ハイスクールD×DwithX〜悪魔と赤龍と黒狐〜   作:エルドラス

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第2話 その名をライザー・フェニックス

アーシアが駒王学園に転入してから数日、俺達オカ研は、一週間ぐらいアーシアと一緒に悪魔の活動をして、アーシアも何件かは契約は取れたそうだ…内容はトランプ遊びや話し合い程度とのこと。

 

え、俺はって?ははは、俺は部長の眷属じゃないから万年チラシ配りだよ。

 

そして朝、俺は朱乃さんと登校すべく待ち合わせ場所に行こうとする。(と言うか最近はよく一緒に登校する)が…

 

ナイン「…これは」

 

スマホのメッセージで朱乃さんの伝言が届けられていた、内容は【ごめんなさい、今日は忙しくて一緒に登校は出来なさそうですわ】との事。

 

まぁ、朱乃さんにだって用事はあるよな。……あれ?何で今俺は少し『寂しい』と思ったんだ?……まぁ良いか。

 

そう考えながら歩いていると、イッセーとアーシアを見かけた。

 

ナイン「おはよう、イッセー、アーシア」

 

アーシア「あ、おはようございますナインさん」

 

一誠「…」

 

ナイン「?おはようイッセー」

 

一誠「…ん、おぉナインか、悪い気がつかなった」

 

ナイン「どうしたんだ?様子がおかしいぞ、アーシア何か知ってるか?」

 

アーシア「いえ、私も心当たりはありません…」

 

アーシアも知らないのか、しかし何だか心ここに在らずて感じがするなぁ。

 

一誠「…これは言うべきか…いやでも流石になぁ、でもこいつなら言っても…いやダメだ!今はアーシアが近くに…」

 

何か一人で葛藤してるな…まさか!

 

ナイン「お前、アーシアに何かしたんじゃないだろうな!?」

 

一誠「ない!!それは絶対にない!!」

 

アーシア「わ、私は何もされてないですよ?」

 

ふぅよかった、イッセーの事だからアーシアに変態行為を働いたかと思った…いやまぁこいつが学園一の変態とは言われているが人としての一線を超えた真似はしない点については信用できる。悪魔だけど…

 

一誠「まぁ部長の事だけどさ…」

 

アーシア「そう言えば部長さん、最近元気がないようですね…」

 

イッセーの呟きにアーシアがそう反応する…そう言えば部長、最近元気が無いというか、ため息が多い気がするなぁ。

 

ナイン「なら、木場に聞くか。アイツなら何か知ってるだろうしな」

 

一誠「だな…とっ、そろそろ急がんとヤバイぞ!」

 

そうイッセーの一言と共に俺とアーシアは学校へと急いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後、俺達はオカ研へ行く途中に木場に最近の部長の様子を聞くことにした。

 

一誠「というわけなんだよ祐斗、何か知らねーか?」

 

木場「最近部長の様子がおかしいのは僕も気づいてたけど…詳しい事はわからないかな、多分だけどグレモリー家に関わる事じゃ無いかな?」

 

ナイン「あぁ、そう言えば部長は貴族だったな。まさか権力争いか?」

 

可能性がないとは言い切れない。どの世界でもそう言うことはよくある。

 

木場「んー…違うとは思うけど、朱乃さんに聞いて見たらわかるかも、部長の懐刀だからね」

 

俺らがそんなことを話してる間にオカ研入り口前につく。

 

ナイン「っ!」

 

途端、俺は中に何かとんでもない気配を感じる。この気配…今の俺では勝てない存在が中にいる!

 

と次の瞬間、木場が何かをつぶやく。

 

木場「ナイン君、気づいたかい?」

 

ナイン「あぁ、この気配の持ち主は…強い」

 

木場「…しかし驚いた、僕がここまで来て初めて気配に気づくなんて…」

 

ナイン「それは俺もだ、木場」

 

俺は恐る恐るドアを開けると、部長、朱乃さん、小猫とは他に銀髪のメイドがいた…この気配は、あのメイドの物か!

 

メイドは俺に気づいたのか、軽くお辞儀をし挨拶をする。

 

グレイフィア「初めまして、私はグレモリー家お仕えするグレイフィアと申します」

 

メイド…グレイフィアと名乗る女性がお辞儀をしたので、俺もお辞儀と自己紹介をする。

 

ナイン「…初めまして、ナイン・カオス・フォックスと申します」

 

一誠「あ、貴女は昨日の…」

 

昨日の?イッセーは昨日、この女性と会ってたのか?

 

グレイフィア「お嬢様、この人物が、お嬢様が仰られていた異界の…」

 

リアス「そうよ、グレイフィア」

 

そう確認を取ると、一瞬何かを警戒する様な目線を感じるも、メイド…もといグレイフィアさんを見ると何事もなかったかの様に冷静な目線で俺を見てた。

 

リアス「挨拶は済ませたわね、それで、部活を始める前に話が…」

 

部長がそう話を始める前に、突如魔法陣が浮かび上がる…これはいつも部長達が使う魔法陣とは形が違う。

 

木場「…フェニックス」

 

祐斗がそう呟くと、魔法陣が輝き出し炎を巻き起こしながら金髪の赤いスーツを来た男…言うなればホスト風な男が現れる。

 

???「ふぅ…人間界は久しぶりだな」

 

男は何かを探す様に部室を見回し、部長を見つけると親しげに近づき話しかける。

 

???「愛しのリアス、会いに来たぜ」

 

愛しの?もしかして知り合いか?だが部長は嫌な様子でその男を見ているし、部長はその男と会えて嬉しくはないて感じだな。

 

しかし、そんな事を気にせずに男は部長に親しげに触れる。

 

???「さ、リアス、早速だが式の会場を見に行こう、日取りも決まっているんだ」

 

リアス「…離して頂戴フェニックス、私は結婚に賛成したわけじゃないわ」

 

え?結婚?どう言うことだ?

 

…俺はそんな状況に少し驚いているとイッセーがその男に近づき一言物申す。

 

一誠「あんた、女の子に対してその態度はどうよ」

 

???「あ?誰だお前」

 

一誠「俺はリアス・グレモリー眷属の『兵士』!兵藤一誠だ!!」

 

イッセーはそう強く男に言うが、男は興味なさそうな顔でイッセーを見る。

 

???「ふーん、あっそ」

 

イッセーはその返事にズルッと滑る…哀れイッセー。

 

一誠「て言うか誰だよあんた」

 

???「…リアス?俺のこと下僕に話してないのか?つーか俺を知らない奴がいるのか?転生悪魔っつってもよ…」

 

リアス「話す必要が無いから話してないだけよ」

 

???「相変わらず手厳しいねぇ…」

 

男はハハ、と笑い部長が座るソファの横に座る。なんだか随分と馴れ馴れしいと言うか、図々しいと言うか…

 

グレイフィア「この方は『ライザー・フェニックス』様。純血の上級悪魔であり、古い家柄を持つフェニックス家のご三男であらせられます」

 

そんな様子を見かねたグレイフィアさんがイッセーと俺にそう説明する…フェニックス、確か死なない事で有名な火の鳥か?

 

グレイフィア「そして、グレモリー家次期当主の婿殿でもあらせられます。リアスお嬢様とご婚約されておられるのです」

 

一誠「…ええぇぇぇえええ!!??」

 

ま、マジか…




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