【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

162 / 352
何となく思いついた話。


オムニバス:あおぎり高校の特訓

GWDWCの二次予選が終わりに近づいてる中、その間にも動いていた者達も居た。あおぎり高校がそうだ。ガンプラウォーズ全国大会のエキシビジョンバトルにて蝶美、魂子、こまる、ぽぷら、麗女、エトラの6人が参加した事であおぎり高校が注目を浴びた。

こうした影響がありあおぎり高校の校長が「あおぎり高校にも、ガンプラ部を本格的に立ち上げる」という事を発表した。これは、アイドル事務所であると同時に公立の高等学校という利点を活かしての戦術でもあり、新生アイドル界隈の中ではホロライブ、にじさんじ、ぶいすぽっ!等の三大大手事務所がガンプラウォーズに力を入れており、それに次ぐ形でホロスターズやMO-V、のりプロ、遅れながらもドットライブやななしいんく等でもタレント達のガンプラウォーズの熱が高まっており事務所内でのガンダムに対する勉強会が行われていた。

特にのりプロは今まではレグルシュと卒業したみしろ位しかガンダムに詳しい者がおらず、層が薄い事を懸念して採用した新人タレント達を中心にガンダムの勉強会を行ったり、個人勢でありのりプロの顔とも言える犬山たまきもガンダムに対する勉強を行い、ビルダーとして一から修行している等、地盤を固めようとしているのが見られる。

 

そんな中あおぎり高校は、蝶美を「高校卒業後はガンプラ部の顧問になってほしい」という打診が出たりと立ち上げの為に着々と準備をしているが・・・魂子達はどうしているのか? 少し様子を見てみよう。

 

 

あかり達の場合

 

あかり・音玄・りえる『のわあああああ!?』

 

あかり達は蝶美の使うキュベレイバタフライ、はあとのサザビー、再塗装してファンネルを使えるようにしたこころのナイチンゲールによるファンネルの波状攻撃にただ避けてばかりだった。

何故はあとやこころがいるのかと言うと、蝶美だけでは指導するには手が足りないという事で玲二にお願いし、指導に回れる玲二の嫁と婚約者が指導役としてきたのだ。魂子達としては玲二に直接指導を受けたかったのだが玲二の嫁達から目論見が読まれた上、玲二からは「指導なら俺でなくとも教えられるし、何よりはあと達のステップアップの為にもいい機会でもあるから」という事で渋々納得した。

 

蝶美「あかり先輩!ナラティブC装備はシンプルな装備とNT-Dを活かして攻めていかないと勝てませんよ!音玄先輩!ストライクノワールはビームライフルショーティーやアンカーランチャー、2連装リニアガンを使って近接戦闘を主軸にやっていかないと性能を活かせません!恐れず攻める!がぶ先!プラフスキーウイングは機動力を高めるだけじゃなく、粒子自体も攻撃手段になるからそれを活かして!」

 

はあと「というか三人とも!さっきからファンネルを避けてないで戦う!!」

 

あかり「ファンネルのビーム避けたと思ったら見えないファンネルが飛んでくるって言うのに、どうしろと!?」

 

音玄「正直避けるのが精一杯なんだけど!?」

 

りえる「アブソーブシールドで吸収狙おうにも、腕を狙ってくるからそれどころじゃないんだけどぉ!?」

 

こころ「ファンネルやビームガンの対応が遅れているのも、気合がぼけているから対処が遅れているんでしょ!?」

 

あかり「見えない攻撃にどうしろと!?」

 

蝶美「後ろにも目を付ければ大丈夫!」

 

りえる「無茶言うなぁ!?」

 

ロックアラームが鳴り響く中3人は兎に角回避に専念したが、その後あっさり各個撃破された。

 

こころ「三人はそれぞれ機体の特性をきちんと把握し、特性を活かした立ち回りをする事。後は後ろにも目を付けれるようになる事かな・・・ファンネル地獄は荒療治だったかもしれないけど」

 

はあと「でも荒波に呑まれて覚えていかないと、生きる為に覚えようとしないわ」

 

蝶美「それは同意見だけど・・・そうしたのも玲二さんへのお近づきになりたい気持ちがあったから、灸を据えようとしたのもあるんじゃないのかな? 天宮さんに至っては、年齢的な事情で婚約者という事もあるし…」

 

はあと・こころ『……』

 

沈黙を通す二人であった。

 

 

魂子の場合

 

魂子のイメージカラーである深紫(一部白)で塗装されたファラクトは黄色(一部白)で塗装されたファラクトと特訓を受けていた。相手はリオンだ。

 

リオン「ファラクトの強みはビームアルケビュースによる狙撃だけじゃない。そもそも劇中で高い狙撃能力を発揮できたのも『GUNDフォーマットと連動した知覚リンク』による物だからね。その影響かゲーム中じゃ『狙撃も出来るライフル』という扱いになっているのがそう」

 

魂子「じゃあ、真の強みは何?」

 

リオン「地上、宇宙共に高機動戦闘が出来る事と、ガンビット「コラキ」による搦め手がそう。玲二から『ついでだから』という事で拡張パーツであるビームカリヴァで近~中距離戦を賄える武装があるけど、やはり機動力と搦め手を活かした立ち回りを活かせるかどうかでガラリと変わるわ」

 

魂子「むむむ・・・結構難しそう」

 

リオン「まぁ覚えるべき立ち回りは多いかもしれないけど、それでも可変機や換装機よりかはマシだからね。それに、機動力さえ慣らしてしまえばコラキの使い所を見誤らければ大丈夫。要するに『コツを掴み、慣れれば大丈夫』よ。現に私だってファラクトに切り替えてからは調子良いし」

 

魂子「なら・・・頑張る」

 

リオン「ん。ならまずは立ち回りからね」

 

まずは基本を叩きこむために高機動を活かした立ち回りを指導していくがこれはすぐに慣れた。魂子自身もゲーム配信をそこそこやる為、腕前は悪くない。ガンプラウォーズでも『高機動機体でありながらスタンビットによる搦め手を利用した引き撃ちを得意とする狙撃機体』という事を理解できたのも大きく、基礎は出来るようになった。

 

リオン「良い感じ良い感じ。で、気を付けなきゃいけない主な点は二つ。一つはコラキによる搦め手が大事とは言ったけど、だからと言って意識しすぎても駄目。アレはダメージがない代わりにスタン属性を付与する特殊武器だから、それを知っているとなれば当然警戒されるわ」

 

魂子「オールレンジ武装? という物だから全天攻撃やレーザートラップとして使うのが基本だけど、当然狙いすぎれば警戒されるという事?」

 

リオン「そう。物が分かれば警戒されるし、オールレンジ武装の真骨頂は『相手に対して制限を設ける事』だからね。コラキはまさにそう」

 

魂子「だからコラキに偏り過ぎず、射撃武装に頼り過ぎず、バランスよく使うと」

 

リオン「そう。後ビークフットに搭載されているビーム砲も忘れずにね、アルケビュースとカリヴァに頼りすぎ」

 

魂子「正直そこまで頭が回らないよ・・・」

 

リオン「分かる、私も最初そうだったから。でもね・・・射撃寄りの機体なだけに弾数管理が大事だから、それも使って調整しないとすぐ息切れ起こすよ」

 

魂子「・・・頑張る」

 

「ガンプラウォーズを上手くなり、玲二にお近づきになろう」という邪な考えを持った代表格ではある物の、「やるからには強くなろう」という思いを胸に精進する魂子であった。

 

 

ぽふらの場合

 

ぽぷらもエキシビションマッチ以降もガンプラウォーズを続けて鍛錬していたが、「佐々木家の嫁達が鍛えてくれる」と聞いて参加した。教えてくれるのはレインだ。

 

レイン「蝶美ちゃんから『アシストに関してはかなりの腕前』と聞いたからね、パタちからは射撃戦のノウハウと寄られた時のを教えてあげる」

 

ぽぷら「よろしくお願いします。えっと・・・一つ聞きたいんですけど、レインさんはハイペリオンを使ったカスタマイズ機を作ったのに、何故今回はジムにしたんですか?」

 

レイン「まだ使いこなせてないのもあるけど、レインコートは『個』での立ち回りを主眼に置いた機体だから、集団でのアシストやフォローを得意とするレインカスタムにしたって訳。それに元がジムスナイパーカスタム(スナカス)だから弱くはないし、場合によって使い分けるつもり」

 

そう。ぽぷらの機体はゲルググメナース(ぽぷら機)に対し、レインの機体は『ジムスナイパーカスタム レインカスタム』なのだ。

 

ぽぷら「確かに・・・蝶美先輩も相手やモードによって『キュベレイバタフライ』や『バタフライフリーダム』と切り替えていますからね」

 

レイン「そういう事。ぽぷらちゃんの機体のスキル『迎撃狙撃』だっけ?」

 

ぽぷら「はい。『狙撃モード時のみ常時発動』という制約があるのと、使う事に10%命中率が下がるので実質10回しか使えない代物ですが・・・」

 

レイン「うーん・・・一試合に10回なら乱用しなければ大丈夫だとは思う。でもね・・・ある程度は自分の腕で撃ち抜けるようにはなった方が良いと思うよ。アシストに徹するにしてもね」

 

ぽぷら「それは、そうですが・・・」

 

レイン「とにかく、ぽぷらちゃんの特長を伸ばすとなれば射撃関係・・・特に狙撃によるアシストは磨いていった方が良いと思うな。スキルを活かす意味でも『自分から攻める』よりも『受けに回って迎撃を意識する』という立ち回りを磨いていった方が良いかもね」

 

ぽぷら「成程。そうすれば新君の力になれるかな?」

 

レイン「それはぽぷらちゃんの努力次第かな。才能はあると思うし、努力して磨いていけばきっと皆を支える優秀なサポーターになれるよ。それじゃあ、始めようか」

 

手本としてレインが受けに回った時の対処法を実践して見せ、次にぽぷらがやってみて実際に覚えさせるという指導方法になった。最初こそコツが掴めず四苦八苦してたぽぷらだが、次第に射撃による迎撃の精度が上がっていきスキルも()()()()()()()()()()使()()ようにまでなった。

 

レイン「その調子!その調子!ゲルググメナースは丁寧な射撃をしていくだけでも違うし、ぽぷらちゃんは受けに回った時の方が強いから、相手の攻め手を逆手に取るのもありかも」

 

ぽぷら「そういうのもアリなのでしょうか?」

 

レイン「アリ。『防御は最大の攻撃』というように『防御が万全の敵をいくら攻めても損害が増すだけなのでやってはいけない』という言葉もあるから、万全な防御を活かして逆に相手を削ぐ・・・攻撃を逆手にとって削る事も、立派な戦術だよ」

 

ぽぷら「成程・・・今後はそう意識して立ち回ってみます」

 

「もっと強くなって、また新と一緒にガンプラウォーズをやろう」という目標を胸に、精進するぽぷらであった。




御意見、御感想をお待ちしております。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。