ガンダムビルドファイターズ《刃》ーブレイドー 作:オウガ・Ω
タカヤが三人にドナドナされ家で未成年お断りなお肌の触れ合いならぬ大人の洗いっこプレイしていた頃、サエグサ模型店の選手控え室ではスゴいことになってた
「ヴィヴィオ、少し離れてくれませんか?ワ・タ・シ・のトオルから」
「ええ~邪魔じゃないよねトオル?あ、そこはヤスリは少しずつかけないと形が変わるよ」
「………あ、悪い悪い。ヴィヴィオ、さんきゅな」
「どういたしまして~」
笑顔を見せるヴィヴィオ…トオルの隣の椅子に座り身体を預けるよう寄せ合う姿にクールな仮面の下で般若が覗いて見えるのは気のせいだろうか?ヴィヴィオのアドバイスに応えるトオルの横で気づかれないようシュテルにえっへんとまだ膨らんでもな…(ぎろ!)い、いや膨らみ始めた青い二つの果実を揺らしドヤ顔を見るのをみて無表情でこたえる……だが水面下では
ーヴィヴィオ、くっつきすぎです!ワタシだってトオルにくっつきたいのに!!ペアはわたしなんですよ!!ー
ー早い者勝ちだよ。それに私たちの盟規約忘れたの誰なのかぁな?カナカナカナカナカナカナカナァ?ー
ー確かにそうですけど……ー
ーそれにもうじきしたらくる頃だよねー
ーええ、ワタシたちのトオルの貞操《初めて》を奪おうとする敵が…ー
「ト~オ~ル~くん。ベスト8進出おめでと~」
「メ、メガーヌさん?あ、あのガンプラの調整してるから…それに危ないから」
勢いよく開かれた自動扉からあわわれたのは紫の髪に豊かな胸、くびれた腰に肉付きのよいヒップラインの目立つ長袖カーディガンにワンピース姿の女性…メガーヌ・アルピーヌ。トオルの背中から手を回し抱きつく姿にヴィヴィオ、シュテルの心にあったのは一つ
(ち!/く……来ましたか/ねショタコン/
閑話 恋乙女達……?
皆さん、初めまして高町ヴィヴィオです!……今日は私のトオ…
ー違いますよヴィヴィオ…ワ・タ・シ達のですー
……私たちのトオルの応援に来てます!シュテルがペアなのはなっとくいかないですけどね…もちろん大会が始まる前、ペアの座を懸けてバトルしましたよ
でも元ガンプラ塾第一期生次席、シュテルは強くて一撃与えるのが精一杯で…結局負けてしまったんですけど意外な申し出があったんです
ーヴィヴィオ、ワタシと手を組みませんか?ー
ーえ?ー
ー…ヴィヴィオがトオルの事が好きで諦めきれないのは知ってます。だから私とヴィヴィオで落としちゃいましょう……あの
あっけに取られた私にシュテルの口から聞いて驚きました…まさかトオルを狙う
大会前にトオルと帰宅していたらパッタリと会って挨拶しました。メガーヌ・アルピーヌさんって名前でトオルの家のお隣さんで小さな娘と二人暮らししているってききました。トオルったら私が隣いるのにメガーヌさんの胸部装甲をチラチラみて鼻の下をのばしてて、その視線に気づいてるのに嫌な顔しないのをみて確信しました
ートオルくん、どうかしたの?ー
ーメ、メガーヌさん?な、なにしてるのー
ーん~少し背のびたかなって。迷惑だったかしら?ー
ーそ、そんなことないから……(なんかいい匂いするな……クラクラする)ー
私たちの敵だって。それに何ですか、あの
それにですよ!
『ん、トオル。ママと結婚してわたしのパパになって』
『ル、ルーちゃん!?結婚できないから?それにメガーヌさんだって困ってるし!?』
『…も、もうルーテシアったら……トオルくんも困ってるんだから』
『ママ、夜になるとトオルの名……『い、今のは忘れてねトオルくん、ルーテシアもね』……うん』
この会話と真っ赤になったメガーヌさんをみて確信しました……
確かにわたしやシュテルにはあの忌々しい
「トオルくんのガンプラスゴいわね。もしかしてパールを混ぜて粒子ビームへの耐性をあげつつ粒子消費を抑える感じかしら?」
「え、わかったの?じつはランスロットは粒子消費が激しいからアカツキガンダムのヤタノカガミ機能を参考にしてるんだ」
「それにまだ隠し機能があるんじゃ無い?ベースにしているのはVシリーズだからF91の……」
「し~っ!まだ秘密だからね!俺とシュテル、ヴィヴィオで編み出したの秘密の合体技だから」
「あら合体技なんだ、じゃお披露目楽しみね~」
「トオル、自分でバラしたらダメですよ(………油断しました。まさかガンプラ知識が豊富だなんて…何者何ですか!?)」
「メガーヌさん、結構ガンプラ詳しいみたいだけど……もしかして大会とかでたことあるの?」
「ええ、五年前にルーテシアが五歳の時にわたしの親友クイントと一緒に……でも世界戦日本代表最終予選で負けちゃって……でも今日のバトルをみたらもう一度やろうかなって…」
「やった方がいいよ絶対!メガーヌさんはどんなガンプラ使うの?見てみたいな~
」
…無邪気に笑うトオルをみて
「…え?わ、わたしのは………ブルッケングだけど……」
「ブルッケング、もしかして俺のランスロットのベースになったVガンダムに出ていた機体だよね…もしかしてアインラッド装備?」
「ええ、アインラッド装備よ。しかも場所を選ばないし粒子ビーム対策に加えて秘密の機能もあるの」
「あ、じゃあ一緒に戦う事出来るかも。MS二体乗れるみたいだからツーリング気分でバトルやってみたいかな……あ、でもバイクな乗ったことないとやりづらいかな」
「あ、あのねトオルくん。わたしバイクの免許持ってるから来月の土日一緒にツーリングしてみない?もちろん…ルーテシアも一緒に……」
「ん~ママ、わたし来月はキャロと一緒にエリオのお家にお泊まりするから無理だよ………ママ、チャンスだよ。マナイタ娘よりリードしないと……」
「………ル、ルーテシア!?……(そ、そうねチャンスよね……)」
伏兵はココにもいたんですね~ていうか色々やばいよね?使うガンプラがブルッケング……機動戦士Vガンダムのザンスカール帝国ベスパ所属イエロージャケットで13歳の主人公を味方に引き入れるために手錠をかけて一緒にお風呂に入って拷問して大事な所を噛まれた
しかもさりげなく手を添えてるし!私だってしたこと無いのに………くっ!やっぱりこのままだといけないですよね。隣に立つシュテルの瞳から光が消えて背中に黒いオーラ…サテライトキャノンを構えるガンダムXが見えてるし…ならばやることは一つ、静かにメガーヌさんに近づきます
「ヴィヴィオちゃん。どうしたの?」
「……
「ワタシもです。正々堂々やり合いましょう……大会が終わってから」
「……え、もしかして……「ママは負けないよ、
ふふふ…伏龍はここにもいましたね……でも負けません。この大会で
「ど、どうしたんだヴィヴィオもシュテルも…メガーヌさんまで?」
「トオルパパ、女の子にはヒミツがたくさんあるの…それより次の試合はじまっちゃうよ?」
「あ、ああ。そうだな……ってル~ちゃん、パパじゃないから」
ルーテシアのパパ発言に軽くつっこみを入れるトオル、三人の乙女?の戦いが水面下で静かに繰り広げられてることを全く気付いていなかった
閑話 恋乙女達?
了