何かを運ぶ傭兵稼業   作:大金剛

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少しずつ咳は治っていってます、少しずつ。
コーラルの摂取量を増やすために通販で追加注文しなきゃ……

もっと幻覚を、もっと幻覚を。


第23話

 

一瞬、あの爆発っぽいのって、何かの事故でしたってオチはないかなあと思ったが、駄目でした。

 

その整備基地だかに急いで向かうのは良いんだけど、ACとMTだと速さが違い過ぎるんで、こっちだけ先に行って状況を確認することになった。

 

映像と音声はMTの3人にも共有をかけておいて、何かあれば指示してくれってことでブースタ吹かせて飛んでいく。

夕方だからまだ明るいので、遠くからでも建物の1つから上がってる煙と、MT同士でやり合ってる光景が見える。

 

MTは色が統一されてるのと、敷地の建物を遮蔽にして訓練された動きで分かりやすく守勢に入ってるのがベイラム側で。

反対に錆びっぽいの浮いてたり、色がサイケデリックだったり、グラデーション凄い見た目の集団のMT、5機かな?がドーザーか。

 

ドーザーってもっと無鉄砲な感じでわーっと暴れるイメージなんだけど、なんか煙吹いてる建物……あれ整備場かな?の入口で固まってるな。

 

 

どこに降りるか悩んだが、結局、ベイラム側のMTの1機の近くにした。

 

 

「あー、こちら独立傭兵 tr-227 Transporter。運び屋のが分かりやすいかも。

 ベイラムの巡回に同行してたが、騒ぎを見て先行してきた。

 

 巡回部隊もすぐ近くに居るから、あっちの隊長と連絡取って確認してくれ。」

『つまりは援軍でいいんだな!

 ありがたい、いきなり襲撃されてな、整備場の前に陣取られて対処を考えていたところだ!』

 

近くのMTは話の分かるヤツだったから、良かった。

そのまま巡回部隊の隊長と話し始めたから、それはいいとして。

 

このドーザーは何したいのか良く分からないな、整備場が目的なら何で入り口でもたもたしてるんだろ。

普通はそのまま中に入って、漁って逃げるんじゃないのか?

 

ベイラム側が撃ってないのって、整備場を背にしてるからってだけなんじゃないか。

もうしょうがないなって判断になったら、普通に纏めて撃たれると思うんだけどなあ。

 

 

「COM、ドーザーの会話って拾える?」

『はい、チャンネルを広げて検索します。』

 

 

身内のチャンネルで会話してるにしても、暗号化なんかしてなさそうだし、探せば見つかる気がする。

 

 

『ぉい、どーすんだこれ……解放戦線ってハナシはどこいったんだ。』

『ウルセエな、オレが知りてえよ!』

『なぁ、もうコーラル食っていいか?』

『ベイラムにケンカ売るのはヤベーだろ、早く逃げようぜ!』

『なぁ、もうコーラル……』

『だからついて行くなつったのによぉ!』

『仕方ねえだろ、そういう命令だったんだから!』

『なぁ、コー』

『ウルセエ勝手に食え!!』

 

 

話は全然分からないけど、予定と違う事になってグダグダしてるのは分かった。

 

とりあえず数を確定させるのにスキャンしたいんだけど、襲撃してる時なら兎も角、稼働中の基地でスキャンすると、後でなんか言われそうで躊躇うんだよなあ。

もうちょっと戦闘が激しかったら、敵味方の判別に必要なことだからってやっちゃうんだけど。

 

 

「隊長さん、これ聞こえてた?

 ドーザーがテンパってる理由は分からんけど、どうする?」

『ああ、聞こえていた。

 もうすぐ、こちらも基地に着く。

 

 基地に居たMT部隊と合わせれば数でも上回るし、整備場への多少の被害は許容して早くケリをつけた方が良いだろう。

 こちらにはACも居る事だし、さっさと終わらせるのに頼らせて貰おう。』

「了解した、自分はいつでもやれるよ。」

『……スマナイ、それなんだが。』

 

 

おっと、こっちは元々基地に居たMTの人か。

 

 

『整備場へ既に1機、ACらしきものが侵入している。

 いきなり上から降ってきたのと、形がどうも不明瞭だったので大型のMTかもしれないが……だから、対処に悩んでいた所もある。』

「あ、そういうこと。

 整備場の中には今、何があるんだ?メンテ中の機体とか?」

『いや、少し前までは前線で損傷したACを整備していたが、その後片付けしていたくらいだ。

 ACも前線復帰に出ていったから、今は何もないと行っても差し支えない。』

「じゃあ、中に居るのは何してるんだ、自分のメンテか?」

『どの装置も大体、1人で動かせるようなものじゃないが……』

 

整備用の機材とかが欲しいとか?

それなら、全員で中に入ってわーわーやってそうだけどなあ。

 

とか言ってたら、巡回部隊のMTも基地について合流したわ。

 

もう配置も決めてあったのか、整備場の入り口を囲むように展開していくのに合わせて、自分も……あ、ACが真ん中ですね、はい。

 

それじゃあ、やりますか。

 

 

――ギャギギギ

 

 

いや何、この音。

動き出そうとしたタイミングに合わせるように、響いてきた異音に全員の動きが止まる。

ベイラム側だけじゃなくて、ドーザー側も止まった。

 

 

「あ、嫌な記憶が蘇りそう。

 この音ってもしかして……」

《音声データの中から類似性のあるものを検索しました、RaDにおける―――》

 

 

COMが答えを言い終わるより先に、整備場の中から飛び出してきたものが、一番近くに居たドーザーのMTを背中から貫いた。

 

はい、RaD名物のAC用チェーンソーだよ、あれ。

そんで、それを左腕にくっつけてるのは前に遭遇したゲテモノAC。

 

最近じゃRaDのACからチェーンソー奪って、カーラがキレてぶっ殺せって言って探してるヤツだよ。

 

 

『ギャァあああぁあオォオオ!』

ギュギギギギギギギ!

 

これ、背中からチェーンソーでブチ抜かれたMTの悲鳴じゃないんだぜ。

チェーンソーをぶっ刺したACから出てる声と、チェーンソーの音なんだぜ、聞いてる自分でも信じられないけど。

 

というか仲間じゃないのかよ、何でドーザーのMTを串刺しにしてるんだ。

 

あ、串刺しにされたMTが爆発して、ゲテモノACが細い逆脚でゆっくり歩き始めた。

 

胴体が大豊のコアにシュナイダーの逆脚はやっぱり、キモいって。

 

 

あちこち傷ついてたりへこんだりしてるのがシルエットの歪さに拍車をかけてるのと、それに加えて、返り血ならぬ返りオイルなのか、錆びなのかドロドロに汚れてて……

それが沈む夕日に照らされてるのは、もうなんだ、ホラーの一種だよ。

 

あんまりな出来事にベイラムもドーザーも、自分も固まってたが、最初に叫んだのはドーザーだった。

 

 

『何やってんだぁテメェエエエエエ!?』

 

 

それはそう。

 

 

この瞬間だけは、皆、そう思ってたと思う。

 

 

この声に反応したのか、ゲテモノACの頭がグリ!って動いて叫んだドーザーのMTを見た。

ああ、他の皆は全員一致で次の犠牲者はコイツだなって思ったし、その通りにゲテモノACが左腕を振り上げようってところで。

 

 

カカカカン!

 

 

ってゲテモノACの胴体に何か、いやマシンガンの弾が当たった。

 

距離があったせいであんまりダメージになって無さそうだが、当然、ゲテモノACもついでに皆の視線も撃った奴に向くわけで。

 

 

「って新人かよ!?」

 

 

皆の視線の先でマシンガン構えてたのは、巡回部隊の新人が乗ってるMTだった。

先走ったのか緊張に耐えられなかったのか分からないが、撃たれたゲテモノACは勿論、反応した。

 

 

『イィアアアアアアああっアアッアぁアアアアア!!』

 

 

音割れしてんじゃないかって高音の奇声と共に、急激に向きを変えて新人のMTに飛び掛かっていく。

 

気持ち悪い構成のクセにジャンプや突進の動きだけは妙に速くて、自分が今から蹴飛ばしに行くのは厳しい。

いっそ、新人のMTの方を蹴飛ばした方が助かる見込みがあるかもしれんって、動き出したがやっぱり間に合うかは微妙。

 

ゲテモノACが破壊的な音と火花を撒き散らす左腕のチェーンソーを振り上げたところで、新人の横に居た隊長のMTが庇うような動きで……

いや、庇うというより、新人のMTにぶつかって自分のMTごと転倒するように動いた。

 

 

『バカ野郎ーーー!!』

 

 

隊長の叫びはゲテモノACか、撃っちゃった新人のどっちに向けられたものかは分からないが。

 

薙ぐような動きで振られたチェーンソーに隊長、新人のMTが両方とも引っ掛けられて、部品をばら撒きながら吹っ飛んだ。

地面を転がっていく間に爆発しなかったということは、隊長の自分ごと転がって避けようとした動きが効果があったのかもしれない。

 

 

「そこのバケモンは自分がやる!MTの方は頼んだ!」

 

 

何にどういう反応するのか分からないが、転がった隊長と新人のMTを踏んだり、追い打ちチェーンソーとかされたら、まだ生きてるかもしれない可能性が完全に消えてしまう。

ベイラムのMTに声だけかけて、返事を待つよりも早く、ゲテモノACにパルスブレードで切り掛かる。

 

って、後ろに跳んで避けやがった!

でも隊長と新人のMTから離れてくれたから、これはこれで良いか?

 

それと、ゲテモノACは左腕のチェーンソーばっかり見てたが、右手にも何か持ってた。

こっちに向けてきたから、判別の前にブースタ吹かせて真横に跳んだら、ミサイルが一発抜けていった。

 

ハンドミサイルか?

ロックオンされた感じでも無いし、誘導も無かったから、MT用のを無理やり撃ってるのかもしれない。

 

 

「ァシアアアアアアアア!」

 

 

それで、今のやり取りで完全に自分を標的にしたのか、奇声を上げながらチェーンソー鳴らして突っ込んできた。

もの凄く嫌だけど、あのチェーンソーはMTが当たると一発アウトだから、自分が相手するしかない。

 

ああ、ラミーに頭もがれた記憶が……

 

でも、メーテルリンクよりマシ!

あと、技研のヘリアンサスよりマシ!!

 

 

 

 

現状、ゲテモノACの相手は自分。

ドーザーのMTはベイラムのMT部隊で対応って図式で頑張り中。

 

横目で一瞬見た限りだが、ドーザーは完全に逃げに入ってるみたいだけど、ベイラム側が逃がす気が無いからもうちょっとで全滅すると思うので、良し。

 

 

問題は目の前のゲテモノACで。

基地の敷地内だと、振り回されるチェーンソーもたまに撃ってくるミサイルも、避けると建物に当たるし、自分が動いても色々蹴飛ばしそうになって動き辛い。

チェーンソーの間合いに入らないように下がりながらバーストライフルで撃って、敷地の端っこに誘導したが……こっちのACの脚が細かい傷だらけになった。

 

あと、チェーンソーが当たらないのが気に入らないのか、ゲテモノACの発狂がいよいよワケ分からなくなってきてる。

奇声も凄いし、ただでさえ分からない動きが本当にもう、突然跳んだり、横に跳ねたりで気持ち悪い。

 

ちょいちょい撃ってるプラズマミサイルを、当たる寸前で横に跳ねて避けるのはどういうことだ。

近接信管なお陰でそれでもダメージあるはずなのに、全く意に介さないし。

 

 

チェーンソーは胴体狙いの大振りが多いから避けやすいけど、前触れなく急接近してくるから、気が抜けないって危ない。

今、ちょっと肩に掠りそうになった。

 

 

「っておい、貰ったばっかりの大事なパーツに傷がつくだろうが!?」

 

 

思わず4連ミサイル撃ったが、凄い挙動で避けられて、1発しか当たらない。

じわじわ基地から外れてきてるし、そろそろ周りを気にしなくてもいいかって感じだけど。

 

 

『運び屋、ドーザーは片づけたがそっちはどうだ!』

「必死にバケモノ相手にしてるよ!

 あぶねーからこっち来るなよ!負傷者救助してろ!!」

 

 

多分、声は巡回部隊の最後の1人だと思うが、丁寧に返してる余裕が無い。

援護が欲しいのは欲しいんだけど、やってきたMTが狙われたらチェーンソーで引き裂かれるから呼べない。

 

くそう、物理的な盾が欲しい!

 

 

『キィあァィィィしぁアアアアアアアアアアアアア!』

 

 

って変な恰好で跳んだと思ったら、蹴りつけてきた!?

そんな機体でドロップキックできるのかよ!?

 

あああ避け損ねて右腕に傷があああ!

 

 

「ふざけんなバカ野郎!?」

 

 

ちょっと、何時ぶりだか分からないぐらい、頭に来た。

新品なんだぞ!しかも、やっと貰った大事な物なのに!

 

怒りに任せて、まだ空中に居るゲテモノACに向かって左腕のパルスブレードを思い切り振った。

 

さっきから超反応みたいに避けてくれてたが、流石に空中で両足揃えた蹴りの格好じゃ身動き取れなかったらしい。

パルスブレードがモロに右腕の付け根に入って、そのまま切断してやった。

 

吹っ飛びながら地面に転がったのはアレか、姿勢制御が負荷限界でフリーズしたのか?

 

追加で蹴り入れようとブースタ吹かせて間合いを詰めたら、吹っ飛んだのと地面を転がったせいで、思ったより距離があって寸前で起き上がって避けられた。

ああもう、ACの姿勢制御は自分で使う分には助かるんだけど、敵になるとほんと鬱陶しい。

 

 

「左腕だったらRaDも喜んだのにな、アイツらチェーンソー返せってキレてるから。」

 

 

とはいえ、右腕が無くなったら、もうさっきみたいな動きはできないだろう。

後は近付かずに削り殺そう。

 

 

『ァア、Aa  テぇてああGァああああ!!!  ――――――』

 

 

ってなんだ、叫び声が途中で止まったと思ったら、頭がこっちじゃない方向見てる。

レーダーには何も無いが……

 

 

《暗号化された通信の一部を検知、復号に失敗しました。》

《再試行を開始―――復号に失敗しました。》

「は?暗号通信?こいつが?」

 

COMがいきなり変なこと言い出して、思わず聞き返してしまった。

 

 

「っておい、いきなり逃げか!?」

 

 

さっきまで叫び回ってた奇声がピタっと止まって、いきなり180度ターンしてアサルトブーストで離脱し始めた。

慌ててこっちも、ブースタ全開にしてアサルトブーストで追い掛ける。

 

貰い物に傷入れられて、じゃあねって逃がすわけないだろうが!

 

 

 

 

と追跡を頑張ったんだが、途中でロストした。

 

熱源が唐突に途切れたと思ったら、地割れみたいな細い崖に逃げ込んだらしく、そこからは追えなかった。

 

いや、自分も飛び込めば追えたのかもしれないが……追い掛けてる間に頭も冷えてきて、ちょっと冷静になったから。

閉所でチェーンソーで不意打ちされるのは、最終的には勝てると思うけど、そこまで必要か?と思って止まってしまった。

 

ベイラムがどうしても殺せって言うなら、別枠で話をさせてもらうことにしよう。

 

 

バズーカとかあったら崖の中に撃ち込んでやるのになあ。

 

 

ちょっと悔しい思いをしながら整備基地に帰ると、後処理が始まってたから、一応手伝うことにする。

といっても、瓦礫や何やどけるくらいだけど。

 

 

ああ、隊長となんと新人も、2人とも生きてたよ。

MTは駄目らしいが、壊れ方と地面への転がり方が良かったらしい。

 

それでも結構な傷や骨折で病院送りにはなるらしいが……まあ、命は助かるらしいから、良いだろう。

復帰できるかはベイラムの病院次第だなあ。

 

新人は泣いてたらしいが、強く生きてくれ。

死んでないなら、次があるよ、きっと。

 

 

後はあれだ、依頼人が重傷でリタイヤしたから、代理で巡回部隊で残った最後のMTの人と後の話をした。

名前はイトウって言うらしいので、この機会に覚えておこうと思う。

 

依頼自体は変則的だが、一応は達成でいいらしい。

本当は巡回の付き合いじゃなくて、その後のドーザーを潰すのが依頼の内容だったから、それ自体はほぼ達成されたからって。

 

ただ、悪いけど状況的に追加報酬とかは出せないかもって言われたのは、しょうがないねって頷いておいた。

代わりに全滅させたドーザーのMTから何かデータ取れないか漁らせて貰った。

 

引き出せたデータやログとしては

 

 

・整備基地に来たドーザーは最近、コヨーテスに参加した小集団

・解放戦線か他のドーザーから略奪しようと遠出する時に、コヨーテスの誰かから、あのACをつけられたらしい

 つけられたというか、あのACが動き出したらついていけって言われてた?らしい。

 

 

こんな感じ。

 

この辺、会話の音声ログが不明瞭でコヨーテスの誰?とか、あのAC自体なんなの?かは良く分からなかった

ただ、他の会話ログのやり取りを聞くと、あのACも最近、コヨーテスの誰かが面白いとか言って拾ってきたらしい。

 

この話、RaDに渡したらカーラって人がまたキレ散らかす気がするから、どうするかはRaDの窓口のアイツと慎重に相談しようと思う。

自分が巻き込まれないような話の展開を考えたいからな。

 

ああ、データはベイラム側にも渡したが、これをどうするかは知らない。

 

いっそレッドガンでもぶつけてコヨーテスどうにかしてくれないかな?ってちょっと思ったけどな。

レッドガンはアーキバスのヴェスパー部隊とドンパチしてたし、解放戦線を殴ったり蹴ったりしてるらしいから、望み薄そうだけど。

 

 

最後に病院に送られる隊長と、あと新人に早く治れよって声かけて、ドックに帰ることにしたよ。

 

しかし、あのゲテモノAC、中身どうなってるんだろうなあ。

コーラル中毒の末期なのかな……

 

 

 

 

……ドックに帰ってくると、今からオールマインドに修理の依頼を出さなきゃいけないんだけどちょっと躊躇う。

しかし、蹴飛ばされた腕とかチェーンソーで全身細かく傷があるから、直さないわけにも。

 

 

メ、メールにしとこうかな。

 

 

「いつもありがとうございます。

 仕事で損傷したACの修理の手配をお願いします。

 

 貰った腕もいきなり傷がついちゃってるけど、そういう仕事なので……ご理解いただければ、ありがたいです。

 あと、報酬もそのうち振り込まれるはずなので、積み立てをお願いいたします。」

 

 

よし、送信。

 

 

ふう……シャワーでも浴びようかな。

 

あれ、PDAが光った。

 

 

《新着メールが1件あります。》

《通信が入っています。》

 

 

う、うぐ…………

 

 

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

 

 

 





新人は運良く生き残ったようです。
ゾンビACは色んな意味でもっとヤバくなって再登場したわけですが、撃破はできなかったので……

次があったら、もっとヤバくなってるかもしれませんね。
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