ねじれと青春と蒼い月(旧題:ロボトミーアーカイブ) 作:愛憎愛華
管理人と
「新しいメンバー?」
「そう!あと一人入らないとゲーム開発部が廃部になっちゃうんだよ!」
「そのために今入ってくれる人を探しているんです」
「それで私ってこと?」
「カンリさんなら人を錬成くらい出来そうかな〜ってお姉ちゃんが」
「いやまあ、やったことあるけどさぁ」
「さすがに無理……え?」
「じゃ、じゃあ!」
「いやいや、流石に神秘持ちは無理だって。せいぜい先生みたいな外の人をコピーするのが精一杯だって」
「えぇ〜じゃあどうしよう」
ん〜どうしようかな。
『そういえばX。探索中興味深い場所を見つけました』
へ〜どんなの?
『無機質な部屋に少女の形をしたアンドロイドが居ました』
アンドロイドねぇ。そうだ!その子を新しいメンバーにすればいいじゃん!
「それならいいアイデアがあるよ」
「本当!?」「本当ですか!?」
「本当だよ。っとその前に先生を呼ぶね」
“カンリちゃんが呼ぶって珍しいね?”
「ちょっと先生に手伝って欲しいことがあってですね」
“なになに?”
「かくかくしかじかでここに行きたいんですよ。なので責任者として着いてきて欲しいんです」
“なるほどね。いいよいいよ〜”
「ありがとう先生!」「ありがとうございます」
「それじゃあ準備も出来ましたし、出発です!」
黄金狂!
「……んん?」
“カンリちゃん、どうしたの?”
「……部屋に直接行くことが出来ないです。これは………相当強い神秘が働いているようですね」
“ええ!?じゃあどうするの?”
「仕方ありません。入口に出て、攻略していきます!」
「ここがその入口ですね」
「よーし!それじゃあ出発〜!」
「えっちょ!置いてかないでよお姉ちゃん!」
「………行きますか」
“そうだね”
「も〜!ロボット多すぎない!?」
「それだけ重要なものがあるってことだよ」
「そうだね〜でもめんどくさいのは事実だし〜一掃しますか!」
“お、カンリちゃん今度は何するの?”
「これを使います。調律者の本!」
“おお!?”
〔ふ〜相変わらず本を使うと精神力がごりっと減るなぁ〕
“そうなの!?大丈夫それ?”
〔気絶まではしないですし大丈夫ですよ。それよりも!〕
ぶっ壊す!
〔狂星!〕
「わぁ、ロボットがバタバタ倒れていく……」
「凄い凄い!どうやったのカンリ?!」
〔これは特異点と言ってね。超強力な攻撃を撃てるんだよ〕
例えば……
〔妖精、発射!〕
「おお!………って、あんまり効いてなくない?」
〔妖精の恐ろしさはね、行動する度にスリップダメージが発生するんだよ〕
「強!?」
「つまり、移動や攻撃、回避、防御全てに判定があるってことですか?」
〔そうだよ。だからこうして話しているだけで〕
バタバタ
〔全部倒れていくってわけ〕
「凄い!」
“カンリちゃんは相変わらずだね”
〔私は私ですから。進みましょうか〕
「多分ここら辺に……ありました!」
“……女の子?”
「裸じゃん!?」
「服!どこかに服無いですか!?」
「大丈夫、こんなこともあろうかと……作っておいたから」
“お、カンリちゃんと同じ白衣じゃん”
「そうだよ〜これを着せてっと」
『状態の変化、および接触許可対象を感知。休眠状態を解除します』
“え?”
「動いた!?」
『状態把握、難航。会話を試みます...説明お願いできますか。』
「OK、私がするよ」
かくかくシカじかダイハツユメフェア。
「っとこんな感じ。自分のことは何かわかる?」
『本機..."AL-1S"の記憶と目的は消失状態であることを確認』
「AL-1S……言いづらいしアリスでいい?」
『肯定。本機の名前をアリスに変更します』
「それじゃ、ちょっと移動しようか」
『疑問、何故移動する必要が?』
「ここだとあなたについて調べられないからね。家に来てもらうだけだよ」
「………カンリさんって、凄いですね」
“まるで怯むことなく突撃していくよね”
「みんな〜1回帰るよ〜」
「わかりました!」