【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~ 作:お覇王
GWDWC1回戦 Dブロックもまた混迷を極めていた。自分の次の相手が新生無呪羅の一人、ラースがいる事を懸念していたが、その前に戦う事になるであろうバトラーに警戒していた。
ルイ(漢坂権三郎・・・派手な改造をせず、あくまで機体の持ち味をフルに活かして立ち回る事から『職人』とも言われている相手・・・油断ならないわ)
「ほう・・・お前さんが『
声をした方を見ると、学ラン着た番長スタイルの男が居た。
ルイ「貴方が、漢坂権三郎さん?」
権三郎「如何にも!儂は漢の中の漢ッ!漢坂権三郎である!この大会に出て己の実力を試し、優勝をして男を上げるつもりだ!例え相手が新生アイドルであろうとも、儂は手加減はせんッ!」
ルイを相手でも恐れる事もなく勝ち取る事を宣言する権三郎。そんな相手に対しても、ルイは冷静に分析する。
ルイ(確か権三郎さんの使う機体はスーパーカスタムザクF2000・・・対した改造はしてないけど、油断ならないわ)
『HG スーパーカスタムザクF2000』
『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』に登場するMS。製作者はタツ・シマノで『ザクF2型より1000倍強い(未推定)』とい事からザクⅡF2型をベースに改造し、重火力、重装甲化している。
武装はボルテックスマシンガンZ、ザク・マシンガン、90mmマシンガン、ミサイル、デッドエンドGヒートホーク。射撃兵装で敵をデッドエンドGヒートホークのリーチへ誘き出し、叩きのめす戦闘スタイルを得意とする事から、ガンプラウォーズでも「射撃火力と速度があり、格闘火力が高い近距離型」というステータスになっている。
権三郎機は派手な改造をせず、ヤスリ掛けとザクカラーへの塗装、コトブキヤのベルトリンクを二つ装備してリロード時間を短縮している程度のカスタマイズをしている。
スキル「
一定時間弾数無制限且つリロード不要になり、射撃ダメージが50%アップ。
思案していたら時間になり、二人は壇上に上がる事にした。
オリバー「Dブロック一回戦!実況は私、オリバー・エバンスと」
レオス「私、レオス・ヴィンセントが解説させていただきますねぇ。さて、最初の対戦カードは此方です!」
鷹嶺ルイvs漢坂権三郎
「ルーイーねぇ!ルーイーねぇ!」
モニターに表示され、二人はステージへと上がっていく。その盛り上がりっぷりに観客は盛り上がっておりholoxの面々も応援していた。
ラプラス「幹部ー!頑張れー!」
クロヱ「ルイねぇー!負けないでー!」
権三郎「愛されとるのぅ・・・友が居るのは良い事じゃ」
オリバー「さてレオス君、どちらが勝つと思われますか?」
レオス「難しいですねぇ・・・攻めが強い権三郎君と、待ちが強いルイ君・・・一見ルイ君が不利そうに見えますけどぉ、攻めが強い人ほどカモになるとも言われていますからねぇ」
オリバー「確かに・・・しかし権三郎氏は職人とも言われ、攻め方も上手いとも言える。やはりこれは、いかにして主導権を握り、渡さないようにしたものが勝つとも言えますね」
レオス「そうですねぇ・・・どちらが食い、どちらが捕食されるか見物ですねぇ」
互いにガンプラケースを備え付けられた机に置き、機体の選択タイムへと移る。
「それでは、それぞれ使う機体を提示してください」
権三郎「儂はスーパーカスタムザクF2000を使う!」
ルイ「なら私は高機動型ガルバルディβ改を使うわ」
お互いのガンプラを突き付け、合意の印を見せる。
「これより双方の合意のもと、決闘を執り行う。決闘方法は1対1の個人戦、勝敗は敵機を撃墜することで決するものとする。両者、向顔」
権三郎「勝敗はガンプラの性能のみで決まらず」
ルイ「バトラーの技のみで決まらず」
権三郎・ルイ「「ただ、結果のみが真実」」
「
双方筐体に入り、ガンプラをセットする。戦いが始まる・・・
Game Mode:1on1
Field:Standard
PlayerA:Gozaburo Otokozaka
PlayerB:Lui Takane
―GAME START!―
権三郎「いくぞ!まずはミサイル斉射!」
ミサイルを撃って牽制し、マシンガンをばら撒きつつ接近していく。大胆な攻めにルイは苦労するがあくまで距離を取って自分の戦いをしようとする。
権三郎「かぁ~~かっかっかっ!待ちによる後出しジャンケンを狙おうとするが、そうはさせんぞ!」
ルイ「・・・確かにこれは厄介ね」
ビームライフルで撃って牽制を狙うも、権三郎は上手に避けてダメージを受けないように立ち回る。
ルイ「成程。職人なだけあるわ」
権三郎「お前さんも中々だが、受け身を続けてばかりでは勝てる勝負も勝てんぞ!恐れずぶつかって来い!」
ルイ「慎重に立ち回り、後からチクチク攻めるのが私のスタンスよ」
挑発に乗らずハイドポンプを射出し、誘導を狙う。
権三郎「勝負!」
ルイ「此処ぉ!」
斬!斬!斬!
ルイのガルバルディβの方が早く一瞬で踏み込み斬撃を繰り広げてダメージを与える。権三郎もデッドエンドGヒートホークを振るうが、これを上手に回避してカウンターを叩きこむ。
権三郎「そうだ・・・それで良い。真正面からぶつかってくるいく気概がなければ、
ルイ「・・・気付いていたの?」
まさかの問いかけに距離を取り、構えを取るルイ。
権三郎「なんとなくな・・・儂を超えてでも、戦わなければいけない相手がおるのだろう?」
ルイ「ええ。詳しくは言えないけど、どうしても勝たなければいけない相手がいるわ・・・」
権三郎「そうか・・・ならば儂を超えて見せろ!力を以って打倒し、宿敵を倒せ!儂に勝てぬようでは宿敵に勝つ事など、無理の一言!!」
ルイ「ええ、だから勝たせて貰うわ!権三郎さん!」
権三郎「さぁ行くぞ!ぬぉぉぉぉぉぉ!!」
弾幕を張り、斬撃を繰り広げ・・・そして・・・
権三郎「見事じゃ・・・その調子で、討ち勝てよ・・・」
ルイ「ええ・・・勝ってみせるわ」
―WINNER 鷹嶺ルイ―
オリバー「決まったぁ!ルイ選手、射撃を掻い潜って無事に勝利!やはり格闘も強いだけに見事でした!」
レオス「一進一退の勝負でしたし、運を味方付けての勝利でしたねぇ」
ルイ「ありがとう権三郎さん。貴方のお陰で吹っ切れたわ」
権三郎「フッ・・・良い事よ、儂も心躍る戦いが出来て良かったぞ。だがお前さんが注目しているラース選手・・・底知れぬ強さを秘めておる、油断するなよ」
ルイ「ええ、勿論よ」
互いに会場を去る二人。その姿をただ、ラースは眺めていた。
ラース「ふん・・・オリジナルが勝ったか。待ちをやりつつ勝利をもぎ取る戦い方、実に苛立たしい!そんな余裕をしているのも今の内だ・・・!」
その後ラースは勝ち上がって2回戦で当たる事になる。果たして、勝つのはどちらだろうか・・・?
本編、EP49に続く。
急がないと、という気持ちとかしんどさから中途半端な終わり方になったけど許してね。