《仮面ライダー》仮面ライダーガッコロン ライダーになる運命だったYoutuber 作:LEIKUN0227
そこにあったモノは、
落ち武者の肉体が溶け、
その中から現れたようだ。
それは一昔前のブラウン管テレビ程のサイズであり、
取って付けたような液晶画面には59:58と表示されており、
58は秒らしく1秒経つ事に57-56-55…と減っている。
明「い、嫌な予感がするぜ」
明は、これは恐らく爆弾の類だと考える、
改めて見た目を確認すると、
それは肉の塊に液晶画面が配線に繋がれた、
大変シンプルな見た目をしており、
本体は言わずもがな、肉の塊の方であろう。
明「ヤバイヤバイヤバイ…」
明は冷や汗を流す、これが本当に爆弾である場合、
被害がどの程度になるのか想像が出来ない、
それに正体不明の怪物から出た物だ、
本物の爆弾で確定であろう。
明「ど、どうする?警察に…いや、爆弾ですって言って渡しても、対処出来るものなのか?!」
解除しようとした途端、
全てを巻き込んで爆破…となっては洒落にならない、
明は、
時間が1時間も無い事
被害が想像出来ない事
信じてもらえるか不明な事
この3つを危惧していた。
《ザッ》
???「私が対処しよう」
だが、何処かから颯爽と現れた人物がその爆弾に触れ、
明は咄嗟に「何してんの?何をしてんのう!?」と慌てて制止しようとした。
《ピピーッ!ガッ ガガガガ…》
その人物が触れた瞬間に、
その爆弾の液晶画面の表示が止まったかと思うと、
55:42と表示がされていた画面が消えた、
これには明も驚きの声をあげる。
明「と、止まった!?き、君は一体…」
明の問いにその人物は口を開き、
自身の正体を明かした。
???「私は君と同じ、
──???──
明は自らを仮面ライダーの力を持つ者と名乗る初老の男性に連れられ、全く異なる場所に訪れていた。
???「ここは私の別荘、まぁ何も無い所だ。」
連れてこられた場所は、
とてもシンプルな見た目の建物──初老の男性が言うには別荘──であった、
明はそこの建物内に通されるのだが、
中は無印良品らしき家具や整理整頓された本棚が設置されており、
紳士、綺麗好きといった印象を明は感じる。
明「ここまで連れて来た貴方の目的を、そろそろ話して貰えないですかね」
???「そうだね、では…」
初老の男性はブラウン1色のソファに腰かけると、
理由、概要、について語り始めた。
???「まずは自己紹介といこう…私の名前は