【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
抽選会が行われた結果、蝶美と青はなんとBブロックに入る事になった。多くのバトラーが激闘を繰り広げていく中、ついに蝶美の出番となった。
「Bブロック一回戦!続いての対戦カードは此方だ!」
千代浦蝶美vs萌乃人志
「ちーよーちゃん!ちーよーちゃん!」
モニターに表示され、二人はステージへと上がっていく。その盛り上がりっぷりに拓哉達は見守っていた。
拓哉「凄い盛り上がりようだな・・・蝶美ちゃんが人気なのもあるんだろうけど、人気の高さが伺えるよ」
栄「熱気も凄まじいからね・・・青の応援に行っているとこ達も、『かなりの熱気』と言ってたわ」
ハコス「そんな熱気に圧されなきゃ良いんだけど・・・」
美衣「ちよみおねーちゃんならだいじょーぶ!」
和衣「おねーちゃん!がんばれー!」
詩衣「がんばれー!」
ハコス「・・・そうだね。チヨミお姉ちゃんを応援しようか」
互いにガンプラケースを備え付けられた机に置き、期待の選択タイムへと移る。
「それでは、それぞれ使う機体を提示してください」
人志「自分はライジングフリーダム改を使う!蝶美ちゃんと同じく外付け核融合炉を取り付けた程度のカスタマイズだが、俺はフリーダム系でのし上がって来た!この機体をもって、蝶美ちゃんに挑む!」
人志はライジングフリーダム改を手に取り、突き付けてきた。
蝶美「ちよとほぼ同じカスタマイズしていると聞いているけど、本当なんだね・・・ならちよは、バタフライフリーダムを使うよ!」
蝶美はバタフライフリーダムを手に取り、突き付けてきた。合意の印だ。
「これより双方の合意のもと、決闘を執り行う。決闘方法は1対1の個人戦、勝敗は敵機を撃墜することで決するものとする。両者、向顔」
蝶美「勝敗はガンプラの性能のみで決まらず」
人志「バトラーの技のみで決まらず」
蝶美・人志「「ただ、結果のみが真実」」
「
双方筐体に入り、ガンプラをセットする。戦いが始まる・・・
Game Mode:1on1
Field:Standard
PlayerA:Tiyomi Tiyoura
PlayerB:Hitosi Moeno
―GAME START!―
舞台はGWDWC本戦に使用するバーチャルフィールドだ。2機のライジングフリーダムが飛行形態で現れてドッグファイトを繰り広げていく。
人志「さあ勝負です!蝶美ちゃん!」
蝶美「動きからして慣れているね!でも、ちよだって負けないよ!愛する拓哉くんの為にも!」
人志「その気持ちや良し!しかし自分も一介のバトラー、フリーダム系使いとして忖度するつもりはありませんぞ!」
互いにビームを撃って牽制し合い、変形を解いた所をシールドブーメランを投げるが人志も同じ対応してダメージを防ぐ。動きからして「かなり出来る」と見抜いた。
蝶美「流石だね・・・というかちよの動きが読めてた?」
人志「自分は神代家推し・・・神代家の使う機体は全て研究していますからね!勿論、対応できたのはメタではありません。好きすぎるから覚えたのもあります!」
蝶美「うーんこれはこれでやりずらい・・・(ハイマットフルバーストを撃ち込むにも、タイミングが読めないなぁ・・・相手もライジングフリーダムの動かし方を熟知しているし)」
どうやって火力を叩きこむか思案しつつも手を止めない。相手が攻めてくる以上サーベルでいなし、レールガンやビームライフルで撃ち合って渡り合う。地味な立ち回りながらも一進一退の攻防を繰り広げる姿には、観客たちも息をのむ。
人志(ぬぅ・・・やはりちよちゃんは強い……フリーダム使いと言われたら『リアルスーパーコーディネイター』や『フリーダムクイーン』が挙げられますが、ちよちゃんも中々の使い手・・・しかしだからといって手を抜くわけにはいかない!手を抜くのは相手に対する最大の侮辱・・・そして何より、歴代ガンダムゲーでフリーダムを愛用してきた己自身を許す事が出来なくなる!ちよちゃん・・・是非とも己の力をもって、自分を打ち取ってほしいです・・・ちよちゃんならやれる筈!)
人志も蝶美の実力を感じ取り、勝利を願いつつも全力を出していく。蝶美も臆する事もなく攻めていく。
蝶美「喰らえ!」ドキュウ!ドキュウ!
人志「ぬっ!」
ビームシールドを構えて防ぐ人志。決して臆する事もなく、冷静に対処していく。
蝶美「此処でレールガン!」ドキュウン!ドキュウン!
人志「むぅ!」ドガァン!
蝶美(ビームシールドを破壊出来た・・・けどまだ撃墜にまで追い込めてない・・・それに弾薬が・・・)
人志(ぬぅ、シールドを壊されましたがレールガンの弾もそろそろ切れるみたいですな。少しの間リロードタイムが生じますが、まだ粘りようがある。どうします? 蝶美ちゃん・・・)
弾薬が切れかけている事に内心焦りつつ、どう凌いでいくか考える蝶美。対する人志も読みつつも決して慢心しない・・・サーベルを構え、確実に仕留める距離で仕留めるつもりだ。
人志「このまま確実に、仕留めさせていただく!」ブォン!
蝶美「くぅ!」
紙一重で回避していくがこれも人志の読み通り。
人志「此処です!ハイマットフルバースト!」
此処で確実に詰めていき、必殺の一撃を叩きこんできた!だが蝶美も負けていなかった!
蝶美「くっ!『胡蝶隠れ』!」
スキル胡蝶隠れを使う事で攻撃を凌ぎ、何とかリロード時間を稼ぐものの・・・これでは時間稼ぎにしかならなかった。
人志「中々やりますな。しかし、そろそろ終わりにしたい所です」
蝶美「……そうだね。でも、勝つのはちよだよ」
人志「その意気や良し。見事、自分を打ち倒してみせるのです!」ブォン
サーベルを構え、無敵が解除される頃合いを見計らって特攻してくる人志。だが蝶美は恐れず、しっかりと見据えて待ち構えていた。
蝶美(サーベルが降ってくる距離は後2秒・・・此処!)
斬撃を回避して後ろに回り込み、そして銃口を構えた。
蝶美「これで決まって!ハイマットフルバースト!!」ドキュウン!!
人志「ぐおぉ!」
ハイマットフルバーストがクリーンヒットし、人志の機体は爆散・・・この勝負、蝶美の勝ちだ。
ーWINNER 千代浦蝶美ー
「決まったぁ!蝶美選手、無事にハイマットフルバーストを決めて勝利しました!」
「うぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「相手もやるなぁ!」
筐体から出て向き合う二人。
人志「お見事です、蝶美ちゃん。まだまだ強敵が多いですが、ちよちゃんなら乗り越えられると信じていますぞ」
蝶美「うん・・・正直不安ではあるけれど、ちよは誰が相手でも負けないよ。絶対に・・・」
人志「ちよちゃん」
蝶美「?」
人志「リラックスリラックス・・・です。思いつめた表情をするのは自分ではなく、愛する人の前でやるべきです。自分も応援していますから・・・」
蝶美「うん・・・ありがとう、人志さん。これからも私達を応援してね」
人志「勿論です!」
握手を交わす二人。その後勝利者インタビューを軽く受け、壇上から降りていく・・・青の方が気になっていたが、彼女がかつての対戦相手に苦しみ、絶叫を上げて、涙と鼻水を垂らしながら醜態を晒している事を知らず・・・
次回、青vs虫好
青君の「ママー」を是非とも出したい所・・・