馬鹿じゃねえのお前………作るか!!   作:もふもふニキ

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年内最後かもしれないやつ


小鳥遊ホシノ EX①アビドスキブリオオカミ

私とニアちゃんが恋人になってからしばらくたった。騒がしい日常にニアちゃんが混ざるだけで、更に日常は騒がしくなった。

 

ニアちゃんは元々面倒見が良い性格なんだろう、1年生に勉強を教えたりとかしてたり。資金繰りのコツを教えたり、いいアルバイトを教えてくれたりとか。なんならニアちゃんが仕事をくれたりする。

 

交代制で夜間パトロールをすることになったのもあって大分私の方も余裕ができた…出来たんだけれど……

 

「…………」

 

最近シロコちゃんがうるさい。騒がしいのではなく、うるさい、具体的に言えばニアちゃんと一緒に騒ぐことが多い。

 

いや、普通に遊んでる分には。いいんだ、うん、おじさんもそれでいいと思う。どっちも楽しそうだし、それはまあ良いんだけどね?

 

「……ニアちゃん、その格好……何?」

 

「これですか?えっと……シロコがホシノ先輩の好きそうな服こういうのだよって。教えてくれたので…」

 

「シロコちゃぁん、ちょっとお話あるから今すぐ来てくれるかなぁ!?」

 

ニアちゃんが着てるのは可愛らしいワンピースだ、私がこういうの好きだし。ニアちゃんが着たらどうなるだろうなーというのは妄想してた。そのとき物凄く気持ち悪い顔をしていただろう。

 

「……もしかして似「そんなことは一言も言ってないよ?うん、可愛いよ自信持って?」あ、ありがとう……ございます……」

 

いいや、可愛いよ?可愛いよ?すごく可愛いよ?どっちかと言うと男装似合いそうな雰囲気があるからギャップがやばいことになっててすごく可愛いよ?ちょっと不安にさせてごめんね?でもその後心底嬉しそうな顔は辞めてね?ちょっと絶えきれないから、おじさんの防御貫通しちゃうから。いけないよ???

 

ってそうじゃない!!!!

 

おのれシロコちゃん………!!ニアちゃんとのイチャラブデートの口実を一つ潰したな…!!それも変なのじゃなくてしっかり私のツボを抑えつつ、ニアちゃんにもオシャレっていうのをしっかり覚えさせていくようなチョイスしたな……!!

 

怒るに怒れないというか。ありがとうと何してんのさが同時に来るようなことをしないでほしいんだけど!!!!

 

「……ホシノ先輩呼んだ?」

 

呼んだら来た、最近私かニアちゃんが呼ぶと何処からともなく出てくるようになってて怖いよちょっと。ストーカー行為一歩寸前だと思うなおじさん

 

「シロコちゃん、あのね?「シロコ、あのねあのね」ニアちゃん!?」

 

私の声を遮ってニアちゃんがシロコちゃんの方へ駆け出していく、え?私よりもシロコちゃんのほうが優先度高かったりする?ほんと?おじさん泣いちゃうよ?ギャン泣きするよ???

 

「ホシノ先輩、喜んでくれた?」

 

「うん、喜んでくれたよ。とっても、ありがとうシロコ」

 

「ん、それなら私も嬉しい」

 

シロコに報告するニアちゃんの顔は、私に見せる笑顔とはまた違った眩しい笑顔だった。親友へ心からの感謝を述べているんだろう、そしてとっても嬉しそうだ。それを受けてシロコちゃんもとっても嬉しそうだ、あんまり表情を変えることがなかったシロコちゃんは。私とニアちゃんがこうなってから随分と表情豊かになってきている感じが有る

 

「ホシノ先輩」

 

「ん?なんだいニアちゃん」

 

なんだか微笑ましい気分になっているとニアちゃんが声をかけてくる

 

「後でデート行きましょう、デート!前にホシノ先輩にかった服で」

 

「ぶっふぉ!?」

 

ニアちゃん、最近どストレートでそういうこと言うようになったよね!?最初はあんなにもじもじしてたくせにいつの間にそうなっちゃったの?よわよわニアちゃんからつよつよニアちゃんになったの?そんな事を思いつつ不意にシロコちゃんを見ると

 

「(無言のサムズアップ)」

 

シロコちゃんが犯人かぁ!!!どうりでねぇ!!!

 

こういうストレートな言動を教えるって言ったらアビドスだとシロコちゃんしか居ないと思うんだよなぁって思ってたけどほんとにやるコトないよねぇ!?ありがとうねぇ!?キレながら感謝するみたいなことをしていると。不意にニアちゃんがシロコちゃんの方を見る

 

「シロコも来る?」

 

ニアちゃん、それはデートと呼べるのかい?いや、シロコちゃんが居てもいいと言うか。どうせ勝手についてくるんだろうからそれでも良い気がするけど……としていると、シロコちゃんがニアちゃんの方を見て一言

 

「クソボケ」

 

「!?」

 

唐突な暴言がニアちゃんを襲う!!いやまあ、私もほんの少しだけ思うところはあったけど……

 

「ニア、ホシノ先輩はニアとのデートが一番最近の楽しみ。妄想してジタバタしてのたうち回った後にだらしない顔するぐらいには最近ニア成分が足りてないはず。その貴重な補給機会に他人を誘うのは駄目、クソボケ、おたんこなす。イチャラブの全方位テロリスト」

 

「ご、ごめんなさい……」

 

うん、最初の方で私にとんでもない流れ弾が来たような気がする??え、待って。あの妄想してるところバッチリ見られたりしてる?もしかして、そういうときは近寄らないようにしてるとか?確かに、最近そういう妄想することが多くはなってきてるけど…え、もしかして全員にバレてる?

 

あとイチャラブの全方位テロリストって何?

 

「私にはまたイチャラブチュッチュッしたあとの感想を送ってくれるだけでいいよ。楽しんできて」

 

「うん……わかった!」

 

そこはわかんなくて良いんだよ???イチャラブチュッチュッの感想ってそれすなわち、私の痴態までさらされるってことだよね?どういう顔してたとか。どういうコトしたとか、ニアちゃん視点でシロコちゃんに伝わるってことだよね????

 

 

…………待って?????????

 

『また』ってことは………????????・

 

「えっとぉ………シロコちゃんにニアちゃん?一つ聴いて良い?」

 

「デートの日程ですか?」

 

「それともプラン?」

 

いやデートの日程はいつでもいいし何なら今からでもおじさんのほうは大丈夫だから今すぐにでも言っていいなら行きたいんだけど。プランに着いては割りと気にしないというかなんでナチュラルに二人して聞きそうなこと言ってるのかな?以心伝心?おじさんとニアちゃんまだそこまで行けてないよ?辞めてくれない?おじさんまたネガティブになっちゃうよ???…って、そうじゃなくて

 

「あのぉ………前のデートのことは。シロコちゃんも知ってるんだよね?」

 

「はい、知ってますよ?」

 

「じゃあ……ええと、その後のことは?」

 

恐る恐る聴いてみたら、まあデートのことは知っているというのはもう分かってるんだ。問題はそこじゃない、その後のあれこれがシロコちゃんにバレているかどうかが問題なんだ。視線をシロコちゃんに移せば……

 

「詳しくは知らない」

 

「そっかぁ……なら」

 

「ニアのことをホシノ先輩が襲ってグチャグチャにして、ニアのことをお嫁に行けないようにした後。最後はイチャラブチュッチュッして仲直りしたっていうことしか」

 

「ニアちゃァァァァん!?!?!?!?」

 

全然くわしく知ってるよねぇ!?どうしてかなぁ!?どうしてそうやっておじさんのことおちょくるかなぁ!?知ってるなら知ってるでいいんだけどなぁ!?!?おじさん、そろそろ怒るよ!!

 

そして名前を叫ばれたニアちゃんはというと

 

「……ホシノ先輩が責任取ってくれるって言ったから」

 

言ってないよ!?言ってない!!!少なくともお嫁に行けないようにしたあとには言って…言ってぇ………いや、どろどろのグチャグチャにしたときにもしかしたら言ってたかも知れない……言ってたかも……?うぅ……

 

「だから、ホシノ先輩がニアのこと捨てないように監視する。ん、だからイチャラブチュッチュッして報告すべき」

 

「シロコちゃんはどういう立場でそんなコト言ってるの!?」

 

「私?私は………」

 

一旦シロコちゃんは言葉を区切った後、ニアちゃんと私の手を取った

 

「ニアの親友で」

 

ニアちゃんを見て

 

「ホシノ先輩の事を慕ってる後輩で」

 

私を見て

 

「……そんな二人が、幸せになって欲しいって思ってる。そんな立場」

 

「シロコ……」

 

「シロコちゃん……」

 

噛みしめるような、そんな事を言ってくるシロコちゃんを私とニアちゃんは無意識にぎゅっと抱きしめていた。それを受けてシロコちゃんも嬉しそうな顔をしている。いい後輩だよ本当に……

 

「……ん、だから私の前でイチャラブチュッチュして?」

 

「締まらないなぁ!?」

 

「…シロコが見たいって言うなら」

 

「ニアちゃん!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

この後イチャラブチュッチュッしてシロコが満足そうにして、ニアがうれしはずかしで、ホシノが羞恥心で撃沈するのはまた後の話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蒼望ニア:オシャレという単語を額面上でしか知らなかったためシロコに色々と仕込まれている。とはいえ、一般的なオシャレ、というものではなく。小鳥遊ホシノだけを殺すコーディネートを叩き込んでいる。全戦全勝である、イチャラブチュッチュしたあとに、今度は二人きりの時にとホシノにいってリミッター解除したホシノにその場でめちゃめちゃにされた。全年齢ではお出しできなくなった

 

小鳥遊ホシノ:最近アビドスキブリオオカミのせいでニアが変わっていくのを危険に思っていたが、自分好みになっているので止めるに止められない。デートを誘うときもあるけれど、その場合はあとから来たニアの姿に撃沈し、ニアからデートに誘われればその時点で撃沈してしまう。全戦全敗の敗北者、イチャラブチュッチュして恥ずかしすぎたがニアに煽られて本気でヤッた。その様子をシロコに見られたのでのたうち回って3階から飛び降りそうになったのを二人に止められた。

 

砂狼シロコ:学名「アビドスキブリオオカミ」生態はニアとホシノがイチャラブチュッチュしまくることをひたすら観察して生きている。実はニアのホシノのことを喋るときの顔と、ホシノがニアのことを喋るときの顔が同じだったのでその時からくっつける気でいた。唐突にイチャラブチュッチュさせてホシノがイチャラブチュッチュッの本気を出してドロドロにしているところをずっと観察していた。二人がイチャラブチュッチュしてるのを見てるのが好きなので二人の間にはなるべく入りたくない、けど二人にとっては。恋人と同じぐらい大事にされている、そのことをシロコも把握しており、彼女達の手助けをするのは精一杯の愛情の恩返しである。仮に二人が結婚したら家族として迎えようか、とニアとホシノは話している

 




ニアとホシノからすると、シロコは恩人であり。ホシノからはかわいい後輩で、ニアからは親しい親友という感情を向けられており。シロコは受けている愛情の大きさで表情豊かに笑うようにもなってたりする。最初からこうだったらホシノに勝ち目がないぐらいには豊か。ニアからはかわいい…とよく撫で回されている
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