いつもたくさんの感想ありがとうございます!
中々喉が治りきらないので、処方してもらった薬にコーラルをドバドバ足して摂取しようと思います。
よし、脳が元気になってきた……!
ところで、ACのパーツって並べて金額を合計して見るとえらい額ですね。
強化人間っていうのは最初はコーラル技術で生み出されたものでさ。
ということはつまり、例の頭のおかしい技研が開発した技術ってことなんだけど。
脳の深い所にコーラル管理デバイスっていうのを埋め込んで知覚を拡張するのが主な内容なんだけど、この技術が発明された時の第1世代とか凄かったらしいよ。
成功率が1割を切ってたんだって。
100人居たら10人以下しか残らないっていうね。
それもう世代っていうか、人体実験とどう違うの?って感じだよな。
今も生きてる第1世代とか居るのかなあ。
居たら相当な爺さんだと思うけど、でも、ナノマシンで体は若返ってたりするから……居ても企業とか?
いや、企業の方がむしろ居ないか、傭兵で生き延びてればって感じか。
今は第10世代が最新なんだっけ。
コーラル使わなくなったのは第7世代からなんだけど。
あれだよ、第1世代から始まって、古い世代は成功率とか副作用で色んな所が駄目になるとか、幻覚や幻聴が酷いとか……たまに話題になるけどさ。
第6世代から第7世代への切り替わりっていうか。
コーラルを使う所を、使わないで済むようにする技術開発の時のグロさ加減も結構なものだったんだよ。
要するに、既存の技術から新しい技術に、どこをどう変えていくのか?って話でさ、やってみないと分からないじゃん、どうしてもさ。
技術者や研究者が
「こうかな?」「いや、こうじゃないか?」
って考えたり、思いついたものを
「よし、やってみよう!」
って人体実験しまくった結果、コーラル技術じゃない第7世代が生まれたんだ。
つまりさ。
第6世代から第7世代になる間には、第6.1世代から第6.9世代みたいな、本とかネット記事には記載されないバージョンが一杯いたんだよ。
色んな企業や研究所がウチがウチが!って安い人間集めて、頭と体の中をあーでもない、こーでもないって弄りまくったんだ。
え、成功率?
さぁ……自分は知らないけど、酷いもんだったんじゃないかって想像はつくだろう。
そんな強化人間の暗い話は置いといて。
やったー!
ACが直ったよ!
新しい腕がついてる!
溶けた装甲も新しいのが!
悪魔の掘削兵器に粉々にされたライフルも新品!
なんかいつものコンテナだけが古くて傷だらけだから、背負うとすごい浮く気がするけど、でも嬉しい!
ACが無いと何処にもいけないし、何もできないからなあ、自分。
今回は修理期間が結構長かったから……最後の方、落ち着かなくてハンガーの作業を遠くから見てたら、業者の人に鬱陶しいから止めろって怒られたもんな。
後は傭兵コミュで愛用品のパーツ・武器の記事とか見てると、自分でも欲しくなっちゃってさ。
カタログ見て予算考えたり、リストアップするだけしてみたりとか、ほんとやる事無くて暇だったんだなって自分でも思う。
・ジェネレータを VP-20C(=229,000 COAM) にしたい
・右肩を BML-G2/P05MLT-10(=165,000 COAM) にしたい
・ブースタのFLUEGEL/21Z(=202,000 COAM)ってどうなんだろう?
・使うかはともかく、傭兵コミュ界隈で強いらしいと噂の SONGBIRDS(=182,000 COAM)が買えるようになってて、気になる
最終的には、こういう感じのリストが残った。
あ、ジェネレータとブースタはメーテルリンクが申請を通してくれたやつ。
これ、全部買うとリペアキット導入費用 + 778,000 COAM……
BAWSのBASHOで揃えると、頭、コア、腕、脚で449,000 COAMだから、あれ?AC2機分くらいの費用では……駄目だ、そう考えると眩暈がしてきた。
ジェネレータは買うと思うけど、他は良く考えよう。
というか仕事しよう……お金稼がないと何も買えないんだから。
RaDの謎ACの捜索は関わりたくないのでスルーするとして。
ベイラムの仕事でも受けようかな……荷物運びじゃないけど。
最近は解放戦線とかの仕事が多かった気がするし。
アーキバス側になって小さい基地とか襲撃した後、気まずくて距離置いてたけど、そろそろ良いだろう。
ドーザーを排除するって仕事なら、そうそうオカシイことにはならないはず。
まずはオールマインドにACの修理について、修理自体の手配とか費用持ってくれた依頼人にお礼を言うメールを送っておく。
お陰で仕事が再開できるようになりましたっと。
次はベイラムのあれだ、メーテルリンクが出た時に一緒に戦ったMTの人に、AC直ったから仕事受けれるよってメールをしてと。
……あれ、割と、すぐに打ち合わせしたいって返事が来たので、通信繋いで連絡を取ることにする。
というわけで。
今、ベイラムのMT部隊3機と一緒に行動してるんですがね。
空気が微妙です。
すごい、微妙な空気です。
ベイラムの仕事は「ドーザーの拠点にしてる場所を潰すのに付き合ってくれ」なんだけどさ。
その場所自体には別枠で調査して目星がついてるものの、自分に「じゃあ潰して来て」ってお任せじゃなくて「付き合ってくれ」なのがポイントで。
依頼を出してくれた巡回部隊の隊長、あ、メーテルリンクと一緒に戦ったMTの人ね。
通信で打ち合わせした結果、先に顔合わせ的な意味も兼ねて、1回くらい巡回に付き合って欲しいって言われたからOKしまして。
ベイラムの小さい整備施設の1つにお邪魔して、ACを降りて、ここで初めて隊長とも生身の顔を見たわけだが。
隊長の他、もう1人のMTパイロットはあのアーキバスを迎え撃つ時に一緒に居たらしいので、特に問題は無かった。
が、最後のMTパイロットが割と最近にルビコンに送り込まれた新人兵士なんだそうで、こうアレだよ。
独立傭兵なんか~~っていうアレな感じの言動が普通に出てて、隊長ともう1人に窘められてたけど、納得しませんからってツラしててね。
ベイラムは有名なレッドガン部隊とか、そこまで行かなくても自前でAC乗りの兵士抱えてるからなあ。
だから余計に独立傭兵なんか当てにしなくても良い、頼らなくてもやれるって主張してた……気がする。
曖昧なのは、自分はどう言われても全然気にならないから、2:1で言い合ってるのをぼけーっと聞き流してたせいね。
ああ、傭兵は舐められるのは許せない、大嫌いなヤツが多いから、自分じゃなきゃ揉めてたかもなーとは思った。
というか、その後の隊長に申し訳無いって謝られたのと、マジで気にしてないから、まぁ仕事しちゃおうぜ!って元気付ける方が大変だった。
企業で出世して部下なんか持つと、ああいう苦労をすることになるんだなあ。
ちなみに、新人はそんなにやれるの?って聞いたら、「いや普通」って返されて、それもコメントに困ったな。
そこは腕が良いか悪いかどっちにかに振れてくれよ、逆に話を続けられないよ。
新人は本当は最初からACに乗りたかったらしいけど、いきなりACに乗れるのなんて、よっぽどコネでもあるか、成績超優秀の期待の星でもないと無理だから。
だから、余計にAC乗ってる傭兵の自分が気に入らないんじゃないかという話も言われたが……別に自分も、何も苦労せずAC手に入れたわけじゃないしなー。
まぁ、なんだ。
生き残って、そのうちAC乗れるといいねって思った。
あと、隊長も部下持ったの初めてだからちょっと遠慮してるんだと思うけど、あんまり指示や命令に反抗的だと、そのうちぶん殴ると思うよ。
今回そうしなかったのは自分がノーリアクションだったから、キレる切っ掛けが無かっただけだと思うから。
そんな感じで、じゃあ時間になったので巡回にってそれぞれAC、MTに乗って出た後も、この空気なんだよ。
ガッションガッション、ガシャ、ガシャ、ACとMTが歩く音だけ聞こえてくる。
別に楽しくお喋りしたいってわけじゃないが、これは酷い。
1人で見回りしてる方がマシだし、なんだったらドーザーの方も1人のが楽かもしれない。
やっぱり企業勤めとか自分には無理だなあって再認識できたのも、収穫ってことにするかな。
周囲の警戒はしながらだけど、仕事受ける時に共有されたドーザーの拠点候補の資料をスクリーンに表示させて見直す。
グリッドとか施設って感じの建物じゃなくて、でかい道路沿いにあった何かの跡地みたいだな。
建物自体はほぼ、崩壊してて壁くらいしか残ってないみたいだ。
「隊長さん、ドーザーってマジでMTだけなの?」
『情報通りならそうだ。
BAWS製のMTが3-4機、多くても6機は居ないはずだ。
何か、脚が妙な改造を施されたらしいのも写真にはあったが……』
「脚だけ改造?
あ、コレかなあ……」
何となく、隊長に話し掛けたら普通に返事が返ってきたので、話を続ける。
脚だけ改造されたドーザーのMTっていうと、それっぽいのってことで、RaDへ襲撃に混ざってた跳び跳ねるヤツが思い浮かんだから、切り取った映像を3人に回す。
『確かに似ているな、これは?』
「別の仕事で出くわしたドーザーのMT、これってことは今回のはコヨーテスの一派かな。」
『コヨーテス……確か、ドーザーで一番大きな勢力だったか?
余り詳しくないが……出世したら読まされた資料にあった気がする。』
「そうそう。
ちょっと前から細かいのが合流して、更に大きくなって色んなところに出るようになっちゃったらしいよ。」
『なるほど、ドーザーの動きが活発なのはそういう話があってのことか。』
「実際には殴ってデータ引っこ抜くまでは、どの勢力なんか分かんないけど……脚の改造だけで見るなら、可能性が高いかなーって。」
『いや、貴重な情報だよ。
アーキバスや解放戦線の話はよく回ってくるが、ドーザーは中々なあ……』
「あー。
ならず者の話なんかいちいち気にしてられないよなあ。」
『 ッチ』
あれ、隊長以外のところからなんか聞こえたなー。
自分は聞こえなかったことにするけど。
『―――済まない、後になるがそろそろ指導しておく。』
あ、隊長が怒ってるじゃん。
これは鉄拳指導で殴られるやつだ。
こうやって生意気な新人は教育されていくんだろうなあ。
『話を戻すが、ドーザーも企業をわざわざ狙っては来ない、大半はな。
しかし、たまに正気とは思えない行動をしてくることも事実だ。
今回、運び屋に声を掛けたのは初回の掃除ということもあるが、目障りになるなら、ACで対処するという威圧目的もある。』
「なるほど、鬱陶しいなら容赦しないって、コーラルでバカになってる頭に叩き込んでおけってことだな。」
『そんなところだ。』
改めて、話は納得したので、この辺でいいかな。
後は巡回終わったら―――
―――ドォォン!!
爆発音に足を止めた皆が、煙の上がった方向を一斉に見た。
『……あれは立ち寄り予定の整備基地の方向だが。』
駄目じゃん。
巡回が終わる前からトラブル起きてるじゃん……
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ACも直ったし、久々にベイラムの仕事を受けようと思ったようです。
企業の兵士の中には傭兵を快く思ってない人間も居るんじゃないかなーという幻覚を見ました。
なお、仕事自体も順調には行かない模様。