【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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神楽様からネタを頂いたので。


神羅パワーパニック

拓哉「栄ちゃん、本当に良かったのか?」

 

栄「うん。誰かが家の支えとしていなければ子供達が心配する市、それなら私がその役割を引き受けるわ。それに、仕事の方もいつ辞めれても良い様に後進育成や引継ぎはしっかりやってたからね。一つ心残りがあるとしたら、そらとの約束を反故にしちゃった位だけどね・・・」

 

栄は6月末を持ってホロライブを退職した、理由は「専業主婦として家庭を支える為」だ。決して仕事に対して嫌気が差した訳じゃない、家庭の事情故に退職したのだ。

 

栄「それに、この事は家族会議でもしたでしょ? 皆も『私達が経済的に支えるから、安心して』って言ってたし、職場の方ものどかちゃんが『後の事は私達に任せてください!』って言ってくれたし、井筒さんも『私達が栄さんの代わりにホロライブを支えます』って言ってくれたからね・・・だからこそ、後を託したわ」

 

拓哉「……そうだな。その為にも、俺達も頑張らないとな・・・先輩の方も色々と大変だし」

 

現在はもう退院したがミオが一時期入院(病名は急性膵炎)、アンジュも新型コロナ肺炎で入院中で大変な事になり、7月上旬まで入院する事に。

特にコロナ感染したというのが発覚した時は佐々木家全員が緊急で検査する事になった程で、アンジュ以外は全員陰性だったのが幸いだ。

 

栄「神羅化しても病気になる事は防げないし、神羅の力を以てしても精々気休めにする事しか出来ないと発覚したからね……だからこそ、無茶な事は許さないわ」

 

拓哉「分かっている。無理はしないよ、栄ちゃん・・・」

 

そう話しているとバタバタと足音が聞こえてきた。

 

青「た、拓にぃ助けて……僕達じゃ手に負えないよ・・・」

 

 

 

優斗「びゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

詩衣「びぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

美衣「しいおちついて!」

フォン!フォン!

 

和衣「うまくつかえないよー!」

フォン!フォン!

 

蝶美「何とかアリアちゃんが起きないように遮断しているけど、拓哉くん達はまだ来ないの!?」

 

花那「青さんが向かっているので、もう少しだと思います!!」

 

リビングに降りた時に見た光景に絶句した。優斗と詩衣が泣いて周囲に竜巻を生じて荒らし回り、美衣と和衣が止めようとするが周りの物を念力で飛ばして逆に荒らしまわってしまうという・・・幸いなのがアリア周りは蝶美が音波遮断してアリアが起きないようにし、花那とハコス、アメリアが囲うようにバリアを張ったお陰で何とか持ちこたえていた。とこと都々については家具で頭を打ち付けられて伸びていた。

 

拓哉「な、なんだこりゃ・・・」

 

花那「和衣がイタズラ目的で力を使ったせいで優斗と詩衣が力を暴発してしまい、こうなっているんです!私の治癒の力を使えば都々さんととこさんを起こせるのですが・・・」

 

ハコス「少しの間変わってくれないかな!?」

 

栄「花那、治せるの!?」

 

花那「行けます!治癒の力は最も得意なので、脳震盪を起こしても治療は可能です!ただそれでも、リスクの関係で当てには出来ませんが・・・」

 

青「それでもこのまま放置するよりマシだよ!」

 

拓哉「よし、引き寄せるぞ」

 

拓哉が念力の力を使ってとこと都々を引き寄せる。亀仙人に修行を受けた影響か、拓哉と都々は最も上手く制御出来ている。次点で蝶美と花那だ。二人を花那の元へと引き寄せ、治癒の力を使う。

 

―パアァァァァァッ―

 

花那「ふぅ・・・念の為、しっかりと治して置いた為後遺症が残る恐れはないと思います」

 

青「ありがとう、流石は医療従事者だね」

 

花那「まだまだ学ぶべき事も多く、一人前を名乗る程でもないですけどね。これだって適性があっただけに過ぎませんし」

 

花那はそう謙遜するが、治癒の力だけで言えば幼いかいりよりも効率よく使えている。さらに言えば「あまり大きな治癒となると本人の体力もかなり消耗する」為、かいりは無理出来ないが花那は体力や治癒の力が最も得意な事も相まって無理が可能である。それでも乱用は出来ない上、同じ神羅族に覚醒した者に対して治療の効果が薄くなるというデメリットもある。

 

都々「うーん・・・あれ? 拓哉兄ちゃん・・・?」

 

とこ「あたし等、頭打って失ってたんか・・・」

 

拓哉「都々!とこちゃん!無事なんだな・・・具合の方は大丈夫か?」

 

都々「うん・・・咄嗟に頑丈化したけど、衝撃までは防げなかったみたい・・・」

 

花那「とはいえ無理せず安静にしてください。何があるか分かりませんし、本当はすぐにでも検査に行った方が良いのですが・・・」

 

拓哉「その前に止めなきゃな・・・栄ちゃん、協力してくれ」

 

栄「ええ、分かったわ」

 

拓哉の背中に手を置き、念じる。そして拓哉は力を使って何とか鎮静化を図る。

 

拓哉「皆大人しくしろ!!」

 

力を使ったお陰か子供達の力が弱まり、暴走状態だったのか鎮静化していった……

 

 

 

 

何とか場を収める事が出来た拓哉達は荒れたリビングを力を使って元に戻し、改めて力について確認し合う事にした。

 

拓哉「さて、確認だ。美衣達についてはまだどんな力が使えるのか、分かってないんだよね?」

 

美衣「うん。あんまりよくわからなーい」

 

和衣「でいもわからない」

 

詩衣「ごめんなさい、ぱぱ・・・」

 

拓哉「大丈夫だよ詩衣。子供達については後々試行錯誤して調べていこう・・・栄ちゃん達だけど……」

 

栄「まず私は分身ね。それでも正確にやるとなれば2体迄が限界だわ・・・にほちゃんみたいに何体もは無理だわ。後は念力絡みね」

 

拓哉「物を浮かせたり、浮遊して移動させる・・・って感じだっけ?」

 

栄「ええ。流石に重いものは無理だし、生き物でも赤ん坊とかで落下の衝撃を無くすのが精一杯だわ」

 

拓哉「成程な・・・次、花那ちゃん」

 

花那「はい。私のは治癒能力と転移の能力ですね。前者はかいりちゃんの能力と同じで、私の場合回復能力が非常に高いんです」

 

とこ「医療に関わっているだけあって理解力の高さのお陰で適性が高いんやろな。けど、転移の能力というのは?」

 

花那「えっと・・・怪我や病気を相手に移す能力ですね。やろうと思えば風邪ひいても受け入れて治す事も出来ますし、私自身にやっても少々の怪我や病気程度じゃすぐに治癒されるので引き受けても問題ないです。あまり使わずに済むに越した事ありませんが・・・」

 

とこ「何が起きるか分からんしな・・・次は私やな。私は超音波による衝撃波を生み出す力と、獣に変身する力やな。魔犬に変身できるけど、普通に殴るんやったら素の方がキレがええ」

 

ハコス「流石は魔界のケルベロスだね・・・次はボクかな。ボクはトラップを生み出す力とカラクリ化する力かな。これでイタズラのレパートリーが増えるけど・・・」

 

拓哉「駄目だからな?」

 

ハコス「はい・・・」

 

眠そうな糸目のショボン顔になるハコス。

 

アメリア「次は私、私のは念写する力と地図を生み出す力ね。念写するといっても叩いて一々3万円もするカメラを壊す必要はないわよ? 写す為のカメラが無いと使えないのが難点だけど」

 

栄「カメラがあれば何でも写せるの?」

 

アメリア「ええ。やろうと思えば『今レイジが何をしているか』を写す事だって可能だわ。マッピングに関して言えば範囲が限られるけど、広範囲で地図を映し出す事が可能だわ。これも紙とかの書き出すものが必要だけど」

 

蝶美「探偵らしいなぁ・・・あ、次はちよだね。ちよの能力は転移と次元召喚かな。というか現状、転移をフルに使えるのってちよと拓哉くん位なのが意外だよ・・・」

 

アメリア「私達も出来るけど、移動範囲が狭かったり何回か中継しないといけないのがネックだわ・・・それで、次元召喚というのは?」

 

蝶美「『多次元から対象となる者を召喚する能力』だけど、『呼び出されるのは本人の性格とは真逆の性格をした存在』だって。前に試したらヤンデレなちよが出てびっくりしたし、追い返すのに苦労したよ・・・」

 

青「大変だったんだね……ボクの能力は分身と念画かな。分身は栄ちゃんが言ったのと同じで、念画は念じた物を描き出す力だよ。但し、そこから召喚するのは現状無理だね」

 

都々「それはそれで欲しいよ。都々はね、怪力と頑丈化だよ。都々らしくて良いかなーって思っているかな」

 

こぼ「こぼは天候を操る力と、水を操る力。天候に関しては範囲が限られるのがネックだけど、一時的に雨を降らしたりする事も可能だよ。水の力に関してはその場で飲み水を出す事も可能って感じ」

 

そういってコップを取り出し、指パッチンで飲み水を生み出した。

 

拓哉「それぞれ個性が出ているな・・・俺のは武器生成と転移が使える感じだけど、前者は制限がなくなった感じだな。とはいえイメージが不十分だと強度が落ちるのが難点だが・・・」

 

栄「それでも分かっただけ儲け物よ。さて、これで分かっている能力は以上ね。今後の修練で別の能力が見つかるかもしれないし、今後は玲二さんに力の制御の仕方を教わりつつ修練していきましょう。そうすればまた暴走したりしても、対処できるようになるかもしれないしね」

 

拓哉「そうだな。劉斗さんに力を制御する為の装置を依頼しているし、明日には届くみたいだけど・・・何かあっても大丈夫なように、俺達も修練しないとな」

 

頷く神代家。神羅の力で一騒ぎが起きたが、起きても大丈夫なように修練しようと決意した拓哉達であった。




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