【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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アメリア専用 デスティニーガンダムSpecⅡのお披露目。後次につながるお話。


アメリアの戦い

ホロライトシティ ホロプラ

 

この日、アメリアはらでんと莉々華から「腕試しの為に付き合って欲しい」と誘われてバトルする事に。本来なら2on2で勝負する物なのだが、アメリアは敢えて一人で挑んだ。その理由は

 

アメリア「悪質なプレイヤーともなれば、複数人で一人のプレイヤーを狩るような真似をする手合いもいるわ。実際過去に阿須高校の生徒がそれをやって問題になったし、最悪単独でも対処できるように訓練されているからね。実戦でどこまでやれるか、それを試したいわ」

 

との事だ。自分専用の機体に関してはまだ模索段階だが莉々華はシルバー4、らでんに至ってはゴールド3に昇格して腕前は悪くない。二人とも足りない経験を知識で補ってカバーしている所があり、少なくともたまきやうい相手には勝てるレベルにはなっていた。

因みにらでんはアンジュやマリン相手には勝てるようにはなっていた。最近ではマリンが勝てるようになっているのも「腕前のお陰」というより「機体のお陰」というのもあり、マリンはますます焦っていた。それでも最近安定した戦果を挙げているみこ相手には五分五分だが・・・

そんな実績があり、自信が付いているらでんは少しだけムッとしたがそれでも冷静になっていた。相手はゴールド4とはいえプラチナ帯にいるアクシアやローレン相手にも勝てるようにもなっており、剣持や尊相手でも普通に勝てるレベルにはなっている。油断は出来ない。

 

らでん「こうなったらりりぃ・・・二人で協力してアメリア先輩を打倒するよ!」

 

莉々華「任せて!らでんちゃん!莉々華は玲二くんから一つ譲ってくれた『ガンダムルブリス量産試作モデル』で勝負するよ!」

 

らでん「私はこの『ガンダムFSD』で勝負する!実弾兵装がメインとはいえ、最近発売されたウェポンバレットキットの炸裂弾やハイパーバズーカがあればVPS装甲を貫ける筈!」

 

 

 

『HG ガンダムルブリス量産試作モデル』

『機動戦士ガンダム 水星の魔女 PROLOGUE』に登場するMS。その名の通りガンダムルブリスの量産型試作機であり角の省略やバックパックも標準的へと簡略化、シールドを装備されてない等の変更点はあるが本体のシルエットはおおむね共通されている。当然GUNDフォーマットが搭載されており、大型ランチャーに搭載されている無線誘導兵器「キローニアン」はファンネルミサイルの如く放つ事が可能。

ビームサーベルが搭載されているかはハッキリしてない(立体化されてる物にはサーベルが付与されてない)為、近接武器としてガンダムルブリスのサーベルを採用している。

 

スキル「射撃支援」

射撃兵装によるダメージが120%アップし、常時リロード時間が半分になる。

 

 

 

『HG ガンダムFSD』

メカニックデザイン企画『MSD』に登場するMS。局地型ガンダムを再設計する形で開発された機体で、「FSD」は「Full-Scale Development(全規模開発)」の略。

MS用マシンガン、右腕部ガトリングガン、大型シールド、ビームサーベル×2と標準的な装備をしており、ショルダー・キャノンを外した代わりにガンダムのハイパーバズーカを装備している。

またMS用マシンガンには『炸裂弾』を装弾している為、VPS装甲持ち相手でもそれなりのダメージを与える事が可能。

 

スキル「射撃支援」

射撃兵装によるダメージが120%アップし、常時リロード時間が半分になる。

 

 

 

3・・・2・・・1・・・―START!!―

 

 

 

舞台はニューヤーク。戦いが始まり、アメリアは相手の機体を冷静に分析していた。

 

アメリア「・・・ガンダムFSDのシールドは折り畳みにし、取り回しを重視して打突出来るようにしている感じだったわ。あの感じだと、バズーカは三式弾を装備して牽制する感じかしらね……ディスティニーは飛行可能とはいえ、スキルを活かして弾幕を張られたら厄介だわ」

 

らでんがショルダーキャノンを外してバズーカを装備したのはそうだと推測するが、当たりである。これは、ウェポンバレットキットの中に三式弾が含まれてたから採用したのもあるが、同時に「キャノン系の扱いが難しく断念した」というのもある。バズーカ系の特性としては「狙いを定めた方向に向かってまっすぐ飛んでいく」というのにあるのに対し、キャノン系は「曲射を描いて飛んでいく」というのがある。

曲射やキャノンの癖を理解すれば障害物を乗り越えて狙い撃つ事が可能ではある物の、これは一朝一夕で会得出来る物じゃない上に相性がモロに出るのだ。らでんも玲二の一緒に遊び、指導してくれたお陰で今のランクに至り、実力だけで言えば「青より低く、奏より高い」と見えるように見えるが実際は()()()()()()()だ。

何故かというと奏は短い期間ながらもミオに基礎をみっちり叩き込まれ、怜は勿論、青の紹介で蝶美にバトルして特訓をつけてもらい、はじめや青と模擬戦して腕を磨いていった等の「師事を受ける人は固定にしつつ、色んな人と特訓に付き合った」お陰で実力をついてきたのだ。まだ拙い面はある物の、操作すら覚束ない最初の頃と比べたら遥かに成長していた。

対してらでんは高い技量を誇っている物の、師事をこいているのが主に玲二という事もあって対人経験が奏と比べて少ないのが欠点だ。決して弱くはない物の、この辺りで奏との優位性が薄れており、この辺りが原因で()()()()()()()という物だ。そこからアメリアはこう分析していた。

 

アメリア(らでんは・・・まだ自分にあった機体を模索しているのもあるから()()()()()()()だけど、決して侮れる相手ではないわ。カナデだって自分にあった機体を見つけ、それ専用のカスタマイズをしたお陰で強くなっているけど、らでんもまだ伸びしろはある。油断できないし、早急にケリを付けたいわね)

 

思案しつつも周辺警戒を怠っていない、ルブリスのキローニアンを警戒しているのもあるからだ。キローニアンはΞ(クスィー)ガンダムのファンネルミサイルと同じ特性を持っており、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()事から脅威と見ている。属性としては実弾に分類される為、VPS装甲のお陰で実弾ダメージは軽減されるが連続で喰らえばあっという間にパワーダウンする恐れがある。

 

アメリア(ん。近い・・・そろそろ接敵するわね)

 

レーダーにまだ映ってない物の、探偵として培ってきた勘が「近い」と告げる。警戒してたら近くで音がした。

 

チャキ

 

その音を聞いてから動くのは早かった!

 

ダダダダダダダダダダダダ

 

マシンガンの射撃を回避してダメージを最小限に抑えようとする。炸裂弾装備となれば火力アップしており、ダメージも軽視できないのだ。

 

らでん「動きが読まれた!?」

 

アメリア「音が聞こえたから避けたまでよ!」

 

避けた所を周辺警戒するが予想的中。キローニアンが射出されてアメリアのディスティニー目掛けて迫って来た!予測してたためギリギリで回避してダメージを受けずに済んだ物の、流石のアメリアも冷や汗ものだ。

 

アメリア「予測してたとはいえ、もっと反応を早めないと厳しいわ・・・」

 

1秒遅れてたら被弾してたかもしれない・・・その事から気を引き締め、ルブリスが何処にいるかを探す。

 

アメリア(軌道やロック距離からしてそんなに離れてない筈・・・あのビルの所からロックして撃てば狙える筈)

 

当たりを付けて移動した所、敵機のマーカーが表示された。位置がバレたと気付いたらでんは焦ってバズーカを構え、撃ちだした。

 

らでん「りりぃの所には行かせんよ!」

 

ドン!ドガァァン!

 

アメリア「やはり三式弾を装備してきたわね!」

 

高速飛行して避けた為爆風には巻き込まれなかったが焼夷弾子には被弾し、少しばかりダメージを受けたが全然継戦可能である。

 

らでん「りりぃ!後退して立て直して!無理に交戦しちゃいかん!」

 

莉々華「わ、分かっているけど・・・ヒィ!」

 

アメリア「アロンダイトをズァッ!と出して、光の翼をバッ!って出す!」

 

ヴォワチュールリュミエールを発動してアロンダイトを構え、高速接近してきたアメリアのディスティニー。それを見て怖気づいてしまい、逃げる事を忘れてビームライフルを撃って迎撃しようとするが当たらない。ビームシールド発生装置を構えてダメージを最小限に抑えている為あまり意味をなさない。そして・・・

 

アメリア「そのままガーッて行ってズバァッ!って斬ってパルマでトドメ!」ズバァッ!・・・ドバァ!

 

そのまま斬り伏せてパルマでしっかりとどめを刺した。

 

らでん「りりぃ!」

 

あまりの速さにらでんは脚を止めてしまうが、アメリアは止まらない。広範囲の所にいるのを確認してスキルを発動する。

 

アメリアassault(突撃する)!Hoooooo-ah!!」

 

複数体の分身を発動し、熱が籠ったのか喚声を上げてビームブーメランを投げた後に突撃してきた!

 

らでん「のわぁぁぁぁ!!」

 

切り替えてる暇が無いと思ってバズーカを乱射するが当たらない。ブーメランを避けた所を見計らってアロンダイトで斬り裂いた!この勝負、短期決戦を狙ったアメリアの勝利だ。

 

 

 

ーWINNER Amelia Watson kamishiroー

 

 

 

莉々華「うわーホント何も出来ずにやられちゃった・・・」

 

アメリア「とはいえ私もまだまだだけどね。短期決戦に賭けたとはいえもっとスムーズに勝利出来たかもしれなかったし・・・」

 

莉々華「アレでまだまだとか・・・」

 

アメリア「GCPDに所属するとなれば、最終的にはダイヤ帯を目指さなきゃいけないというのもあるけど・・・私はそれですら()()()でしかないわ。ガンダリウムランカーにも勝てる位に強くならなきゃ、ダーリン達やアリアを守る事が出来ないわ」

 

らでん「けど、そのディスティニーを作ったならいけるんちゃん?」

 

アメリア「そうね。でも・・・」

 

少し思い悩んだ表情をして答える。

 

アメリア「これはアラタが作った機体のレシピを元に再現した物でしかないわ。悔しいけど、私はまだまだ若輩者よ。アラタの方がもっと上手く使いこなせるでしょうし・・・勿論、彼を超えるつもりで修練しているわ」

 

莉々華「・・・凄いね、アメリア先輩。莉々華達も負けてられないよ」

 

らでん「こりゃあ、色んな先輩にも師事を乞わんといかんなぁ」

 

アメリア「私は常に前を進むわ。全ては、愛するダーリンと子供を守る為にも・・・ね♪」

 

そういってキッズコーナーで待っている拓哉とアリアを迎えに行く。拓哉やアリアにあったらどんな事を話そうか・・・そう考えながら、アメリアは向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「愛するダーリンと子供を守る為にも・・・かぁ。いやはや、これも笑顔は生きる者の源って奴なんかねぇww」

 

この光景を離れた場所で観察してた者がいた。拓哉を転生させた『神羅フレア』だ。

 

神羅フレア「んーこれは転生者くん一号を試すのに丁度良いかなーww俺、考えちゃったんだよね。わしが適正ある奴を見つけて転移の誘いをしてーついでにわたしがあの一号くんの玩具の対となる物を生み出して渡しちゃおーwwあ、どうせなら転生者くん二号にチャンスを与えちゃうのもアリかもww」

 

嘲笑うような喋り方で何かを思案する。

 

神羅フレア「ロボコも言ってたなー『笑顔は生きる者の源。だからキミも楽しいや面白いというのを学び、その感情を知ると良い』ってwwだからその源、学ぶためにももう一度だけ利用させて貰うねー」

 

赤銅色に塗装された「ガンダムバーンレプオス」が生まれる。拓哉達に、試練が訪れる・・・




次回、「復讐のH」

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