ハイスクールD×DwithX〜悪魔と赤龍と黒狐〜 作:エルドラス
ベンチに座る俺とイッセーとアーシア、イッセーがアーシアの話を聞きそれを俺に通訳させる…こう言っちゃ悪いがイッセー、もとい悪魔がいれば世界中どこ言っても安心するな。
ナイン「なぁイッセー、アーシアはなんて言ってるんだ?」
一誠「今日は休みだから外に出れたんだって」
アーシア『___』
アーシアが何かをイッセーに渡す…イッセーの上着だ。
一誠「無事だったんだな…へぇ、あの悪魔祓いに切り裂かれそうになったけど庇ってくれる人がいたんだ」
アーシア『___』
イッセーとアーシアが楽しそうに会話する。
一誠「…よし!ナイン!!アーシア!!今日はとことん遊ぼうぜ!!」
ナイン「はっ?」
アーシア『?』
そうイッセーは立ち上がり、俺とアーシアの腕を取る。
一誠「さ、行くぞ二人とも!」
ナイン「ちょっ!待った待った、何をいきなり…」
アーシア『??』
俺とアーシアはイッセーに手を引かれ、町へと繰り出した…大丈夫なのか、これ?
アーシア『___♪』
…まぁ、アーシアが笑顔をになったから良いか。
あの後俺達はイッセーと一緒にファストフード店に入り、一緒にハンバーガーを食べたり(アーシアに肉は大丈夫か聞いた所、最近の教会事情で大丈夫になって来たらしい、祈りを捧げればいけないらしいが)。
ゲーセンに入り、イッセーと一緒にレーシングゲームをし、アーシアが楽しめるようにイッセーは少しオーバーなリアクションを取りながらのレースだった。
そしてその後プリクラを撮ったりもしてた…出来具合はそこそこだったが、アーシアが笑顔になれて何よりだ。
アーシア『___』
ふとアーシアがクレーンキャッチャーの商品を見る、それに気づいたイッセーがアーシアに話しかける。
一誠「欲しいのか?あれらっちゅう君て言うんだぜ」
アーシア『!、___』
アーシアは遠慮気味に何かを言うが、それに構わずイッセーは筐体に金を入れプレイする。
一誠「俺こう言うの得意なんだぜ、あれなら2、3百円で…」
イッセーは細かい動きでアームを動かし、少しずつ移動させてまたコインを追加し…
一誠「…よし!取れた!」
ナイン「ほう、中々やるな」
一誠「わはは!年季が違うのよ年季が!…はいアーシア」
イッセーは少しウザめな顔を俺に見せたのちアーシアにらっちゅう君を渡す…とても嬉しそうな表情だった。
俺らはあの後ゲーセンを出て、噴水がある公園のベンチで休みを取り、イッセーと俺は飲み物を買いイッセーはアーシアに飲み物を手渡した。
一誠「楽しかったかアーシア?ナイン?」
アーシア『___』
一誠「おう、バレたらヤバイけどな」
ナイン「そう言う事言うなよ…でも、よかったな、っ…」
…ふとまた足が痛み出す、流石にキツイな。
アーシア『!__』
…アーシアが俺の足に手をかざし、癒しの光をあてる…その後一礼をし、イッセーにも光をあてる。
一誠「!…すげ、痛みが無い」
イッセーが足を動かし怪我を確認する…俺の足も痛みが無い。
ナイン「アーシア…ありがとう」
『?』
…そうだった、俺の言葉は通じないか。
一誠「ナインがありがとうって…俺も、ありがとな」
アーシア『!、___』
アーシアは笑顔を見せ、イッセーに何か問いかける。
一誠「…その力をどうやって手に入れたか?…ナイン、後で教えるぜ」
アーシア『___』
イッセーとアーシアが何かを語りかける。
一誠「…!」
…イッセーが何か驚く顔を見せる…もしかしてあの癒しの光の事か?
一誠「…ナイン、今から言う事よく聞いてくれよな」
ナイン「あ、あぁ」
…アーシアがイッセーに話した事は、どうやらアーシアの過去のようだ。
アーシアは親に教会前に捨てられて、教会で育てられたシスター、そんなアーシアがある日教会近くにいた怪我をして瀕死な仔犬を見つける。
アーシアは祈った、どうかこの仔犬をお助けくださいと…そうすると、手に光が溢れ、仔犬がみるみる元気に治った、それを偶然見た教会関係者がアーシアを大きな教会に連れて行き、アーシアを聖女と呼び、日に日に来る怪我をした信者を治すように命じた。
アーシアはそれを受け入れ、毎日信者達をその光で治した…そんなある日、教会近くにいた大怪我をした男を見つけ、治した。
…だが、その男は悪魔だった、それを見た教会の人が『悪魔をも治す力を持つ魔女』と言い放ち、教会から追放された。
そしてアーシアが辿り着いた先は、今に至る堕天使関係者という訳だ。
ナイン「成程な」
アーシアはイッセーに語りかける。
一誠「…夢があるんだってよ、友達が欲しい、お花を買ったり本を買ったり…遊んだりしてよ」
イッセーも堪える様子でアーシアの夢を言う…
一誠「…アーシア、俺たちは今日から友達だ!!ナインもそうだろ?言葉は通じないけど…そう!心は通じるんだよ!」
その言葉に俺とアーシアは驚く。
…全く、いいことを言うじゃないか、イッセー。
ナイン「アーシア、俺とイッセーはもう君の友達だ。もし困ったことがあれば言ってくれ」
アーシア『!…___』
少しは、通じた様だな。
一誠「ナイン、アーシアを必ず守ろうぜ!」
ナイン「ふっ、そうだな」
俺たちがそう決意した次の瞬間、俺達の目に黒い羽が映った。
ナイン「…!」
???「アーシア、そろそろ帰る時間よ」
一誠「!?…お、お前は」
アーシア『!!』
???「久しぶりね、悪魔になったイッセー君に、悪魔に肩入れしてるナイン君」
そこには、黒い羽を羽ばたかせながら
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