【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
GEガンプラ開発部
課長「ハーハッハッハ!私が作ったフェイルノートが出たぞ!!長沢主任、見たかねあの登場を」
モニカ「
メイ「はい。今回のエキシビジョンバトルの反応次第では量産型フルアーマーMk-Ⅱの販売は勿論、FAガンダムMk-ⅡやFAガンダムMk-Ⅲ系統のガンダム専用フルアーマーの販売も検討するとの事です」
課長→フランク「これなら上層部もGOサインが出るだろう」
興奮気味に語るGEガンプラ開発部課長『
このバトルには伏兵の一つとして、『ガンダムトリスタン・フェイルノート』が敵ユニットとして参戦する為、「トリスタン専用ユニット『フェイルノート』」を開発したGEガンプラ開発部も、この戦いに注目していた。
崎岡「しかし、社長も思い切ったサプライズも考えるねぇ・・・俺等としては良い宣伝になるから良いけどよ」
モニカ「『アクシズ落とし阻止ミッション』のアプデで、アクシズに関わる追加機体を考えていたからね。それでも、かなり余裕をもって言ってきたとはいえ大変だったけど・・・」
ふぅ・・・と溜息をつくモニカ。今回の『アクシズ落とし阻止ミッション』ではジェガンフェスで登場した機体に加えて、『シュツルムディアス』、『ガンダムMk-Ⅲ8号機』、『デルタガンダム弐号機』、『シャア専用ディジェ』、『ディジェ・トラバーシア』と「シャアに纏わる機体」も追加されており、さらにサプライズゲストとしてバーナムの森から『ジェガン(バーナム所属機)』、『バイアラン・イゾルデ』、『ガンダムAN-01トリスタン・フェイルノート』が参戦したのだ。
では何故、立体化されていないフェイルノートが開発されたのか・・・それは、かなり前に時は遡る。
『量産型フルアーマーMk-Ⅱ』の開発の目途が立ち、『ガンダム専用フルアーマー』を開発していたのだが、路線の事でトムとフランクが口論していた。
トム「まずは既存の量産型フルアーマーを踏襲し、FAガンダムMk-ⅡやFAガンダムMk-Ⅲの路線で行くべきだ。無難に機動性と防御力を上げる路線の方が受ける筈だ」
フランク「何を言うか!ファンなら重装フルアーマーガンダム7号機やフルアーマー7号機みたいな路線の方が受ける!突出した火力、突出した機動性を売りにして先鋭化していくべきだ!」
トム「火力に関しては外付けの武装で補っていけば良いだけの話だ。フランクも分かるだろう」
フランク「トムゥ・・・何故ロマンが分からん!」
同期故にいつもアイデアを出し合い、口論してたのはいつもの事なので周りもアワアワせず、「また始まったか」といわんばかりに我関せずだった。
そんな時、イブが開発部に顔を出してきた。
イブ「やぁ、順調にやっているようだね」
トム「お疲れ様です、社長」
フランク「お疲れ様です」
イブ「お疲れ様、楽にして良いよ」
そういって肩の力を抜くトム達、それを見てイブが要件を伝えた。
イブ「訪問したのは様子を見に来ただけではない。4月27日に高校生達による全国大会が開かれ、それに伴ってエキシビジョンバトルが開かれるのは知っているね?」
フランク「はい。その関係で我が社からも社長が出席される事、バトル内容も『アクシズ落とし阻止ミッション』を使ってのポイントバトルと聞いております」
イブ「うん。それでね、サプライズとしてバーナム所属のMSをだそうと考えているんだけど・・・フェイルノート・ユニットの開発は出来るかな?」
フランク「フェイルノートを・・・ですか?」
ガンダム・トリスタン フェイルノート
ガンダムAN-01『トリスタン』に、試作型攻撃ユニット「フェイルノート・ユニット」を装備した機体であり、アーサー王伝説に登場する円卓騎士トリスタンが用いる弓『フェイルノート』に由来する。
コミカライズ版にて『クレヴェナール』の代わりに登場した強化装備で、「トリスタンをベースにした、次世代型MS開発のためのコンセプトモデル」として開発された装備のうちの一つ。攻防を半自動型のインコムによって行い、パイロットは高機動・高運動性を持つ機体のコントロールに専念させるというコンセプトで開発された。
頭部背面にはデナン系等のクロスボーン・バンガード系MSに見られるツインアイタイプのセンサーパックを装備し、インコムに機体周囲の情報を提供、その稼働効率を上昇させている。また、バックパックはビギナ・ギナのフィン・ノズルの雛形とも言える装備であり、元々高いスペックを有していたトリスタンの運動性を大きく引き上げているのが特長。
トム「ビギナ・ギナに繋がるフィン・ノズルを装備したアレですか・・・確か、インコムも出来ていますし作れると言えば作れますが・・・」
イブ「そうか・・・それを聞いて安心した。飛騨くんと安室くんに頼みたい。全国大会のエキシビジョンに出す伏兵として、『フェイルノート・ユニット』を作ってほしい」
フランク「伏兵として? 予算さえ下りれば可能ではありますが、許可は取っているのですか?」
イブ「それについてはガンプラウォーズ開発者である佐々木さんに相談する予定だ。あの人の事だから余程の事じゃない限り、ダメとは言わないだろう。それに・・・人を楽しませるサプライズはあった方が盛り上がるだろう?」
悪戯っ子のような笑みを浮かべるイブ。勿論、予算を下ろすだけでなくこんな見返りを用意してきた。
イブ「村崎くんから2種類のフルアーマーの開発が進んでいる事を聞いている。FAガンダムMk-ⅡやFAガンダムMk-Ⅲの路線で行くなら、今度の役員会議で二つのフルアーマーの商品化を支持しよう。どうだね? やってくれるかい?」
フランク「むぅ・・・やりましょう。やるからには徹底して拘ってみせます」
トム「腕がなりますな、飛騨課長」
イブ「ん。ではよろしく頼むよ」
フェイルノート・ユニットに関する資料を渡したイブはそのまま退出した。やたら細かく書いている辺り、やはり社長も一介のビルダーだなと感心する。
フランク「さて・・・やるか」
フェイルノート・ユニットの開発はそこまで苦労しなかった。試作で作っておいた『腕部ビーム・サーベル(単体とインコムに転用出来るタイプ)』、『インコムユニット(フェイルノート・ユニットタイプと、量産型νタイプ系の二つ)』、『後頭部外付けセンサーユニット(後ろみるとデナン系MSの顔になっている)』があった為取り付けの為の調整と動作テストを繰り返す位で、そこまで苦労しなかったという。元々凝り性な性格をしていたフランクは、「もしかしたら出るかもしれない」という少しだけお遊び感覚で作った物がこれらだからだ。正直彼自身も「まさか採用されるとは思わなかった」とは思っていたが・・・他にもトムが開発した『腕部連装ビーム砲』、『二連装ビームスプレーガン』等も開発しており、フルアーマーが商品化された際にはこれらも外付けユニットとして商品化の打診をしてもらう予定だ。
トム「これがあればFAガンダムMk-Ⅱや、量産型νを再現できるからな」
今回は関係ないので後回しになっているが、大変だったのはやはりテストだ。何せ武装として腕部・肩部・脚部・バックパックに計8基のインコムが装備されており、複雑故に動作テストするのも一苦労し、開発部の中でテストに携わっているメイは勿論、プラチナ5と腕の立つモニカですら手を焼いたのだ。
モニカ「正直、これを使いこなすフェルモが凄いわ・・・」
取り付けても問題なく動作し、フィン・ノズルやインコムにも支障がない事から動作テストは無事終了。後に玲二に提案した所OKを貰い、イベントの伏兵として参戦させることに。
フランク「ふぅ・・・漸く一段落ついたな。当日が楽しみだ」
開発が完了し、肩の荷が下りたフランク達だった。
メイ「結果は上々。やられてしまったとはいえ会場からの評判は勿論、ネットでも大盛り上がりですよ」
トム「これだけの実績があるならば、フルアーマーの商品化も期待できそうだな。流石にフェイルノート・ユニットの商品化は難しいがね」
フランク「アレは人が使うには難しい代物だからな」
会場での盛り上がりを見て一安心し、次のアプデでバーナム所属機体が敵として出る事が決定。彼等の頑張りは報われた。
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