【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
Game Mode:1on1
Field:Standard
PlayerA:Heine Vess
PlayerB:Tiyomi Tiyoura
戦いの舞台はGWDWCの公式戦用に作られた特別エリア、周りの風景はネットワーク内をモチーフとしたサイバー空間となっている。互いの機体がフィールドに転送されるがお互い動かなかった。
蝶美(空中には半透明の足場が幾つか存在するし、飛行出来なくとも強化スラスターのお陰で長時間フワジャンは可能・・・月光蝶の使い所を間違えなければ、勝てる)
相手に警戒しつつ、どう対処していくか考える蝶美。月光蝶はゲーム中でも最高威力、広範囲と性能が高いが使用可能になるまで時間が必要な為実質、一試合につき一回しか使えないという難点がある。しかしキュベレイバタフライあクリアファンネルによる攻撃(ビーム射出を除く)は実弾判定な為、VPS装甲持ちであるディスティニーへのダメージはあまり期待できない。
それでも全くダメージが入らない訳ではなく、あくまで
蝶美(懸念なのは、ヴェスさんがどこまでファンネル対策をしているか・・・だよね)
ファンネル対策をどこまでしているか・・・そこを懸念していた所、ヴェスが動いた。
ヴェス「じっとしてても始まらないし、動かないならこっちから行かせて貰うぜ」
高エネルギー長射程ビーム砲を構えて地面を撃ってくる。蝶美はジャンプして逃げるが、狙い通りと言わんばかりにビームブーメランを投擲してきた!しかし・・・
キィン!
ヴェス「ランスビットで上手に斬り払うとは流石だな」
蝶美「避けた所を取り回しの良いビームブーメランで追撃してくると予測してたからね。ビームライフルで撃ち抜くには一瞬切り替えが必要だし、かといってそのままビーム砲で撃ち抜くには反動が大きいから跳んでる相手には不向きだし」
ヴェス「グッド。しっかり分析しているな、ブーメランを冷静に斬り払えるも良かったし」
素直に褒めるヴェス。これは蝶美の実力と知識を試す為に分かりやすい行動に出たのだが、どうやらヴェスにとって満足のいく物だった。半透明な足場に乗り移った蝶美はこう問う。
蝶美「試すのはこれ位にして、そろそろ動いても良いんじゃないのかな?」
ヴェス「・・・お望みなら、行かせてもらうぜ」
射撃武装をビームライフルに変え、アロンダイトを構えるヴェス。蝶美も仕掛けた。
蝶美「ファンネル!」
ファンネルを射出して制圧射撃をする蝶美。ヴェスも冷静に回避しつつ様子を伺っている。
ヴェス「む!?」
何かに気付いたヴェスは飛び上がり、ヴェスのディスティニーが
ヴェス「ファンネルに紛れ込んでクリアファンネルを後出しで出したか・・・VPS装甲持ちとはいえ、察知しなかったらダメージを受けてたな」
蝶美「どうしてわかったの?」
ヴェス「勘だな。避けなきゃヤバいという勘が働いた」ガキィン!
「流石だね」と言いつつ剣劇を繰り出してくる蝶美。蝶美としても反応できなければダメージ喰らって良し、避けてもランスでダメージを与えに行くから良しとお返しで試したが満足のいく物だった。
ヴェス「キュベレイパピヨンの厄介な武器がクリアファンネルだからな・・・神経を尖らせないと反応できない場合もあるし、バタフライもその方法を使って来るから警戒はしてたさ。それに・・・」
蝶美「それに?」
ヴェス「『蝶のように舞い、蜂のように刺す』というのがそっちの基本スタイルだから、どっかしらで鋭い一撃を与えてくるとは思っていたからな。これでも研究はしているんだぜ?」
蝶美「戦う相手だけに、きちんとリサーチはしてたって事なんだね」
ヴェス「それもあるが、個人的に蝶の二つ名を持つ者だけに目を付けてたんだよね。そして、いずれは雌雄を決したかった」
蝶美「・・・ちよをライバル視している噂は本当だったんだね」
ヴェス「まあな」
剣劇の合間に蹴りを入れてきたので後ろに下がって仕切り直す蝶美、会話している間にも実力を見極めていた。
蝶美「それで、こうして戦ってどう思った?お目にかかったかな?」
ヴェス「良い腕前だと思ったよ。二つ名を持つだけあるとも思った」
蝶美「そういってくれて感謝だよ!」
ランスビットを投擲するがヴェスは避ける、しかしそのままファンネルとしての機能を使って追撃するがビームシールドで防ぐ。
蝶美「ハァ!」
防いだ瞬間を狙ってビームサーベルを展開し、三の矢として追撃するがヴェスはビームブーメランのビーム刃を延長して受け止めた!
蝶美「く!甘かったか!」
ヴェス「危ねぇ・・・もうちょい遅かったらズンバラリンにされる所だったな……そういうのはもう御免だが、攻めは良か―」
蝶美「サマーソルト!」バキッ!
ヴェス「うおっ!?」
蝶美「戻りなさい!ランスビット!」
位置を調整してランスビットを呼び寄せ、ディスティニーの背中を貫いて機能停止に追い込んだ。この勝負、蝶美の勝ちだ。
ヴェス「うーむ、どうも背後からの不意打ちに弱いな俺……あの呼び寄せは警戒してなかった俺が悪いんだろけど」
ポリポリ頭を掻きながら自身の敗因を探り、反省するヴェス。蝶美としては勝ったとはいえ、それでも「何とか勝てた」って感じなのか勝利の実感が薄い。
蝶美「ちよとしても練習してたサマーソルトキックが当たらなきゃ貫けなかったし、何とか勝てたって感じだよ。それに、格ゲー等の技を繰り出したのも『サラさんがロックマンXのゼロの技を繰り広げ、窮地を脱した』*1という噂を聞いて真似しただけだし」
ヴェス「……理論上、不可能じゃないとはいえ実戦でやるのは難しくないか?」
蝶美「上手く行けてもその後で隙を晒し、やられちゃうリスクがデカいからねぇ・・・ヘビーアームズを使って原作のトロワよろしく月面宙返りや錐揉み回転ジャンプも出来るけど、その後のリスクが高いし・・・さっきやったのも、土壇場の賭けだったんだよ? 月光蝶を警戒されてただろうし」
ヴェス「それ。俺も時間経過で月光蝶を使われると太刀打ちできなかったからな・・・それでも、使われずに負けちまったのは精進が足りないと思っているよ」
蝶美「お互い、反省すべき事があるみたいだし・・・精進して、また勝負をお願いするよ」
ヴェス「ああ、今度は負けねぇからな」
帰り際に握手し、蝶美はホロライトシティへと帰っていった。
すみません、戦闘描写に悩んで中途半端な感じになりました。