ねじれと青春と蒼い月(旧題:ロボトミーアーカイブ) 作:愛憎愛華
「えっと、どういうことですか?」
“私もよくわからないんだけど、カンリって子がホシノちゃんを連れて来てって”
「どうして私……」
「せんぱいホシノ先輩!」
「どうしたの、そんなに急いで」
「外を見て外を!」
「外?」
「何………あれ………」
“あれが、怪物……”
「こっちに向かって来てるんです!何とかしないとみんなの学校が!」
「!もしかして、本当に私の方に……」
“……ホシノちゃん。やるしかないね“
「先生………はい!」
“じゃあこっち来て!”
「え!お2人ともどちらに!?」
〈いい加減止まれ!アルカナ・スレイブ!〉
『涙で研ぎ澄まされた剣。リストカッター』
〈収穫!こっち向け!〉
“カンリちゃん!”
〈先生!終末:黄昏!〉
堕ちろカトンボ!!
〈ん〜近ずけない!〉
「手伝おうか?」
〈んえ!?〉
「キラークイーンは既にその弾丸に触れている……!」カチッ
[────────────!!!!!]
〈わーお、誰か知らないけどありがとう!!〉
赤い靴!全速前進だ!!
〈先生〜!!〉
“何とか連れてきたよ!”
「……貴方がカンリさんですか」
〈その目、覚悟を決めたんだね〉
「そうですね。昔に戻るみたいで嫌ですけど………言っていられないので」
〈ん〜いいね。ホシノちゃんならこれを使えるかもしれない〉
「本?これで何を……」
〈彼女に継承する。その名は、憤怒の従者。Library of Ruina!〉
「!?」
〈彼女を倒せるのは貴方にお願いするよ。先生、頼みましたよ〉
“任せて!”
〈ふふ、
〈………〉
〈あ〜名前が必要かな。そうだね………激情のホルス!数々の感情を乗り越えた、神のアブノーマリティ!〉
〈激情の……ホルス〉
〈それじゃあ!黄昏!〉
〈……先生、指揮は頼みました〉
“ふふ、任せておいて!”
〈今助けますから……ユメ先輩〉
〈暗黒!グラインダーMk5!突撃!〉
〈掃除モードに移行します〉
『魔弾、渇き、色褪せた記憶』
〈ううう、ああぁっ!〉
“左に避けてホシノちゃん!カンリちゃんはそのまま攻撃!”
〈へいへい、そんな攻撃当たるか!沈黙の対価!〉
ザ・ワールド!
〈静寂!時は動き出す〉
〈ああぁあ!!〉
“ホシノちゃん大丈夫!?”
〈だ、大丈夫です。ちょっと頭痛がする程度なので〉
〈えぇ、それだけに抑えるの……?〉
“そんなに危険なの?”
〈私が使ったら命が1つ必要になるよ。文字通りね〉
“なんでそんな危険なもの渡したの!?”
〈しょうがないでしょ!ここで倒さなかったらアビドスが完全に消滅するよ!〉
〈ああぁ………吹っ飛べ!〉
〈ナイスだよ!どうせなら大盤振る舞いで行こうか!〉
総記!歴史!技術科学!文学!芸術!自然科学!言語!社会科学!哲学!宗教!
〈全10階層解放!〉
まずはその頭ぶった斬る!
〈ユースティティア!ミミクリー!ダブルアタック!〉
〈悪の化身が!!!!〉
〈熱望!緑の枝!残香!〉
“二人とも凄いよ!”
〈!?先生危ない!〉
“うわ!来てた!”
『アロナバリア!!』
【ご主人には手出しさせません!祝福!】
“ありがとう………ん?今誰が喋った?”
〈グラインダーMk5-1!天国!〉
〈あああぁぁ!!!!〉
〈愛と正義の名の下に!今だよホシノちゃん!〉
〈光灯す感情!!〉
[……………────────…………────────]
〈ここだ!Library of Ruina!〉
〈ふう、二人ともありがとうね〉
〈うへ〜疲れたぁ」
“あ、よかったちゃんと解除出来るんだね”
〈まあでもその本はホシノちゃんが持っててよ。私にはまだ使いこなせないから」
「うーん、とりあえず聞きたいんだけど」
「何?」
「さっき先輩を捕まえてたよね…………何をする気?」
「まあまあ、そんなに睨まないでよ。ねじれは適切に保管しておかないとまた暴走しちゃうから。しっかりと記録しておくよ」
「そう……ならいいや」
「あ、そうだ。ついでだしモモトーク交換しよ〜」
「うへ〜、さっきの真面目な雰囲気はどこに行ったのさ」
「堅苦しいのは苦手なんだよ。めんどくさいし」
「そうだね〜」
“あ、私もする〜”
「そんじゃ、私は帰るね」
「……他人に言うのは違うかもだけど」
「ん?」
「先輩を、お願いします」
「………うん!そのうち安定したら持ってくるから」
激情のホルスちゃん。
見た目は暴走従者ちゃん、図書館スタイルのホシノちゃん。ユメパイセンを止めるのはやっぱりホシノにして欲しくて急遽作成した擬似アブノーマリティ。