〜後日〜
輪回「今日も072の監視に来たぞ」バンッ!
弓美「うわッ!?」
あれから数日が経ち、
輪回は ほぼ毎日072の監視に通っていた。
弓美「ちょっとホイール!せめてドアから入ってよ!
床やら天井やら出て来て、アンタは忍者か!」
輪回「いや、流石に忍者ライダーの力は持ってない。
それに仮にジブンが忍者だったとしても
アンタが好きなアニメっぽくて良くないか?」
弓美「それは…まぁ良いけど」
輪回「(良いんだ…チョロいなぁ)」
弓美「それと今アイツ…072なら いないわよ?」
輪回「『いない』? なら、何処に行ったんだ」
弓美「公平なジャンケン勝負の結果、
アタシが お菓子やジュースを用意して
072が新作DVDを借りに行ってる」
輪回「アイツを1人にさせたのか?仮にもアイツは
ロイミュード…ライダー怪人だって事を忘れるな。
いつ何がトリガーとなって暴れだすのか
分からないんだぞ?せめてアンタが保護者として
同行するなり なんなりするべきだろうに…」
弓美「保護者って…
アイツは そんな危険な存在じゃ_」
輪回「ノイズ出現の警報?(また はぐれ錬金術師が
アルカ・ノイズでも呼び出したのか?)」
弓美「ノイズが出た?って事は
もしかして…072が危ないッ!!」
輪回「おいおい、ノイズがいる所に行くつもりか?
そんなのは お友達のシンフォギア装者達に任せて
お前さんはシェルターに_って、いない…」
気がつけば弓美は おらず、
玄関のドアが開きっぱなしだった。
輪回「…はぁ、仕方ない」
〜072〜
072はロイミュードの姿で
人気の無い所まで逃げていた。
072「はぁ…!はぁ…!」
はぐれ「まさかアルカ・ノイズ達に襲わせてた
人間達の中にロボットが混ざってたとはなぁ…
どれ、捕まえた後で分解して解析してくれる」
帰り道で はぐれ錬金術師がアルカ・ノイズを召喚して
暴れさせていたので072はロイミュードの姿に戻って
指先から光弾を放ちアルカ・ノイズ達を撃退すると、
はぐれ錬金術師に目を付けられて追われて今に至る。
072「もう…!(コピー元の弓美なら誰かを守る為に
力を振るうと思ったから迎撃したのに、
狙われて追い回されるだなんて思いもしなかった!)」
はぐれ「抵抗すれば お前の身体を分解するぞ?」
072「くっ…こ_」
?「まさかだけど
『くっ…殺せ』だなんて言わないわよね?
そんな負けヒロインが言いそうなセリフ」
072「ッ!?」
弓美「アニメじゃないんだから」
072「弓美、なんで…!?」
弓美「理由なんていらないでしょ?
でも、どうしても理由が必要だって言うなら…!」
弓美は『ス〜ッ!』っと思いっきり息を吸い込み、
想いの丈を吐き出す。
弓美「『友達』とか、『親友』とかじゃ言い表せない。
『家族』と思えるアンタを助けたい!それだけよ!」
072「弓美…!」
はぐれ「誰だか知らないが、見られた以上…」
はぐれ錬金術師が腕を振るうとアルカ・ノイズ達は
弓美の方を向いて攻撃態勢に入る。
弓美「ッ!? (どうしよう!?
咄嗟に出てったから武器も何も持ってきてない!!)」
072「逃げて、弓美ッ!!」
はぐれ「殺れぇぇぇぇぇ!!!」
〈BOOSTRIKER〉
そんな窮地に、ブーストライカーに乗った輪回が
弓美に襲いかかるアルカ・ノイズを轢いて一掃した。
輪回「全く、自衛手段も無いのに
戦場に飛び込むなんてバカな事をするもんだ」
弓美「なッ!?
『バカ』って、言ってくれるじゃない…!」
輪回「はぁ…ホラ、恵んでやるから」
弓美「弓矢?」
輪回「それは ただの弓矢じゃないぞ。命を懸けて
世界を守ろうとしていた【門田ヒロミ】という男が
仮面ライダーとして戦う力を失いつつも、
全身全霊をかけて戦い続ける為に使っていた武器だ」
弓美「はへぇ〜」
輪回「んじゃ、後はジブンに任せな」
弓美「ちょ、ちょっと!
あんなノイズの大群を どうやって…!?」
輪回「悪いがジブンは質問が嫌いなんだ。
だから その疑問は…」
〈DESIRE DRIVER〉
輪回「こうやって答える!」
〈SET〉
輪回はデザイアドライバーを腰に装着すると、
輪回「変身!」
〈MAGNUM〉
ドライバーにマグナムバックルをセットして
バックルの弾倉を回転させてトリガーを引くと
6つの弾丸が鎧となって身に纏うと輪回の姿は
白いキツネのような姿になる。
弓美&072「キツネ!?」
はぐれ「な、なんだ その姿は…!?」
ギーツ「ジブンは…オレは【仮面ライダー ギーツ】。
その言葉を、お前は信じるか?」
〈READY FIGHT〉