【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
ムラサメ改は・・・ミオが喜びそう。というかどういう基準で立体化されているんだ?
舞台は宇宙空間。青のニトロファイアはレーダーを見つつ、周辺警戒していた。拓哉の使うアストログラフのスキルは必殺系のスキル。宇宙空間での運用を想定しているのなら、意識外から狙う事を想定している筈だ。
青(『ビッグバン・ノヴァ』・・・名前からして多分突撃系の技。狙うとしたら今・・・というのも否定できない。それにレーダーが機能しないって事は・・・『アクティブジャマー』も持っているね)
思案しつつも周囲警戒をしていたら気配を感じ、すぐに動いて回避行動に移った!
ドキュウン!
青「ビームマグナム!?」
拓哉「中型サイズのビームマグナム、『ゾディアックバスター』だ!そしてこれは・・・投擲にも使える『アストロジャベリン』だ!」
羅針盤の針を模した投げ槍を持ってぶん投げてきたアストログラフ。これに対しても間一髪で避けれた。
拓哉「やるな青。ジャマーが効いている状態の中で落ち着いて対応出来ている・・・良い動きだぞ」
青「ありがとう。拓にぃのメイン機体はガンダムアスクレプオスを改造した物だって物は気付いていたから変形は勿論、全方位アクティブスキャナーやアクティブジャマー、PXシステムは警戒していたよ」
拓哉「確かにな・・・PXシステムはEXAM等と同じ特殊武器扱いだから、すぐには使えないが機体バフを与えられる。だがそれだけじゃないぞ?
ビームソードを構えて斬撃を繰り出してくるアストログラフ、これに対して青のニトロファイアもビームサーベルを構えて鍔迫り合いをしていく。
ガキィン!ガキィン!
拓哉「腕を上げたな青!最近ゴールド5に上がったのは伊達じゃなさそうだな!」
青「僕だって常に成長しているし、勝つ為にはニトロファイアを完全に物にしないといけないから・・・ね!」
斬撃の合間を見て蹴りを繰り出す青。しかし拓哉は冷静に回避する。
拓哉「良い蹴りだが、間髪入れなければ入らないぞ!」
青「くっ!(流石に甘かったか・・・)」
反応の速さに苦戦する青。やはり純粋な技量だけで言えば拓哉の方が上で、駆け引きや読み合いでは勝てないと考える青。
これではnitroEXAMを使って速度を上げたとしても、対処されるのがオチだろう・・・しかし、かといって使わなければ勝てないのもまた事実。カウンターしてきたのを避けつつ思案する青。
青(やはり強い・・・佐々木さんの補佐をしているだけに動きも鋭く、ダイヤ2と言っているけど今まで戦ってきたバトラーの中でもかなり手強い!だからこそ・・・
力を完全に克服する為の相手として、これほどまでに相応しい相手はいない・・・そう考え、思わず笑みを浮かべる青。
青「拓にぃ・・・本気で戦ってくれて嬉しいよ。拓にぃに勝ちたい、勝って力を物にしたい。そんな気持ちが沸いてきたよ・・・だから拓にぃ、手加減せずに来てくれるよね?」
拓哉「勿論だ青、その為に俺は勝負を挑んだ訳だからな。そろそろ行くぞ!PXシステム発動!」
青「僕は乗り越えて力を物にしてみせる!nitroEXAM!」
―nitroEXAMスタンバイ―
お互いシステムを発動して勝負を仕掛ける。PXシステムは一定時間で解除されるが、nitroEXAMは機体が自壊するまで稼働可能。出来る事なら無理はさせたくないが、力を完全に物にするには限界ギリギリまで使う事が必須だろう。そうでなければ力を物に出来ないし、何より勝てない。
青「おおおおおおおお!!」ゴォ!
青のニトロファイアが蒼炎を噴き出しながら突撃する。全てのステータスが300%になっている為、スピードも速くなっているからアストログラフ相手にも追いつけるだろう。
拓哉の方もゾディアックバスターで射撃してくるが射撃を回避しつつ、100mmマシンガンをばら撒いてライフルを破壊しようとする。破壊出来ずとも耐久値を削れるだけでも違う・・・そう狙い弾数が切れるまで撃ち続ける。
拓哉「良い狙いだ。だが機体が崩壊する前に俺を倒せるかな!?変形!メテオフォーム!」
青「なっ!?」
変形して銀色のアッガイやズゴックを彷彿させる姿となり、突進してきた!間一髪で避ける事が出来た物の、その突進の速さと威力に驚く青。
拓哉「良い回避だが、宇宙空間でなら縦横無尽に飛び回れるぞ!次は躱せるかな!?」
反転して強襲してくるアストログラフ。リロード中の100nnマシンガンに代わって胸部ミサイルランチャーや胸部バルカン砲で迎撃するが上手に躱される。このままでは自壊して負けてしまうと焦りつつも何とか逃げながら打開策を考える。
青(サーベルで・・・いや駄目だ、切り替えている間に詰められる。ならいっそ格闘で・・・!)
思い切って立ち止まり、迎撃態勢を取る。
拓哉「逃げるのを辞めてどうする気だ!」
青「こうする!」
タイミングよくガシッ!と掴んで拳打を叩きこむ青。確実にダメージを与えているようで装甲に凹みが生じた。
青「おりゃああああ!!」
そして隕石に向かってぶん投げてダメージを与えて中破に追い込んだ!
拓哉「ぐぅ・・・やるようだがお互いそろそろ限界だろう。此処で勝負を決めるぞ!」
青「勿論!ファンネル!」
ファンネルで追い詰めようとするが寸出のところで回避し、お返しにアストロジャベリンを投げてきた所を青も回避する。
拓哉「貰った!ビッグバン・ノヴァ!」
自身の身体を高熱化させ、ニトロファイア目掛けて突進するアストログラフ。バチバチと火花を放っている辺り向こうも限界なんだろう。だからこそ青も逃げる事をせず、サーベルを構えて切り伏せようとした。
青「勝つのは・・・僕だぁー!!」
サーベルを持った状態で一閃・・・サーベルがアストログラフを斬り裂き、撃破した。
青「僕の勝ちだよ・・・力を与えてくれて、ありがとう・・・ニトロファイア・・・」
ーWINNER 神代青ー
筐体から出てお互い顔を見合わせる。青の方は吹っ切れた表情をしていた。
拓哉「どうだ青、迷いは吹っ切れたか?」
青「うん・・・戦っていくうちに力が馴染んだ気がしたし、最後の方はニトロファイアを信じたお陰で勝てた・・・そんな気がするよ」
拓哉「そうか・・・力を物に出来た今なら、強敵相手でも戦えるだろう。後は自分の技量を磨き、ニトロファイアの力を信じ続ける事さえ出来れば勝てる筈だ」
青「うん・・・もう迷わないよ。力に振り回されるつもりは無いし、呑まれるつもりはない。本当の意味で力を飼いならし、そして最後は・・・優勝して見せるよ」
拓哉「その意気だ青。青なら勝てる・・・そう信じているよ」
青「うん・・・僕は誰にも負けないよ。怜さんにも、フブキ先輩達にも・・・」
悩みを振り切り、力を物にした青。ニトロファイアは負の気持ちから生まれた物じゃないという事を証明する為にも、青の精進はまだまだ続く。
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