【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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ひさびさのほのぼの回、やや短め。


アメリアとのまったりデート

ある日のホロライトシティ、この日は拓哉はアメリアと二人っきりでデートしていた。

 

拓哉「今日は晴れて良かったな、アメリア」

 

アメリア「ええ。その為にお洒落してきたんだから、この日だけは降らずに済んで良かったわ」

 

そう語るアメリアの服装はオフショルダーにショートパンツと大分ラフな格好をしていた。

 

拓哉「今日のアメリアの服装、似合っているよ。いつもの衣装も素敵だけど、この恰好も好きかな」

 

アメリア「お望みなら初期衣装である探偵の服に着替える事も可能だけど、良い?」

 

拓哉「うーん・・・それは二人っきりの時が良いかな。出来る事ならあの服装は、自分一人で独占したいし」

 

アメリア「フフ、分かったわダーリン♪」

 

ラブラブな二人だ。何故こうして二人っきりでデートしているかというと、多忙なアメリアを労う為である。神羅族になって力を使えば疲労しても疲れが取れる物の、精神的な疲れまでは取れない。配信に加えてGCPDとしての活動に探偵としての仕事、さらに子育てもある為疲労は決して軽いものではなかった。

そこで、栄の提案で「アリアの方は代わりに面倒を見るから、たっくんと二人っきりでデートしてきなさい」となったのだ。最初は負担にならないかと言って遠慮したが、栄と青が分身の力を使いこなせていた為そこまで問題にならなかった。

 

アメリア「それにしても、神羅の力って便利ね。それぞれ能力の得意不得意があるけど力を把握すれば便利だし、普通に使うだけならそれほど気にならないのは良いわ」

 

拓哉「そうだな。肩こりや疲労とは無縁になるだけでも大きいよ」

 

アメリア「精神的な不調まではどうにも出来ないけど、肉体的な不調とはほぼ無縁になるのは大きいわ。それでも油断ならないけど・・・って、年寄りみたいな事を言うのもらしくないわね」

 

そういって苦笑いし合う二人。何気ない事でも笑い合い、楽しく過ごせる・・・そうした何気ない事が楽しく、忙しい毎日の癒しにもなっていた。そうして二人は、ホロライトシティの中央公園噴水広場へと到着した。

 

拓哉「いつ来ても良い所だな、中央公園は」

 

アメリア「ええ。噴水も綺麗で定番のデートスポットだわ」

 

ベンチに腰を下ろした二人は、こんな話題になった。

 

拓哉「そういえば、ロンド・ベルに『時音小の赤い彗星』が現れたみたいだな・・・それで、レイラに勝負を挑んだとか・・・」

 

アメリア「らしいわね。圧倒的な機動力を持って追い詰めたけど、最後は負けた・・・一年かけてダイヤ5になれたみたいだけど、まさかその娘・・・シャアのリ・イマジネーションかしら?」

 

拓哉「とも言われているし、レイラ曰くは『別の神羅族による転生者ではないか』と疑っているらしい。だとしたら目的が分からないけどな……アメリアはどう見ている」

 

アメリア「・・・正直なんとも言えないし、どっちかの説が有力とみているわ。その人の目的も不明だし・・・」

 

拓哉「だよなぁ・・・もしシャアのリ・イマジネーションなら目的も不明だからな……シャアの事だからこの世界にまで人類のニュータイプ化を促す・・・という可能性も否定できないし、単にレイラとの決着をつける事を目的としているかもしれないし・・・」

 

アメリア「いずれにしろ、警戒はしておいた方が良いかもしれないわ。今世では何もせず、普通の人生を謳歌するならそれで良し・・・何かするのであれば……GCPDとして、対処するまでね」

 

拓哉「そうだな。海外の方でも対策を施されてきているし、何もなければ良いんだが・・・」

 

そう語る拓哉。実は日本でGCPDの設立に伴い、海外でも支部の立ち上げの話が出てきているのだ。海外の警察組織も「独自のチームを立ち上げるよりも、いっそ海外支部として立ち上げて協力した方が良い」という意見が出てきており、その先駆けとして地上界でも立ち上げが進んで行っていた。

その一環としてホロライブやにじさんじの海外支部のメンバーにもGCPDの協力の打診が出てきており、フワモコ姉妹が所属する『HoloAdvent』の後輩であり、最近新人デビューしたグループ『HoloJustice』の4人やホロライブIDの3期生『Holoh3ro』の『カエラ・コヴァルスキア』や『ベスティア・ゼータ』に協力要請が来ていた。

 

アメリア「ただ、彼女達に関しては参加するかどうかについてはいずれも保留状態よね?」

 

拓哉「ああ。やはり危険な仕事でもあるし、本人の意思を聞いて・・・との事だ。ただカエラの方は前向きに考えているらしい。『鍛冶師としての腕がなるし、ビルダーとして協力したい』との事だ」

 

アメリア「あの娘、ガンプラ作りにハマってからは魔界で腕の立ち、『閃光のアスナ』のアシスタントを務めているビルダー・・・『篠崎里香』に師事を乞いたりして腕前を上げているからね。お陰でみしろやクロから評価されているみたいだけど」

 

拓哉「元よりチャレンジ精神旺盛な性格をしているし、腕前を試す・・・という意味でも渡りに船だったんだろうな」

 

アメリア「そうね・・・」

 

自分達の周りでそんな事が起きている事を語り合う二人。難しい話はこの辺りで切り上げ、公園にクレープ屋が来ていたので二人で買いに行ってクレープを食べる事にした。拓哉はアイス入りのチョコバナナクレープ、アメリアはストロベリーバナナチョコアイスだ。

 

アメリア「ん・・・甘くておいしいわね、ダーリン♪」

 

拓哉「そうだな。なぁ、アメリア・・・」

 

アメリア「何?」

 

す・・・とクレープを差し出す、所謂「あーん」だ。

 

アメリア「・・・黙って差し出すだけ?」

 

拓哉「アメリア・・・あーん」

 

アメリア「あーん♪」

 

小さい口ながらも応えるアメリア。はむ・・・と口にして咀嚼し、じっくりと味わう。チョコとバナナの甘みが、アイスの甘さが効いて美味しいようだ。

 

アメリア「ん・・・美味しいわダーリン。定番だけど、甘くて美味しい……ダーリンの愛も伝わって良い感じだわ」

 

拓哉「そっか、それは何よりだよ」

 

アメリア「ねぇダーリン・・・」

 

すっと自分のクレープを差し出すアメリア。お返し何だろう。

 

アメリア「あーん♡」

 

拓哉「あーん・・・」

 

一口サイズで口にし、アメリアのクレープを食べる拓哉。いちごの酸味が効いてて美味しい。

 

拓哉「美味しいよ、アメリア」

 

アメリア「フフ、良かったわ♪」

 

拓哉「・・・なぁアメリア」

 

アメリア「ん? なあに」

 

拓哉「アメリアも男女関係の申し込みされるかもしれないけど、俺を捨てないでくれよ・・・」

 

アメリア「当たり前じゃない。例え『自分もディスティニー使ってます。会ってお話しませんか?』と言われてもお断りするし、まして男なんてダーリン以外眼中にないわ」

 

拓哉「・・・ありがとう」

 

その後はまったりと過ごしていった。クレープを食べた後のアメリアは眠くなったのか腕を組み、肩にもたれかかって眠ってしまった。安心した表情をしているアメリアを起こすのは申し訳ないと思った拓哉は、目覚めるまでじっとそこで大人しくしていた・・・尚、周囲はラブラブっぷりに胸焼けしてた模様。




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