【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
ある日の神代家、都々の部屋の掃除をしていたアメリア。すると机の上にある小箱を見つけた。
アメリア「あら、何かしらこれ?」
小箱を拾い上げて中身を見るアメリア。中に入っていたのは黄色い球が嵌められた耳飾りだ。
アメリア「耳飾り?」
栄「アメリア、何をしているの? 掃除は終わった」
何か物色をしているのを見て様子を伺いに来た栄。この時に好奇心でアメリアが耳飾りを付けてしまい、後にトラブルが起きてしまう・・・
栄「あら? それは?」
アメリア「都々の部屋で見つけた耳飾りよ、ちょっと玩具みたいな感じがするけど」
栄「もう・・・流石に不味いし、返した方が良いわよ」
アメリア「まぁそうだけど・・・何か興味がそそられるのよね。ドラゴンボールに出たポタラみたいな形をしているし」
栄「またまた・・・いくらたっくんと都々がドラゴンボール超の世界に行ったからといって、そんな高尚な代物を手土産にするとは思えないわ。この世界じゃあり得ない代物だし」
アメリア「なら試してみる?」
そういって片方を外し、もう片方を差し出すアメリア。アメリアの表情はもう「試さないと気が済まない」という顔をしていた。
栄「いやいや、流石に止めた方が良いわよ」
アメリア「replicaかもしれないわよ?」
「こりゃ何言っても無理だ」と察した栄は受け取り、片方を身に着ける栄。すると、すぐに変化が起きた。
栄「へっ?」
アメリア「えっ?」
身体が引き寄せられ、そして二人に変化が訪れた。
都々「何!?何が起きたの!?」
拓哉「アメリア!大丈夫か!?」
様子を見たら眼鏡をかけ、アメリアと栄を足して二つで割ったような存在が居た。そして耳には例の耳飾りがある事に気付き、二人は察した。
都々「ポタラを使っちゃったかぁ・・・」
『それで、なんでこうなっちゃたのよ・・・』
都々「その耳飾りを使ったからだよ・・・えっと、栄ちゃんとアメリアだから『エイリア』で良いかな?」
?→エイリア『好きにして』
拓哉「しかしどうしようか・・・こんな時、神羅族の誰かが居てくれれば・・・」
おかゆ?「呼んだ?」
シュンっという音と共におかゆらしき人物が現れた。
拓哉「おかゆさん? ……いや、気功の流れからして神羅族の方か」
おかゆ?→神羅オカユ「正解。流石はマツリの管理する世界で修行しただけあるね」
拓哉「そりゃどうも・・・それで、助けてほしいんだが・・・」
神羅オカユに事情を話し、何とか解いてもらおうとする拓哉。しかし・・・
神羅オカユ「難しいね・・・このポタラだって神羅の理が関わっているし、解除するとなればマツリにお願いしないと駄目だね」
拓哉「そうなのか・・・連れだして、解除させることは可能か?」
神羅オカユ「それも難しいね・・・ただでさえ彼女は、穏健派なのか革命派なのか、はたまた中立派なのか分からない以上下手に接触させたくないんだよね……とはいえ、頼めるだけ頼んでみるよ。そのポタラだって、ウイスさんから『もしもの時の為に』って感じで貰ったんだよね?」
都々「うん・・・『Яに少しでも対抗する力が必要でしょうし、無いよりマシでしょう』という事で貰ったんだ」
神羅オカユ「まぁそういう事だから早急に解除させるように話してみるよ。それに・・・」
エイリア『それに?』
神羅オカユが真剣な表情になり、ゆっくり語りだした。
神羅オカユ「……革命派の中に、カナタが何か不穏な雰囲気があるんだよね。彼女の事もマークしないといけないから、急がないといけないよ・・・Яの方も動き合ったし」
その言葉に息をのむ拓哉達。彼女が言うとなれば信憑性が高いのだろう。
拓哉「……頼む。いざって時にポタラが使えないのは痛すぎる」
神羅オカユ「分かっている。それじゃあ行くよ」
そういってシュンとオカユは消えた。
拓哉「革命派の中で動きか・・・どうやら一枚岩じゃない、というより裏切り者がいる可能性があるか・・・」
都々「これに関しては向こうに任せよう。それよりも、エイリアだけど・・・」
エイリア『仕事の方はリモートで何とかなるけど、何時になったら解除されるの? これ・・・』
拓哉「・・・超の基準だと、界王神以外だと一定時間経てば解除されるらしいが・・・具体的に何時までかは分からないんだよな・・・」
都々「確か、悟空とベジータの場合はエネルギーを使いすぎたから一時間も経たず・・・だったよね? 思いっきり動いてみる?」
エイリア『いや、無理でしょ。栄の身体となれば弱体化しているかも』
都々「あー・・・」
話が纏まらず、取り敢えず家で大人しくする事になった。
それから待っている間はリモートを行い、家で過ごしていたのだが子供達が困惑していた。
美衣「ま、まーま?」
エイリア『え、ええ・・・ママよ』
詩衣「ふぇぇ・・・しらないひと・・・」
拓哉「いや、詩衣・・・アレはママなんだよ。訳合って栄ママとアメリアママが一緒になっているだけで・・・」
都々「そうそう。訳あって・・・ね?」
和衣「わけってどういうことー?」
優斗・アリア「「うゅ?」」
子供達はひたすらに困惑し、こぼも後に・・・
こぼ「なんでああなったのか、分からず呪いにかかったのかと思ったよ……」
と困惑しており、ルンバも見ただけで威嚇したという・・・
エイリア『説明して回るのが大変だわ・・・』
拓哉「仕方ないよエイリア・・・でも連れてくるまでの辛抱だから・・・ん?」
何やら気配がして、立ち上がるとオカユとまつりらしき人物を連れてきた。
神羅オカユ「お待たせ。マツリを連れて来たよ」
拓哉「これが神羅マツリか・・・」
神羅マツリ「そうだよ。ま、さっさと要件を済ませちゃうね」
エイリアに手をかけて、元の姿へと戻す。
―キィィィン…パァ!―
栄「ふう・・・やっと元に戻ったわ」
アメリア「全く、中々crazyな体験だったわ。もうやりたくないけどね」
栄「私だってもう懲り懲りよ。取り敢えず。返しておくわ」
アメリア「私のもね」
そういってポタラを受け取った。
神羅マツリ「それじゃあ私達は戻るね。じゃ」
そういって「用は済んだ」と言わんばかりに消えた二人。
栄「全く・・・大事な物なら隠しておきなさい。大変な目に遭ったんだから」
都々「ゴメン・・・でもアメリアだって、他人の物を勝手に使わないでよね」
栄「それは言えてる・・・アメリアも反省してよね」
アメリア「はい・・・」
今後は拓哉がポタラを管理する事になり、美衣達の手の届かない所に隠しておいたとさ・・・
今回は中々難産でした・・・カオスな話が書ける人が羨ましい。
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