燃え残り   作:名無し

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楽園の在り方

─トリニティ・自治区─

 

ハスミ「…これにて、今日の訓練を終了します

それでは休息の後、それぞれの持ち場へ、お疲れ様でした」

 

「「お疲れ様でした!!」」

 

イチカ「……」

 

マシロ「…どうかしましたか?イチカ先輩」

 

イチカ「うーん…最近新しく訓練に取り入れた項目なんすけど」

 

マシロ「…ああ、高機動型のゴリアテを想定した訓練ですか?」

 

イチカ「…イマイチ、必要性を感じない…というか

下級生の子達も、その訓練をしてる分、他の事が疎かになったって不満が上がってて」

 

マシロ「……確かに、私も「時速200キロの巨大な的を狙え」と言われても…本当にそんな場面が来るのか疑問でした」

 

イチカ「…やっぱり、先輩方に直接話を聞いてくるっす」

 

──

 

イチカ「って事で、訓練内容の見直しとまでは言いませんけど…もう少し具体的にこの訓練の意味を教えてほしいっす

みんな今のやり方に疑問を感じてるのは…ハスミ先輩もツルギ先輩も気付いてるっすよね?」

 

ハスミ「…不満が上がるのは想像していましたが」

 

ツルギ「……」

 

ツルギ「この訓練は、ティーパーティも絡んでいる」

 

イチカ「…ティーパーティが?」

 

ツルギ「予測し得る最悪の事態を想像している」

 

イチカ「つまり…どういう事っすか?

詳しい事は先輩方も知らないって事っすか?」

 

ハスミ「…必要性について疑問を感じているのは、私たちも同じです

なので、一度…シャーレの先生に話を聞いてみようかと」

 

イチカ「シャーレの先生?…ティーパーティからの指示なんすよね?

なんでシャーレが出てくるんすか?」

 

ツルギ「…シャーレからティーパーティに、極秘である兵器に関する資料が提供された

内容に関しては…開示できない」

 

イチカ「そんなに危険なものなんすか?」

 

ツルギ(こくり)

 

イチカ「だったら尚更教えてほしい気もするっすけど…」

 

ツルギ「……」

 

イチカ「…仕方ないっすね…そういう事なら、不満のある子達にはうまく言っとくっす」

 

ハスミ「ありがとうございます、頼みましたよ、イチカ

私たちはシャーレに向かいます」

 

ツルギ「何かあったらすぐに連絡しろ」

 

イチカ「了解っす」

 

 

 

─シャーレ・オフィス─

 

ウォルター「…アロナ、データを連邦生徒会に転送しろ」

 

アロナ『はい、わかりました!先生』

 

ウォルター「……残りは、紙か…」

 

積み上げられた書類を眺める

一枚一枚は薄い紙が今ではどんな本よりも分厚く積み上げられている

これでもかなり片付けた方だ

 

書類に強い生徒の助けを借り、無数に降ってくる仕事を次々と片付け、ようやく一人でも終わると思える量にまで減らせた

 

だが、改めて向き合うと…手伝ってくれていた生徒を帰したことを後悔せずにはいられない

かと言って、生徒には生徒の生活がある…

あまり長時間縛り付けるわけにはいかない

 

ウォルター「……とりあえず、一息入れるか」

 

(コンコンコン)

 

ウォルター「……」

 

ガラス戸越しに訪問者と目が合うと同時に扉が開き、入ってくる

軽い会釈の後、その生徒は悠々とシャーレを歩き、辺りを見回してソファに腰掛ける

 

そして座ったかと思えば立ち上がり、手でソファを押し、感触を確かめるような動作の後、先ほどとは違う体勢でソファに深く座る

 

ウォルター「……」

 

本を取り出しながらこちらの視線に気づいたような少女が口を開く

 

イロハ「ああ、すみません…エスプレッソをもらっても良いですか?」

 

ウォルター「待て、お前は誰だ」

 

イロハ「…はあ……そうですね、面倒を先に片付けてしまいましょう」

 

イロハ「私は棗(なつめ)イロハです、万魔殿(パンデモニウム・ソサエティー)の戦車長を務めています

ここに来た理由としては、マコト先輩に「シャーレの先生を懐柔して味方につけろ」と言われたからです」

 

ウォルター「…マコト……ゲヘナの生徒会長、羽沼(はぬま)マコトか」

 

イロハ「ええ、では、目的は果たしましたので…

あ、エスプレッソがなければ普通のコーヒーでも良いので」

 

再びソファに腰掛け、本を読み始める

 

ウォルター「待て」

 

イロハ「……なんですか」

 

ウォルター「…お前はそれで良いのか」

 

イロハ「ええ、今回の仕事、私はサボる良い口実程度に思ってますので」

 

ウォルター「…それなら、構わん」

 

ウォルター(しかし、戦車長か…いや、だが…)

 

イロハ「……?」

 

悩みながらインスタントのコーヒーを作り、差し出す

 

イロハ「…すん……先生、頂いておいてこういう事を言うのは野暮ですが、嗜好品の質にはこだわるべきだと思います

他の客人にも同じものを出すんですか?」

 

ウォルター「…十分上等だと思ったが」

 

イロハ「…はあ……今回はコレで我慢しましょう…」

 

(コンコンコン)

 

ウォルター「…また来客か」

 

(ガチャ)

 

ハスミ「失礼します、おや…先客が……貴方は…!」

 

イロハ「…確か、トリニティの…正義実現委員会」

 

ハスミ「…ゲヘナの生徒がシャーレに一体何の用です?」

 

イロハ「シャーレは中立の存在、どこの生徒がいてもおかしくはないはずですが

それに…正義実現委員会の副委員長が…いや、委員長も居られるようですが…

何かシャーレに頼るような事件でも?」

 

ツルギ「……」

 

ウォルター「落ち着け、棗(なつめ)」

 

イロハ「…ええ、私も面倒は御免ですので」

 

ツルギ「ハスミ、お前もだ」

 

ハスミ「…わかっています」

 

ツルギ「先生、お初にお目にかかります

正義実現委員会、委員長の…」

 

ウォルター「剣先(けんざき)ツルギ委員長か、噂は聞いている」

 

ツルギ「……」

 

ウォルター「……?」

 

ツルギ(噂……うわ、さ…?……え?う、噂って、ど、どの…!?)

 

ハスミ「ツルギ、本題を」

 

ツルギ「えっあ……せ、先生、ええと、その…」

 

ウォルター「……少し待て、飲み物を淹れる」

 

──

 

(コトッ)

 

ハスミ「ありがとうございます…おや、この香り…

随分と良い茶葉を使っていらっしゃるのですね」

 

ウォルター「……先日、トリニティに行く機会があった

その時にトリニティの生徒から貰ったものだ」

 

ハスミ「なるほど、道理で」

 

イロハ「…先生、私にも一杯いただけますか?」

 

ウォルター「……ああ」

 

(カチャ…トポポポボッ)

 

ツルギ「……」

 

ハスミ「ツルギ?…どうかしましたか?」

 

ツルギ「…い、いや」

 

ウォルター「棗(なつめ)」

 

イロハ「ありがとうございます、先生」

 

ウォルター「…剣先(けんざき)、羽川(はねかわ)、要件を聞こう」

 

ハスミ「そうでしたね…ですが」

 

イロハ「…なるほど、ゲヘナの前では話せない、と」

 

ハスミ「これは極秘情報ですので」

 

ウォルター「…奥にも部屋がある、そこで聞く」

 

──

 

ハスミ「すみません、先生」

 

ウォルター「…ゲヘナとトリニティは不可侵条約を結ぶと聞いていたが」

 

ハスミ「…それほど確執が深いと言う事です

特に、一般生徒達は条約を気にしません、ゲヘナ生はトリニティの生徒を誘拐して身代金を要求する事だって…」

 

ツルギ「トリニティ側からの攻撃的な言動が原因になる事もある」

 

ハスミ「…それは、そうですが」

 

ウォルター「…話がズレた、そちらの要件を聞こう」

 

ハスミ「……その、先生がティーパーティに提供した情報についてです

内容については私達も全ては知りませんが…」

 

ハスミ「MTやACという兵器は、それほどまでに危険なものなのですか?」

 

ウォルター「……」

 

ハスミ「ティーパーティはその兵器の存在を重く見ています

正義実現委員会の日課訓練にその兵器に対応する為だけの訓練を追加するように求める程に」

 

ツルギ「…委員会の生徒達にも、それぞれの任務があります

現状、開示されてない情報の為にその任務をおろそかにしてまで訓練に参加するのは…」

 

ウォルター「悪いが…

それは、俺の問題ではない、ティーパーティと対話するべき内容だ」

 

ハスミ「それは、存じ上げています」

 

ウォルター「ならば何故俺だ」

 

ハスミ「…私達としても、ティーパーティに真っ向から意見対立するわけにはいきません

それに…特にエデン条約を控えた今、新たな脅威に対する備えは必要です、しかし…あまりにも現実味がありません

時速数百キロで移動する巨大な兵器などと…」

 

ウォルター「……」

 

無理もないだろう

ACの資料だけでは納得できない者がいるのは当然だ

特に、秘匿された資料の存在すら知らないような末端の生徒達にとっては…

 

それでは、誰も、何と戦う準備をしているのかわからない

そして有効な対策など、できるはずがない

 

ウォルター(だが、ここで俺が意見する事は政治的な介入になるのではないか?)

 

ツルギ「……先生、正義実現委員会は“この兵器の専門家”であるシャーレの先生に“意見”を求めにきました

現状の訓練内容が適切なものかどうか…訓練内容自体は、こちらで決めているものです、ティーパーティとは関係ありません」

 

こちらが口を出せない理由も取り払われたか

 

ウォルター「……了解した」

 

──

 

ハスミ「…では、直接的な戦闘ではなく、避難誘導等の訓練をメインに行う方針でいきましょう

これなら通常業務にも支障はなく、不満も減るはずです」

 

ウォルター「解決できたようで何よりだ」

 

ハスミ「それでは、先生…帰りますよ、ツルギ…ツルギ?」

 

ツルギ「……」

 

ウォルター(…剣先(けんざき)は羽川(はねかわ)と話している間も一言も話さなかったが)

 

ハスミ「ツルギ、先生をそう睨んでは…」

 

ツルギ「っ!?…そ、んなつもりは…」

 

ウォルター(……)

 

ウォルター「まだ、何か聞きたいことがあるのか」

 

ツルギ「きっ!?…き…」

 

ツルギ「……」

 

ウォルター「……?」

 

ハスミ(…悪い癖が出なければいいですが)

 

ツルギ「……な、何も…」

 

ウォルター「…そうか」

 

ハスミ(……)

 

──

 

(ガチャッ)

 

イロハ(……)

 

ハスミ「それでは、長々とお邪魔してしまい、すみませんでした」

 

ウォルター「問題ない、また何かあれば連絡を頼む」

 

ハスミ「ありがとうございます」

 

ツルギ「…それでは、失礼します」

 

ウォルター「ああ」

 

ハスミ「……」

 

イロハ「……」

 

ハスミ(ニコッ)

 

イロハ(ムカッ)

 

(バタン)

 

ウォルター(…思いの外(ほか)、時間がかかったな…

だが、トリニティ側の認識を知れたのは幸いだった…)

 

(スタスタスタ…)

 

イロハ「先生、私の事を忘れていませんか?」

 

ウォルター「…サボりに来たのではなかったのか」

 

イロハ「まあ、それはありますが…

ですが仕事はちゃんとやります…そうですね、今から先生を懐柔しましょう」

 

ウォルター「…俺は仕事が残っている、後に……」

 

イロハ「そうはいきません、それに先生、この量の仕事を1人で終わらせるつもりですか?」

 

ウォルター「……」

 

改めて見ると、逃げたくなるような量ではある

 

イロハ「先生、私が来た時に…休憩しようとしてましたよね?」

 

ウォルター「…そういえば、そうだったか…?」

 

イロハ「なのに正義実現委員会の2人が来たせいでマトモに休めていない…では、今から少し休憩するべきでは?」

 

ウォルター「……」

 

イロハ「どうですか?休憩の後、私も手伝いますから

2人がかりなら、きっと終わりますよ?」

 

ウォルター「…わかった」

 

イロハ「…♪」

 

(しばらくの間、イロハと共にコーヒーとお菓子を楽しんだ)

 

──

 

イロハ「これで終わりですね」

 

ウォルター「…助かった」

 

イロハ「構いませんよ、私も新しいサボり部屋を見つけられたので…

ああ、コーヒーマシンはもっといい物に買い替えておいてください、それと、お菓子も…焼き菓子はいいんですけど

もっと…ポテトチップスとか、そういうのもお願いします」

 

ウォルター「……考えておく」

 

イロハ「……」

 

イロハ「…ところで先生、質問があるんですけど」

 

ウォルター「なんだ」

 

イロハ「…戦車の主砲は、ACという兵器の装甲を貫けますか?」

 

ウォルター(生徒会の人間なら、当然あの資料も目を通しているか…)

 

ウォルター「…有効打にはなるはずだ」

 

イロハ「では、ゲヘナは避難誘導の訓練は必要なさそうですね?」

 

ウォルター「…聞いていたのか」

 

イロハ「まあ、気になったので…何か問題でも?」

 

ウォルター「……」

 

イロハ「なさそうですね、なら良かったです」

 

ウォルター(どうせゲヘナにも展開した資料だ、棗(なつめ)からすれば、聞く必要もない話だったはずだが…)

 

イロハ「…はあ…それにしても先生は随分と固いですね、風紀委員長を見ているようです」

 

ウォルター「空崎(そらさき)か…」

 

イロハ「…なんですか、その反応」

 

ウォルター「……アイツと俺では、違う」

 

イロハ「そうですか?仕事を抱え込んで自分でなんとかしようとするところとか、よく似ている気がしますよ

…冗談です、そんな顔しないでください」

 

ウォルター「…ああ」

 

イロハ「…なんだか私が悪いことしたみたいじゃないですか」

 

ウォルター「…棗(なつめ)、盗み聞きは悪いことにあたるはずだ」

 

イロハ「大の大人がそんな細かい事を…わかりました、もうしません」

 

ウォルター「……」

 

イロハ「…なんですか、まだお説教ですか?」

 

ウォルター「一つ、頼みがある、面倒ごとだが」

 

イロハ「えぇ…?」

 

ウォルター「もし、頼みを聞いてくれるのなら…次来るまでにコーヒーメーカーと菓子を用意する」

 

イロハ「ええ…?」

 

イロハ「……うーん…」

 

イロハ「…むう……」

 

ウォルター「頼む」

 

イロハ「……はいはい、わかりましたよ」

 

 

─数日後─

 

ウォルター「アロナ」

 

アロナ『はい!おはようございます、先生!』

 

ウォルター「…トリニティからの依頼の件、受けると伝えてくれ

日程の調整は任せる」

 

アロナ『では、テンプレートを編集して…これで送信します!』

 

ウォルター「頼む」

 

アロナ『でも、これで“先生”らしくなってきましたね!』

 

ウォルター「…先生、か」

 

……

 

ホシノ「…その考え方がいつまで通じるか、考えた事がある?」

 

……

 

ウォルター「…思ったよりは、長く通じた」

 

アロナ『先生、早速返信が来ました!

…あれ、これは…?』

 

ウォルター「……“お茶会のお誘い”…?」

 

アロナ『わあ…ティーパーティのお茶会ですね!

すごく美味しいお菓子が食べられるので、トリニティの生徒さんたちの間では憧れの的だとか…!』

 

ウォルター「……」

 

アロナ『…あ…先生…その……ヘリの運航申請が通りませんでした…なので、ちょっと遠いですが…』

 

ウォルター「…そうか……なんとかする」

 

ウォルター「…エデン条約か」

 

……

 

ヒナ「大丈夫、実は…私、もうしばらくしたら、引退するの」

 

……

 

ウォルター「…これのことだったか」

 

 

 

 

──

 

セイア「……」

 

セイア「……つまるところ…エデン条約というのは、「憎み合うのはもうやめよう」という約束

トリニティとゲヘナの間で、長きにわたって存在してきた、確執にも近い敵対関係…そこに終止符を打たんとするもの」

 

セイア「互いが互いを信じられないが故に、久遠(くおん)に集積していくしかなかった憎悪を解消する為、それに代わって新たに信頼を築き始めようとするプロセス

より簡単に言えば、つまりはゲヘナとトリニティの平和条約だ」

 

セイア「ただ、連邦生徒会長の失踪をきっかけに、この条約は何の意味も持たなくなってしまった

“エデン”……それは太古の経典に出てくる楽園の名、そこにどんな意味を込めていたのかはわからないけれど…まあ、連邦生徒会長のいつもの悪趣味だろうね」

 

セイア「キヴォトスの、“七つの古則”はご存じかい?

その五つ目は、まさに“楽園”に関する質問だったね」

 

セイア「「楽園に辿り着きし者の真実を、証明することはできるのか」

他の古則もまたそうであるように、少々理解に困る言葉の羅列だ

ただ、一つの解釈としては、これを“楽園の存在証明に対するパラドックス”であると見ることができる」

 

セイア「もし楽園というものが存在するのならば、そこに辿り着いた者は、史上の満足と喜びを抱くが故に、永遠に楽園の外に出ることはない

もし楽園の外に出たのであれば、つまりそこは真の悦楽を得られるような…「本当の楽園」ではなかったということだ

であるならば、楽園に到達した者が、楽園の外で観測されることはない、存在を捕捉されうるはずがない」

 

セイア「存在しない者の真実を証明することはできるのか?

つまるところ……この五つ目の古則は、初めから証明できないことに関する「不可解な問い」なのだよ

しかしここで同時に思うことがある、証明できない真実は無価値だろうか?この冷笑にも近い文章を通じて、何か真に問いたい事があるのではないだろうか?」

 

セイア「エデン……経典に出てくる楽園(パラダイス)…

どこにも存在せず、探すことも能(あた)わぬ場所」

 

セイア「夢想家たちが描く、甘い甘い虚像…

どうだい?そう聞いてみると、この“エデン条約”そのものが、まさしくそんなもののように思えてこないかい?」

 

セイア「……先生

もしかしたらこれから始まる話は、君のような物には適さない、似つかわしくない話かもしれない

不快で、不愉快で、忌まわしく、眉を顰(ひそ)めるような……

相手を疑い、前提を疑い、思い込みを疑い、真実を疑うような……

悲しくて、苦しくて、憂鬱になるような……それでいて、ただただ後味だけが苦い…そんな話だ」

 

セイア「しかし同時に、紛れもない真実の話でもある

どうか背を向けず、目を背けず……最後のその時まで、しっかり見ていてほしい

それが、先生……“この先”を選んだ、君の義務だ」

 

“……”

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