ねじれと青春と蒼い月(旧題:ロボトミーアーカイブ) 作:愛憎愛華
「おお、ここがゲヘナ?」
『そうですね。混沌と秩序の町、どんな場所なんでしょうか』
「楽しみだね〜っと先に風紀委員会のところ行っちゃお」
「どうも、ミレニアムから治安維持の協力に来ました。鳥医カンリと言います。よろしくお願いします」
「ええ、よろしく。空崎ヒナよ」
「ヒナ=サンですね」
「さて、これが今担当して欲しい案件よ」
「なになに………美食研究会と温泉開発部の確保と便利屋68の確保と」
「美食研究会は黒舘ハルナを中心にした文字通り美食を求める部活よ。そして、不味い店や真っ黒な店は爆破して回るテロリスト集団でもあるわ。ゲヘナで爆発した店の9割は美食研究会により爆破された店と言われているわね。とても危険だから見つけ次第確保してちょうだい」
「最初からとんでもないなぁ。じゃあ温泉開発部は?」
「温泉開発部は鬼怒川カスミを中心とした温泉を発掘するためにあらゆる場所で爆破を繰り返す美食と同じ、いえそれ以上にやばい集団よ。こちらも見かけ次第迅速に確保してちょうだい」
「爆発が多すぎる……最後よ便利屋68は?」
「便利屋は……正直優先的に処理しなくてもいいわ」
「へ〜その心は?」
「特にこっちが困るようなことはしてないのよね。校則違反はしてるけどそこまでだし、扱う依頼も迷子の猫を探したりするくらいだから先2つの方が圧倒的に優先よ」
「なるほど。了解です!」
「頼むわね」
「よっし、順調に進めているね」
『ミレニアムと違い治安は最悪ですね』
【私は出番が増えて嬉しいなぁ】
「っと前方に戦車を確認!」
【全弾撃て!メメント・モリ!】
「必殺の〜連続撃ち!」
1!2!3!4!5!6!7!8!9!10!クリア〜
「っと誰かいるみたいだよ」
『少し様子を見てみましょう』
「なんなのよさっきから!」
「アハハ!爆発まみれで楽しいね!」
「ムツキ、落ち着いて」
「ううう、お役に立てなくてごめんなさい………こうなったら自爆するしか……」
「お〜あれが便利屋68かな?」
『名前、顔、共に一致しました。間違いありません』
「それじゃあ確保しに行きますか。黄金狂!」
「!?みんな気をつけて!」
「魔法陣?」
「……嫌な予感がする」
「どうもです〜あなた達を確保しに来ました〜」
「!新しい風紀委員なのね!」
「ん〜厳密には違うけど……ま、それでもいいか」
「捕まる訳には行かないのよ!やるわよみんな!」
複数人相手するのは久々かな〜。
「頑張ろうか。荘厳なる誓約!」
【蹴散らしてやるわ!】
「武器が……」
「シャベッタァァ!!!」(♪UnWelcomeschool)
【飛ばすわよ!安息の願い!】
四人にしてはかなり検討した方じゃないかな?
「はあ、はあ、なんなのよ貴方……強すぎよ」
「ま、伊達に管理人やってないからね。それはいいとして、このまま連行をさせてバーーーーーーン!!!!!……は?」
「ふふふふ、まさか箱の底を上げて内容物を減らすなんて……食への冒涜ですわ!」
「はーはっはっはっ!今日はここを掘り抜くぞ!火薬の準備だ!」
「………全力で行くとしようか。あ、貴方たちは帰っていいよ」
「………いいのかしら?」
「ヒナ=サンにも美食と温泉最優先って言われたし……あの馬鹿どもには鉄拳制裁を加えないと気が済まないからね」
「…………」
「思うところはあるかもだけど、運が良かったと思っておきなよ」
「………はあ、そうね」
「さ、速く離れなね。巻き込まれても知らないよ」
本を起動。使用するのは星の残響、ノーイメージ、削除済み、死者の合唱。
「久々に切れちゃったよ……飛ばすよ」
ビックバン!
「………で、それがこの結果と」
「ごめんなさい。ついカッとなっちゃって」
「言いたいことはあるけど……美食と温泉は捕まえられたしお咎めは無しにするわ」
「ありがとう〜」