【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

138 / 352
都々るり勝負回、今回は難産だった。


都々るり、稽古を受ける

戦いの舞台はククルスドアンの島、障害物の無い荒野にて機体が激突する。

 

都々「るり!チェンジを活かしてぺこらさんを確実に倒しに行くよ!」

 

るり「分かりました!栄さんが何処にいるか分かりませんが、確実に仕留めましょう!」

 

ぺこら「ぺーこぺこぺこ!2対1でも掛かってきな!ぺこーらも、負ける気はしないよ!」

 

恐らく栄は隠れてアシストをしているのかもしれないと警戒しつつも、連携を取ってぺこらのガンダムを倒しに行く二人。

 

都々「まずは都々から!」ブォン!

 

ぺこら「来るか!」ガキィン!

 

ヒートアックスを振り下ろすもぺこらは盾で受け止めて受け流す。後ろでるりのサージェントノーブルジャスティスがビームライフルを構えて狙い撃ちするが、ぺこらはしっかりとビームを避けた。

 

るり「避けられた!?」

 

ぺこら「良い連携だけど惜しかったね。というかそうやって動揺している暇はないよ?」

 

るり「!」

 

奥の方でキラリと光ったのを確認して咄嗟に回避行動をとる。るりの本能が「危ない」と告げた。

 

ダァン!

 

るり「音からして実弾ライフル・・・それも徹甲弾を装弾したスナイパーライフル!栄さんですか」

 

ぺこら「おーやるじゃん。でも、安心したからと言って次は当てられるかもよ? 最も、避けれてもぺこちゃんの攻撃をいなせなきゃ意味ないけどね」

 

余裕そうな物言いをするぺこらに対して警戒心を強める二人。この一連の流れで()()()と確信し、どう攻略するか思案する。

 

都々(シンプルだけど、その分素早い対応でいなしてくる・・・それに栄ちゃんのアシストも掻い潜らないといけない・・・やはり此処は、るりに栄ちゃんを抑えて貰わないと勝てない!)

 

るり(正直私の実力ではぺこらさんに勝てない・・・都々さんには負担を掛けて申し訳ないですが、都々さんがぺこらさんを抑えている間に・・・栄さんを討つ!)

 

考える事は同じ。そして意を決し、都々がるりに指示を出した。

 

都々「ぺこらさんは私がやる!るりは栄ちゃんをお願い!」

 

るり「任されました!」

 

都々がぺこらのガンダムを抑え、るりは栄がいる方向へと駆けだした!

 

ぺこら「それも立派な連携だし、アリではあるよ。最も、各個撃破されたら破綻するけどね!」

 

都々「ぺこらさんの相手は、都々だぁー!」

 

ライフルを構えてるりのノーブルジャスティスを撃とうとするが都々のゼノフィリスがタックルして抑える。

 

ぺこら「良いタックルぺこね。けど、グシオンの姿で何処までやれるかな!?」ダン!ダン!ダン!

 

都々「その程度の火力じゃこのゼノフィリスの装甲は抜けれないよ!」ブォン!

 

ライフルの銃撃にも怯むことなく突貫し、ヒートアックスで斬撃するがライフルを斬った程度しか戦果が出せれず、紙一重で回避されていく。斬撃、柄を使っての突き、叩きつけを狙うが攻撃が大振りなのもあって中々ダメージを与えられず、時には盾で弾きをされる。

 

ぺこら「キレは良いけど、大ぶりな攻撃なだけに読めているよ!」

 

都々「くぅ・・・流石は初代で強くなった人!」

 

ぺこら「ごちゃごちゃ装備がなくとも、素手と盾、ライフルとサーベルだけで十分ぺこ!最近のガンダムは色々とつけすぎなんだよ!四肢をフル活用してこそ、MSぺこ!」

 

小太刀を持つ事もせず、握り拳をして数発殴って怯ませる。

 

ぺこら「うりゃ!うりゃ!ちったぁ初代の頃のアムロさんを見習ってパンチやキック、盾を使ってキルを狙わんかい!」ドゴ!バキ!

 

都々「くぅ・・・」

 

ダメージこそ微々たるものだが反撃する事も敵わず手こずる都々。この型に捕らわれない型こそがぺこらの強みだ。

 

都々(拳法用のハンドパーツを装備しているとはいえ、一発一発のダメージの小さい・・・だけど反撃出来ずにいるのも事実。どうしたら・・・)

 

的確に関節や腕を狙って拳打を浴びせて行く為反撃しようにも怯んでしまい、攻めあぐねる都々。

 

ぺこら(とはいえ、これ以上やるとハンドパーツがダメになっちゃうのも事実なんだよね・・・思ったより硬すぎるぺこ~!)

 

怯ませたタイミングで小太刀を取り出し、一刺しを狙う。

 

ザクゥ!

 

仕留めた!そう確信した途端、ゼノフィリスの装甲が剥がれ落ちて『ゼノフィリス ネイキッド』へと姿を変えた。

 

都々「出来ればこの形態は使いたくなかったけど・・・なりふり構ってられないよね!」

 

ゼノフィリス ネイキッドへと姿を変え、バックパックキャリーフライヤーを装着して体制を立て直し、戦いは第二ラウンドへと移行する・・・

 

 

 

 

ガキィン!ガキィン!ガキィン!

 

サーベルを使って格闘戦を繰り広げるサージェントとイェーガーカスタム。どちらも洞察力と高さと読み合いの上手さで互角に渡り合っているが、るりの目的は倒す事より「栄のアシストを阻止して支援する事」な為、栄としてはかなり苦しい状況に立たされていた。

射撃スキルは高い物の、逆に格闘スキルに関しては経験が浅い事もあって低かった。さらにるりは「元となったジャスティスが格闘寄りの機体」という事から格闘の習熟をしっかり行っていた為、格闘戦ではるりの方がリードしていた。

 

るり「都々さんを助けにいく為にも、さっさと倒れてください!」

 

栄「ならさっさと私を倒してみなさい!」

 

斬撃を繰り広げつつもビーム重斬脚を繰り出すも避けられる。栄の方もレールガンを撃つも至近距離ながらも紙一重で躱す。ビームブーメランを投げて反撃するも栄は避けたが、それがるりの狙いだ。

 

るり「此処!」

 

栄「しまった!」

 

隙を突いてビームサーベルで一刀両断する。これによってるりは栄に勝利する事が出来た。

 

るり「ハァ・・・ハァ・・・早く都々さんを助けに行かないと・・・」

 

精神的に消耗した身体に鞭を打ち、都々の元へと駆け付ける。そこには装甲が剥がれ落ち、ネイキッドの姿になったゼノフィリスと対峙するガンダムがいた。

 

るり「都々さん!」

 

思わず声を掛けるが、それに気づいたガンダムが振り向いて盾をぶん投げてきた!

 

るり「盾を投げてきた!?」

 

ぺこら「栄ちゃんを倒したのは流石だと褒めてやりたい所だけど・・・下手に声を出しちゃうのは減点ぺこ!」

 

咄嗟に避けれた物の、動揺したままのるり。それを見抜いてか太刀を構えて襲ってきた。

 

るり「くっ!」ブゥン!

 

サーベルを構えて鍔迫り合いをする。ぺこらの方は余裕ありそうな雰囲気を出すがるりの方は一杯一杯だった。

 

ぺこら「そんな拙い動きではぺこーらに勝てないよ!チェンジで掛かってきても良いけど、ぺこーらに勝てるかなぁ!?」キィン!キィン!

 

るり(何とか怯ませて後ろから斬撃を与えるチャンスを設けなければ・・・勝てない。そんな気がします・・・)

 

思案しつつもどうやって怯ませるか・・・息をつかせぬ剣劇をしつつも思案するるり。このまま都々に攻撃させても恐らく小太刀を使って防がれる。ならば弾きによる怯ませしかないのだが、咄嗟に弾きが出来ずに苦戦していた。

 

るり(的確に斬撃を与えてくる・・・パターンさえ読めれば、弾く事は可能!)

 

冷静さを取り戻しつつ分析する。どのタイミングで弾くのがベストか・・・それを見極めて動いた。

 

るり「今です!」ガキィン!

 

ぺこら「ぬっ!?」

 

都々「だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ブォン!ズバァ!

 

怯んだ隙を突いてネイキッドのゼノハルベルトを振り下ろし、ガンダムを一刀両断した。この勝負、都々達の勝ちだ。

 

 

 

―WINNER 立伝都々&栞葉るり―

 

 

 

ぺこら「いやー流石に2対1だと部が悪かったかぁ・・・まぁ、良い連携だったぺこよ」

 

負けたというのにそこまで悔しがらないぺこら、それに対して「やはり実力が高い」と感服する二人。

 

るり「それでも勝てたのは、都々さんとの連携を取れたが故の勝利ですからね・・・実力面ではまだまだ精進が必要です」

 

都々「うん。もっともっと対人戦をして経験を積み、一人で倒せるぐらいには強くならないとね」

 

栄「その意気よ、二人とも。二人ならいずれはガンダリウムランカーをも倒せるぐらいにはなってもらわないとね」

 

ぺこら「勿論、その前にぺこちゃん達にも勝てるように・・・ね」

 

二人の精進は、まだまだ続く。




御意見、御感想をお待ちしております。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。