何かを運ぶ傭兵稼業   作:大金剛

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画面見たら、感想が凄いことに。
びっくりして立ち上がってしまいました。ありがとうございます!

誤字のご連絡もありがとうございます。
思いつくままに勢いで書いてるせいか、見直したつもりでも結構色々ありますね。


第5話

 

オールマインドには本当にお世話になっているわけで。

 

このルビコンで傭兵やっていく上では、ここで登録しておかないとマジで何もできない。

ACを置くガレージと、それがあるドックの手配から始まって、整備や各企業との取引の仲介も兼ねたショップの運営、傭兵が請け負う依頼の斡旋サイト、挙げ句は戦闘技能教習シミュレータやったら装備もくれるっていうね。

 

仮想戦闘によるランク付けがあるアリーナとかは、ランクインするとサイトに名前が載るから、それを見て指名依頼とか入るらしい。

なんで、傭兵の中にはこのランク入りを目指して日々頑張ってるやつも居るとかなんとか。

自分のACの首をチェーンソーで引き千切ってくれたラミーも実はランクインしてる。

 

ああ、後、独自に装備開発なんかもやってるらしい。

自分にはまだ縁が無いけども、実績の高い傭兵になるとショップに並んだりするのかもしれない。

 

 

 

ちなみに、ベイラムの依頼を受けて荷物を運んだら、色々あってアーキバスのヴェスパー部隊でいらっしゃられるメーテルリンクに襲われるという、とんでもない仕事を終わってからどうなったかと言うと。

 

まず、約束通りベイラムの輸送ヘリで運んで貰って、ドックに無事、いやあんまり無事ではないけど……帰りついた後、ベッドに倒れ込んでアホみたいに寝ました。

疲れ切ってたんだろうな、服も適当に脱ぎかけですごい格好で寝てたよ。

 

そんでもって、起きた後はシャワー浴びて……ガレージに吊られたボロボロになった自分のAC見て、すごい顔になった後に、オールマインドに修理とか整備とかの依頼を出しました。

ついでに、各種企業のパーツとか武器のカタログデータの取り寄せとか、戦闘技能教習シュミレータの申請もしたりした。

 

オールマインドからは「荷物運びなのに何故こんなに損傷したのか?」って聞かれたから、現地でベイラムからの追加依頼を受けて、中継基地の防衛に手を貸したら、ヴェスパー部隊のメーテルリンクっていうのがやってきてボコボコにされましたって素直に言ったら、納得してくれた。

納得というか?どういう状態だったのか結構細かく聞かれたりした。

 

地面に細工したり、現地のベイラムの部隊と一緒にこんな風に頑張りましたって話が珍しかったらしい。

他の傭兵でそういうことをするケースを見たこと無いから、参考に戦闘ログを見せて欲しいって言われたので、自分ので良ければって提供しておいた。

お礼に今回のACの修理・整備費はオールマインドで持ってくれるそうなので、結構出費が減ったのはラッキーだったと思う。

 

ああ、後は「ログハント・プログラム」っていうのがあってと教えてくれて、参加権限をつけておくとも言われたな。

 

これはオールマインドの指定する対象機体、これはACだけじゃなくてMTも含まれるらしいけど、それを撃破した際の戦闘ログを提出することで件数に合わせてACのパーツ提供をしてくれるらしい。

 

どういうのが対象になるかは、後で一部をサンプルに送っておくって言われた。

といっても、自分は積極的に強い相手と戦う主義じゃないから、これは……多分、使う機会がないプログラムになるだろうなあ。

 

でもでも、修理費が浮いたお陰で、荷物運びと追加の護衛依頼を合わせて結構な報酬貰った分も込みで、何か新しい武器とかパーツ買おうか本気で考えてみようと思う。

 

 

あー。

修理のついでに、いつも背負ってるコンテナを改造して、ファーロン製のミサイルとかつけれないかな?できるなら業者の見積もりとか取れないかな?って相談したんだけど……

ちょっと間があってから

 

・そもそも、そのコンテナがBAWSの輸送コンテナを強引にACに背負えるようにした、言わば特注品に近いものであること

・更に改造するにしても、設計からする必要のあるオーダーメイドになること

・他に使用者がほぼ居ないと思われるし、コンテナの提供元のBAWSに話を持ち込んだとしても、相応の費用が掛かると思われること

 

ということで、言外に止めといたら?と言われたので、一旦は諦めました。

 

 

ほんの一瞬、グリッド086にいらっしゃるRaDっていう企業が頭に浮かんだんだけどね?

次に、前に聞いたカーラの声がね、頭の中に浮かびましてね?

ちょっとね、暫く近寄るの止めておこうって思ったところだし、浮かんだけど、そのまま沈めました。

 

今度行くときは、今回の戦闘ログデータは渡そうと思うけどね。

いい感じに値段つけてくれるかもしれないし……何時行くかは分かんないけど。

 

 

 

ACの修理と整備は諸々含めて数日は掛かるって話なので。

 

ほんと大変だったこともあるし、一週間位は休んでも良いだろうって自主的な休暇にして訓練し直しとか、企業のカタログ見てニヤニヤしようかなと思ってたんだけども……

 

なんかね、なんかね。

デスクで大きめのPDA片手に、じゃあカタログ見ちゃおうかなーって思ってたらね。

 

色んな所からメールが来てるのに気付いたので、まずはそれの確認とか返信が最初のやることになりました。

休暇なのに仕事してるじゃんって?

 

でもね、でもね、こういうの放置するとね、木っ端の傭兵は相手から印象悪くなったり、忘れられちゃうからね。

本当に事情があれば良いけど、見れるもの、返せるものはやっちゃわないとね。

 

メールがあるって分かってると、気になっちゃうしね。

 

 

 

というわけで、まずはこちら。

 

ベイラム・インダストリーさんの依頼担当からのメールです。

 

荷物運びだけじゃなくて、現地で中継基地を守ってくれてありがとうっていう感じのお礼メール的な内容ですね、これは。

警護部隊の到着が遅くなったのは、出発前に別の場所で解放戦線と小競り合いがあったせいらしいって説明もくっついてた。

 

おのれ解放戦線、でも、仕事先の1つなので怒り辛い。

頑張るなら自分の仕事に影響しない方面でやって欲しいんだけどな。

 

また何かあったら頼むし、今回のお礼にって、ベイラムと系列企業の製品を購入する際は多少の値引きがされるコードが添えられていたのは普通に嬉しい。

 

最後に、レッドガンの展開する戦線への補給線構築の際には、依頼を投げるかもしれないって書いてあったのには、懇切丁寧にお断りしておいた。

激戦区にコンテナ背負って入り込むのはリスクが高過ぎるので、ちょっと難易度的に厳しいですから、ご遠慮申し上げます的な。

 

マジでバカ言うんじゃないよ、そんなの派手目な戦闘してる場所にコンテナ担いで入っていったら本当に死んじゃうじゃないか。

 

割引してくれるコードは、後でありがたく使わせてもらうけど。

 

 

 

えー、次はこちら。

 

同じくベイラムからで、第336MT戦闘部隊に所属してるクライドって人。

誰だ?と思ったら、中継基地で落とし穴掘ったり、地雷埋めてる時に一緒に作業してたMTに乗ってた人だ。

 

アイツ生き延びてたんだなあ、良かった良かった。

 

メーテルリンクにボコボコにされた後はマジで疲れ切ってて、帰ることしか考えて無かったから、最後に挨拶とかできなかったんだよね。

 

内容は単純なお礼くらいしか書いてないけど、こういうのを貰うと嬉しい。

また巡り合うことがあったらヨロシクって書いてあったから、こちらこそよろしくって返信しておいた、これでヨシ。

 

 

 

次はえーと、オールマインドからだった。

 

取り寄せお願いしてた各企業のカタログデータと、ACの修理や整備の詳細データが添付された業務用メールだった。

 

買い替えたいパーツがもう決まってるなら、先に言ってくれれば、その部分は修理じゃなくて発注したパーツと換装する手配もするので、早めに連絡をくれってさ。

 

成る程。

じゃあ、これからカタログを見て考えるので、すぐに決まるようなら早々に連絡しますって返信しておこう。

 

オールマインドは仕事が早くてありがたいなあ。

企業やドーザーみたいに変なことも言ってこないし……凄く助かるなあ。

 

 

 

次は……同じ独立傭兵からだ、珍しい。

 

なになに、アーキバスの依頼でアーレア海の近辺にあるベイラムの拠点を襲撃すると。

そこそこ戦力が集まってるらしくて、何回かに分けて繰り返し攻める予定なんだけども、アーキバスからの補給が滞った時のために、コンテナ担いでついてきて欲しいと。

 

……なんか、非常に心当たりがあるような、無いような。

 

普段でも受けるのに躊躇するような話だが……今、自分のAC修理中だから無理だって返信しておこう。

いやあ、タイミングが悪かったなあ。

 

ふぅ、これでヨシ。

 

 

 

メールはこれで最後か、どれどれ。

えーと……ドメインがアーキバスだな、珍しい。

 

アーキバス ヴェスパー部隊 第6隊長 メーテルリンク       ヒェ。

 

 

どうして!?

メーテルリンクなんで!?

 

どうやって自分のアドレスを知ったというのか、一体どこで!?

…………あ、オールマインドの傭兵登録情報からですね、はい。

 

表示された内容は要約すると「これは私的なメールですが、今回は邪魔してくれてありがとう、お礼に次に見た時に敵だったら絶対に殺します。」とのことです。

 

いやいや、怖過ぎる。

ただの殺害予告じゃないか。

アーキバスのコンプライアンスは一体、どうなってるんですかね。

 

 

よし、このメールは削除っと。

 

 

フォルダにこんなメールが残ってたら、それだけで呪われるかもしれない。

休暇の前だっていうのに、最後に嫌なメール見ちゃったよ。

 

恨み恨まれは傭兵に付き物だけど、だからってヴェスパー部隊の隊長格に殺すって言われるのは勘弁して欲しい。

……近日中にベイラムのレッドガン辺りとかち合って、そっと撃墜されてくれないかな。

 

 

 

最後のメールでPDAを投げ捨てたくなったけど、ACの新しいパーツと装備選びを余計に頑張らないといけないな、これは。

どうパーツや装備新しくしても、メーテルリンクと真正面から戦って勝てるわけはないので、そういうツモリはないけど。

 

命大事にってなると、重装甲になっていくんだけど、あんまり重くなり過ぎると、今度は動きがなあ……悩ましい。

 

右手のリニアライフルから何か、別のに変えてみようかなあ。

 

どういうのが良いだろう?

こういうのも、オールマインドに相談すれば乗ってくれるのかな?

 

 

ああ、傭兵情報サイトも一緒に覗いてみるか。

 

金を返さない腐れ傭兵についての情報求むって記事も、どうなってるか気になるし。

最後はどっかのグリッドで目撃情報があったらしいけど、その後どうなったんだろうなあ。

 

そうだ、次の仕事は解放戦線にしよう。

ベイラムからもアーキバスからもちょっと離れて、遠くに行こう。

 

 

 

というわけで、ここからやっと休暇に入れる。

 

大豊のカタログにある企業PRのPVをまず見てみよう。

あれに出てくるコンパニオンは毎回、気合が入っててとても良いものだからな、うん。

 

良かったらうっかり、大豊のパーツか武器買っちゃうかもしれない。

 

 

 

よし、動画再生ソフトを起動してー……PVをONにする。

流れ出す音声を聞きながら、画面に出てきた映像に集中しよう。

 

 

 

 

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――――

 

 

 

 

 

 




仕事が終わったら、さぁ次の仕事……の前に、帰ってきたら、後処理というか、やることって結構あると思うんですよね。

ACの修理だけじゃなくて、色んな雑務とか考えることとか、個人でやってる傭兵は全部自分でやらないといけないですし。

そういう意味では、幅広くやってくれるオールマインドは、主人公みたいな傭兵の端っこな存在にはとても有り難いんだと思います。

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派手な戦闘は原作主人公にお任せして、その背景で動く人たちを想像して書いていきたいと思っております。

改造を引き受けてくれそうなグリッド086の腕のいい技術者……はて、誰のことかなあ!


その辺にいるソロの独立傭兵とかは、装備に金を注ぎ込めるわけでもなく、そう腕がが立つわけでもなく、名前の通った相手に出くわしたら終わりみたいな感じだと思うんですよね。

実際、原作主人公を操作してて、相手に出てきたらサクっと倒すでしょうしね。


自分だけじゃ勝てない時は周りも巻き込まないと!って必死になる主人公です。
全部、BAWS製にすると解放戦線っぽくなりそうですね。


っは、主人公は会ったこともないはずなのに、クイックとかスローとか言ってそうな声で友人扱いしてきそうな人の声が!?


G2とか名乗られたら、主人公は走って逃げるでしょうね。
絶対に契約とかしないでしょう、それは死亡フラグっていうやつなんだって。


勝利はコンテナには入らないから、運べないですねー!
そんな呼ばれ方したら、全力で拒否するでしょうね。


ミシガンには気に入られるかもしれませんが、主人公にとっては絶対にNO案件でしょうね。
G6さんは良い人なんだけど、直接、縁を持ちたいか?というと、それもちょっと…な顔になります、ええ。


ヴェスパー部隊とタイマンとか絶対に嫌だから、必死に頭回したらゲリラになりました。
生き残れるなら誉れなど要らぬのです。

部隊については、ベイラムは人間味があって、アーキバスは人情よりメリット優先みたいなイメージありますね。

本編で出てきたメーテルリンクは最初、モブと戦ってるのを上から見てると結構、攻撃食らってた気がしますよね。

主人公はもう二度と会いたくないでしょうが、機会があるかはコーラルの幻覚次第です。


インビジブル・ダミーは頑張ったんですが、駄目でした。
その人が来たら主人公は死んでたでしょうね!


アリーナは仮想戦闘だから、実戦ではまた違うと思いつつ。
だからって、上位者が弱いとは微塵も思いませんが!

戦闘以外の雑務こなさなきゃいけない独立傭兵って大変な家業ですよね。


主人公が密航を決めた理由は何だったのか。
切羽詰まったら、何でもやって生き残ってやるという気持ちで今回を乗り切ったようですが。


面白いと言っていただけると、とても嬉しいです!
私もアリーナでメーテルリンクとやってみましたが、勝てるけどボロボロに……生き残った主人公はベイラムの援護補正ですね。


実際、主人公がどれだけやれるかは、その場の状況次第なのかもしれませんね。
完全に実力勝負だと圧倒されるけど、逃げ回るとか、その場に利用できるものがあれば……多少は頑張れる、みたいな。

時系列的には、まだ原作開始前の気持ちです。
次の依頼はどういう形にしようか、コーラルをキめながら考えます。
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