ねじれと青春と蒼い月(旧題:ロボトミーアーカイブ) 作:愛憎愛華
『とりあえずL社は完成しましたね』
「これからどうしよう?」
『それですが、昨日Xが話していた二人に頼み込んでみたらどうでしょうか』
「あ〜ここで働かせてください!ってこと?」
『そういうことです』
「でもその前にL社を使えるようにしないとじゃない?」
『……一理ありますね』
「それじゃみんなを呼んで……無い!?セフィラコアが無い!?」
『落ち着いてください。そんなはずありませんよ』
「……いやマジで無さそう」
『何故でしょうか……使った記憶は?』
「こっちに来てからは1度も無い。来る時は確認したし……どうなってんの?」
『移動した時に消えた……そういえば興味深い文献がありましたね』
「興味深い文献?」
『色彩、そう呼ばれる存在が居るそうです。それらの1部に我々と同じくセフィロトの樹の名が使われているようです』
「つまり、同じような存在がみんなを取り込んだってこと?」
『可能性の1つとして考慮するべきではありますね』
「めんどくさいな〜………ちなみに場所わかる?」
『唯一ビナーのみわかりました』
「でも言わないのを見るに相当めんどくさいところにいるね?」
『広大なアビドス砂漠の何処かを泳いでいるようです』
「はい無理。アビドス砂漠がどれくらい広いかはわからないけどやってたら日が暮れるわ!」
『なのでしばらくは情報収集に徹するのが吉かと』
「そうだね。……待てよ、ねぇアンジェラ」
『どうしましたか?』
「エンケファリンとPEBOXの在庫ってどれくらいある?」
『ざっとですがそれぞれ500万ほどは』
「ならさ、それ使って擬似EGO作って貸し出せば良くない?」
『しかしアブノーマリティがいませんよ?』
「いや、EGOは本に入れてある。だからこれでEGOを再現するんだよ」
『なるほど面白いかもしれませんね』
「それにさ、あそこってミレニアム
よっし、そうと決まれば出発!
「黄金狂!ワープ!」
「はーいユウカちゃん」
「………何処からツッコめばいいですか?」
「これくらいは慣れだよ。それはいいんだけど」
「良くは無いです。それで、どうしましたか?」
「誰かさ研究とか発明が好きな人とか居ないかな?」
「………一応あります。ただ、あまりおすすめできませんね」
「どうして?」
「まず、カンリさんの目的に合う部活は1つ……いえ、2つあります。1つ目が特異現象特捜部。研究なら恐らくここが1番でしょう」
「もう1つは?」
「もう1つはエンジニア部と言います。発明ならここでしょう。ですが……」
「何か言いにくいことが?」
「いっつも余計な機能を付けたりしてクレームが凄いんですよ」
「( ˙꒳˙ )oh......」
「なので最初は特異現象特捜部の方をおすすめします」
「ユウカちゃんが言うならそうしてみる。ありがとね」
「気を付けてくださいね」
「大丈夫だって!」
「……そういえばあの人部室わかるんですかね?」
最初、ヴェリタスにしようかと思ったけどヒマリと会わせたらどうなるか気になっちゃったからね。仕方ないね。
大丈夫大丈夫、未来だと作ってたから。
ちなみにカンリちゃんは気づいていませんが普段より背が縮んで居ます。元が178くらいで今は169くらいですね。
今更だけど特異現象特捜部って本来秘密の部活だったような……ま、エアロ。