【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
ある日の神代家。今日は全員集まり、後で来る蝶美を交えて話し合いをしていた。
花那「やはり今後の事や、卒業後に蝶美さんが加わるとなると、もう少し大きくしてゆとりを持たせるとして、土地はどうするかですよね・・・発展しているとはいえ、良い土地はすぐにとられますし・・・」
ハコス「いっそ三階建てにするとか出来ないかな? 神羅城に引っ越すのは出来なくもないけど、あっちもあっちでお世話になるのは出来れば避けたいとなればそうするしかないし」
アメリア「投入できる予算も要相談しないと駄目だし、日本でのケンチクホウ? というのも関わってくるから・・・」
拓哉「子供達の養育費の事を考えると、多く残しておきたいしな・・・俺達6人で出し合うにしても、蝶美もどこまで出せるかだし・・・」
今、拓哉達は家の事で相談していた。今住んでいる一軒家も玲二の義兄である藤枝劉斗の好意によって一軒家を購入したが、今9人で住むには少し狭く、今後蝶美を加えるとなるとより大きめの家を建てる事を検討せざるを得ない。玲二の紹介があれば建築は可能で、図面と予算さえ準備できれば何とかなるのが実情だ。
だがこうしてあまりすすんでいないのも、「何十年も住むとなれば、何処まで大きくすべきか、何処まで予算を出せるのか」そこで躓いていた。考えも違うため、慎重になっているから中々進まないでいた。もう一つ遅くなっているのも
栄「まぁそれぞれ独立した部屋にするとしたら、たっくんの隣は私で良いわね」
アメリア「あら、寝室は一緒にするにしてもダーリンの隣は私と相場が決まっているわよ?
栄「あら、まだそんな事言っているの?
そういって二人を見る栄。
青「異議無いよ。悔しいけど、正妻の座は栄ちゃんに譲っているからね・・・」
とこ「私も異議無いわ。てか、そういうのはもうええやろ?」
アメリア「良くないわよ!ハコス、花那、貴女達は私の味方よね!?」
ハコス「そ、そうだねアメリア。妹ポジはボクの物にするなら、支持するよ」
花那「私は、まぁ・・・」
こうして正妻を掛けて言い争うのも進まない理由の一つである。正直言って、当事者の二人以外はどうでも良いと思っているのだが。そう言い合っていると、来客が来た
―ガチャ―
蝶美「こんにちよー・・・遅くなってごめんね。えっと、何処まで進んでいる?」
花那「ああ、いらっしゃい蝶美さん。えっとね・・・」
状況を説明する花那。話を聞いた蝶美は「あー・・・」って顔をする。
蝶美「なんというか、飽きないよね二人とも」
拓哉「まぁ・・・それ故に仲も良いし、最近じゃ子供達も我関せずになっているよ・・・」
呆れつつ話す拓哉。因みに蝶美は、正式に婚約を結んでからは交流を深め、最近では合い鍵を貰う程の仲になった。今回来たのも蝶美が籍を入れた後の事を見据えての話し合いの為、彼女の意見も必要だから呼んだのである。が、今回も正妻戦争が始まったためあまり進展しないかもである。
拓哉「それで、蝶美ちゃんとしては意見はある?」
蝶美「大きくゆとりある感じにはするとして、出来ればそれぞれ個室は欲しいかな。ガンプラ作りに集中できる部屋は一つ欲しいけど、そこまで大きな部屋で無くても良い事。子供達の事を考えると個室は12~14部屋は欲しいかな」
拓哉「うーん・・・いっそ神羅城の前身である、ホロライブマンションみたいにすべきかな・・・レッスンルームとか、一部を個室に変えたり、ダウンサイジングしたりして・・・いや、でもそうなると金が下手すりゃ億いくか?」
ハコス「お金に関しては出し合えば何とかなる・・・かも」
花那「削れる所は削らないと厳しいでしょうね。個人的には、大きめの車とかも欲しいですし」
此処で花那が車に関して言及する。玲二達と違って神羅族ではない彼等にとって移動する為の足は必須、故に運転免許は必要なのだ。因みに持っているのは拓哉と栄、花那とアメリアの4人である。
栄「確かに・・・削った分は代わりに大きめの車庫にする感じにはなりそうね。買い物用と、遠征用で計2台は入れる感じにはしたいし」
青「それは同感。となるとレッスンルームや一部の個室は削り、お風呂場もそこそこ大きい程度に留める感じで良いかな?」
とこ「そうやな・・・大人数でいっぺんに入る訳じゃないし、私らはそれぞれ入るタイミングが違うってのもあるし、無理に大きくせんでも大丈夫か。足伸ばせる程度の広さがあればええし」
ある程度の要望がまとまった所で、次は予算の話になる。
栄「それで、今それぞれ貯蓄はどれだけあるの?」
周囲を見回し、通帳を出すように促す。現在の貯蓄はそれぞれ溜まっており、そこから予算をどこまで出せるかが課題となる。流石に蝶美はこの中で少ない方だが、拓哉と栄は余裕ある方だ。
玲二には劣る者のこの中では稼いでいる方なのと、あまり趣味といった物もなく、せいぜい子供達関係で金を使う程度でお金にゆとりはある。花那達も動画サイトによる収益も相まって安定しており、投入する分には十分ある。
青「貯蓄は十分あるし、此処から共有財産に回せば見積もりは出来るね。あ、蝶美ちゃんはそこまで出さなくて大丈夫よ、今は何があるか分からないし、学業を集中しなければいけないからね」
蝶美「ゴメンね青くん、これでも新作のガンプラは買うのを我慢したりとかしているから・・・」
青「高校卒業を優先しなければいけないんだから仕方ないよ。それに、こういう時ぐらい・・・僕達に甘えてほしいな。カッコつけないといけないから・・・ね?」
蝶美「う、うん……////////」
青の甘い言葉に思わず惚気る蝶美であった。
拓哉「……車となれば、いっそマイクロバスを購入すべきかな・・・キャンピングカーでも良いけど、移動の度に・・・となればちょっと違うし。それに、
拓哉の言う「以前起きた事例」とは、ホロライブの過激ファンによるホロメンの催眠、誘拐事件の事である。事件の起こした犯人は「推しているホロメンと玲二が仲良くしているだけでも許せないのに、結婚までして我慢できなくなった」という動機で一つの事件を起こした事があった。現在でも玲二との結婚に対して否定的な過激ファンも少数ながら存在し、このような事件が再び起きない可能性もゼロではない。
こういった事例から拓哉も中型免許を習得し、自分達だけで送迎する等の手段を得て自衛していこうとなってきた背景がある。
蝶美「拓哉くん、運転出来るの?」
拓哉「ああ、合格するまで大変だったが運転は出来るぞ。仕事で機材の運び出しとかで定期的に運転しているからな」
アメリア「ダーリンもレイジに出来ない事を学んで、少しでも力になろうと努力しているからね。自慢のダーリンだからね♪」
拓哉「俺は先輩と違って、普通の男だからな。出来る事を精一杯やる・・・ただそれだけだし、それしか出来ないだけだよ」
栄「でもそれがたっくんの良い所よ」
「甘いねぇ~」と惚気にやられる蝶美。
拓哉「さて、ある程度方向性が定まり、後は細かい調整だけだな。他に意見は無いかな?」
周囲を見回し、「異議なし」という意思を伝わった。
拓哉「それじゃ、せっかくだし子供達を連れて飯にいくか」
嫁達『賛成』
しまうべきところをしまった後、拓哉達は外食へと向かった。神代家のお家の増築とかは、また別のお話で・・・
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