ハイスクールD×DwithX〜悪魔と赤龍と黒狐〜   作:エルドラス

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今回は久々の戦闘回です。
そして、皆様お待ちかねであろうあのバックルも登場します。


第20話 槍とブースト

ナイン「…お前は!」

 

一誠「夕麻…ちゃん?」

 

俺の言葉の後にイッセーが夕麻に声をかける、あいつはそれを聞くと笑みを浮かべ、冷たく言い放つ。

 

レイナーレ「あら生き返ったの、そこのボウヤも無事だったのね…よかったわねぇ、貴方達の主人、胸が大きくて」

 

アーシア『_』

 

アーシアは夕麻を見ると、怯えつつも逃げようとはしなかった。

 

レイナーレ「さ、帰るわよ、今日の所は逃げ出したのは大目に見て…」

 

一誠「アーシア!下がっててくれ!」

 

イッセーがアーシアの前に出て神器を展開する、その神器を見た夕麻はつまらなそうに見て言い放つ。

 

レイナーレ「あら、龍の手(トゥワイス・クリティカル)?期待外れにも程があるわよ?」

 

だがイッセーはその言葉に気にせずアーシアに問いかける。

 

一誠「アーシア、今日はこいつらから逃げてきたんだろ?…わかってる、アーシアがあんな奴らと同じじゃねぇてな!」

 

アーシア『_』

 

レイナーレ「…警告よ、さっさとその子を渡しなさい、じゃないと今度こそ…」

 

夕麻は光の槍を出し、イッセーに向けようとするが…

 

ナイン「イッセー、アーシアを連れて逃げろ」

 

俺がその会話に割り込み、デザイアドライバーを腰に巻き付ける。

 

一誠「ッ!ナイン!?」

 

アーシア『_!?』

 

すまないイッセー、だか…

 

ナイン「俺は悪魔じゃねぇから、あの槍に当たっても多少は動ける、それによ…」

 

そして俺は懐からバックルを取り出そうとする。

 

レイナーレ「はっ、人間浮上がイキってるんじゃないわよ、そもそも貴方、バックルとか言うのはフリードに奪われてるじゃない!」

 

成程、ゾンビバックルを奪われた俺ではお前を倒せないと思われてるわけか…甘いな。

 

ナイン「…俺がいつ、二つしかバックルを持ってないと言ったよ」

 

そう言うと俺は、懐から『赤いバックル』を取り出し、ドライバーの右側に装填する。

 

SET

 

レイナーレ「!…ちっ、隠し持ってたて訳ね、まぁいいわ、それも奪い取るだけよ!」

 

一誠「ナイン、お前いつの間に…」

 

イッセーが驚いた瞬間、夕麻が槍を持ちこちらに急接近するが、俺は指を鳴らした後バックルのグリップ部分を捻る。

 

ナイン「…変身」

 

BOOST

 

READY FIGHT

 

すると、俺の上半身には赤い装甲が追加され、俺は片手で槍を何なく受け止める。

 

レイナーレ「!、チッ…」

 

忌々しそうな顔をする夕麻をよそに、俺はイッセーに逃げるように言い放つ。

 

ロストギーツ「イッセー!アーシア!早く逃げろ!俺はこいつの相手をする!」

 

一誠「あ、ああ!アーシア!!」

 

アーシア『_!!』

 

アーシアの手を連れて逃げるイッセー、だが、相手がそれを見逃すはずもなく…

 

レイナーレ「っ!馬鹿正直に戦う必要はないわ!アーシアさえ回収出来れば…!」

 

ロストギーツ「っ!!」

 

俺の腕を槍で弾くと、その隙を見逃さず夕麻はイッセーらに飛び追いかける。まずい、早く追いかけねぇと!

 

一誠「やべぇえ!うぉおお!!アーシア!!すまねぇ!!」

 

アーシア『_!?』

 

イッセーがアーシアをお姫様抱っこし走り出す。なんかいつもより早くなってんな。あれがアイツの神器の効果か?

 

レイナーレ「お熱いところ見せてくれるじゃない…けど逃さないわ!」

 

けど速さが僅かに足りず、もう少しで追いつかれそうだ。

 

ロストギーツ「させるかよ!」

 

俺はそう叫ぶと、ドライバーを半回転させる。

 

REVOLVE ON

 

すると俺の体も半回転し、先程まで上半身にあった赤い装甲が下半身に移動した。

 

俺はその状態で足に力を込めて地面を蹴った。

 

そして俺は、一瞬で夕麻の近くまで移動する。

 

レイナーレ「なぁっ!?」

 

ドゴォ!!

 

そして俺はそのまま夕麻に体当たりをかましてやったが止まりきれずに壁に激突してしまった。

 

ロストギーツ「いっつつ、…っと、アイツは…」

 

俺は、壁にぶつかった時の痛みを堪えながら、吹っ飛んで行ったであろう夕麻を探す。が夕麻はダメージを負ってはいたが、そこまで大きくないのか、空を飛んでいた。

 

レイナーレ「っつ…よくもやってくれたわね…いいわ、今は見逃してあげるわ、けど今夜教会にアーシアを連れてきなさい、じゃないと…貴方達の家族に被害が及ぶかもしれないわよ」

 

夕麻はそう吐き捨てると姿を消した。

 

ロストギーツ「やれやれ…っ!そう言えばイッセーとアーシアは!」

 

一誠「お、おぉここだ…しかしすげぇなおい、今の速かったぜお前、ナインと夕麻ちゃんがぶつかってなけりゃ捕まってたぜ」

 

と、アーシアの方を見ると、深々とアーシアがお辞儀をする、無事助けれてよかったな…そう思い俺は変身を解除する。

 

アーシア『__』

 

一誠「ありがとう、だってよ」

 

ナイン「どういたしまして、アーシア…それよりイッセー」

 

一誠「…俺も聞こえた、今夜教会に、か」

 

行かなきゃ家族に被害…か。まぁ俺には家族なんていないから別に何ともないが、イッセーはそうはいかないだろうな。

 

しかし……

 

ナイン「…部長達にはなんて言えばいいんだ?」

 

一誠「…よし!俺らだけで行くぞ!」

 

あぁ、これ帰ったらお仕置きが待ってるな、こうなれば俺達だけでも…と、俺のスマホに受信音が鳴る、イッセーの方にも来たようだ。

 

…『オカ研共通グループ』から来てるな、これは一応連絡が取りやすいように部長が作ったメッセージグループだった筈…あ

 

ナイン「…イッセー、そっちになんてメッセージが入ってる?」

 

一誠「…お前こそ、なんて?」

 

…メッセージには『今すぐ部室来なさい、じゃないとお仕置きよ』と部長からの文が届いていた。…そして、文面からは怒りを感じる。

 

それを見て、特にイッセーが絶望した様な表情になっていた。

 

『_!!??』

 

それを見たアーシアが動揺する。…あぁ、これが絶望というものか…。




仮面ライダーロストギーツ・ブーストフォーム
スペック
身長:205.2cm
体重:82.4kg
パンチ力:26.1t
キック力:61.7t
ジャンプ力:81.0m(ひと跳び)
走力:2.3秒(100m)

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