今まで碌に出ていなかった原作キャラたちを登場させます
皆さんにとって解釈違いがあったらごめんなさい
文化祭でのことから、さらに4ヶ月が経った。
文化祭が終了した後に長野に帰った
沢村から大量に届いたメールと
その異常なまでの文量と
質問内容が教えたもの以上に
日本語そのものを理解していないということに
少しげっそりした日があったり
正月頃に沢村から若菜ちゃんが
最近変に気になる的なメールが届いたりして
それをいじり倒してみたりしたものの,
概ね予定通り高校にも合格して,合格祝いに
焼肉を泉と一緒に監督に奢ってもらったり
秀悟と泉と一緒に練習したりした。
そして,3月の春休みに入って,俺たちは入寮の日を迎えた。
この日も秀悟と約束していた通り一緒に行く。
帝「よう、今回は遅刻しなかったな関心関心」
秀吾「なんだと!?そこまで信用ないのか俺」
帝「あはははは。正直今回もするかもって思ってた」
秀吾「こんの野郎」
言ったら流石に怒られた。
その後も二言三言話し続ける。
秀吾「泉は結局あそこに?」
帝「あぁ。あいつは中学一年のころからそこへの進学を熱望してたからな」
秀吾「確か、あこがれの人がいるんだっけか?」
帝「そう。いずれも俺らも甲子園行って実物と戦わにゃならん」
泉の進んだ高校は、石川の星常高校
県下トップの実力校であり
プロも輩出する文句なしの強豪校
とはいえ、彼レベルならほかにも条件がよく
強豪と呼ばれるレベルの高校からの特待はいくつでもあった
それでもそこを泉が選んだのは
単純に彼のあこがれである投手がそこにいるからなのだとか
詳しくは俺も聞いてはいない
だが約束はした
『次は甲子園で』
友との約束だ
受け取るしかないだろう
そう、決意を固めながら青道高校
俺たちが甲子園を目指し戦う高校へ
歩を進める
いくらかして,青道高校に到着する。
グラウンドの前には高島先生が待っていた。
そこで入寮後の簡単な説明とともに話を聞く
高島「今日からはスカウトと中学生ではなく,青道高校の教員と生徒として接することになるわ。わたしたちと甲子園を目指して頑張りましょう」
帝,秀悟「はい!!」
強く返事を返すと
高島先生も満足そうにうなずく
そのまま,俺たちは入寮に向けて寮に歩いて行った。
青心寮
ここが3年間甲子園を目指して,そこで優勝することを目指して生活していく場所だ。気合を入れ直して,寮の部屋の番号を探しながら歩いていく。
(202号室か。どんな人が相部屋なんだろう?)
少しの不安と多大なドキドキが心を
ゆっくりと支配していく
ガチャリ、、、
恐る恐るドアを開ける
帝「失礼します。本日からお世話になります有藤 帝です!若輩者ゆえなにぶん失礼やわからないことも多々あると思いますが,ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします」
「固くならなくて良いよ。俺の名前は川上憲史,よろしく。それとこの部屋は今は俺だけだから,今日有藤が入寮してきて二人部屋だ。去年の三年生が二人部屋でそこに俺が入っていたんだよ。寮に入る人の数は歳ごとに違うからこういうことも起こるらしい」
なるほどそういう事例もあるのか
部屋が角で若干狭めなのも
通常三人のところが二人しかいないというなら納得だ
帝「なるほど。そういうこともあるんですね。それでは改めて川上先輩,よろしくお願いします。」
(よかった、優しそうな先輩で。気はもちろん使うけどそこまでしょうもないやつが先輩じゃなくてよかった。これなら落ち着いて寮生活ができそうだな,,,それにしてもこの人確か)
帝「あの,失礼なことをお聞きしますけどもしかして,この前の部活動見学で俺と沢村って言う頭の悪そうなやつが今年プロに行かれた東さんに対して投げた日にバッティングピッチャーをなさっていた方ですか?」
正直言ってかなり失礼な質問だ
それでも先輩は優しく気さくに答えてくれる
川上「そうだよ,よく覚えていたね。俺はピッチャーやってるからおんなじ部屋割りとして色々教えることも教えられることもあると思うんだ。だから、お互い頑張ろうぜ」
(あぁ,本当にいい先輩なんだなこの人)
帝「はい!俺も負けません!よろしくお願いします」
善い先輩との出会いに感謝し
自分としての最大の誠意をぶつけるという
強い覚悟で返事をした
松木side
青道に来た、今日は入寮の日だ。
秀悟「失礼しまーす。今日からお世話になる松木秀悟っす。よろしくお願いしまーす」
御幸「おぉ、今年はお前か。よろしくな。」
秀悟「御幸先輩ですか。気楽でいいっすね!お願いします。」
正直敬語とか苦手な秀吾にはうれしい相手だ
御幸「ハハっ、生意気なやつめ!嫌いじゃあないぜそーゆーのはよ!」
(俺も若干生意気だったって前哲さんいわれたしな)
実際は若干どころではないのだが
ここには二人しかおらず
秀吾はそれを知るすべはない
秀悟「冗談はさておき,捕手としての目線からの意見とかも俺は聞きたいこと結構あるのでよろしくお願いします」
御幸「そーゆーことならお安い御用だ。こっちこそ頼むぜ?ゴールデンルーキー」
秀悟「何度も言いますけど,帝のやつはそのゴールデンルーキーってやつですけど俺は違いますよ」
御幸「それは,俺や監督たちが見て決めることだからあんまり気負うな」
秀悟「あざす!」
(さて,4番を目指して頑張るか!まずは春の大会でベンチに入るぜ)
こんな事大まじめに考えられてしまうだけ既にかなりの大物である
御幸「明日は朝早いからあんま夜更かししないほうがいいぞ」
秀悟「そうみたいっすね。あいつも似たようなこと言ってましたし」
御幸「さっすがだな」
side out
帝「少し走ってきてもいいですか?体動かしていないと気持ち悪くって」
川上「そうか。それならそこの河川敷を走ってくるといいよ」
川上先輩は質問に関して丁寧に欲しい情報までくれる
無駄な質問をふやさなくてよく簡潔
これだけですでにいい人物だと伺える
せっかくなので誘ってみようと声をかけてみることにした
帝「川上先輩もどうです?」
川上「俺はこの後,同学年のやつと筋トレ行くって言ってあるから遠慮しておくよ」
帝「そうですか。それならまた別の機会にしましょう」
川上「あぁ」
その後,河川敷まで歩く。
途中、室内練習場を覗くと普通にバットを振っているのを見かけ
場所が変わってもそれは変わらない
こういう意識の高いところが恐らく彼らの強さなのだ
そうこ考えながら河川敷につく
今日は体をほとんど動かしていない
だから入念にアップを行ってからゆっくり走り始める。
ペースを段々と上げていき,
息が早くなる感覚の中
走りながら思考の沼にどんどん没頭していく。
感覚的には目線は前を向いていて
物体は視認しているがそれをいちいち処理せず
意識だけ少し乖離していくような感覚である。
(今日の場面はツーアウト1.3塁。カウントは2ボール1ストライクで打者は右のスラッガー。点差は2点差で回は6回表)
イニングス、球数,打者の特徴,ランナーの足,野手のポジショニング,などなどがどんどん細分化されていく。
初球は何を投げる?結果は?
場面をシュミレートしながらどんどん思考を深めていく
最終的には携帯のタイマーの音を聞いてハッ!となって現実世界に戻ってくる。
普段はそこで終わりなのだが今日はそこに一人の声が聞こえた。
?「すごいな。俺もかなりのペースで走っているのだが中々追いつくことができなかった。それにすごく集中している様子だったが何か考えていたのか?何度か声をかけたのだが反応がなくて驚いたぞ」
帝「すみません,走っている時は投球シュミレーションをしていてその思考にずっと没頭してしまうので中々周囲の音への反応が薄くて」
?「その割には障害物となるようなものや自転車なとは避けて通っているようだったが?」
帝「それも見えなくなるほど没頭するのは流石に危ないので最低限の知覚はしていますよ。あくまで正面からくる物体に対して認識できている程度のものですが」
?「不思議なやつだな、俺の名前は結城哲也。青道高校の主将を務めている。ポジションは一塁手だ。見たところ新入生だろう?お前の名前は?」
帝「今年から青道高校でお世話になる有藤帝です。よろしくお願いします」
結城「そうか。それなら後輩であるお前に提案なんだが俺とこの後一緒にバットでも振るか?」
帝「是非!」
この後一緒に走って戻りそのまま素振りをしたのだが,結城先輩の素振りを見て驚かされたのは何よりスイングの鋭さと美しさだろう。
帝「すごいスイングですね。俺が見てきた中で2番目です。こんなすごいスイングは」
結城「1番ではないのだな。」
帝「1番のやつは今年青道に入ってきてますよ」
結城「それは楽しみだ」
帝「結城先輩は寮の方なんですか?」
結城「俺は通いだ。家がここから近くてな。だが,だからと言って練習量で入寮している連中に負けていると言うつもりはないぞ」
帝(そりゃあ,あんだけのスイングできる人が練習不足なわけがない。見た感じセンスで振るって言うよりも打者の嗅覚と努力で振ってるって感じだったし)
帝「改めて,今年度からよらしくお願いします。結城先輩。」
結城「あぁ、頑張れよ!」
こうして,俺はキャプテンの方とも仲良くなり非常にいい汗を流して寮に戻った
川上先輩には結城先輩と仲良くなったことを話したら大変驚かれたが,それはさておき俺は非常に心地よい疲労感の中眠りにつけた。
秀悟にLINEを飛ばしたところによればどうやらやつは御幸先輩のところだそうだ。俺よりも少し早めに寝ると言う連絡があり,寝坊するなよ?と釘をさしておいた。
ちなみに、沢村の部屋にもいって適当に先輩に
挨拶しようと考ええたのだが
倉持「おい沢村!お前このままだとノルマ届かねーから寝られねーぞ!ヒャッハハハ!」
沢村「なんで寝させてくれねーんすか!」
増子《お前が勝てないからだ!》
倉持「ヒャッハ!増子さんの言う通りだ!勝ちゃいいんだよ勝ちゃあよ!」
部屋の外まで聞こえる惨状を耳にしてそそくさ退散した。
するとその帰りに
小湊亮「あれ、確か文化祭の、、」
帝「小湊先輩、お久しぶりです。今日からお世話になります」
小湊亮「いっぱいいじめてあげるから覚悟しときなよ」
下種そうな笑顔でそういわれ
この人は完全なドSなんだなと確信した
そのあとは二言三言だけ話して部屋に戻った。
そして結局沢村はなかなか普段やらない格ゲーで勝つことができず,翌日見事にしょっぱなからかますことになるのだがそれはまた次のお話,,,
というわけで今回はここまでです
次回からは本格的に青道高校野球部としてスタートしていきます
ストックはまだあるにはあるのですがなくなった瞬間
投稿頻度ガタ落ちなんでその辺はご了承ください
それではまた次回