ハイスクールD×DwithX〜悪魔と赤龍と黒狐〜 作:エルドラス
ナイン:調子に乗ってネタ切れしないと良いがな。
エルドラス:だまらっしゃい!
…リアス先輩からのとんでもカミングアウトの後、俺とイッセーはソファに座り、朱乃先輩が入れてくれたお茶を飲んで話を聞いていた。
ナイン「……紅茶をあまり飲んだことはないですが、中々良いものですね」
朱乃「うふふ、ありがとうね」
一誠「姫島先輩のお茶…最高です!」
イッセーも軽くオーバーリアクション気味で感想を述べていた、まぁ確かに美味いけどな。
リアス「さて、貴方達は昨日黒い翼の男と出会ったでしょ?その後ナイン君…が撃退した様だけど」
ナイン「えぇ、それは間違いないです」
リアス先輩の問いに俺はそう答えた。
俺はあの時、体力が限界だったのにも関わらずロストギーツに変身して奴を、ドーナシークを撃退した。(直ぐにぶっ倒れたが)だか、奴は一体何者なんだ?俺がそう考えているとリアス先輩は話を続ける。
リアス「あれは堕天使、神に仕える天使が邪な考えを持ち堕落した者よ」
ナイン「堕天使?」
リアス「ええ、言わば悪魔の敵、私達悪魔と堕天使は太古から争い、冥界…言わば貴方達で言う地獄の派遣を巡ってね、そして天使は悪魔と堕天使を敵視している、つまり悪魔、天使、堕天使の三すくみがあるって訳」
成程、奴は『この世界の』堕天使だったと言うわけか。恐らくはあの女も…。
一誠「あ、あのー…堕天使とか悪魔て…俺ら高校生にいきなりそう言われましても…オカルト研究部てそう言う事ですか?なぁナイン?」
ナイン「……」
一誠「…ナイ「天野夕麻」ッ!」
その名を出した途端、イッセーの顔つきが強張る…まぁ殺されかけた関係だしなぁ、無理もない。
リアス「イッセー、貴方は天野夕麻とデートしたよのね?その後…」
一誠「…あの、そう言う話はちょっと、いくらオカルト研究部だからと言ってそれは…」
まぁそうだよな。初めての彼女に殺された事をズガズガと言われては、流石に気に触るか。
リアス「…ごめんなさい、でもねイッセー、彼女は存在してたわ、間違いなくね」
そうリアス先輩が言うと、1枚の写真を取り出す…それは、夕麻とイッセーが並んで登校する姿だ。
一誠「!…これって」
ナイン「ほぅ、いつの間に…」
イッセーの反応の後に俺が続いて言う。
リアス「彼女はある目的の為に偽の名を使い、貴方に近づいた、そして目的を果たした後周囲の記憶、そして痕跡、つまり天野夕麻という存在を消した」
一誠「目的?」
リアス「ええ…イッセー、貴方を殺す事よ。ナイン君を殺そうとしたことに関しては、十中八九巻き添えでしょうね」
ナイン「何?」
一誠「な、なんで俺が!?と言うかナインが巻き添えて!?」
イッセーは声を荒げ、その答えに納得がいかぬ様に問いかける。
リアス「落ち着きなさいイッセー、理由はイッセーの中にある
一誠「え、えーと…なんですか?そのセイ?なんとかってのは…」
ナイン「と言うより、イッセーが殺されたとはどう言うことですか?見たところ、イッセーの身体にはどこも異常がないように見れる。ゾンビになったわけでもないでしょうし」
リアス「その理由は後で説明するとして…お願い」
木場「僕が説明するね、
成程、
リアス「イッセー、貴方の
一誠「え、こうですか?」
俺が考えているうちに、イッセーはリアス先輩に誘導され何かを始める様だ…
リアス「目を閉じて、貴方が一番強いと言うものをイメージするの…」
一誠「一番強い…て事は、ドラグ・ソボールの空孫悟…かな」
ドラグ・ソボール、確か漫画だった筈だが、イメージするのは漫画のキャラでいいのか?
リアス「その人物が一番強い姿を思い浮かべて。半端な気持ちじゃ駄目よ?本気でやるのよ」
イッセーがその言葉を聞き、目をつぶり両手を構え、あるポーズを取る…おいそれって。
一誠「ドラゴン波!!」
なんだろ、だめな気がする。俺がそう思っているとイッセーの左手が赤く輝き、赤い籠手が展開される、いやいいのかよ。
一誠「な、なんじゃこりゃあああ!!」
ナイン「…これが
リアス「…あら、それって
「こ、これが堕天使に危険だと判断された
木場「…一誠君、その
木場がそうイッセーに遠慮がちに告げる。まじか…。
一誠「…マジ?」
ナイン「それよりなんでイッセーが生きてるか教えてもらいたいんですが?あの時イッセーが受けた傷は、どう考えても致命傷でした。そんな簡単に治せるものではない筈です」
俺は話を切り替える為、リアス先輩にそう問いかけた。
リアス「そうね…勿論説明はする。でもその前に、貴方に…ナイン君聞きたいことがあるわ」
ナイン「…聞きたいこと?」
リアス「えぇ……ナイン君、貴方は……
……『何者』なの?」
次回、主人公の素性が少しだけ明らかになります。
主人公の設定は必要か?
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必要
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必要ない