ハイスクールD×DwithX〜悪魔と赤龍と黒狐〜 作:エルドラス
ナイン「……何者、とはどう言う意味ですか?」
リアス「言葉の通りよ。貴方、ただの人間じゃないでしょう、だから、何者なのかを聞いてるのよ」
一誠「ちょっ、ちょっと待ってくださいよ!何者って、ナインは俺の友達で、人間ですよ!そうだよな、ナイン?」
ナイン「……」
一誠「…ナイ「なんでそう思ったのか、聞かせてもらっても良いですか?」っ!」
俺がそう言うとイッセーはかなり驚いていた。……まぁ、いつまでも秘密にできるとは思ってなかったからな。むしろ丁度良かったのかもしれないな。
リアス「簡単よ、貴方の持つあのベルトはどう見ても
ナイン「……見てたんですね。昨日の戦いを…」
リアス「えぇ、この子に監視してもらってたわ」
そう言ったリアス先輩の手のひらには、赤い蝙蝠がいた。
ナイン「…俺が夕麻と戦い終わった時からですね」
リアス「あら、知ってたの?」
ナイン「ずーっと付いてきている気配は感じてましたからね」
俺がそう言うと、リアス先輩は先程より警戒心を強くしたような気がする。まぁ当然だよな。
ナイン「……それと、俺の正体云々についてですが……俺は貴方達を信用していない。だから全ては話せませんが、少しくらいなら話しても良いですよ」
俺がそう言うと、リアス先輩は少し考えた。
リアス「……えぇ、良いわよ」
リアス先輩のその答えに、俺は少し驚いた。
ナイン「了承してくれるんですね?てっきり全て話さないとダメかと思ったんですが」
リアス「そう言うのは簡単ね。でも、断られて何も話されないよりはマシって思ったのよ」
成程、ごもっともだな。
ナイン「良いでしょう、話します。まず初めに俺は……
『この世界』の人間じゃない」
俺のその言葉にこの場にいる者達は、例外なく驚愕していた。
リアス「…この世界の人間じゃないってどう言うことかしら?」
ナイン「そのままの意味だ。俺はこことは違う世界、『平行世界』からこの世界へと流れ着いた存在だ。……俺がこの世界に来たのは、丁度半年前のことだった」
〜回想〜
その時俺は、とある敵と戦いを繰り広げていた。
ナイン「いい加減しつこいぞ!」
???「はっ!テメェが大人しく死んだけば済む話だろうが!」
俺とその敵との戦いは激しかった。しかもその時俺は他の敵と戦って既に深傷を負っていたんだ。
ナイン「チッ!」
???「ははは!どうしたナインさんよぉ!さっきっから動きがトロすぎるぜぇ!」
徐々に劣勢に追い込まれた俺は、最後の力を振り絞って奴に攻撃を喰らわせることに成功した。
ナイン「はぁぁあ!」
???「なにっ!グッッッ!グァーーー!!!」
だか、代償は大きかった。
その時無理をした影響か、俺は本来の力の殆どを失い、最終的にこの世界に流れ着いた。
〜回想終了〜
ナイン「とまぁ、ここまでが今話せる俺の過去です」
俺がそう言うと、リアス先輩も、イッセーも、この場にいる全員が先程と同じように驚愕したような様子をしていた。
だか、俺が一番気になるのは……。
ナイン「なぁイッセー、さっきも言った通り、俺はこの世界の人間じゃない。それでもお前は、俺の友達でいるのか?」
普通なら、受け入れてはもらえないだろう。
一誠「うーん、俺は難しい話は分かんねぇけどよ、『ナインはナイン』だろ?なら別に良いじゃねぇか」
……あぁ、ほんっと、良い奴だよお前は。これで変態じゃなければもう少し良かったんだがなぁ。
一誠「おい、今なんか失礼なこと考えるたろ?」
ナイン「ナンノコトカナー?」
一誠「お前なぁ!」
そんな俺達の会話を見ていたリアス先輩はふふふと少し笑うと、再び話の続きを始めた。
リアス「談笑しているところ申し訳ないんだけど、貴方の話を聞いて考えた結果、貴方は私達にとって無害な存在と私は考えてるわ。でもね、私達以外の者はきっと貴方を放置することはしないわ」
ナイン「……では、どうしろと?」
俺がそう聞くと、リアス先輩は答えた。
リアス「えぇ、だから貴方に契約を交わすわ」
ナイン「契約?」
リアス「えぇ、貴方を自由にする代わりに、私達悪魔に協力すると言う契約よ」
朱乃先輩達が同時に立つと、コウモリの様な翼を生やす、なぜかイッセーにも生えていた。
一誠「…えぇえええ!!??」
ナイン「何⁉︎」
これには流石に俺も驚きを隠せなかった。
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