【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
4月某日 ホロライトシティ 自然エリア
春は花見スポットとして有名になる自然公園の駐車場に一台のマイクロバスが止まった、駐車が確認されて人々が降りてくる・・・どうやら神代家のバスみたいだ。
栄「たっくんお疲れ様。荷物は私達で運ぶわ、帰りも運転が大変だろうしね」
拓哉「重い物なら俺が持つよ、この程度大丈夫だし」
都々「そうは言うけど帰りも運転しなきゃいけないんだよ? 重い物は都々に任せて!」
花那「そうですよ。運転が出来ない分、それ以外の事は私達に任せて下さい」
こぼ「アリアと優斗はとこママとアメリアママにお願いして、こぼも手伝うよ。美衣達、それぞれの荷物は持ったね?」
美衣・詩衣・和衣『はーい!じゅんびばんたん!』
とこ「ありがとうな美衣達。とこママ、優斗が大人しいとはいえ面倒めなイカンからそこまで持てんからなぁ」
アメリア「とはいえ手ぶらという訳には行かないから、軽いものなら持つわ」
蝶美「細かい物は分担して持つからね、ちよも協力するよ」
ハコス「協力すれば早いしね。あ、これ持つよ」
青「僕も持たないとね。こうして身体を動かさないと鈍っちゃうからね」
それぞれ役割分担して花見の準備をしていく。仲良く歩いて場所を見つけ、お花見の準備をし始めた。
アメリア「この辺りが良いわね。広いし、桜を鑑賞できる場所としては十分だわ」
栄「そうね。流石はアメリアだわ」
アメリア「フフッ、正妻たるもの常にベストな選択を取らないといけないからね♪」
栄「へぇ・・・こんな時でもそんな事を言うのね?」
こぼ「おー始まるのかー?セイサイ戦争」
ガルルルル!と睨み合う栄とアメリア、いつもの事だとスルーするがこぼは茶々を入れる。
拓哉「あー取り敢えず準備しよう? 他に人に取られる前にね」
栄「分かったわ」
アメリア「ダーリンに言われたら仕方ないわね」
栄とアメリアも準備を手伝って準備完了。そのままお花見を開始した。
とこ「無事に晴れて良かったなぁ」
ハコス「だねぇ。大会が始まって色々とあったけど、こうして穏やかに過ごせるのは良い事だよ。皆も穏やかそうに暮らしているしね」
周囲を見回し、楽しそうに花見をしたり散歩している住民を見て微笑むハコス。それを見てか拓哉も肩の力を抜いて一言発する。
拓哉「そうだな・・・色々とあるが、今は忘れよう」
都々「そうだよ拓哉兄ちゃん。Я達の事も気になるけど、今だけは・・・ね」
拓哉「そうだな、ゆっくりしよう・・・皆、食事にしようか」
ゆっくり花見鑑賞をしながら食事をとろうとする拓哉達。すると、こぼがトコトコ歩いてきた。
こぼ「パパー見てみてー」
拓哉「ん?」
屋外用の椅子に座り、ちょっと偉そうな態度をとる。
こぼ「ガキ共の曇る顔みてぇから降らしてくれや」
拓哉「・・・ホロぐらかな? よく出来ているよ」
こぼ「えへへーありがとう♪」
苦笑いしつつも褒める拓哉。尚、此処でルイ達が居たら恥ずかしがって止めていただろう。モノマネを終えて満足したとこは自分のポジションに座って食事を始めた。
アメリア「にしても、ルイ達はどうして恥ずかしがるのかしらね? アレだってノリノリでやっているのに・・・何故恥ずかしがるのかしら?」
こぼ「ノリについていけないのかなぁ・・・
ハコス「地獄の企画とか、楽しそうにやっているのにねぇ・・・」
栄「いや、まったく目は笑ってないわ。一部はノリノリだったりするけど」
拓哉「俺や先輩なんか、企画に参加する所か鑑賞する事すら許さない程だからな・・・特に先輩に対してはフブキさん、『レイ君に見られたら私、引退する!』とか言い出すほどだし・・・」
花那「それ言ったらにじさんじでも似たようなものですよ? トップマネージャーとして見れる範囲で企画を目を通しているけど、実際に収録するにあたって『玲二さんには立ち会わせないで』ってお願いする程だとか・・・」
拓哉「そうなの?」
花那「はい。咲さんとかまさにそうでしたし、今年のエイプリルフール企画でやったざくしぃとかなんか・・・ですしね。唯華さんなんか『アーカイブも見ないで』ってお願いする程ですし」
拓哉「アレはなぁ・・・」
今年のエイプリルフール企画も大概ぶっ飛んでた事に対して若干引く拓哉。ぺこらに至ってはその企画の為にホロライトシティに一旦帰り、自分の母親をデビューさせるという事をさせた程だ。
とこ「というか、ぺこらのおかんもノリええなぁ・・・何回か配信で出た実績があるとはいえ、な」
蝶美「それでいて人気で、初配信の同接で最高記録を出したんだとか・・・恐ろしいよ。色んな意味で」
拓哉「アレで3人の子供を産んだ40代―」
栄「たっくん、女性に年齢の話は駄目よ」
拓哉「ゴメン栄ちゃん・・・まぁ兎に角、アレは『母』じゃなくて『姉』だよ。それも歳の離れた姉・・・って感じ」
アメリア「ペコラ先輩曰く、『よく姉妹と間違えられる』みたいだけどね」
ハコス「初見じゃ分からないよ」
雑談に花を咲かせながら食事を薦める拓哉達。すると、とこが何かを思い出したかのように語りだした。
とこ「ああそういえば・・・おレン達がもう少しで産まれるみたいやな。全く、妊娠した時は『やっとか』って思ったよ」
花那「タイミングが合わなかったりとかしますからね・・・それに、人によっては
栄「無事に出来ても中々苦戦したり・・・ね」
頷く拓哉達。とことアメリアも出産の大変さを思い知っている為、同感できる所があった。
とこ「この大変な思いを、アンジュはいつ体験するんやろな・・・」
青「あー・・・確かにアンジュさん、未だに
とこ「タイミングが合わんと愚痴っているけど、それ以前にその手の事が奥手なのもありそうやけどな。こりゃ下手すりゃ莉々華とらでんに先越されるかもな」
ハコス「あり得るね・・・アメリアやとこが子供を産んだと知った時はショック受けてたし」
とこ「あの時のンジュの顔は今でも笑えるわ」
青「まぁ、僕達は無理なくやろうか。せめてアリアや優斗が落ち着くまでは・・・ね」
アリア・優斗『うゅ?』
アメリア「アリア達は知らなくて大丈夫よ。でも次の番は・・・花那とハコスね」
花那「落ち着いたらまた・・・お願いしますね/////」
ハコス「ボクも早い所、二世を作らないといえないし・・・ね/////」
拓哉「あ、ああ・・・よろしく頼むよ」
恥ずかしがりながらも言う二人に覚悟を決める拓哉であった。
食事を終え、片付けした拓哉達はゆっくりとした時間を過ごしていた。周りを散歩しにいった物、ゆっくり本を読んだりするもの、各々でゆったりとした時間を過ごしている所・・・拓哉は栄に膝枕をしてもらい、寝転がっていた。
拓哉「栄ちゃん・・・まだ寒さがあるとはいえ、皆楽しそうに花見が出来て良かったね」
栄「ええ・・・たっくんも穏やかな顔してて、私も安心するわ。仕事も忘れてゆっくり出来ているし・・・ね」
拓哉「そうだね・・・この平和が続いてほしい物だよ」
栄「私もそう願っているわ、たっくん」
麗らかな春を感じ、「来年も皆で行こう」と心に誓い、花見を楽しんでいた拓哉であった。
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