馬鹿じゃねえのお前………作るか!!   作:もふもふニキ

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需要があるようなのでちょっとだけ続くんじゃ

ニアは2年生、ウタハは3年生。なので1年間はずっと二人っきりで活動していたということを加味した上で御覧ください


そしてゲヘナ側の生徒もニアと関わってることで態度と性格がが若干変動しています


ゲヘッパリめ!!こいつでも喰らえ!!

エンジニア部は武器の調整から都市の整備までいろんなことをやっている。というわけで今日はお仕事の日である…というが今日はミレニアムからの発注ではなかったりする

 

発注元はゲヘナ、うん。正直あんまり行きたくないけれど、仲のいいやつは居ないわけじゃないので友人にちょっかいかけに行くだけでもある

 

まあ、それはそれとして

 

「輸送車爆撃すんのはどうなんよゲヘッパリ共……」

 

「申し訳ありません、封鎖に隙があったようで」

 

「しっかりしろよ公然わいせつ罪候補」

 

「なんですかその言い方!?」

 

ミレニアムサイエンススクールの輸送車を襲うとはいい度胸じゃねえかこの野郎、ってピキピキしてると深い溜め息を付きながら謝ってくる横t……じゃなかったアコに軽口叩くと半ギレしてくる、お前は言われてもしゃーねえよ

 

「いやどう考えてもやばいだろその服装、アホ丸出しじゃん」

 

「貴女の所の後輩もなかなか際どい服を着てませんでしたっけ!?」

 

「うちのヒビキはそこまでじゃないしあれはコスプレ要素もあるんですー、体操服のほうが露出がないって言われたお前ほどじゃないですー」

 

ウギギギギギとなってるアコ弄りをしてると、振り切ったと思ったアホどもが追いついたらしく周りが騒がしい

 

「ねえねえ、めんどくさいからふっ飛ばしてもいいアイツら?他校に喧嘩売ってんだからいいよな?」

 

「……やむを得ません、いいでしょう。」

 

OKサインが出たので輸送車を止めて、荷台の扉を開く。まあ荷物を差し出すのでは無く、防衛用の機能を起動するためだ

 

「薙ぎ払えウタハ先輩特製設置型タレット『電ちゃんMK4』!!!」

 

『アババババババババ!!??』

 

輸送車に取り付けてた4つの電ちゃんMK4から夥しいほどの弾丸が吐き出される、これ1個でユウカのフルファイアと同じ火力出せるんだぜ!!つかこれ元々勉強椅子だったらしいんだよな…コンセプトは戦場でも勉強できる椅子と机の椅子らしい、あの人も大概変人だ

 

なんでこんなもんついてるかって?それは前に輸送してたときにゴロツキに絡まれてお釈迦になったことが発端だったりする、荷物は無事だったし私も無事だった。というか普通に降りてバスタースマートガンで焼き払った、下手人はヴァルキューレに連行された。ざまあみろ…そいえばカンちゃん元気かな。仕事詰めで倒れてないといいけど

 

「……貴女の先輩も随分心配性ですね」

 

「いや?襲われやすいことをいいことに新兵器の実験に使ってるだけだよ多分」

 

なんかその後、ちょくちょく輸送車の改造してくれてるんだよねウタハ先輩。毎回毎回武器違うし、前は火炎放射器だったかな、何つけてるんだって思ったわ。ちなみに装甲は対物装甲と電磁阻害防壁、もう戦車だよこれ。遊びすぎだろあの人

 

「はぁ……」

 

なんだそのため息は貴様、その横乳引っ叩くぞと思いつつゴロツキゲヘッパリを仕留めてお縄にかけた、他校。しかもミレニアムハイスクールへの暴力行為は割と重かったりする。技術屋が死んだり怪我するとキヴォトスの発展の阻害になるから致し方なし

 

 

───ゲヘナ学園。風紀委員本部

 

「ヒナ委員長、戻りました」

 

「お久しぶりですヒナ風紀委員長」

 

アコがいつも通り、ニアは仕事モードなのか礼儀正しく挨拶をする、挨拶を受けた相手はゲヘナの苦労人ことヒナだ。大変そうだよなこの人ってよく思ってる

 

「おかえりアコ、下手人の処罰の方は既に敢行済み。あっちに流して沙汰を急がせてる。他校の生徒…懇意にしてるミレニアムサイエンススクールのマイスターを襲撃したとあってはあっちから何をされるかわからないし、ご苦労。そしていらっしゃいニア…ごめんなさい、こちらの不手際だった。アコじゃなくイオリに向かわせたほうが楽だったかもしれないけれど。手が回らなくて」

 

「いえ。風紀委員が多忙なことは把握済みですし、アコ行政官を派遣して頂いただけでも助かりました。戦闘行為の許可を取るといういみではアコ行政官のほうが適任だったと思われます。お気遣いのほど、ありがとうございました」

 

書類を見ていた視線をこちらに向けつつ。一息つくように息を吐いてからアコにねぎらいの言葉を、ニアには謝罪の言葉を述べる。それに対してニアはお気遣いなく、というような口調で逆にヒナを労うのだった

 

そして暫くの間取引のお話。ゲヘッパリ共に破壊された道路の修繕やら諸々の補修依頼、弾薬の交渉。あとは個人的なつながりで風紀委員の武器のオーバーホールなんかもやってたりする

 

「そういえば、いくら個人的な繋がりかつ表面的には敵対行動をしていないとはいえ。他人、それも他校の生徒に命を預ける銃のオーバーホールを依頼するのはいささか警戒心にかけると思うのですが」

 

前々から気になってたことを聞いてみる、普通はそういうのはお抱えの技術者にやらせるもんだ。或いは自分でやるかの二択のハズだけど、と問いかけるとヒナ委員長とアコがお互いを見たあと苦笑する

 

「……君はそういうことをするような人間じゃないことは話をしていて把握済みだよ。仮にやられたとしてもすぐ気づく」

 

ヒナ委員長は持ち前のエグい実力に裏打ちされたものでそう言い切り

 

「確かに、ゲヘナではそういうことが起こり得ると残念ながら言えるかもしれません、ですが貴女はミレニアムハイスクールの生徒。それもマイスター…そういう方が。自分の仕事にそういったことをするのもさせるのも激しい嫌悪感の抱く職人気質なところがありますから。心配は最初からしていませんよ」

 

アコは酸いも甘いも噛み分けてきた経験と、マイスターの矜持があるだろうからと言い切る

 

「…そう、ですか」

 

ちょっと照れくさくなる、自分の腕云々より。今までマイスターが積み上げてきたものが認められているということは誇るべきものであり、ウタハ先輩やその前の歴代の先輩方に敬意を払うことを忘れないようにしよう

 

「ニアは仕事になると真面目になるから、こういうのは慣れていなさそうだね」

 

「ふふ、そうですね」

 

ヒナ委員長とアコに笑われる。うるせいやい、腕としてはウタハ先輩のほうが上なんだから。なんてことを思いつつオーバーホールを完了させる、ヒナ委員長。たまに銃身でぶん殴るとかいう技術屋泣かせ…いやウタハ先輩のあれもハンマーみたいなもんか

 

「では、もう一人の整備してきます」

 

「いってらっしゃい」

 

「お気をつけて」

 

そそくさと風紀委員本部から退散する、もうひとりの整備ってのはイオリのことだ。ちなみにゲヘナとの関わりの最初はイオリだったかな、同学年だし…ヒナ委員長とはそれ絡みで。アコとは…まあ。色々とあって呼び捨てするようになった、あっちからそれでいいと言われてるんだけどね

 

懐かしいな、あの頃…

 

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『頑張った、と口に出すのは人を褒めるときに言うもんであって。自分の慰めるもんじゃない。仕事を請け負った以上、『頑張った』というのは言い訳にしかならん』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──コ、───?アコ、大丈夫?」

 

「…すみませんヒナ委員長。気がそれていました」

 

───蒼望ニアが出ていったドアを暫くの間なんとなしに見ている、そうしているとヒナ委員長に声をかけられて意識をこちら側へと引き戻す

 

いけない、思いふけっていた。書類仕事に集中しなくては。と思ったが手は動いていたようで既に終わっていた、一種の無意識レベルで刷り込まれた動作だったのだろう

 

「ふふ、アコはニアが来ると大体そうなるよね」

 

「そ、そんなことはありませんから!?」

 

なんてからかい混じりにそう言うと慌てて否定する、それはヒナ委員長が更におかしそうに笑うのを増長させるだけであった

 

「それで、どう?ストレス発散になった?」

 

「ええ、はい…ありがとうございました」

 

実は蒼望ニア……彼女の案内を引き受けたのは私だ、イオリを派遣するほうが合理的ではあったが。立候補してヒナ委員長が許可してくれた。ちょうどイオリが別件で立て込んでいるというのも相まって不審がられなかった

 

「ニアは聞き上手だから、アコのストレス発散の相手にはちょうどいいかなって。私相手だと言いにくいこともあるだろうし」

 

等とヒナ委員長はクスリ、と笑いながらそういう。彼女は聞き上手かつ守秘義務をよく理解してるから口外することも……口を割ることもない、以前。彼女を巻き込むことになった際も

 

『顧客の情報は何があっても渡さない、殺したきゃ殺せばいい。どっちにしろ情報は漏らさない』

 

と一点張りして私達に協力してくれたことがあった、一年前の出来事…あまり思い出したくもない。だけど、心の内を開かせる相手が増えたという意味ではいい思い出に該当する

 

また折を見て話すとしよう

 

 

 

※以下小話

 

『ゲヘナから帰ってきたらウタハ先輩が泡拭いて倒れたんだけど』(時系列1年前)

 

ゲヘッパリ共、輸送車壊しやがってあんちきしょう。風紀委員連中がなんとかしてくれたからまだいいけどあとで抗議してやるからな…と思いながら包帯を巻いた腕を見つつミレニアムサイエンススクールに戻る、さてご飯ご飯

 

「あぁ、おかえ………り……?」

 

エンジニア部の唯一の同部の人にして先輩のウタハ先輩がこちらを見るとフリーズして固まる、どったんだろウタハ先輩。包帯巻いてるのが気になるんかな?

 

「ただいまですウタハ先輩、聞いてくださいよ~ゲヘナの運送してたらゴロツキに絡まれ…あれ?ウタハ先輩~?」

 

フリーズして固まるウタハ先輩に声をかける、反応がない。どうしたんだいウタハ先輩

 

「ブクブクブク」

 

「ウワー!?ウタハ先輩が泡吹いてるゥゥゥゥゥゥ!?!?!?」

 

このあと再起動したウタハ先輩にメディカルチェックを強要されつつセミナーに連行されてお説教されました、なお

 

「キヴォトスじゃ当たり前じゃないですか〜」

 

と言ったらめちゃくちゃ怖い顔された挙げ句ユウカとノアにも詰められました、キヴォトスじゃ当たり前じゃねえか!!怪我なんて!!

 

以下その時の心境

 

ニア「別に大した怪我じゃないんだからそこまで怒らんでもアッハイナンデモアリマセン」

 

ウタハ「君は私の唯一の後輩であることを忘れないように(1年間二人っきりで切り盛りして自分の技術もそうだけど。それ抜きに慕ってくれてなおかつ自分の下で仕事したいと言ってくれてる後輩が他の学校のゴロツキに絡まれてキズモノにされてきれねえわけねんだわ状態となっている)」

 

ユウカ「もう少し危機感持ってくれないかしら!?(他校の生徒に襲われてケロッとしてるのが気に入らない、それで動けなくなったらどうするんだ状態になっている)」

 

ノア「少しお時間、宜しいでしょうか?(どう合法的にゲヘナを潰すか考えてる状態になっている)」

 

 

 

 

 

 

 

 




なおニアがウタハにはゲヘナに行ってきますというと珍しく物凄く嫌そうな顔をするとヒビキが言っている様子



わあ、もう赤バーついた……感想とここすきよろしくな!


活動報告にネタ置き場置いてるぜ

曇らせ有りの予定は無いけど、この主人公で曇らせ需要ある?

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  • あるけど別の小説で書いてくれ
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