ダイヤの原石   作:浜の小さな大魔神

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どうも皆さんこんにちわ
浜の小さな大魔神です
今回はおり主二人のプロローグです
まだほぼほぼキャラは出てこないです
なので、まだまだ馴染みのない話に見えるかもしれませんが
もう少しお待ちください


プロローグ

 

 

中学二年夏 シニア全国大会決勝戦 7回裏

 

ザワザワ ザワザワ

 

帝(騒ついてんな〜鬱陶しい気もする)

 

こんな風になっている原因は間違いなく彼である。

有藤 帝。世代最高峰の投手で,中学2年生ながら5種のスライダーを操る絶対エース。東京武蔵シニアは初の全国優勝目前だったのだ。それも,絶対エースのノーヒットノーランのおまけ付きで。

 

 

 

 

〜1年後〜

 

 

あの日,自分は全国優勝を決めた。

自分とみんなも喜んでいて,監督や保護者も嬉しそうで,先輩なんかは泣いて喜んでいた。

なんで,あんなことになったんだか。

 

「帝〜,ご飯だから下にいらっしゃい!」

 

母の声を聞いて下に降りる。 

7月特有の暑さが,クーラーが効いている部屋だというのにそれを感じさせられるのは鬱陶しい

日曜日だというのに現在時刻は8じ45分

もし、シニアなら天気の良い日曜日のこんな時間に飯を食べている時間などない。

しかし,今の俺には関係のないことだった。

なぜなら

 

 

 

 

 

 

俺はもうシニアに所属していないのだから

 

 

 

 

 

俺は,3年生になって1ヶ月が経った5月にシニアを辞めた。

理由は,自分にあったのか仲間にあったのかわからない。

ただ,俺はもうあそこで野球をやりたいと思わなかった。

本来なら推薦のこともあり,普通はそんな時期に野球をやめたりしないのだが,自分はあそこに所属していることがもはや苦痛でしかなく,また,あそこで野球を続けていられるような状況ではなかったのだ。

 

母「そういえば,あなたの前にいたシニアが今日そこの球場で試合するらしいわよ?」

 

帝「それをきいて何故俺が見に行くの思ったんだい?母さん」

 

母「だって、対戦相手の名前が確か前にあなたが珍しくハイテンションで鼻息荒く私に教えてくれたチームなんですもの。えっと,誰だったか忘れたけど,なんだかすごいホームランを撃たれたとかで。あんなホームラン打たれたことないって」

 

帝「それってまさか八王子西シニア!?」

 

母「そうそう。そんな名前だったわ!」

 

行く気はなかった。しかし,そのチームとの試合だけは見たいと思ってしまった。その理由は,かつて自分がまだシニアに在籍した頃まで遡る。

~回想~

 

当時,俺は二年生にして敵なしのエースで4番だった。

しかし,俺はその日とんでもないホームランを浴びる

 

ガキーーン!!

 

気持ち良い金属音と共にスタンドへ白球が消えていく。

あんな完璧なホームランは初めて打たれた。

 

モブ「いぇーい!ナイス秀悟!さすが我等が四番だぜ!」

 

秀悟「ありがとうな。ストレート待ちだったけど来てくれてよかったわ!!」

 

とても楽しそうに野球をするその姿も,打った後の対応も,チームメイトからの信頼を感じるし何より,あのホームランは凄かった。初めて自分よりすごい奴に会えた気がした。

試合の後,俺は初めて他チームの奴に自分から話しかけた

 

帝「ねぇ,えぇっと松木くん?で良いのかな?俺は有藤 帝って言うんだ。さっき投げてたものなんだけどさ,少し君と話したいと思って」

 

秀悟「うぇ!マジで!?あの有藤 帝が?あのマウンドの皇帝が俺に話?なになに?すげー気になるんだけど!」

 

なんだかとてもフレンドリーなやつで少しびっくりした

それでも,気難しかったらめんどくさいやつより100倍良いなと思った。

 

帝「えぇっとな,さっきのホームラン凄かったなって言いたくてさ。俺,あんなホームラン生まれて初めて打たれたから。周囲から色々言われることはあるけど,俺は君の方がすごい選手だと思うよ?」

 

本当に掛け値なしにこいつは天才だと思う。

 

 

秀悟「マジかよ!?俺あの有藤に褒められてんのか?すげー嬉しいわ!なぁなぁ,もしよかったらLINE交換しね?」

 

帝「あぁ,もちろんだ!また夏に対戦しようぜ!楽しみにしているよ!」

 

秀悟「あ,あぁ,そうだな,,,,当たるといいな」

 

急に暗くなった秀吾に怪訝な表情を向ける

 

帝「?どうしたんだ?何かあるのか?もしかして,どっか怪我してんのか!?」

 

秀悟「いやいや違う違う!そうじゃないんだ!違うんだよ,」

 

帝「ならなんなんだよ?」

 

秀悟「ほら,今日やってわかったろ?俺たちクソ弱いんだよ。お前は俺のホームランのことや俺の打撃にご執心で眼中に入らなかったのかもしれねーけどさ,俺も含めみんなこのチームで公式戦一勝もしたことないんだ。だがら,俺たちがお前らと当たるなんて,それこそくじで一回戦とかで当たらない限りないんだよ」

 

帝「,,ハァ。なんだよ。そんなことか」

 

秀悟「え?」

 

帝「いいか,そもそもな?スポーツなんてやってみなきゃわからんし,絶対なんてないんだよ?それに,お前ほどの才能が勝つことを諦めるなんて勿体なさすぎるって!勝つことにももちろん意義はあるし,重要なことだけど,あくまでそれは通過点でしかないんだよ!大事なのは気持ちだ!気持ちの次に結果だよ!まずは勝とうとして見せろ!俺はお前と戦えるのが楽しみで仕方ないんだからな!」

 

秀悟「簡単に言いやがって!待ってやがれよ!俺は必ずお前らぶっ倒してやるからな!」

 

帝「その意気だよ!じゃあ,またな」

 

 

でも,そのチームは夏一回戦で消えていった。試合のスコアを見たけど,松木は全打席ヒットを放っていたにもかかわらずコールド負け。見方が弱すぎたのだ。ただ,別にそれは良かった。そんなすぐに勝てるようになるものではないし,世の中そんなに甘いとは思ってない。

 

ただ,

 

帝(なんで俺はあいつとの約束を果たしもせずにいなくなったんだろうな?あいつになんか聞かれそうだ。準備くらいはしておこう)

 

 

そして,そんな思いも胸に1年ぶりに彼の試合を見に行くついでにかつてのチームメイトも拝みに行こうとすると

 

ピンポーン

 

チャイムが鳴った、

 

母「はーーい!」

 

高島 「始めまして、私青道高校のスカウトをやっている高島 礼というものです。以後,お見知り置きを」

 

やってきたのはまさかの高校スカウトだった。

 

 

この出会いが,俺の高校人生を,ひいては野球人生を大きく変える出会いだった。

そして、この後の出会いはほかの多くの選手の未来も変えることとなる。




はい、というわけでオリ主は中学時点で
「マウンドの皇帝」なんて呼ばれています
厨二臭くもありますがこのくらい誇張しないと
能力の突出度が伝わらないと思ったので
こんな感じになりました
投手イメージはそれぞれの変化球にかなりぐ多的なイメージは持ってますがはっきり言ってだいぶ以上にチートキャラです
松木秀吾のイメージは
万能型の天才スラッガーという
漫画に出る打者の夢の詰め合わせセットって感じになっています
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