【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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最近あやかきの梢桃音が気になる。カービィとか下手だけど、頑張って覚えようとする所が良き・・・正直初期の奏みたいに悪戦苦闘しつつ、頑張る話を書きたい。

それはそうと特訓開始。


のぞみ達の特訓 後編

Game Mode:2on2

Field:Standard

PlayerA1:Aki Rosenthal

PlayerA2:HAACHAMA

PlayerB1:Nozomi Isigami

PlayerB2:Aroe Mano

 

 

―GAME START!―

 

 

戦いの舞台はトリントン基地。地上を舞台にし、重力によってブーストを吹かせてもハイジャンプするのが精一杯・・・しかし4機のMSはそれを受け入れた上で立ち回り、どう攻めるか動いていく。その中でのぞみとアロエは距離を敢えて取り、いつでも強襲できる位置を確保していた。

 

のぞみ「アロエちゃん。出来ればあのビームマグナムやセブンスソードをどうにかしたいけど、多分引きはがすのは厳しいかも・・・」

 

アロエ「相手は上手だからな・・・大事な武器である以上、絶対に飛ばされないように・・・破壊されないように気を付けて立ち回るだろうな。それにチラッと見えたがはあとさんのシナンジュの武装・・・」

 

のぞみ「ビームアックスを1本に纏め、大剣にしているみたいだね・・・シールドを肩に移したから、代わりに連結して対処したのかも。サイコフレーム搭載機だから機動力もあって火力もある・・・どちらかだけでも封じたい所」

 

アロエ「そうだな・・・実体剣を装備したが、中々難しいがやるしかない」

 

そう呟くアロエ。二人はガンダムフレームがいるという事でダガーを小太刀に変更している、その為対抗できるがシナンジュ相手には火力不足になる恐れがあった。だがその対策として、のぞみ達はもう一つの装備を用意した。

 

のぞみ「私が三式弾装備のハイパーバズーカでどうにか止める。足止めしたタイミングを狙って、一発お願い」

 

アロエ「任された」

 

一方ではあと達も作戦を立てていた。

 

はあと「二人はのぞみちゃんがアシストしてアロエちゃんが攻めると見たわ」

 

アキロゼ「そうだね。アロエちゃんのピクシーは接近戦で真価を発揮するし、ステルスと機動性を武器にした一撃離脱戦法を活かすとなれば大立ち回りは必要・・・それを活かす為に、今回のぞみちゃんはGE製アサルトライフルとハイパーバズーカを装備したみたいだしね」

 

はあと「はあちゃま達も同じようにしたい・・・けど、無理ね」

 

アキロゼ「アキロゼもはあとちゃんも、アシストは苦手だからね・・・そもそも武装的に不向きだし」

 

はあと「ビームマグナムなだけに弾数が少ないし、リロード時間が長いのがネックだからねぇ・・・まぁ代わりに、火力は折り紙付きだけど」

 

アキロゼ「そうだね。じゃあやる事はただ一つ・・・」

 

 

はあと・アキロゼ「「圧倒的な(パワー)をもって、速攻でケリを付ける!」」

 

のぞみ・アロエ「「私(我輩)達のコンビネーションをもって、相手を撃破する!」」

 

 

4機が動く。のぞみはアロエをフォローしやすい位置に立ちつつ攻める準備をするが、はあとのクリムゾンハートシナンジュが先行してアロエのピクシーを叩こうとする。

 

アロエ「くっ・・・」ダダダダダダ

 

はあと「動きながらのエイムは悪くないし、炸裂弾装備したのは良いけど・・・そんなんじゃ無駄よ!」キンキンキンキンキンキン

 

肩のシールドを張ってマシンガンを防ぎ、詰めていく。シナンジュは設定されている機体の中でも加速性、最高速度が高い方であっという間に詰めていく。

 

のぞみ「不味い!アロエちゃ「はーい、のぞみちゃんの相手はアキロゼだよー!」ッ!?」ガキィン

 

ローゼンアスモデウス専用武器の大剣、ローゼンセブンズソードを小太刀で斬り払って何とかダメージを避ける。

 

アキロゼ「うんうん。『受け止める』んじゃなく『斬り払い』で強制的に弾きを狙う・・・良い判断だよ……程よい距離を取って、シールドアンカーでこの大剣を引き剝がすかな?」

 

のぞみ「出来る事なら・・・」

 

アキロゼ「やってみてよ。最も、アスモデウスのパワーをもって逆に腕ごと引き千切ってあげるけどね」

 

のぞみ「・・・そうでなくともライフルを外し、ギガント・ジャベリンの代わりに大剣を装備しているけど、グラン・トンファーや脚部クロー、グレネード弾は健在だから近接で腕を破壊するとかもありそうだけどね」

 

アキロゼ「まあね。アキロゼ、射撃戦は正直得意じゃないし、パワーを活かして近接で殴ってる方が気が楽だからね。お陰で『マッスルエルフ』とか一部で言われているけど・・・」

 

「ね!」と言って脚部クローを使って拘束し、そのままグラン・トンファーで打突して部位破壊を狙うがギリギリで避ける。そのまま殴ろうとするも小太刀で受け止め、ダメージを避ける。

 

のぞみ「迂闊やった・・・この距離は脚部クローで入る距離だな・・・」

 

アキロゼ「気付けて反省したのは評価点だよ、こういうのって分かっててもうっかり踏み込んでしまうからね。近接を得意とする相手なら猶更気を付けないと駄目だよ・・・このようにね」

 

拘束を解き、ローゼンセブンズソードを分解し、剣、短剣、槍、小型斧、手裏剣、双剣となって装備し直す。

 

アキロゼ「さぁ、どの武器を出してどう対応するかを見させてもらうよ? 手加減、しないよ?」

 

 

 

 

 

はあと「きゃはははははは!」

 

アロエ「くぅ!」

 

アロエは逃げ回りつつ、合間合間に撃ち込んでくるマグナムを避け、アックスによる斬撃をいなして対処していた。こうしているのも一撃離脱が出来ず、とにかく距離を取る為に逃げるしかなかった。

 

はあと「ほらほらアロエちゃん!もっと走らないと当てちゃうわよ!最も、はあちゃまは逃がして自分の戦いをさせる訳にはいかないけどねー!」

 

一見するとはあとが弱い者いじめをしているようにも見えるが、これは違う。はあととしては「如何にして相手から逃げつつ、自衛して自分の戦いに持ち込めるか」という特訓をさせる為にこうしているのだ。勿論その趣旨は伝えず、敢えて狂気で煽って逃げるように持ち掛けているのだ。

 

はあと「ただ逃げるだけじゃ駄目、射撃に頼ってばかりでは駄目、上手く脚を止めて一発打ち込まないと逃げられる物も逃げられないわ!」

 

アロエ「ッ!」

 

斬撃を繰り出してダメージを与え、蹴りでダウンさせて再び距離を取る。これも()()()()()()()()だ。

 

はあと(焦って繰り出したから傷が浅いわね・・・冷静に斬り刻めば、腕部損傷なりシールド破損を狙える筈よ。精度は悪くないし)

 

冷静に分析するはあと。長所は何か、改善すべき所を見れたはあとは追い込んで倒しにいく。追い駆けつつも弾数が2発になった所で1発撃ち、泳がせる。

 

アロエ「このままマシンガンをばら撒いて――RELOAD!―しまった!弾が切れた!」

 

はあと「弾数管理してたとはいえ、詰めが甘かったわね!」ドキュウン!

 

しっかり狙い撃ち、一撃でアロエのピクシーを仕留めた。

 

はあと「仕留めるならしっかり狙い撃つのが大事よ」

 

ピクシーを仕留めた後、ジーラインと戦っているローゼンアスモデウスを見据える。

 

 

 

 

のぞみ「くぅぅぅ!!」ガキィン!ガキィン!ガキィン!ガキィン!

 

アキロゼ「ほらほら!タイミングよく攻撃し、上手にいなしていく!支援をするならリズム感も大事だよ!」

 

剣、短剣、槍、小型斧、手裏剣、双剣・・・7つの武器を起用に切り替え、リズム良く攻撃していく。ダンスを得意とするアキロゼだからこそ出来る格闘スタイルであり、傍から見ると勇敢に・・・それでいて優雅に舞って攻撃していく。攻撃の手を休めず攻めているアキロゼに対し、のぞみは苦しいながらも対応している。

 

アキロゼ「のぞみちゃん!少しずつ下がっているよ!腕をよく見て判断して!」

 

のぞみ「正直捌くのが精一杯ですよ!?」

 

アキロゼ「でも確実にいなしているから大丈夫!手を見て意識し、次の攻撃を読むんだよ!のぞみちゃんなら出来るし、このままだと倒しちゃうよ!」

 

のぞみ「り、リズムゲーやっているみたいでしんどい・・・」

 

しかしアキロゼは気付いていた。「周囲を見て適切な対応をしている」という事に・・・足りないのはそれに対する自覚と意識だ。

 

アキロゼ(多分のぞみちゃんは無意識でやっている・・・()()()()()()()()のに対し、声からして焦っているのがそう。反応速度は悪くないし、周囲を見回す力は高い。これを意識して出来るようになれば、かなり強くなるよ)

 

そう分析して小型斧で仕留めようとした所、小太刀で()()()()()()()()()()

 

のぞみ「あ、あれ・・・?」

 

アキロゼ「呆けるのは駄目!」ドガァ!

 

咄嗟にタックルで転ばせてセブンスソードへと戻す。そのまま仕留める為に動いた。

 

アキロゼ「セブンズジャッジメント!」

 

ローゼンセブンズソードを七つに分解して連続攻撃を仕掛ける。そのまま連撃を叩きこみ、とどめの一撃を放って仕留めた!この勝負、アキロゼ達の勝ちだ。

 

 

 

―WINNER アキ・ローゼンタール&はあちゃま―

 

 

 

筐体から出て二人に対し、それぞれ感じた事を述べる。

 

はあと「取り敢えずアロエちゃん。逃げ回りつつ一撃を与える・・・精度も良いけど踏み込みが足りないのと、リロードのタイミングを見誤らない事が大事と思ったわ。もう少し踏み込み、重い一発を与えられるようになれば強くなるわ」

 

アロエ「詰めが甘いと感じていたが、やはりか・・・」

 

はあと「これについては感覚を忘れず、安定して重い一発与えられるようになれば強くなるわ。後ね、一撃離脱するとなれば弾が必要だし、頭部バルカンで代用できないから携行武器の弾数管理は大事よ。空撃ちしてわざと弾切れしてリロードするのも一つの手。これはタイミングが重要ね、大丈夫だとは思うけど」

 

アロエ「ふむ・・・それ以外で、特に戦術については問題ないだろうか?」

 

はあと「今の所はないわね。一つの業を極めればかなり強くなる・・・そう思ったわ。リプレイを見直す事も大事だけど、タイミングよく叩く・・・その訓練を積めれば強くなるわ」

 

アロエ「ふむ・・・分かった」

 

アキロゼ「アキロゼが感じたのは良い意味で『何かに囚われず、何事も出来ている』って事かなぁ・・・多分バイトリーダーとかしてて色々と見回ってやっている事からそれが出来ているんだけど、もう一押し欲しいわね」

 

のぞみ「と、言いますと?」

 

アキロゼ「『周囲を見て適切な対応をしている』けど、足りないのは自覚と意識。これを磨いていくだけでも大分伸びると思う。のぞみちゃん、バランスタイプだから『周囲を見て動く』というのは特に大事だし、後は『MSの装甲越しに殺気を感じろ』、『後ろにも目をつける』が出来れば伸びるわね。下手に特化型を目指すのは向いてないと思う」

 

のぞみ「うーん、それはそうですが・・・店長達にも言われましたし」

 

アキロゼ「でしょう? だから、『周りを見て先読みする、且つ意識して立ち回れるようになれ』かな。アキロゼから言える事は」

 

のぞみ「意識して立ち回れるようになれ・・・か。分かりました、なんとなく見えた感覚があるので意識してみます」

 

アカリ「二人とも何か掴めそうな感じだね」

 

はあと「ええ。目指すものが分かれば後は伸びるわ、この二人ならね」

 

アキロゼ「強さを磨き、頑張ってほしいよ。頑張ればプラチナ帯にいけると思うし」

 

のぞみ「うへぇ・・・また大変だなぁ・・・」

 

アカリ「まぁホロプラ(うち)で働くからにはそれ位目指さないとね。二人とも相性良いし、二人で協力して精進すればプラチナ帯を目指せるし、何ならダイヤ帯も行けるとは思うよ。お互い助け合えばね」

 

のぞみ「……頑張ります」

 

アロエ「・・・やってみせよう」

 

二人の特訓は、まだまだ続く。




「上手に勝たせる(舐めプしないように、相手にも最善を尽くさせるようにして勝たせる)」事も大事だけど、同時に「上手に負ける(最善をつくした上で負ける、実力面で負けたけど何かを得る事が出来た)」という事が大事。けど後者が難しい事を思い知らされた・・・
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