ハイスクールD×DwithX〜悪魔と赤龍と黒狐〜 作:エルドラス
そしてアンケートの結果ですが、ライザー・フェニックスとの決戦では、フィーバーブーストを出します。
第1話 ランニングと転校
夢を見ていた。そこは辺り一体が火の海になっていて、瓦礫と人の死体が大量に転がっていた。
その中心には、『漆黒の鎧』を纏う者が立っていた。
女の子「助けて…誰か…」
そんな時、瓦礫に挟まれた女の子が助けを求めた。
そして、漆黒の鎧を纏った者は、その女の子の近くに移動すると、手にした剣を彼女に振り下ろした。
ナイン「…は!」
俺は目が覚め、布団から飛び起きた。
ナイン「はぁ、はぁ、はぁ…またか」
最近は、昔のことを夢で見るようになった。…これも、因果応報って奴なのかねぇ。
そして時計を見てみると、まだ4時30分だった。
ナイン「っはぁ…気分転換にランニングでもするか」
そして俺は、持っていたジャージを着て、水分補給用のペットボトルも持って、外へと出るのだった。
ナイン「ふっ、ふっ」
朝早くに起きてランニングする。これが日々の俺の日課だ。
まぁ体を鍛えていれば何かと役に立つ事が多いからな。
ナイン「さて、今日は公園の方まで行く…ん?」
公園に駆け寄ると、見慣れた二人組が見える。リアス部長とイッセーだ。
一誠「いーち、にーい…」
リアス「いい?悪魔の世界じゃ腕力がものを言うのよ、特にイッセー、貴方はしっかりと鍛え上げれば成果を出せるかもしれないのよ?」
一誠「はいっ!」
どうやらお互いもそれぞれトレーニングをしているようだ…と、イッセーが俺に気づいたか、軽く手を振り挨拶をする。
ナイン「イッセー、それに部長、おはようございます」
リアス「おはようナイン、貴方もトレーニング?」
ナイン「えぇ、体力の底上げをと…と言うか、イッセーもトレーニングするんだな」
一誠「おう、部長の役に立ちたくてな!」
成程それで。まぁでも、コイツは部長の眷属である兵士の悪魔だし、張り切るのも無理はない。
アーシア「みなさーん、おはようございまー…わっ!」
と、向こうから声がする、俺とイッセーはその声の方を向くと転んでるアーシアが目に入る。
一誠「アーシア!?大丈夫か!」
イッセーがアーシアに駆け寄り起き上がらせる。
アーシア「うぅ…どうしてこう何もない場所で転ぶのでしょう…ありがとうございますイッセーさん」
ナイン「アーシア、怪我はないか?」
アーシア「はい!大丈夫です!」
俺がアーシアの容態を軽く確認する。どうやら怪我は無いようだ。
ナイン「っと、そう言えば今日この後、知り合いのところに行かなきゃ行けないんで、これで失礼します」
リアス「そうなの?それじゃまた学校でね」
一誠「おー、またなナイン!」
アーシア「ええ、また会えるのを待ってます!」
部長、イッセー、アーシアにそれぞれ挨拶を済ませ、俺はとある場所へと向かう。
あの後俺は、知り合いが経営してるレストランまで向かって、今は貸切状態で知り合い…と話している。
ウル「リアス・グレモリー様、噂には聞いていましたが、相当ですね」
ナイン「あぁ、でも、そこまで悪いやつではない…むしろ良いやつだった」
俺がそう言うと、目の前の男、『ウル』が少し笑いながら話を続ける。
ウル「貴方様がそこまで言うとは、それほど素晴らしい方なのですね」
ナイン「ま、そう言うこった」
そう言うと俺は、出されたコーヒーを飲む。
するとウルがとんでもないことを言ってきた。
ウル「あ、そう言えば、私駒王学園に転入しますので…「ぶふぅぅぅう!」ナイン『様』!」
俺はウルの驚き発言に思わずコーヒーを吹いてしまった。
ナイン「ゲホッ!ゲホッ!い、いや、気にするな。それよりお前、駒王学園に転入って…」
ウル「言葉通りです。…奴がこの町に…この世界に現れたことはもう知っています。ならば、私も貴方と共に戦います。それが…『部下』である私の使命です」
ナイン「……」
ウル「…まぁでも、転入と言っても今すぐではないので…」
ナイン「…はぁ、分かった。そん時はオカ研の皆んなに挨拶しなくちゃな」
ウル「えぇ、そうですね」
そんな会話をした後、俺はウルの入れたコーヒーを飲み干すと、代金を置いて帰るのだった。
先生「えー、授業を始める前に知らせることがある、なんとこの教室に転入生が来る事になった」
次の日、俺は教室へ入り授業を受けるべく席に座る。そして先生の話を聞く。
ナイン「なぁイッセー、転入生てもしかして…」
一誠「ああ、予想どうりだぜ」
ナイン「…成程」
先生「さ、入りなさい」
俺とイッセーが話をしてる間、先生が扉に向かってその転校生に教室に入るように言うと、そこにこの間知り合ったばかりの金髪の少女…アーシアが入ってきた。
生徒1「おぉ!?美少女だ!!」
生徒2「金髪!?」
生徒3「金髪美少女が転入!?」
生徒4「カワイイヤッター!!」
クラスはしっかりと盛り上がり、松田と元浜に至ってはすけべそうな顔で見てた。うん、コイツらは本当にブレない。
生徒「おーいみんな静かにしろ、さ、自己紹介をどうぞ?」
アーシア「はい、私はアーシア・アルジェントと申します、日本に来たばかりでわからない事が多いですが、皆様と仲良くしたいです」
そう自己紹介をし、一礼をする、クラス中の男はもはやアーシアに一目惚れ状態だな。
アーシア「私は今兵頭一誠さんの所でホームステイしています、ご家族にもお世話になっています」
その言葉でイッセーに一気に殺意&嫉妬が向けられる…哀れ、俺はそう思い向こうを向いた。
昼休み、松田と元浜がイッセーにあの組み技『非モテの怒り』(ナイン命名)を放ち、尋問をしていた。
松田「どう言う事だこのやろぉ!!あのカワイコちゃんと同居だとぉ!!??」
元浜「イッセー!!なぜ貴様にだけぇ!!許せん!!リアス様と一緒に登校した上!!更に金髪美少女と暮らしてるだとぉ!!」
一誠「ギャアアアアア!!!ナインタスケテェエエエエエエ!!」
ナイン「……」
一誠「無視すんなァァァァア!!」
悪いなイッセー、俺は今弁当を食う事で忙しいのだ。
ナイン「しかしイッセー、アーシアもすっかりみんなに馴染んでるな」
一誠「それ今の状況で言うことかぁ!?…まぁ確かになぁ」
イッセーを落ち着かせるべく話をすり替える、俺の視線の方にはアーシアが他の女子達と楽しそうに話をしているのが見える。
松田「さぁイッセー!どうやって知り合った!!教えろ!!」
元浜「松田!この関節を攻めろ!!」
一誠「グェエエエエエ!!??」
……よし、取り敢えず……ここは無視しよう。
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