【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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修行開始。


拓哉、ドラゴンボール超の世界へと行く3

翌朝。修行が始まった。まず拓哉と都々が行った修行は無印時代に行われた牛乳配達に始まり、道具を使わずに畑を耕していく事だ。

流石に工事現場に行くのは時代的に色々と難しいらしく、代わりに組み手と気功関連の指導してくれることになった。原作通りスキップしながらの牛乳配達は腕だけでなく、足腰を鍛えて体力を付け、畑を耕すのは腕と効率よく動かすのに効いてきた。

初日という事だけあってかまだ体力的に余裕はある二人、これには亀仙人も感心していた。

 

亀仙人「ほう。中々体力があるようじゃの」

 

拓哉「亀仙人さんとは別の師匠に鍛えられましたからね。とはいえ、これは中々にハードですが・・・」

 

都々「都々も色んな仕事の助っ人をやってきたからねぇ・・・畑仕事も、一応経験はあるよ。農具を使わないで・・・というのは初めてだったけど」

 

亀仙人「流石じゃのう・・・普通の人間なら、とっくに音を上げる位にハードな物じゃぞ」

 

拓哉「これも師匠の鍛錬の賜物です」

 

そう言いつつ昼食を作り、振舞っていた。食費等の生活費は玲二を通して支払われている為当面の間は問題なかった。帰る際も元居た時間から数時間ずらしての事なので配信や仕事に関しても支障がない為、拓哉達も気負う事もなく修行に集中できた。

 

亀仙人「しかし料理が出来るとはの・・・悟空達も見習ってほしい物じゃ」

 

拓哉「ははは・・・俺達が居た所じゃ、共働きで家事分担は当たり前ですからね。今の時代、飯も碌に作れないようじゃ話になりませんよ」

 

都々「それに、拓哉兄ちゃんの作る料理は美味しいからね」

 

亀仙人「昨夜の飯も美味かったからのぉ・・・夕餉も楽しみじゃ」

 

「腕によりを掛けますよ」そういって昼食を食べながら楽しみ、午後の修行・・・昼寝を挟んで鍛錬に励んで行った。

 

 

ビルドライバーズの世界

 

 

玲二「……どうやら拓哉は鍛錬に励んで行っているようだな」

 

あくあ「でも、大丈夫かな……亀仙人の所だから安心できるけど、Яに対抗できるかどうかだし・・・」

 

玲二「それでもやらないよりかはマシだし、対策を施しておくに越した事はない。現状、神羅族に覚醒しているのは俺とおかゆ、あくあとるしあだけだからな・・・正直数が足りん。立伝が修行に参加するのは予想外だが、栞葉や栄ちゃん達を守るという意味では任せられるだろう」

 

あくあ「都々ちゃんもこういうのにはなれているからねぇ・・・」

 

神羅の力を使って拓哉の様子を見ていた玲二とあくあ。あくあの報告を聞いてるとはいえ、独自に修行に励んでいる様子を見ていた。

 

玲二「本音を言えばおかゆ、あくあ、るしあにも武天老師やウイスさんに稽古をつけてもらいたい所だが・・・あくあ、どう思う?」

 

あくあ「あてぃしは嫌だよ!?痛いのはゴメンだよ・・・」

 

玲二「分かっている。だがせめて神羅の力をより使え熟せるようにする必要はある、技巧と技術を学べばいざって時には役立つだろうからな。最も、()()()()()()起きずに済むに越した事はないが・・・」

 

あくあ「それは、そうだけど・・・」

 

玲二「……俺も兄貴に鍛え直してもらおうかな。神羅の力に頼ってばかりでは身体も鈍るし、鍛錬をサボっている訳じゃないとはいえ何もしない訳にもいかないからな。それに、嫌な予感がするし・・・」

 

あくあ「嫌な予感?」

 

玲二「ウイスさんが言ってた事だ、『新たなる存在を生み出す事も可能』だと・・・奴等の事だから俺達に対抗するための刺客を用意している可能性も否定出来ない。用心するに越した事はない・・・それに、もしかしたら神羅の力を封じる力を引っ提げてくる可能性だってある」

 

あくあ「そんな!?」

 

玲二「あくまで可能性の話だが、ゼロとも言い切れない・・・だからこそ、強くならなきゃならん。俺も正直、精神と時の部屋を作る事が出来れば良いんだが・・・色々と分からない事が多いから、再現が出来るかどうか・・・」

 

あくあ「あてぃしも欲しいな・・・それ。ご主人が構ってくれず、休止も認められない時に籠もれるし・・・」

 

玲二「そんな理由で使わせる訳にはいかないからな?」

 

あくあ「じょ、冗談だよ・・・あ、ご主人見て。次の日を見たら亀の甲羅を背負っての鍛錬を始めたよ」

 

玲二「ほう、ビデオで見たがそんなのあったな・・・拓哉は問題なさそうにしているが、立伝は流石に辛そうにしているな」

 

あくあ「確か20kgの甲羅、仕上げに倍の40kgの甲羅を背負ってるんだっけ? 都々ちゃん辛そうにしているよ・・・」

 

玲二「まぁ兄貴の修行を熟している拓哉は兎も角、立伝にとってはあれでも結構辛いだろうな・・・お、どうやら拓哉には特別仕様の奴を背負っているみたいだな」

 

あくあ「ひー・・・あてぃしは絶対無理」

 

流石に光景にドン引くあくあ。此処で、ふと気になる点に気付いた。

 

あくあ「そういえばご主人。拓哉と都々ちゃんは修行中はどういう扱いになっているの? 都々ちゃんの方はやっぱり、一時お休み扱いになっているのかな?」

 

玲二「ああ。2週間程度だが休みを貰っている事になっている、拓哉も同じくな。立伝の方は急だったモノだから説明するのが大変だったぞ・・・それでも数時間後に戻るようにはしているとはいえ」

 

あくあ「うわぁ・・・お疲れ様」

 

玲二「ま、これ位やっても見返りは釣り合うからな」

 

あくあ「そうだね」

 

力を使って見守っている二人であった。

 

 

ドラゴンボール超の世界

 

 

都々「はぁ・・・ふぅ・・・慣らしが大事・・・慣らしが大事・・・」

 

亀の甲羅を背負っての修行をし、重さから苦労しつつも何とか踏ん張っていた。拓哉の方も重さ自体はそうでもない物の、背負っての事には慣れないながらも踏ん張っていた。

 

拓哉「背中に重りを背負っての階段はやはり厳しいな・・・」

 

それでも強くなるために・・・守る為にと、その意志でクソ真面目に修行を頑張っている二人。朝の牛乳配達を終え、畑の耕しに移っていた。

 

亀仙人「昨日より範囲は広いぞ、やれるかの?」

 

都々「やらなきゃいけない・・・だよね?」

 

亀仙人「そういう事じゃ」

 

不満を漏らす事もなく黙々と耕しを開始していく。要領は分かっている為作業自体は遅くはなっていないが、亀の甲羅を背負っての作業は思ったより身体に堪えていた。

 

拓哉「くっ・・・身体に堪えるだけでなく、腕が思ったより早く悲鳴を上げている・・・」

 

都々「ヒィ・・・ヒィ・・・腕が堪える……でも、やらないと・・・!」

 

意地でも食らいつき、忍耐と持久力を身に着けていく……着実に、着実に身体能力を向上させていく二人。今日の耕しを終え、亀仙人の元へと報告に移る。

 

拓哉「今日の範囲まで完了しました」

 

亀仙人「うむ、では朝食に移ろうか。じゃがその前に・・・手洗いと嗽を忘れずにな」

 

拓哉・都々『はい』

 

悲鳴を上げるのを堪えつつも、嗽と手洗いをして身を綺麗にする。朝食を作り、食べ・・・朝の修行をしていく。

 

亀仙人「修行して2日目じゃが・・・流石にキツくなってきたじゃろう。拓哉は兎も角、都々ちゃんはな」

 

都々「うん……亀の甲羅が思ったより重くて大変だよ・・・子供を何人も背負っている感覚がするし」

 

亀仙人「今は大変かもしれぬが、じき慣れるじゃろう。それに・・・大変でなくては修行にならんからのぉ」

 

拓哉「仰る通りです。負荷が大きいですが、少しずつ身体が適合していく・・・そうですよね」

 

亀仙人「うむ。その為の甲羅じゃ」

 

都々「じいちゃんはすごいねぇ・・・これもまた鍛錬の賜物なのかな。100m走でもジャスト5秒の記録を出したし」

 

亀仙人「昔は5秒6は出してたからの。自らを鍛え直している物の、中々5秒の壁を越えられないのが最近の悩みじゃ」

 

都々「贅沢な悩みだねぇ・・・」

 

亀仙人「まぁこういうのは己との戦いでもあるからの。武道に限らず、何事も『もうこれで良い』という物は無い・・・日々精進しなければならぬ物じゃ」

 

都々「確かにね・・・此処で止まったらそれはそれでつまらないし、何か底が観えちゃったみたいで嫌だなぁ・・・」

 

拓哉「だからこそ、達人は口を揃えて「『もうこれで良い』という物は無い、精進あるのみ」と言うしな。師匠も同じことを言ってたよ」

 

亀仙人「良い事を言うの。いつかはあってみたい物じゃ、拓哉の師匠とやらに」

 

拓哉「あー・・・うん。そうですね・・・」

 

歯切れを悪くしつつもお茶を濁す。彼等の修行はまだ始まったばかりだ・・・




次辺りで修行編が終わるかも、これ以上はネタが引き出せない・・・御意見、御感想をお待ちしております。
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