ハイスクールD×DwithX〜悪魔と赤龍と黒狐〜   作:エルドラス

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エルドラス:よっしゃあ!今日も日に2話連続投稿だ!

ナイン:調子に乗ってネタ切れしないと良いがな。

エルドラス:だまらっしゃい!


第12話 邂逅

…リアス先輩からのとんでもカミングアウトの後、俺とイッセーはソファに座り、朱乃先輩が入れてくれたお茶を飲んで話を聞いていた。

 

ナイン「……紅茶をあまり飲んだことはないですが、中々良いものですね」

 

朱乃「うふふ、ありがとうね」

 

一誠「姫島先輩のお茶…最高です!」

 

イッセーも軽くオーバーリアクション気味で感想を述べていた、まぁ確かに美味いけどな。

 

リアス「さて、貴方達は昨日黒い翼の男と出会ったでしょ?その後ナイン君…が撃退した様だけど」

 

ナイン「えぇ、それは間違いないです」

 

リアス先輩の問いに俺はそう答えた。

 

俺はあの時、体力が限界だったのにも関わらずロストギーツに変身して奴を、ドーナシークを撃退した。(直ぐにぶっ倒れたが)だか、奴は一体何者なんだ?俺がそう考えているとリアス先輩は話を続ける。

 

リアス「あれは堕天使、神に仕える天使が邪な考えを持ち堕落した者よ」

 

ナイン「堕天使?」

 

リアス「ええ、言わば悪魔の敵、私達悪魔と堕天使は太古から争い、冥界…言わば貴方達で言う地獄の派遣を巡ってね、そして天使は悪魔と堕天使を敵視している、つまり悪魔、天使、堕天使の三すくみがあるって訳」

 

成程、奴は『この世界の』堕天使だったと言うわけか。恐らくはあの女も…。

 

一誠「あ、あのー…堕天使とか悪魔て…俺ら高校生にいきなりそう言われましても…オカルト研究部てそう言う事ですか?なぁナイン?」

 

ナイン「……」

 

一誠「…ナイ「天野夕麻」ッ!」

 

その名を出した途端、イッセーの顔つきが強張る…まぁ殺されかけた関係だしなぁ、無理もない。

 

リアス「イッセー、貴方は天野夕麻とデートしたよのね?その後…」

 

一誠「…あの、そう言う話はちょっと、いくらオカルト研究部だからと言ってそれは…」

 

まぁそうだよな。初めての彼女に殺された事をズガズガと言われては、流石に気に触るか。

 

リアス「…ごめんなさい、でもねイッセー、彼女は存在してたわ、間違いなくね」

 

そうリアス先輩が言うと、1枚の写真を取り出す…それは、夕麻とイッセーが並んで登校する姿だ。

 

一誠「!…これって」

 

ナイン「ほぅ、いつの間に…」

 

イッセーの反応の後に俺が続いて言う。

 

リアス「彼女はある目的の為に偽の名を使い、貴方に近づいた、そして目的を果たした後周囲の記憶、そして痕跡、つまり天野夕麻という存在を消した」

 

一誠「目的?」

 

リアス「ええ…イッセー、貴方を殺す事よ。ナイン君を殺そうとしたことに関しては、十中八九巻き添えでしょうね」

 

ナイン「何?」

 

一誠「な、なんで俺が!?と言うかナインが巻き添えて!?」

 

イッセーは声を荒げ、その答えに納得がいかぬ様に問いかける。

 

リアス「落ち着きなさいイッセー、理由はイッセーの中にある神器(セイクリッドギア)が危険だと判断された、貴方はそれの所有者…ナイン君の場合は衝撃的な出来事ほど記憶を消す術をかけるのが難しく、仕方なく…ね」

 

一誠「え、えーと…なんですか?そのセイ?なんとかってのは…」

 

ナイン「と言うより、イッセーが殺されたとはどう言うことですか?見たところ、イッセーの身体にはどこも異常がないように見れる。ゾンビになったわけでもないでしょうし」

 

リアス「その理由は後で説明するとして…お願い」

 

木場「僕が説明するね、神器(セイクリッドギア)て言うのは特定の人間に宿る規則外の事だよ、歴史上の偉人、そして神話に出てくる英雄が持っている事が多い、そしてテレビに映るプロのスポーツ選手、つまり世界に活躍する人が持っている事もあるんだ」

 

成程、神器(セイクリッドギア)とは所有者にとてつもない力を与えるアーティファクトのようだな。それなら狙われるのも納得か。

 

リアス「イッセー、貴方の神器(セイクリッドギア)を確認したいから右手を上げてくれるかしら?」

 

一誠「え、こうですか?」

 

俺が考えているうちに、イッセーはリアス先輩に誘導され何かを始める様だ…

 

リアス「目を閉じて、貴方が一番強いと言うものをイメージするの…」

 

一誠「一番強い…て事は、ドラグ・ソボールの空孫悟…かな」

 

ドラグ・ソボール、確か漫画だった筈だが、イメージするのは漫画のキャラでいいのか?

 

リアス「その人物が一番強い姿を思い浮かべて。半端な気持ちじゃ駄目よ?本気でやるのよ」

 

イッセーがその言葉を聞き、目をつぶり両手を構え、あるポーズを取る…おいそれって。

 

一誠「ドラゴン波!!」

 

なんだろ、だめな気がする。俺がそう思っているとイッセーの左手が赤く輝き、赤い籠手が展開される、いやいいのかよ。

 

一誠「な、なんじゃこりゃあああ!!」

 

ナイン「…これが神器(セイクリッドギア)か」

 

リアス「…あら、それって龍の手(トゥワイス・クリティカル)?」

 

「こ、これが堕天使に危険だと判断された神器(セイクリッドギア)…!!」

 

木場「…一誠君、その龍の手(トゥワイス・クリティカル)は有り触れた|神器(セイクリッドギアなんだ、残念だけど」

 

木場がそうイッセーに遠慮がちに告げる。まじか…。

 

一誠「…マジ?」

 

ナイン「それよりなんでイッセーが生きてるか教えてもらいたいんですが?あの時イッセーが受けた傷は、どう考えても致命傷でした。そんな簡単に治せるものではない筈です」

 

俺は話を切り替える為、リアス先輩にそう問いかけた。

 

リアス「そうね…勿論説明はする。でもその前に、貴方に…ナイン君聞きたいことがあるわ」

 

ナイン「…聞きたいこと?」

 

リアス「えぇ……ナイン君、貴方は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……『何者』なの?」




次回、主人公の素性が少しだけ明らかになります。

主人公の設定は必要か?

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