなくても行かないが。
……それにしても、『鬱陶しい奴』がいるなぁ。
放課後、俺は生徒会に来ていた。別に問題を起こしたわけでない。
???「いやー悪りぃなナイン、いつも手伝ってもらっちまってよ」
金髪の男が俺に話しかけてきた。こいつの名は匙元士郎、生徒会の一員だ。
ナイン「いや、問題ない。どうせ暇だったからな。それにこの量の資料を1人で運ぶのは骨が折れるだろう?」
匙「いやほんと助かるわぁ。お前のこと、最初はイケメンでいけすかない奴だと思ってたけどよ、めっちゃいい奴だな!」
ナイン「そんなふうに思われてたのか、軽くショックだよ」
そんな雑談をしながら、俺達はなんとか資料を職員室まで運び終えた。
ナイン「じゃあ俺はこれで、生徒会長達によろしくな」
匙「おう!じゃあな、また明日!」
…窓を見ればすっかり夕暮れになっていた。
帰宅路、途中で人を見つける…知り合いだなあれは。
ナイン「…イッセー?紳士の嗜みとやらに行ってたんじゃ…」
一誠「な、ナイン!…俺の体おかしくなってるんだ!そのな、なんて言うかな…」
ナイン「…頭がか?」
一誠「ちーがーうー!!暗い所が明るく見えたり、遠くの声が聞こえたり…お前にはそう言うの無いのか!」
ナイン「……すまん。何を言ってるのかわからん」
一誠「だから本当だって!…見ればわかるよな!」
そう言ってイッセーは突然走り出す……なんか、いつもより速くないか?
ナイン「って!ちょっとまて!!」
そんなイッセーを追いかけ、走り出すが…やっぱ速い!今の俺じゃあ追いつけないくらい早い!
一誠「どうだ?…俺の体がなんか変だろ」
ナイン「ぜー、ぜー、ぜー、ぜー、…だからと、言って、いきなり、走り出す、奴が、いるか、キツイ、ゲホッゲホッ!」
???「ほう、これは数奇なものだ…悪魔に、人間か?」
突如、見知らぬ男の声が聞こえて来る…
一誠「っ…!」
その男の声を聞くと、イッセーの顔が突然強張る。
ナイン「ど、どう、した、イッセー?」
一誠「ナイン!逃げるぞぉ!!」
そう言い放つと同時にイッセーが俺の手を掴み走り出す…いや、なんか力強くなってないか!何があったんだよ!
ナイン「ぜー、ぜー、ぜー、ぜー、ぜー、ぜー、いき、なり、引っ張る、なよ、マジで!」
一誠「て、悪い…ここまで逃げれば大丈夫「ほう、逃げ腰か」ッ!」
さっきの声の主…黒い翼を生やした男が既に先回りをしていた。あの翼、夕麻にも生えていたな。
一誠「っ!?…その翼、夕麻ちゃんの…」
???「夕麻?…ああ、レイナーレか…仕留め損ないおって」
あの口振り、どうやらあの女の事を知ってるようだな。
???「まぁよい、貴様の命…」
イッセーが動揺している隙を見て、夕麻と同じ光の槍を作ると…
ナイン「ッチ!避けろ!」
一誠「ぬぉ!?」
???「貰い受ける!」
男が槍を投げると同時に、これはイッセーを突き飛ばし、寸のところで回避する。
???「チッ、外したか」
一誠「た、助かった…でも、逃げきれねぇよこれ…」
イッセーの言う通り、このまま逃げ切るのは不可能だ。……この状況なら仕方がないか。
ナイン「イッセー、下がっていろ」
一誠「はぁ!何言ってんだよナイン!」
ナイン「良いから、下がってろ。奴は……」
俺は懐からドライバーとゾンビレイズバックルを取り出し、ドライバーを腰に巻き付け、バックルをドライバーにセットする。
SET
ナイン「俺が倒す…変身!」
GRAB! CLASHOUT!
ZOMBIE
READY FIGHT
???「ッ!?貴様…!」
一誠「…ナイン、なんだよその姿はぁ!?」
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