八握剣異戒神将魔虚羅に転生した私はとりあえず八握剣……まこーらの力を使えるのか確かめた。
といっても私が誕生した場所は影の世界で、見渡す限りの暗闇。
呪霊はもちろん誰もいないから力を試せないんだけどね。と思っていたら他の式神達がいました。わんわんおだ!玉犬ちゃんや!!可愛い!
駆け寄ったら全力で逃げられました。なんで?こんなに私は可愛いのに。
みんなは何故、まこーらである私が雪のような肌と髪で真っ赤の瞳を持ったとっても綺麗な絶世の美女になっているか。と疑問に思うよね。
それには理由があるのだよワトソンくん。
それは私が転生する際に願ったのは2つだから。
1つは八握剣異戒神将魔虚羅になる事。
これは渋谷編まで原作に関わらなくて良いし伏黒きゅんを間近で見れてなおかつ最強だから。
さすがにナンバー1の五条悟や宿儺と対決したら原作通りに負けるだろうけど、基本的に耐久力と性能がバグってるから選びました。
そしてとっても大事な2つ目の願い。それは
私としては容姿に拘りは無かったけど顕現した時に伏黒きゅんの驚く顔が見たかったし、その後関わってく上で私にドギマギする伏黒きゅんが見れたら良いなー、なんて軽率な考えです。でも後悔はしてません。
だって今の
さて、私がなんで可愛いのか分かったことだし私の力を確かめよう!
って事で他の式神ちゃん達に
悲報です。
ゾウさんとか顔が怖い鳥に攻撃してもらって分かったけど私は色々と原作のまこーらとは大きく違いがありました。
まず耐久力がクッッソ弱いです。
あと筋力。
原作のまこーらは逞しかったのに私は爪楊枝みたいに細い腕のせいで退魔の剣を持つのがやっとです。
兎ちゃんを一匹持つのが精一杯でした。
ちょいまてぇや!クソ弱いやん!あ ほ く さ と思うでしょ?
しかし弱体化した代わりに私は一部分が強化されてました。
それは適応能力です。
腕が千切られようと腹をくり抜かれようと、象さんに木っ端微塵にされようと私の法陣が異常な速度で回転してすっかり元通りになります。
攻撃が当たった瞬間に自動で適応してくれて、私が痛みを感じる前に適応を終えるから私への攻撃は攻撃にならないのだ。
………無理な願いを二つ叶えたせいでバグりましたねコレは。
法陣が目にも止まらぬ速さで回転してた時は故障したのかと思った。
コレなら宿儺きゅんのフーガだっけ?あの火の弓矢も耐えれるのでは?楽しみだなぁ渋谷編。
それまで寝て過ごそう。おやすみ……
……なんか古くさい格好した人に呼び出された。
よくわかんないけど呼び出されたって事は、呼び出した男と目の前の瞳がキラキラした人間を殺せばええんやな?まかせろ!
寝ぼけててよく覚えてないけどどっちも殺ったので寝ます。あ、周りの人たちには私の事を異形っぽく書物に描くように伝えといた。
絵に残されて伏黒きゅんの驚く顔が見れなくなったら嫌だからね。
次起きるのは渋谷編だと良いなぁ……おやすみ……
………やーーっと呼び出してくれたね伏黒きゅん!!もう曇り顔とかどうでもいいや!生の伏黒きゅんだ!可愛すぎる!やっぱ私が伏黒きゅんを幸せにするよ!」
「「は?」」
やった!生伏黒恵!生の伏黒恵きゅんだぁ!
かろうじて続いた