エスパー・ライアー ライアー・ライアーの世界にエスパーが転生したようです   作:但野ミラクル

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ゲームの設定とかアビリティが複雑過ぎてここは違うだろ!みたいなところが出てくるかも知れませんが、ご了承ください。


偽物が三人と脅迫犯がいるアストラル

 えー、何かやばそうなことが複数起こったので報告していきたい。

 まず、二人目の偽物の彩園寺更紗の登場である。ネット上に今いる彩園寺更紗は偽物であるとする二代目偽物彩園寺更紗が出てきたのである。ややこしいわ。その二代目はアストラルで先に篠原を倒せたものが本物とか言っている。訳がわからないよ。

 次になんか倉橋御門が逃げたらしい。あの野郎、しぶといな。後何かたくらんでいるっぽい。ちくしょうめ、覚えてろよ。すぐに潰してやるからな。

 三つ目、英明学園がアストラルという大規模なイベントで五位以下になると星が一つ没収されるので篠原君の嘘がばれます。篠原君は毎回毎回大変だなあ。

 まあ、三つ目に関しては私も無関係ではないけどさ。私も十一番区の弥生学園の生徒として参加させられる。一応六星なのでね。

 そんなわけで弥生学園の会議室に今私はいる。

「さてメンバーは集まりましたね」

「……そうだな」

「さっさと話し合いを始めましょうぜ、俺は忙しいんです」

「……」

「はあ、まあ、早く始めません?」

 会議室に集まったのはアストラルに参加する五人である。アストラルは各学園の生徒が五人選ばれ参加する決闘である。

 そんな訳で顔合わせであるのだが、なんか雰囲気が良くない。

 メンバーは私、生徒会長、四星の橋本さん、真夏ちゃん、唯一さんだ。

 んーなんかやる気がないみたい?弥生学園があまり成績良くないからアストラルでも勝てないし、恥をかくだけだと決めつけている感じか?生徒会長はなるべくいい順位につけたいみたいだけどね。

 んー。ここは士気を上げるか。

「ねえ、橋本さん、真夏さん、唯一さん」

「?」

「なんです?」

「……?」

「ゲームをしないかい? 私と君たち三人で」

「「「え?」」」

 私のセリフに三人がきょとんとした顔になる。

「君たちがやる気がないのは見てわかる。それがアストラルで勝てる自信がないからというのもね 」

「「「……」」」

「なら見せて上げよう、正しい戦略、戦術を行うことで勝てると言うことを」

 なーんて言ったけどやるのは単純なゲームだ。私はコインを財布から取り出す。

「今からコインを投げるから表か裏を当ててくれ。それを五回までやって私より多く表か裏かを一人でも私以上に当てられたら勝ちとする」

「は? そんなの運次第じゃ」

「……いや、これ必勝法があるな」

「……あ」

 そういうことだ。ここにある条件を付け加えることで確実に勝てる。

「あなたより後に宣言をしていいのなら、一人でもあなたと全て同じ回答をすれば、あなた以上には正答していることになる」

 そう、以上だから私と同じ数でも当てれば勝ちになる。

「ね? 勝てるでしょ?」

「……つまり正しい対策をすれば強い相手でも倒せると?」

「……流石に机上の空論では?」

 真夏ちゃんが半目で言った。

「まあね。流石に必ずではなく、運も絡む。でも強い相手でも一点張りなら対策をしきれず沈むこともあり得なくはない、条件次第だけどね」

「……つまり一点張りの賭けというわけですか?」

 唯一君の質問に私は頷かない。

「違う、五発の賭けだよ。五人それぞれが賭けの手札を持つ」

 私はそう言って笑った。

 

 

 

 アストラルの開始の一日前、俺、篠原緋呂斗は悩んでいた。

「弥生学園をどうするかねえ」

 弥生学園、それは天崎心のいる学園であるが、あまり強いと言われたところではない。正直普通なら他の学園を警戒をすべきなのだが……何か警戒をしないとまずい気がするのだ。

 アストラルのゲームは参加する五人がそれぞれ五つの司令官や剣闘士、役職に付き他の学園を倒していき、拠点を奪っていくものだ。拠点を手に入れる方法はアストラル限定で使える中和というスペルで拠点を増やすか、学園の生徒を全員倒せばその最後の生徒を倒した学園の拠点になる。

 もう少し詳しく述べるとするなら以下のようになる。期間は5月9日の月曜から13日の金曜まで。それぞれ9時から12時の前半、14時から17時の後半に分割され、計10パートで行われる。

 ゲームフィールドは全100万マスで構成され随所に拠点と呼ばれるスポットが置かれている。拠点は二拠点なら線上、三拠点以上なら多角形に囲まれたすべてのマスが該当チームのエリアとなり割り振られたカラーへと塗り替えられる。

拠点からは一定時間おきにスペルと呼ばれる消費型能力が排出される。また、硬直時間制と呼ばれるシステムがありスペルなど使用するとその後一定時間すべてのアクションが実行不能となる。この硬直の長さは各プレイヤーに設定された行動値から算出される。

 そしてアストラルには五つの役職が存在し同チーム内での重複は不可、役職は司令官、剣闘士、斥候、守護者、魔術師の五つ。

 敗北条件については各プレイヤーの所持するライフポイントがゼロになった場合そのプレイヤーは脱落となっている。このライフポイントは上限が5となっており各パート終了時に全回復。そしてメンバーが全員脱落あるいは所持エリアがゼロになるとそのチームは敗北。

 勝利条件は全ての拠点の占拠か他の勢力を全員倒すかのどちらか。

 後は何か敗者復活戦のmtcgというゲームもある。

 

 

 

 まあ、こんな感じである。

 要するに役職を持っている五人で敵を倒したり拠点を広げて一位を目指せ。ルールは戦闘ありの多人数型オセロ。ざっくりといえばであるが。

 さあどうなるかな?アストラル。どう動く天崎心。

 

 

 

 




ライアー・ライアーの二次創作増えないかなあと思う今日この頃であります。

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