今日も投稿。
書いてて楽しかった。
誤字とかあったらごめんなさい。
クソクソクソッ…!!
なんだよ、なんなんだよ!!
クソ、クソッ!!
私がなんで、何をしたっていうんだ…ッ
◇◇◇◇◇◇◇◇
突然のウォルターパーク襲撃。
建物は召喚された魔獣によって半壊。被害は甚大だった。
先ほどまで楽しく遊んでいた悪魔たちの混乱は大きく、皆が慌てふためく中一人だけ冷静いや、自分を貫ぬき通している者がいた。
その者の行動は余計今の状況に混乱をもたらすものだった。
「取り敢えず、跳べよ。」
このような状況でカツアゲを行っている非常識なものがいた。
――
カツアゲをされている男は非常に困惑していた。
遊園地に遊びに来たら、巨大魔獣が現れ、そんな中今はカツアゲをされている。
今の状況に理解が追い付かない。
年齢は15歳くらいだろうか。目の前の少女は幼い可愛らしい顔をしているが、見た目に反して口がとても悪かった。
笑っているのに目が死んでいる。
その目を見つめるだけで深い、深い闇に飲み込まれていきそうな感覚に男は陥った。
酷く恐ろしく感じ、男は咄嗟に少女の目から目を背ける。
そんな男の態度に少女は不機嫌な表情を顔に表した。
男は焦った。
目の前の少女に男は心当たりがあった。
ひどく恐ろしいどす黒い闇を抱えたような瞳、左右不釣り合いな三本の角、そして二つ生えた尻尾。
この特徴のある見た目。間違いない、ヴェルモの死神だ。
少女は色々な二つ名で呼ばれているが、一番有名なのは[死神]という二つ名。
初めて聞いたときは痛々しいなと思った。
今もたまに思う。
よくテレビで見かけるこの少女。
主に恐喝、スピード違反、窃盗、業務妨害、詐欺といった犯罪を犯しニュースで取り上げられている。
なぜ、これほどまでに犯罪を犯しているというのに捕まらないのか…。
いや、捕まってはいる。裁判も幾度となく負けている。
それなのに監獄には一度も収容されたことがない。
未成年だから?そんなものは関係ない。未成年だろうが凶悪犯罪者は容赦なくぶち込まれる。危険だからだ。
では残る答えは一つだけ、実家の力が働いている。
ヴェルモ家は有名だ。
貴族だが下の方に位置し、そこまで位階も高くない。
今まで13冠を輩出しているわけではないし、これといった名声もない。
ただ、嫌われている。
家系能力と誰も寄せ付けない独特な雰囲気のせいで多くの悪魔たちから不気味がられ避けられている。
可哀想だ。最初はそう思った。
だが今、目の前で目にしてハッキリと嫌われている理由がわかった。理解した、理解させられた。
目の前の少女は酷く不気味だ。
何かが欠けているような。うまく言葉には表せないがどこか不安定で不完全なそんな感じがする。
「恐ろしい」
自分の勘がこの少女には関わるなと警告を鳴らしている。
今すぐにでも逃げたい。
だがこの少女はただ逃げることをよしとはしてくれないだろう。
少女の事は嫌というほどテレビで聴いてきたそして目の前で体感したからわかる。
男は今、自分が持っている全財産を少女に差出し、その場から逃げた。
少女の名前はヴェルモ・モルテ
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モルテは集団リンチにあっていた。
石を投げつけられ、言葉の暴力を浴びせられる。
今の状況をよく思い出してほしい。
ウォルターパークに突然魔獣が現れ、建物を次々と破壊している。
そしてなぜか、そんな状況でカツアゲをしているモルテ。
三体もの魔獣が同時に現れるという極めて作為的なこの状況で普段色々とやらかしている、そしてモルテがヴェルモであるということが決定的なものとなり、モルテがこの状況を引き起こしたのではないかと疑われてしまっていた。
疑いは、確信に、そしてモルテに罵詈雑言を浴びせる。
モルテが本当に引き起こしたのかは彼らにとって問題ではない、ただ自分のストレスを、不安をぶつけるためだけにモルテをサンドバックにしていた。
約30分もの間黙って大人しく石を投げられ、死ね、消えろそんな罵詈雑言を受け止めていたモルテだったが、さすがに耐えかねたのかモルテの中で何かが切れた音がした。
モルテは無意識に自分に投げられた石を掴みそして、投げ返した。
鈍い音が響いた。
モルテに石をくらった悪魔はその場に倒れた。頭から血がドクドクと溢れ出ていた。
罵詈雑言の嵐だったその場にシーンとした静けさが訪れ、そして悲鳴が上がった。
先ほどまでの威勢はどうしたのか、皆一目散に逃げて行った。
彼らは、モルテを恐れて逃げたのか、それとも自分達がしていたことに気づき、怖くなり逃げたのか。
あるいはその両方なのか。
それは分からない。
その背中をモルテは追うことはしなかった。
ただ、黙って静かに見つめていた。
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「お、おい大丈夫か…。」
「そういうならなぜ止めに入らなかった?心にもないことは言うな。虫唾が走る。」
「ッ……すまない。」
「別にいい。気にしてない。」
陰から集団リンチを見守っていたもやしは罪悪感があるのかばつが悪そうな顔をしていた。
モルテは石を投げつけられたというのに傷、痣ひとつない自分の顔を触りながら、静かに答える。
「慣れている。」
もやしはそんなモルテを可哀想な目で、そして不気味なものを見るような目で見ていた。
「その視線も、慣れてる。」
「ッ………悪い。」
二人の間に気まずい空気が流れる。
モルテは着ているパーカーの帽子を深く被りなおした。
モルテはひどく落ち着いた表情をしていた。
だが、確実に言える、表情に反してモルテの心はあらぶっていた。
今思えば、これは嵐の前の静けさだったのかもしれない。
ということで以上です。
やったね!ノルマのカツアゲを達成したよ!
明日も投稿できたらいいな。