馬鹿じゃねえのお前………作るか!!   作:もふもふニキ

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本編のあとにこれを出すと情緒不安定になってると思われると思う。俺も思った


私はお母さんではない

エンジニア部の研究と社長業の仕事の板挟みにあってた私だけど。トキが来てちょっとは楽になってきてる。とはいえ疲れるものはつかれるので、休日はゆっくりと寝てることにする……というのをしてたら既に9時を回って10時に差し掛かっていた。流石に起きるかなー…と思っていると。台所の方から物音が聞こえる。モゾモゾとベッドから出て。着替えて台所へ向かうと

 

「おはようございます」

 

なんと、トキが居た。一応仕事のあれこれも有るから渡しといてはいたんだけど。お前今日休日だぞ、休むのも仕事

 

「……何してるの?」

 

「食事の用意です」

 

こいつ料理できるのか?…って疑問に思ったけど、手元を見る限り。ちょっとした傷が出来てる。どうやら練習してくれたみたいだ、そんなことまでしなくていいのよ

 

「そっか…まあ、ありがと」

 

「いえ、私の今の雇い主はニアなので」

 

なんてことを言いつつ、出されたものはトーストとハムエッグ。あとはサラダとスープだ。簡素なものでは有るが、出されたものには文句をつけないのは常識だ。飯を作ってもらう有り難さを知れ。特にゲヘナ、フウカそろそろ切れてもいいと思ってるんだよな

 

「んじゃあ……いただきます。…あれ。トキのは?」

 

「私は、後で軽いもので済ませます。エージェントは皆さんそうですよ」

 

「んー……駄目、ちゃんと食べよ?」

 

怪訝そうな顔で此方を見てくるトキにそう言うと、半分渡す。私寝起きはあんまり食べれないからこれでちょうどいいのだ。差し出されたトキはあたふた、とまではいかないものの。怪訝そうな顔をしていた

 

「……ニアの分が少なくなってしまいますよ?」

 

「良いんだって…お前。リオ会長とはどうしてたの?」

 

「リオ様は、あまり食事らしい食事を摂ることが少なかったので…」

 

うっそだろお前。トキ放り出しっぱなしってことか、いやまあエージェントだって言うのも有るんだろうけど。もうちょいそこは考えてやりなよ。本人の気質が多分に原因有るにしても1割はリオ会長のせいだと思う。全面的にリオ会長が悪いとは言わないけど

 

「じゃあ私とは一緒に御飯食べる、いいね?」

 

「……側近は、友達では有りませんよ」

 

「今は友達でしょ?仕事中じゃないんだし」

 

歯切れの悪いトキにそう言いつつパンを齧ってると、ちょっとだけ驚いた風にしつつ。なんか大人しくご飯食べ始めた、それで良いのだ、私は仕事だけしてろなんて言いたくはないんだよ

 

「……あまり。美味しくない気がします」

 

「まあ、自分で作ったものだからなぁ。私は美味しいと思うけど」

 

普通の味だけど、私はこれでいい。あんまり高いものとかは好きじゃないんだよなぁ…うん、あの爆弾魔を思い出しちゃうから遠慮したいところでは有る。私を見るなりちょっかいかけてくるから嫌なんだよな。面はいいけど

 

「ん、パンカス付いてるぞ」

 

「む…ありがとう、ございます」

 

ナプキンで拭き拭きしてあげると。大人しくトキは受け入れる。こうしてると普通にかわいいやつなんだよな、あんまり常識無くてやらかすことも多かったりするけれど

 

「………」

 

そのままムチャムチャとご飯食べて後片付けする。そしてその後やることが無くなったのでボーッとしてると。トキも手持ち無沙汰なのか、ただボーっとしている。なにかするかなぁ

 

「そういえば、トキ。お前勉強大丈夫なの?」

 

そう聞くとあからさまに動揺して目線をそらした。まあ、そうだよな。留年してるからな…いや出席日数とか色々とあるけど勉強してる時間なんてなかっただろうから仕方がないか。じゃあお勉強でもしましょうかね

 

「……勉強、教えよっか?」

 

「……………お願いします」

 

そこからトキとのお勉強会が始まった、基礎知識しかなかったので。色々と四苦八苦している、うーんこの…なまじ周りが頭いいやつしか居なかった私の教え方が下手くそすぎるのも有るんじゃないだろうか?反省しないとなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──蒼望ニアという生徒は変わっている、私はリオ様の元側近で。一度とは言え敵対している関係性だ。他のミレニアムの生徒との壁は依然として有る、何も知らない生徒であろうと、私はほぼ不登校扱いで留年しているのもあって、関わり合いが薄い。それに関しては特に何かを思うことはない、ただ。戸惑うことは確かに存在する。

 

「うーん……これだと…んー」

 

参考書を片手に唸っているニアを見つつそう思う。私に義理立てする理由は、正直言ってあまり無い。むしろ何故こうしているのか、本音を言えば不可解そのもの、ニアに仕えている身では有るが。どうしてもそんな事を思ってしまう

 

「とりあえずテスト範囲まとめたのを入れて……あと基礎知識と…」

 

PCを操作し、私用に問題の作成と。何処を見れば解き方が分かるかを書いているのを記載していくニアをただ、黙ってみている。居心地が悪い、というのは多少なりとも有る

 

「あの……」

 

「んー……?」

 

声をかけてみれば、一旦手を止めて此方を見てくる、何もすることがなくて。暇だったから声をかけた、なんてことは言えないので。言葉が続かない私に、ニアは黙って立ち上がると。私の隣に座りました

 

「ほれ」

 

「あっ……ええと……」

 

そのまま膝の上に私を向かい合うように乗せた後。また資料作成の方に取り掛かるニアに何がなんだかわからなくなってきて。上手く喋ることが出来なくなってしまいました。…ですが、温かいですね……

 

「好きにしていーよ」

 

何を言っているのか、いまいち把握できなかった私でしたが。無意識のうちにニアの服の袖に手をかけようとしていたようで。引っ込めようとすると、逆にニアに手を掴まれて、ニアに体重を預けるような形となりました。

 

「ええと、従者にはこのような触れ合いは……んむぅ」

 

弁解し、離れようとすると。背中に緩く腕を回して引き寄せて、何度かぎゅう、ぎゅうとされてしまうと。離れたくないという気持ちが、目覚めてしまいます。

 

「良いんだって、好きにして」

 

本当に手を止めて、PCを操作していた方の手で、ニアの肩に頭を乗せるように促され。頭を乗せると、ゆっくりと左右に揺れ。揺りかごのようにしてくれました

 

「ゆっくりとお休み……」

 

ニアの言葉を聞きながら、私はゆっくりと瞼を閉じて。眠りの世界へと……

 

 

 

 

 

 

 

 

……起きた後。ニアの頬と肩まわりになにかの液体が付着していましたが。何だったのか一向に教えてくれませんでした。後で、ちゃんと話していただかなくては…




一旦これでトキの話は終わり、次誰だろうなぁ……

多分リオが去らずに残ってたら。トキはリオとニアの娘とか言われてたと思う

あとさ…ニアミカorミカニア……みたい?

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=305121&uid=169733

ちょっとした懸念事項

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