廃墟まで辿り着いた輪回。すると入口前で
強い気配に惹かれて やってきたホムラと、
そのホムラに付いてきたベルと偶然 合流した。
いざ廃墟に入ると、彼等を待ち受けていたのは_
ベル「うわぁ…」
輪回「『うわぁ…』か、
まぁ確かにThe・廃墟って感じがする汚さだ。
潔癖症のジブンからしたら嫌悪しかない」
ベル「いや?『汚い』とかじゃなくて
『よく声が響きそうだなぁ〜』って思っただけ。
お風呂場みたい、1曲だけ歌ってもいい?」
輪回「いや普通に考えてダメだろ。
ここに敵がいるのにワザワザ『来ましたよ』って
教えるような真似なんて…
それに仮に敵が ここに居なかったとしても
罠があるかもしれないのに、そんな呑気な_」
ホムラ「罠だって?そんなものがあるなら
真正面から打ち破ってやるよ!」
輪回「不死身 故の余裕か?
油断してると足をすくわれるぞ。
不死身=無敵って訳じゃない。
ウィザードの23話【決戦】を見てないのか?
アンタが持って来たんだろ?仮面ライダーが
特撮ヒーロー番組として放送されてる世界のDVDを」
ホムラ「フェニックスが太陽まで飛ばされて
死と再生を繰り返した回か…あの倒し方はエグい」
ベル「何々? 私の知らない話?
2人だけでズルい!!」
ホムラ「なら お前も見ろよ。
折角 異世界からの手土産になるかと思って
持って来たのに…」
輪回「あ、ションボリしてる」
ベル「み、見るよ! ちゃんと見る!!
気が向いたら ちゃんと!!」
ホムラ&輪回「それは見ない奴の台詞だッ!!」
ベル「うえ〜ん!」
廃墟に入ってから雑談をしつつも
探索を続ける輪回達。だが いくら探しても気配で
この場所に居るのは確かなはずなのに弓美も072も、
弓美を攫った黒幕と思わしき存在の姿が無かった。
ホムラ「どういう事だ?
気配は確かにある…なのに見当たらない…」
ベル「『目』を使っての探索が無理なら『耳』に頼る?
自他共に認める音楽の天才たる私の『耳』で!」
輪回「確かに この場所は暗くて音が反響する。
何かしら大きな音が出せればベルが蝙蝠のように
見えない存在の居場所を割り出せるはずだ。
だが、そんな大きな音が出る物は…」
ホムラ「ダイナマイトなら持ってるぞ」
ベル「ホムラちゃんGOOD!」
輪回「GOOD違うッ! BAD!BAD!!BAD!!!
なんで そんなもん持ち歩いてるんだ!?」
ホムラ「ライダーの力 以外にも
護身用の武器を持っとこうと思ってな」
輪回「せめてスタンガンとかにしろ!
それでも法律に違反するけど…というか、
そんな破壊力が あるもの使ったら
この廃墟が崩れるわ!!」
言い終えるとツッコミに疲れて息切れ状態の輪回。
完全に普段 被ってる仮面が外れて素が出ていたが_
?「キヒヒ…」
ベル「ッ! 気をつけて、何かいる!」
その結果が目当ての相手を呼び寄せる事になるとは
誰も思いもよらなかったであろう。
ベルの察知により2人が構えると
そこにいたのは小柄なツインテの少女だった。
輪回「…板場 弓美か?
それとも…ロイミュード072か?」
?「「そうねぇ、答えるとするなら…
両方かな?」」
すると目の前の人物はロイミュードの姿になった。
だが輪回は目の前の相手が072とは思えなかった。
しかし板場 弓美とも思えなかった。
何故なら目の前の相手からは人間とロイミュード、
2つの気配を両方とも感じるからだ。
ホムラ「1つの存在から人間とロイミュードの
2つの気配を両方とも感じる…ッ!
そうか、【融合進化態】か!」
ベル「それに彼女の心から
まるで方向性が違う やりたくない音楽を
無理矢理やらされてるような音が聞こえる」
ホムラ「どういう意味だ?」
ベル「多分だけど、彼女は誰かに操られてるよ!」
輪回「洗脳されてるって事か!」
?「「キヒヒ、キヒヒヒヒヒ…
キヒャヒャヒャヒャヒャ!!」」
ベル「姿が…!?」
すると、もう弓美とも072とも呼べない
目の前の存在の姿がドンドン変わっていった。
輪回「アレは…!?
なぁ、お二人さん【SCP】ってのを知ってるか?」
ベル「ボディガード?」
輪回「それはSPね。あと厳密に言うと
SPとボディガードは似てるようで違うからな」
ホムラ「SCPってのはアレだろ?
自然法則に反した異常な存在。
この世界だと架空の存在みたいだが、
俺は別世界で何度か戦った事もある」
輪回「恐らくだが、あのロイミュードは
そのSCPの1つがモチーフだろう。
ロイミュードもコピー元も
両方共アニメが大好きだったからな。
だから奴に名を付けるとしたら_」
目の前のロイミュードの融合進化が終わると
その姿は手には白い手袋を着けてる
軟体動物もしくは某 海賊王を思わせる
関節などが無くゴムホースのように
グニャグニャとした身体をしている
不気味な笑みを浮かべる人型の黒猫。
まるでラバーホースアニメのキャラクターが
現実世界に出て来たという表現が合っているだろう。
輪回「【カートゥーン ロイミュード】…!」
カートゥーン「キヒヒヒヒヒ…!!!
ア・ソ・ボ」
☆カートゥーン ロイミュード
この作品のオリジナルロイミュード。
シンフォギアのアニメちゃんと呼ばれている
三人娘の板場 弓美と弓美をコピーした
ロイミュード072がAホムラによって
無理矢理 融合させられ進化して生まれた
ドライブの歴史にも存在しない新たなロイミュード。
Aホムラの持つアークライダーのハッキング能力で
既に洗脳されている半 暴走 状態である。
能力はモチーフと同じく四肢を伸ばせる事と
アニメに存在する能力の再現。