ハイスクールD×DwithX〜悪魔と赤龍と黒狐〜 作:エルドラス
レイナーレはゾンビブレイカーを片手に持ちながらこちらへと迫ってくる。
それを見て皆は構え、小猫はアーシアを安全な場所まで下がらせる。
リアス「貴方には聞きたいことが山ほどあるけど、今はあの堕天使をどうにかしないといけないわね。…グレモリー公爵の名において、貴方を吹き飛ばすわ!祐斗!!」
木場「はい!!」
すぐさま木場が高速で怪物に接近すると無数の斬撃を放つが、レイナーレの鎧には傷一つついておらず、木場に狙いを定めると、手に持っていたゾンビブレイカーを振り回しながら木場へと近づいて行った。
ロストギーツ「ッ!木場!」
それを見た俺はニンジャデュアラーでレイナーレの背中へと攻撃を当てるが、やはりレイナーレにはあまり効いていない様だった。
ロストギーツ「ッチ!防御力も上がってんのか!」
レイナーレ?『ガァ!』
そう考えていた次の瞬間、レイナーレはゾンビブレイカーを振り上げ、俺に向かって振り下ろしてくる。
ロストギーツ「あっぶな!」
が、俺は何とかその攻撃を躱し、そのまま背中を買って距離を取る。
ロストギーツ「はぁ、はぁ、くっそ、体力的にもそろそろ、限界…」
一誠「ナイン!危ねぇ!」
ロストギーツ「っ!」
途端イッセーの声が聞こえる、と同時にレイナーレが俺に向かってゾンビブレイカーを再び振り下ろそうとするのを見た。
木場「はぁ!!」
ガァン!!と木場は剣でゾンビブレイカーを弾く、助かったぜ…
一誠「部長!俺も行きます!」
リアス「待ちなさいイッセー!…アレは貴方相手じゃキツイわ!」
一誠「…すいません、けど!あいつ等が戦ってるのに、俺だけ見てるなんてのは無理です!」
そう言うとイッセーも走り出し、レイナーレに接近する。
ロストギーツ「イッセー!」
一誠「はぁああ!!」
《Boost!!》
途端にイッセーの籠手から声が響く…成程、あれがパワーアップってやつか。
一誠「もう一度…吹っ飛べぇ!!」
ドゴォ!!と大きな音を鳴らしレイナーレに一撃を入れるが、レイナーレは一瞬よろめくもののすぐさま体制を立て直しゾンビブレイカーを一誠に振り下ろす。
一誠「危ねぇ!」
俺はイッセーを後ろの方へと引っ張り、ゾンビブレイカーの一撃をニンジャデュアラーで弾くと、レイナーレはその反動で大きくのけぞる。
一誠「!…いけぇ!!」
ロストギーツ「おう!…喰らえ!!」
俺はそのまま頭に張り付いているドミニオンレイに向かってニンジャデュアラーを突き刺す。
レイナーレ?『ギ、ガガ』
ロストギーツ「これでっ!」
俺はそのままニンジャデュアラーを振り下ろそうとする、と…
レイナーレ?『……た、タす、けテ』
ロストギーツ「何!?」
今、確かに助けてって…。
が、すぐに左手の爪による攻撃で後ろの方へと吹き飛ばされてしまう。
一誠「ナイン!?…大丈夫かおい!?」
木場「ナイン君!!」
ロストギーツ「な、なんとか…!」
すぐさま俺は立ち上がり体制を立て直す。
…変身していたお陰で致命傷にはなっていないのが、救いだな。
リアス「ナイン君!…貴方今、わざとトドメを刺さなかったわね?」
朱乃「あら、本当ですの?」
部長が近づき俺にそう問いかける、同時に朱乃さんも少し驚いた様子を見せる。
一誠「なんだって!?…マジかよ!」
ロストギーツ「…」
イッセーの問いに俺はゆっくりと頷き、その問いに答える。
ロストギーツ「今、アイツから声が聞こえたんです。『助けて』って」
リアス「…助けて?」
一誠「それは本当か!?」
イッセーが驚きの声を上げる。
ロストギーツ「あぁ、間違いない。この耳ではっきりと聞いた」
しかし何故だ。ドミニオンレイによる洗脳はそんな簡単に解けるはずがない。
そう考えている俺の目に、ある物が写った。
あれは!……成程そう言うことか。
朱乃「それは相手の油断を誘うためのものではありませんか?相手は堕天使、人を惑わすには…」
俺がそう考えていると、朱乃さんがそう問いかける、だが…
ロストギーツ「…いいえ、あれは嘘をついているような声ではありません。本当に、助けを求める者の声でした」
木場「けど、もうあの堕天使はあの男によって操られてる…助けるのは難しくないのかい?」
木場はそう言う…確かに普通ならそうだ。
リアス「それに、私達の目的はあの堕天使を倒す事…いいわ、貴方が倒せないなら後は私達が…」
アーシア「お待ちください!皆様!!」
途端後ろから声がする…アーシアか。
小猫「…すいません、止めましたが」
そして近くには小猫がいる…アーシアは部長に問いかける。
アーシア「…レイナーレ様は助けれないのですか?」
リアス「それは「助けられる」!」
アーシア「ナインさん、それは本当ですか!」
ロストギーツ「あぁ、本来なら、ドミニオンレイの破壊はほぼほぼ不可能だが…奴のドライバーを見てみろ」
皆が奴の、ゲイザーのドライバー、『ヴィジョンドライバー』を見ると、そのヴィジョンドライバーからは『火花』が出ていた。
リアス「あれは!」
ロストギーツ「そう、恐らく奴のドライバーは壊れている。だからレイナーレを完全には操れていないんです。もし、それがドミニオンレイにも影響していたとしたら、もしかしたら破壊、最低でも無理やり外すことも可能かもしれません」
まぁ、あくまで可能性の話だが…。
リアス「…あの堕天使は貴方の命を狙おうとしていたのよ、それでも…」
ロストギーツ「…部長、俺からもお願いします」
俺も部長にそう言う、部長は驚いた顔ですぐに言う。
リアス「!…貴方、自分が言ってることがわかってるの!?あの堕天使は貴方の親友を殺しかけたのよ!それでも…助けれるて言うの!?」
ロストギーツ「助けます」
リアス「っ!」
ロストギーツ「彼女は罪を償うべきです。操られたまま死ぬなんて、あまりにも残酷じゃないですか…だから、俺は彼女を助けます」
一誠「…部長、最近知ったんですけど、コイツは一度やるって決めたら最後まで突き進むバカなんですよ、だから…」
リアス「ダメよ…てこれ以上言ったら私も悪者になるわね…いいわ、堕天使…レイナーレの救出を許可します!!」
木場「…成程、この事件の証人として確保するわけですね」
成程、確かにそれなら理にかなっている。
リアス「ええ…アーシア、これでいいわね?」
アーシア「…はい!!皆様、お願いです…レイナーレ様をお救いください!!」
…まっすぐな目で俺らを見て、願いを口にするアーシア。
一誠「…ああ!!任せろ!!」
イッセーはそう強く答える。
木場「けどどうするんだい?助けるとしても、あそこに座ってる彼が、見逃すとは到底思えないけど」
確かに、普通ならそう考えるのが妥当だろう。だが…
ロストギーツ「いや、問題ない。恐らく奴は、レイナーレが助けられようが殺されようがどうでも良いと思っているはずだ。その証拠に…」
俺がそう言いながら視線を奴に移すと、皆もその先を見る。
そしてその視線の先にいたのは……こちらの話に飽きてスマホを弄っている奴の姿だった。
オカ研全員『……』
うん、言いたいことは分かる。なんでこの状況でスマホいじってんだって話だよな。でもな、そう言う奴だからアイツ。
ロストギーツ「と、とにかく、今奴が油断してる今がベストタイミングだ」
木場「それは分かるけど、どうやって彼女を助けるんだい?」
ロストギーツ「…俺は奴との戦いで殆どの力を失っちまったが、残ってる力もあってな、その力でレイナーレの精神に入り込んで直接説得する。その後、俺がドミニオンレイを吹っ飛ばす」
一誠「お前そんなことできんのかよ!」
ロストギーツ「あぁ、だが、その間俺の精神はレイナーレの精神と繋がって、俺はその場で棒立ち状態になる。だから、皆んなでレイナーレを、そしてもし奴が邪魔しに来たら全力で足止めしてほしい」
木場「じゃあ足止めは僕が引き受けるよ」
一誠「なら俺も足止めするぜ。道は開いてやっから安心していけ!!」
ロストギーツ「ああ」
朱乃「部長、私達は堕天使を開放してる間に魔力を貯めましょう…同時に放ち、あの頭についている物を破壊します」
リアス「ええ…わかったわ朱乃!小猫はアーシアの保護をお願いね」
小猫「はい、アーシアさんこちらへ…」
アーシア「…皆様、どうかご無事で!」
ロストギーツ「…勿論だ」
小猫がアーシアを下がらせた後、俺は「二つ」のバックルを取り出す。
一つは、前にレイナーレを追い払うのに使ったブーストバックル、そしてもう一つは、『帽子を被った可愛らしいモンスターがが描かれている青と蛍光イエローのバックル』だ。
そして俺は二つのバックルを、ブーストバックルを左側、そしてもう一つのバックル…『モンスターバックル』を右側につける。
SET
SET
そしてモンスターバックルのラウトクラップメットを押し込み、ブーストバックルのグリップを捻る。
DUAL ON
MONSTER&BOOST
READY FIGHT
俺の上半身には、青と蛍光イエローの鎧が装着され、下半身には赤い鎧が装着される。
…待ってろよレイナーレ、必ず助ける!
仮面ライダーロストギーツ・モンスターブーストフォーム
スペック
身長:205.2cm
体重:93.2kg
パンチ力:10.4t
キック力:61.7t
ジャンプ力:81.0m(ひと跳び)
走力:2.3秒(100m)
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