京のヒーローアカデミア   作:The Key

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救助訓練......

バスを出ると13号と言う災害救助を主な活動に置くヒーローが私たちを待ち構えていた。今回の授業の場所となるドームの中に入るとそこにはジェットコースターやウォータースライダーがあり、

 

「すげー、USJみたい!」

 

という声に対して13号が、

 

「ここは水難事故、土砂災害、火災、暴風、etc。あらゆる事故や災害を想定し、僕が作った演習場です。その名も嘘の事故や災害ルーム!略してUSJです!!」

 

と言い本当にUSJだったと激しく突っ込まれていた。

 

★★★

 

相澤先生と13号先生がオールマイト先生の遅刻について少し話すと相澤先生は、はあとため息をひとつ着き授業を始めた。

 

13号は麗日の大好きなヒーローだったようで、ひどく浮き足立っていが13号先生が話を始めると集中して傾聴し始めた。

 

個性黎明期の後、人類は個性使用を資格制にし成り立っている。だがそれと同時に人々が容易に人を殺せる個性を持つものが多いのもまた事実。だがここではその個性をどう攻撃かのではなくどう助けるかを考えようという話を自身の個性などを絡めて13号先生が話してくれた。

 

それぞれがその話を噛み締め改めてこの救助訓練を頑張ろうと意気込む。

 

だから気づくことが出来なかった、後ろから敵が湧いて出てきた事に。

 

★★★

 

最初に異変に気付いたのは私だった。異様な気配と殺気をいきなり感じ、思わず振り向く。いた、と言うよりもそれはあったと表現する方が正しいかもしれない。どす黒い霧があったのだ。私はすぐさまマスコミの侵入を手引きした黒幕の攻撃と位置づけスーツケースを置き時計型アームを装備する。

 

この時点では相澤先生も異変に気づき指示を飛ばす。

 

「動くな!!」

 

これも入試の救助ポイントの様に自然体の動きをはかるものなのかと緩みきっている生徒たちに緊張が走る。

 

「あれは、敵だ!!」

 

その声に驚きを隠せないクラスメイトを尻目に相澤先生はゴーグルを着けながらそう言った。

 

「敵!?ヒーローの学校に侵入するなんざ馬鹿のすることだろ!!!」

 

と切島が叫ぶなかようやく皆も事の大きさに気付き始めヒーロー科らしく先生の指示の元、連携を始める。電波妨害の個性を持つ敵に対して上鳴が個性での連絡を試す傍ら相澤先生は1人敵との戦闘を始める。

 

「先生は1人で戦うんですか!?あの数じゃいくら個性を消すと言っても…イレイザーヘッドの戦闘スタイルは敵の個性を消してからの捕縛だ。正面戦闘は...」

 

そんな彼の身を案じる緑谷。だがそんな心配は不要とでも言うかのように『抹消』によって敵の個性を消しマフラーで拘束して言った。

 

「一芸だけじゃヒーローは務まらん。任せた13号。」

 

と言い次々と敵を拘束していく中、その言葉を聞いた13号先生は生徒を避難させようとする。だが今度は先程の黒い霧が出入口を塞ぐようにして現れる。

 

「はじめまして。我々はヴィラン連合。僭越ながらこの度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせていただいたのは平和の象徴オールマイトに息絶えていただきたいと思ってのことでして。本来ならばここにオールマイトがいらっしゃるはず。ですが何か変更があったのでしょうか?まあ、それとは関係なく私の役目はこれ」

 

そう長たらしい口上を述べていたがとうとう切島や爆豪に攻撃される。しかし何事も無かったように煙の中から声が聞こえ、13号先生が叫ぶ。

 

「ダメだ!どきなさい、二人とも!」

 

と言うが既に敵は攻撃を始めていた。

 

「私の役目はあなたたちを散らしてなぶり殺す!」

 

そう叫ぶと同時に今度は勢いよく霧が広がり生徒達を囲む。

 

★★★

 

霧がひくとそこには殆どの生徒は残っておらずその場から一瞬にして消え失せてしまったのだった。

 

私もリパルサーレイで攻撃を試みるが爆煙と霧が広がるこの中、仲間に攻撃しかねないと判断しなすすべもなく霧にのまれたのだった。




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