ハイスクールD×DwithX〜悪魔と赤龍と黒狐〜   作:エルドラス

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今回のお話はオリ主と朱乃の出会い……になるのかな?
まぁ、正式な出会いは次回以降ですが…。

後、今回は変身シーン及び、オリ主のライダー名が明かされます。


第3話 黒狐

時間というのはあっという間に過ぎるもので、気が付けばもう放課後になっていた。

 

ナインは、クラスメイトの女子達に一緒に帰らないかと誘われたが、今日はやることがあるのでやんわりと断って、教室を後にした。

 

ナインは今日、一誠から借りたエロDVDを視聴するのだ。

 

ナイン(このDVDを視聴すれば、少しは彼等の話題にもついていけるはず)

 

ぶっちゃけて言えば、ナイン自体はエロDVDなどには興味などないが、それはあくまで一度も見たことがないからであって、一度でも見れば興味が湧くかもしれないのだ。

 

それに、早く学友を作るためにはこのエロDVDの視聴はしなければならないと、ナインは考えていた。

 

ナイン自身、別に性欲がないわけではない。だが、これから自分が友達になろうとしている彼等は、学園の中でもトップクラスに色欲に塗れた者達だ。

 

彼等と話を合わせるには、ナイン自身も、彼らの言う『エロス』と言うものを知らなければならないと考えたのだ。

 

そうと決まればこうしてはいられないと、少し速度を上げながら家へと帰っていると、途中で路地裏の方に目がいった。

 

ナイン(なんだ、この気配は?この路地裏の先には公園があったはず)

 

こう言うのは無視していくのが普通なのだろうが、どうしても気になるナインは、その路地裏の奥へと足を進めて行くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

ナイン「そろそろ公園の方に出るはずだが…」

 

そうして歩みを進めて暫くして、ようやく路地裏も終わりが見えてきていた。

 

そして公園に出る……

 

ゴンッ!

 

ナイン「いって!」

 

というところで、何故か壁にぶつかったような衝撃や痛みが、ナインの顔を襲った。

 

ナイン「イッつつ、ったくなんで急に…ん?」

 

ナインは不思議に思い、先程顔をぶつけたあたりを触ってみると、そこには何もないはずなのに、壁を触っているような感触があったのだ。

 

ナイン「これは…結界」

 

ナインは以前もこれと同じような物を見たことがあったのだ。

 

これは外敵を中に入らせないようにする結界と同じような物だった。

 

こう言う結界が貼られている場合は、外的に邪魔をされたくないことをしていると言うのが常識だ。

 

ナイン「まぁ、この程度の結界なら…」

 

ナインはそう言うと、思いっきり右腕を振りかぶって、結界に拳を叩きつけた。

 

すると、先程まで公園全体を覆っていた結界が破壊された。

 

しかし、結界を破壊するために振るったナインの拳は血だらけになっていた。

 

ナイン「ッ!やっぱり『前』より弱くなって…!」

 

ナインはそう呟いていたが、前に映る光景を見て呟くのをやめた。

 

何故なら……

 

 

 

1人の女性が異形の怪物に首を締め上げられていたからだ。

 

 

 

ナイン「ッチ!野郎っ!」

 

ナインはそう言葉を吐き捨てると、その怪物と女性の元へと走って行くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

朱乃「ぐっうぅぅ」

 

怪物『……』

 

紫色のポニーテイルが腰まで伸びている女性、『姫島朱乃』彼女は命の危機に陥っていた。

 

まず先に言うと、彼女は人間ではない、悪魔だ。

 

彼女は『グレモリー家』に仕える『転生悪魔』の1人だ。

 

そんな朱乃は今日、主人の元から逃げ出し、人々を襲うはぐれ悪魔を討伐すると言う依頼を受けた。

 

勿論、こんなとこは珍しいことではないし、今まで何度も行ってきたことだった。それに、朱乃自身の実力もかなり高い。

 

だからこそ、彼女は少しばかり油断していたのかもしれない。

 

依頼に関しては問題はなく、はぐれ悪魔はこの公園まで追い詰めた後に討伐できた。しかしその直後、背後から何かが朱乃を襲ったのだ。

 

その何かは、頭の上に赤い薔薇の花が歪な形で咲いており、紫と緑の混ざった色をした鋭い棘の生えたツタが絡まったような身体をしていた。

 

その怪物は、朱乃の背後から突然現れたかと思いきや、身体中に生えていた棘を弾丸のように飛ばしてきた。

 

不意打ちだったためか、朱乃はそれを避けることができず棘の何本かが足に刺さってしまったのだ。

 

しかも、その棘が刺さってから身体が思うように動かなくなってしまったのだ。

 

そうして地面に倒れ伏していたところを怪物が近づいてきて朱乃の首を片手で締め上げたのだ。

 

怪物『……ボチャチャ』(……無駄だ)

 

すると怪物は、意味は分からないが言葉のような物を発した。

 

怪物『クロカカイズテテウビオズバトピツームテンポテウガラチャビオズラサ』(お前はこれから私に殺されるんだからな)

 

そして怪物は右手の棘を肥大化させて、朱乃に向けて振り下ろそうとした。

 

指一本動かず、避けることもできない。もうダメかと思った朱乃だったが……

 

ナイン「何してんだテメェェェェ!」

 

怪物『デデイズ!』(ぐはっ!)

 

突如右の方から叫び声が聞こえたかと思い、声のした方を見ると、そこにはこちらに向かって走ってくる人物がいたのだ。

 

顔は太陽の逆光のせいでハッキリとは見えないが、声からして男性であることは間違いなかった。そしてその男性は、怪物の近くまで来ると、そのまま飛び蹴りを怪物の脇腹に叩きつけた。

 

不意打ちを喰らったからか、怪物は朱乃の首を締め上げていた手を離していた。

 

ナイン「大丈夫か?」

 

そして、飛び蹴りを放った男性は、彼女を守るように前に立っていた。

 

怪物『ケポロ〜』(貴様〜)

 

先ほど蹴り飛ばされた怪物はだったが、ダメージは無かったのか、すぐに立ち上がっていた。

 

朱乃「っ!ダメ、逃げて!」

 

今彼女はまともに動くことが出来ない。その状態では目の前にいる男青年を守れない。そう判断した朱乃は、自分を助けてくれた恩人だけでも逃げるように言った。

 

だが、青年は朱乃に向かってこう言った。

 

ナイン「心配するな。この程度の奴に負けたりなどしない」

 

すると青年は、肩からかけていたバックの中から、奇妙な物体を二つ取り出した。

 

一つは、中央には、円形の窪みがあり、そこに『黒い狐』のような物が描かれていた。

 

そしてもう一つは、白いリボルバー銃を上面から見たような形状のアイテムだった。

 

青年は、黒い狐が中央に描かれた物体を腰の辺りに当てた。

 

 

DESIRE DRIVER

 

 

すると、その物体から帯のような物が出現し、『ベルト』に変化した。

 

そうして青年は次に、手にしていたもう一つの物体をベルトの右側に装着した。

 

SET

 

すると青年の隣に、『MAGNUM』と言う文字が浮かび上がり、青年はその後、手を上に掲げながらフィンガースナップを行った。

 

 

パチンッ!

 

ナイン「変身!」

 

 

そう叫んだ青年は、腰につけた物体の引き金に酷似した部分を押した。

 

 

MAGNUM

 

 

READY FIGHT

 

 

すると次の瞬間、青年は鎧を纏っていた。

 

上半身は白い鎧で覆われており、下半身は黒いシンプルな造形になっていた。

 

そして、そんな彼の顔を覆うように、黒い狐のマスクがつけられていた。

 

怪物『ケポロ、ラサツームモルクチャ!』(貴様、何者だ!)

 

怪物が何か叫ぶと、黒い狐の面をした青年はこう名乗った。

 

 

 

 

 

 

黒狐「俺か?俺は……仮面ライダー、『ロストギーツ』だ」




仮面ライダーロストギーツ

見た目は、ギーツのマスクが目以外全て、黒色になっています。

仮面ライダーロストギーツ・マグナムフォーム
スペック
身長:205.2cm
体重:80.6kg
パンチ力:3.2t
キック力:7.1t
ジャンプ力:10.3m(ひと跳び)
走力:6.7秒(100m)

いかがでしたでしょうか?
もし宜しければ、感想など、是非是非お願い致します。

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