【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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レグまり回、兎鞠の機体をお披露目します。後は・・・この世界のアイドルと新生アイドルの格差とか、その辺も独自解釈で語る。


レグまりが語り合うだけ

兎鞠「レグちゃん久しぶりー会うのは久々だね」

 

レグ「兎鞠さんお久しぶりです、お互い忙しかったですからね」

 

ある日のホロプラ、この日は「久々にガンプラバトルしよう」と待ち合わせをしていたレグと兎鞠。レグにとっては同じガンダリウムランカーであるみしろ、ムーナ、社、葛葉とも定期的に手合わせをしており、最近では悩み相談をした事がきっかけ*1で仲良くなった大和ともバトルして腕を磨いていた。

ランクが下と言えど技量が高く、プラチナ帯に昇格した兎鞠とのバトルは気楽ながらも楽しめる物だった。

 

兎鞠「でも良いのかなぁ・・・兎鞠、最近プラチナ2になったとはいえガンダリウム2になったレグちゃんじゃ物足りないんじゃない?」

 

レグ「そんな事ないですよ。兎鞠さんだって積極的にやらないだけで腕前が優れていますし、順調にやっていけばダイヤ帯にだって行けますよ。ガッツリやらないのだって、兎鞠さんがエンジョイ勢というのもあるでしょうし」

 

兎鞠「まぁねぇ・・・兎鞠には兎鞠のペースがあるし、最近だとらめたまずでのパチスロ案件とかがあったからねぇ。こうして案件(しごと)を自分から取っていかないといけないのもあるから、大会とかは興味あっても出る余裕が無いんだよね。賞金だって、贈与税なりなんなりで丸っともらえる訳じゃないし・・・」

 

レグ「まぁ僕も賞金よりも、『世界で一つだけの豪華なガンプラ』という物が気になっている口だからね。初代GWDWCチャンピオンの称号とトロフィーだって欲しいけど、これも『みしろ先輩を超えた』という証の欲しさというのもあるし」

 

兎鞠「それなんだよねぇ・・・その『世界で一つだけの豪華なガンプラ』って何?って思うんだけど、これに関しては佐々木さんしか知らないみたいだし・・・」

 

レグ「世界で一つだけの豪華なガンプラ・・・まさか『勝ち上がりを共にした機体がそう』というオチじゃないですよね?」

 

兎鞠「あはは・・・それはそれでドラマ性はあるけど、そんなのしたら大炎上待ったなしだよ」

 

「ですよねぇ~」と笑い合う二人。

 

レグ「さて、機体は何ですか?」

 

兎鞠「兎鞠はね、ミキシングした兎鞠専用のフルアーマーガンダムMk-Ⅲを使うよ」

 

 

 

『フルアーマーガンダムMk-Ⅲ(兎鞠専用機)』

 

メカニックデザイン企画『Z-MSV』に登場する、エゥーゴの次世代試作型モビルスーツ。因みにフルアーマーガンダムガンダムMk-Ⅲは立体化されていない。

HG ガンダムMk-Ⅲをベースにミキシングし、フルアーマーガンダムMk-Ⅲを再現した物。元から装備されていたビームライフル、ビーム・サーベル、ビーム・キャノンに加えて増加装甲を施し、両肩部に追加したシールドバインダーに装備されたシールド・キャノン、腕部にGE製グレネード・ランチャーを追加している。

また、GE製強化スラスターを装備する事で追加装甲によって低下した機動性を賄っており、カラーリングも兎鞠のカラーリングであるピンク系に塗装されている。

 

余談だがガンダムMk-Ⅲには8号機が存在し、『百式に替わるクワトロ・バジーナの乗機として開発された機体』となる筈だった。機体カラーもしっかり赤くなっている。

 

スキル「兎の狩り」

常時機動力を120%底上げし、近接ダメージを40%アップさせる。

 

 

 

レグ「フルアーマーガンダムMk-Ⅲかぁ・・・MGでも良いから出てほしい機体だよ」

 

兎鞠「分かる分かる。兎鞠も好きな機体なだけに、立体化されてほしいよねぇ・・・何故か出ないけど」

 

レグ「まぁメジャーな方とはいえ、MSV出典なだけにニッチな層しか需要がないのかも・・・フルアーマー化となれば猶更」

 

兎鞠「むぅ・・・νガンダムやサザビー等の上位の人気機体は色んな派生機が出ているのに・・・」

 

レグ「せめてガンダムMk-Ⅲはリバイブ化されてほしいですよ、RE:100も良いですが。と、そろそろ始めましょう。フリーバトルで良いですよね」

 

兎鞠「うん、やろう」

 

こうして二人は筐体に入り、フリーバトルする事になった。

 

 

ガキィン!ガキィン!

 

 

兎鞠「やるねレグちゃん!近接格闘の腕も上がった?」ドキュウン!

 

レグ「大和と一緒に戦って、近接格闘のノウハウを教えてくれたから・・・!」ドキュウン!

 

撃っては避け、斬撃を回避しては避ける等のハイレベルな戦いをしていた。

 

兎鞠「成程ね・・・最近の彼は近接格闘でのキルが増えてきたし、それが本来のスタイルかな!?」ドシュウ

 

レグ「そうらしいよ!見栄え重視の戦い方を辞め、堅実に詰めていくのが本来の彼のスタイルだよ!」ダダダダダダダダ

 

兎鞠「無理してたって事か・・・」ブゥン!・・・ダッ

 

レグ「そうらしいです!」ガキィン!

 

兎鞠のMk-Ⅲがサーベルを構え、煙に紛れて突撃してくるが冷静にサーベル出して対処する。此処まで見ている人なら分かるが、彼女達は『話しながら戦える位に、余裕がある』のだ。現に鍔迫り合いをしながらも周り、次の一手を考えつつも話を途切れさせない。

 

ブォン!・・・ガッ!

 

兎鞠の蹴りをガードし、よろけを回避するレグ。

 

レグ「……無理に期待に応じる位なら、辞めてしまう方が彼の為とも思ったからね。エンターテイナー向けの性格じゃないですし」

 

兎鞠「……確かにね、話し方からして()()()()()()()()()とは思ってたけど。それに、兎鞠達だって見栄え重視ばかり考えて動くのも、正直しんどいもん。レグちゃんの前だから言えるけど、『勝手に期待されて、勝手に失望されても知らないよ』って言いたくなるし」

 

レグ「けど大衆は求める人もいる……当人の意志なんて知らず、自分が望むがままに・・・でも僕達がこうしているのも、それに応えるつもりで戦っている訳じゃない。兎鞠さんなら分かりますよね?」

 

兎鞠「分かるよ。やりたい事をしたいが為に新生アイドルをやってるのと同じように、ガンプラウォーズだって・・・ね!」

 

電磁ワイヤーによる奇襲を避け、突きを回避するレグ。彼女達はただ雑談している訳じゃない・・・戦いながらじゃなければ吐き出せない事を吐き出しあっているのだ。

 

レグ「……その事、実は大和にも吐き出したんだ。アイドルへの憧れ、みしろ先輩への尊敬・・・色々とあるけど、一番はしたい事を面白おかしくやりたくで新生アイドルになったんだって。ゲームもしたい、歌って踊りたい、色んな事に挑戦できるのが新生アイドル・・・だから僕は新生アイドルになった……そう言ったら驚かれたし、同時に納得もしてくれたよ。『どうして普通のアイドルじゃ駄目だったのか』という事にね」

 

兎鞠「まぁね……兎鞠も偶に言われるよ。『これほどの実力あって、何故普通のアイドルを目指さないのか』って……兎鞠達は、()()()()()()()()()()()からこうしているって言ったら驚かれるけどね。事情を知らない人は・・・」

 

兎鞠の言う通りである。今でこそ種族差別は減った物の、それでも()()()()()()()()()()()()()()()()()()し、地上界のアイドルはまさにそれだった。

天界や魔界では『ある程度』他種族でも受け入れられていっている物の、それでも悪魔族なら悪魔族と・・・というように、同種族での組み合わせでのユニット組まれたりする傾向が強かった。それが顕著なのが地上界とも言われており、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()という側面が強かったのも否めなかった。

そうした現状を良しとせず、キズナアイとその関係者が「人間以外でもアイドルとして受け入れられるように」と作り上げたのが新生アイドル界・・・とも言われていた。事実、そういった人間以外の種族でアイドルを志した者、歌手を志した者がアイドル界では受け入れられなかったが、新生アイドル界ではのびのびとやっているのがその証拠だ。

 

レグもまたその一人でもあるが、彼女の場合天界のある国の王女という、いずれ国を統治するという堅苦しい役職には向かない性格なのもあり、試練として崖から落とされた事がきっかけで限界を迎えて家出。竜胆尊の紹介でのりプロに所属する事になったのもそれが物語っている。

今でも実家から「アイドルなんかやめて、家に戻って来い」と偶に手紙が来るが彼女は戻る気はない。

王政に関しては兄が継ぐのもあり、自分が他国の男と結婚して讃えられるなんて真っ平ゴメンだ。自分は『鳥籠の中の鳥』で終わるつもりは無く、自由に空を羽ばたく鳥になりたい・・・そういう思いがあり、今尚地上界で第二の人生を送っているのだから。

 

レグ「僕だって普通に王政を学ぶような器じゃないし、帝王学なんかよりもガンダムとかのアニメや映画の設定を学んでいった方が楽しいもん。実際新生アイドル界(この界隈)に来て辛い事も多いけど・・・それ以上に楽しい事が多かった!僕は王族として普通に生きられない・・・だから僕は、新生アイドル界(この界隈)でデカくなってみせるんだから!それがたまさん達への恩返しにもなるから!」

 

兎鞠「……そうだね。さて、もう吐き出せるだけ吐き出せた?」

 

レグ「うん・・・兎鞠さんこそ、もう良いの?」

 

兎鞠「兎鞠は兎鞠で別に解消する術があるから心配しなくて大丈夫だよ、それにこうして付き合ってくれるだけでも嬉しいからね。後輩が出来て嫉妬せず、一緒に遊んでくれるのもホッとするし」

 

レグ「敵いませんね・・・兎鞠さんには」

 

兎鞠「それほどでもないよ。さぁ・・・今回はどっちが勝つかな? 勝つのは兎鞠・・・だけどね」

 

レグ「負けは譲りません!」

 

お互いサーベルを構え、切り伏せに行った……

 

 

 

兎鞠「まさか相打ちとはね・・・最後はちょっと情けを掛けたでしょ?」

 

レグ「此処まで甘えるのもちょっと・・・ですからね。まぁでも、ちょっと動揺しちゃったのは否定しません。降格してももうすぐ始まる二次予選で返り討ちにしまくれば良いだけですし」

 

兎鞠「おおー強者の余裕。でもまぁ、兎鞠は大会に出ない代わりにこうしてケア等のフォローするよ。兎鞠としては、レグちゃんには勝ってほしいからね」

 

レグ「勿論です。優勝して、みしろ先輩を超えるんです……それが、僕の目標の一つですから・・・」

 

兎鞠「レグちゃん……気を張りすぎないでね」

 

レグ「はい。……それと兎鞠さん」

 

兎鞠「何?」

 

レグ「……また落ち着いたら、コラボしましょうね。たるちゃんばっかり構ってたら、僕拗ねちゃいますよ?」

 

兎鞠「・・・良いよ」

 

こうして二人はホロプラを退店した。

*1
with リ・イマジネーションズ PHASE20参照




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