ハイスクールD×DwithX〜悪魔と赤龍と黒狐〜   作:エルドラス

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一章もあと2〜3話位で終わると思います。


第29話 救われる者

リアス「さぁ…行きなさい!!」

 

一誠「はい!木場ぁ!!遅れるんじゃねぇぞ!昇格(プロモーション)!『戦車(ルーク)』!!」

 

木場「一誠君もね!!」

 

《Boost!!》

 

一誠「はぁああ!!」

 

イッセーが籠手の力、そして悪魔の駒の力を駆使し、レイナーレが振り下ろすゾンビブレイカーを掴む。

 

木場「さぁ…凍り付け!!氷の魔剣よ!!」

 

そして木場も剣で受け止めるとゾンビブレイカーが徐々に凍り始める。

 

よし!今なら…

 

ロストギーツ「『繋がる精神(スピリット・コネクション)』!」

 

そして俺はレイナーレの精神世界へと入って行く。

 

 

 

 

 

 

次の瞬間、辺りには白い空間が広がっていた。

 

ロストギーツ「ここがレイナーレの精神世界か…ん?」

 

俺が辺りを見渡していると、空間の中心にレイナーレがその場にうずくまっていた。

 

ロストギーツ「見つけた!……レイナーレ!」

 

レイナーレ「……何の用よ?」

 

良かった、やはり意識が残っていたようだな。

 

ロストギーツ「レイナーレ!今お前は操られてる。今すぐに助けてやるからな!」

 

レイナーレ「……もう良いわよ」

 

ロストギーツ「…何だと?」

 

レイナーレ「もう良いって言ったのよ。仲間を全て失って、至高の堕天使にもなれず、挙げ句の果てに協力していた奴に良いように利用されて…はは、これも、叶うはずもない理想を願った罰ね。本当、愚かで惨めな女よ、私は…」

 

ロストギーツ「……」

 

レイナーレ「だからもう良いのよ。それに今助かっても私の罪は重すぎる。どうせ死刑になるのがオチ。…もう終わりなのよ。それならいっそこのまま…」

 

レイナーレ、お前…

 

ロストギーツ「…馬鹿なこと言ってんじゃねぇ!」

 

レイナーレ「!?」

 

ロストギーツ「レイナーレ!俺にはお前の気持ちなんて分からないし、頑張れとか簡単に言う気もない!だかな、お前が死んだら悲しむ奴がいる…そいつの為にも、お前は生きなくちゃならねぇんだよ!」

 

レイナーレ「……何で、アンタがそんなことを気にすんのよ」

 

ロストギーツ「……約束だからだ」

 

レイナーレ「約束?」

 

ロストギーツ「あぁ、俺がここに来る前に出会った親友とのな」

 

レイナーレ「…なんて約束したの?」

 

ロストギーツ「ん?あぁ……『俺も誰かの幸せの為に生きる』だよ」

 

レイナーレ「誰かの幸せ?」

 

ロストギーツ「ああ」

 

レイナーレ「…そんな物の何が良いのよ」

 

ロストギーツ「…まぁ、俺も最初は分かんなかったけどよ。守ってみると、結構良いもんだぜ」

 

レイナーレ「……」

 

ロストギーツ「確かに、お前は今絶望してるかもしれない。だがな、生きていれば、いつか『あの時死ななくて良かった』って思える日が必ず来るはずだ。実際俺がそうなんだから。……だから、出てこいよ。そんなところにいないでさ」

 

俺はそう言いながら手を伸ばす。

 

レイナーレ「……貴方って、思ったより馬鹿なのね…でも」

 

レイナーレはゆっくりとこちらに手を伸ばしてきた。

 

レイナーレ「私も、それなりに馬鹿ね」

 

 

 

 

 

 

ロストギーツ「……は!」

 

戻って来れたか…っ!今どう言う状況だ!

 

木場「ナインくん!」

 

一誠「おせーぞ!」

 

そこでは、木場とイッセーがレイナーレを抑えていたが、レイナーレの動きが突如止まった為2人はその場から離れた。

 

ロストギーツ「…よし後は…任せろぉ!」

 

そして俺はモンスターバックルのラウトクラップメットを二回押し込み、ブーストバックルのグリップを二回捻る。

 

BOOST TIME

 

そして俺はもう一度グリップを捻り、レイナーレの側まで一気に近づくと、ドミニオンレイに思いっきり拳を叩き込んだ。

 

MONSTERBOOSTGRAND VICTORY

 

ロストギーツ「オォォォラァァァア!!」

 

すると、ドミニオンレイはピシピシと音を立てていった。

 

ゲイザー『…おっと、流石に不味いなぁ』

 

すると今までスマホを弄っていた奴が、ドミニオンレイをレイナーレの頭から外した。

 

俺はその隙を逃さず、レイナーレが腰に巻いていたデザイアドライバーを取り上げた。

 

ロストギーツ「…部長!!」

 

そして俺はレイナーレを抱えながらその場を離れ、部長達にトドメを頼む。

 

リアス「さぁ…行くわよ朱乃!!」

 

朱乃「ええ!!部長!!」

 

そして、外されたドミニオンレイに紅い光と雷が落とされた。




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