【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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EP27にてぺこらマミーが登場したので・・・短め。


マミーがやってきた

魔界 鬼人族の里(二次予選開始前)

 

ぺこら「え!?マミー達ホロライトシティに引っ越すの!?」

 

マミー『うん。前々からね、パピーと相談してたのよ。『どうせ引っ越すならホロライトシティに行こう』ってね。丁度パピーの仕事の転勤も話も出てね、それがホロライトシティに場所があるの。良いでしょ?』

 

電話越しに話しているのはぺこらの実母であるマミー事、『兎田月代(つきよ)』だ。年齢で言えば40代でぺこら含めて3人の子供を産んだ立派な母親なのだが、見た目と言い声色といい、20代に見えるからかよく『姉』と間違えられる。

 

ぺこら「良いでしょって・・・そりゃ師匠も、『お義母さん達なら何時でも歓迎しますよ』って言ってたけどさ、何でまた急に・・・」

 

マミー→月代「まぁ色々と手続きをしていたし、連絡が遅れちゃったのはゴメンね? でもね、ようやく落ち着いて物件も見つかったからさ・・・近々ホロライトシティに引っ越すから、また落ち着いたら遊びに行くわね」

 

ぺこら「まぁ……分かったよ。取り敢えず気を付けてね」

 

そういって電話を切るぺこら。どこか憂鬱とした顔をしていた。

 

いろは「ぺこら先輩、どうかしたでござるか?」

 

ぺこら「あのーちょっとね・・・」

 

あやめ達に事情を話すぺこら。

 

いろは「成程・・・そういう事なら良い機会だし、ホロライトシティに帰ってはどうでござるか?」

 

ぺこら「いや~帰った方が良いかもしれないけど、うーんちょっと気まずいし……」

 

あやめ「もしかして・・・予選落ちして、帰りたくても帰るのが気まずいとか?」

 

ぺこら「まぁそれもあるし……魔界(ここ)の台は地上界じゃ滅多に見れない、レアな台があるから回したいんだよね。せめて気が済むまで回したいし・・・」

 

いろは「そんな理由でござるか・・・」

 

その言葉に呆れるいろは。ぺこら自身は一次予選のミッションを6つクリアしていたまでは良かったのだが、残るクイズミッションがクリアできずに落選した。

しかも落選した原因が難易度の高さというより、『余裕だとギリギリまで放ったらかしにしてたらクリア出来ず、期限が過ぎてしまい脱落した』というなんとも情けない脱落の仕方をしてしまったのだ。しかも期間中はあやめ達から何度も「時間がある内にクリアした方が良い」と口酸っぱく、耳にタコが出来る位に忠告したのに「大丈夫大丈夫、余裕だから(笑)」と慢心して結局・・・というのだがら擁護できない。

挙句負けたショックで反省し、サポートに回るとかならまだしも、自棄を起こしてスロカスに転身してしまったのだからもうどうしようもない。

 

いろは(これは師匠に報告しないと駄目でござるね)

 

そう判断し、今日もレヴィを連れてスロットを回しにいく姿を見て玲二に報告するいろはであった。

 

 

ホロライトシティ 住宅街エリア

 

 

月代「ふぅ・・・漸くお引越しのお片付けが終わったわね。業者さんにお願いしてたのもあるとはいえ、手伝ってくれてありがとうね。(あきら)さん」

 

輝「……こういうのは手伝った方が早い、それだけだ」

 

月代「フフ、そういう事にしておきますね」

 

月代の旦那、『兎田輝』は口数少ない寡黙な男性だ。しかし不器用なだけで思いやりや気遣いが出来る男性で、何かと嫁である月代を支え合っていっていた。

その優しさは子供達にも引き継がれており、ぺこらもイキったりする物の、一時期休止していたラプラスの為にマイクラで建築したり、世界を改変する前は卒業するココに対してマイクラで門出を祝ったりと、彼女なりの優しさを出していた。

 

月代「良い物件を購入出来て良かったわ。立地も良いし、建物もしっかりしているし、これなら老後も安心ね」

 

輝「・・・そうだな。それに、玲二君の家からも程よい距離だしな」

 

月代「お互い無理なく行ける距離だしね」

 

月代と輝が引っ越してきたのは転勤もあるのだが、もう一つは「娘の事を心配して」というのもある。新生アイドルとして世間から支持を得ていき、人気を得てきているとはいえ柵が多く、厄介な事も多いのもまた事実だった。新生アイドル達の実家を特定し、張り込んできたり嫌がらせをするケースがある等、厄介な問題も起きていたのだ。

そこで玲二の両親である佐々木家も引っ越してきたのを機に、それぞれの御両親に「良ければホロライトシティに引っ越してきませんか? 良い物件を抑えておきますし、不安ならお金の面も融通しておきますよ」と気遣って提案を出した。それに乗ったのが白上家や夏色家、そして兎田家だ。

因みにぺこらの兄二人に関しては今は自立しており、「もし機会があれば・・・」という事で断っていた。

 

月代「それにしても玲二君・・・今や支部長さんだけでなく、市長とか色々とやって立派になったわねぇ」

 

輝「ああ。将来デカい人間になるとは思っていたが、あそこまで出世するとはな・・・」

 

月代「流石はぺこちゃんを大きく成長させた旦那様ね」

 

感慨深く語る二人。元々内気な所があり、ホロライブのオーディションに合格したと聞いた時は喜んだと同時に、「上手くやって行けるのか」という心配もしていた。しかしその心配も杞憂に終わり、フォローしてくれるマネージャーや玲二、同期達とお陰で今尚元気にやっていると知って安心していた。

流石に結婚する相手が玲二だと知った時は驚いたが、彼のよく出来た人となりを見て「彼なら任せられる」と確信し、二人の門出を祝福した。

尚、彼が色んな方面との伝手を持っていたり、一夫多妻制を成立させるきっかけを作ったり、今回限りとはいえ同性婚を果たしたり等の逸話を残したと聞いた時は腰を抜かしたのは余談である。

 

月代「さて、ご近所に挨拶回りをしていかないとね。それが終わったら玲二君の所にも挨拶に行かないと・・・何やら、ぺこちゃんも帰ってきているみたいだからね」

 

ホロライトシティに兎田家の両親も引っ越してきて、よりこの街は賑やかになるだろう。尚、娘とその後輩が孫を連れてスロットをしていたという事を聞き、娘達にきっちりお仕置きしたのは別のお話である。




本編の展開次第では、兎田親子で親孝行する話を書くかも。予定は未定。

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