【三次創作】ホロライブ ビルドライバーズ 外伝 ~ホロライトシティの日常~   作:お覇王

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自身の対戦相手を見て驚く青・・・200話到達したけど、まさか此処まで来るとはね・・・自分でも驚きだよ。もうすぐ一周年だけど、何も浮かばねぇ・・・


GWDWC2回戦 青君は私だけのモノ・・・

GWDWC2回戦。青の対戦相手の名前を見て驚愕していた。

 

青「狂三ちゃん・・・」

 

次の対戦相手である『愛野狂三(あいのくるみ)』・・・それは、()()()()()()()()()()()だったからだ。

 

青「どうして狂三ちゃんがこの大会に・・・」

 

「そんなの簡単。青君に会いたかったからだよ・・・♪」

 

声をした方を見ると紫色の髪をした女性、愛野狂三が居た。だがその目は尋常ではなく、狂気、そして愛情が入り混じったような目をしていた。

 

青「狂三ちゃん・・・」

 

狂三「うふふ・・・配信とかで見ていたけど、成長した青君って本当に素敵だねぇ・・・好きだった気持ちが蘇り、燃えてきちゃうわ♪」

 

ニコォと笑い、まじまじと見つめる狂三。その目はまるで捕食するかのように・・・愛しい者を見る目をしているが、その姿に青は恐れる。

 

青「狂三ちゃん・・・ホント、あの頃から変わらずだね・・・そのお陰で、女性絡みの恋愛は碌でもないと感じたけど・・・」

 

狂三「変な目で見る女がいけないのよ。男でもそうだし、何で()()()()に邪な目で見るのかなぁ・・・」

 

青「僕が知りたいよ・・・」

 

狂三「まぁ兎に角、また後でね」

 

青「待って。一つ聞かせて・・・何故狂三ちゃんはこの大会に出たの?」

 

狂三「んーそれはね・・・」

 

少し貯めて、ゆっくり語りだす狂三。

 

狂三「青君に近付きたかった・・・それだけ♪ 正直世界に一つだけのガンプラも、賞金も称号もトロフィーも正直どうでも良いの。手に入れても青君に譲る予定だしね」

 

青「その為だけに・・・」

 

狂三「場所さえ分かれば後はどうにかなるからね。じゃあ青君・・・また会場でね」

 

そういって狂三は去っていく。

 

青「狂三ちゃん……会えなくて拗れたのかもしれない。だから・・・僕が狂気を祓って見せるよ・・・」

 

去っていく狂三の背中を見つつ、そう決意する青であった。

 

 

 

 

 

「これよりBブロック二回戦最終試合!神代青VS愛野狂三の対戦を行います!」

 

『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』

 

「まずは、ReGLOSSを代表するバトラー!その動きは稲妻の如く早く、的確に捕らえて敵を撃破していく!君のハートはもう僕のモノ!ReGLOSSの青い稲妻、神代青!」

 

『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』

 

『あーおーくん!あーおーくん!』

 

通路から現れた青はゆっくりとステージへと上がっていく。

 

青(狂三ちゃん・・・本気で行かせてもらうよ)

 

「対するは、狂気的な瞳と機体によって多くの強敵を打ち倒し、難関をクリアしてきた強者!隠された事実は『貴様の敗北と終焉』だ!黙示録の使者!愛野狂三!」

 

『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!』

 

通路から現れた狂三はゆっくりとステージへと上がっていくが、そこからさらにヤジが飛んでくる。

 

「狂三様ー!俺だー!踏んでくれー!」

 

「豚を見るような眼で俺を見てくれー!」

 

変なヤジが飛んでくるが肝心の狂三は一瞥し、そのままフンッとならして一言だけ言う。

 

狂三「耳障りよ、黙ってなさい人擬きの豚が

 

氷のような冷たい目で観客に対して言い放ち、一瞬静まるがすぐに熱が籠る。「ブヒィィィィィィ!」という言葉が聞こえてくるが狂三は興味を示さず中央へと進んで行く。

 

「それでは、双方使う機体の提示をお願いします」

 

青はニトロファイアを取り出し、狂三は自身の機体『トーリスリッターアポカリプス』を取り出した。

 

 

 

『トーリスリッターアポカリプス』

『トーリスリッター』のカスタム機。本体はほぼ原型のままだが、武装を一新している。

ガ・ゾウムのライフルはドーベンウルフのランチャーに、バウのシールドはローゼン・ズールのシールドに、ビームサーベルはR・ジャジャに、トライブレードインコムはそのままサザビーのファンネルコンテナを装備。

「アポカリプス」は「黙示録」を意味し、後述するスキルの「ペルセ」はハデスの妻「ペルセポネ」から。

 

スキル『PERSE』

リミッターを解除し、全ステータスを500%上昇させる。発動中は操作性が劣悪になる。

 

 

 

狂三「この機体は青君のニトロファイアを意識してカスタマイズした物・・・ニトロファイアを出してくれて嬉しいわ♡」

 

青「……成程ね。じゃあ出して正解だったよ、この機体をもって・・・君の狂気を祓って見せる!」

 

狂三「さぁ、二人っきりの愛の時間を楽しもうね♡」

 

 

Game Mode:1on1

Field:Standard

PlayerA:Ao Kamisiro

PlayerB:Kurumi Aino

 

 

―GAME START!―

 

 

戦いが始まった。アポカリプスはランチャーを構えて射撃して牽制し、ニトロファイアもマシンガンを撃って牽制しあう。

 

青(見た感じ装備を一新しつつ、サザビーのファンネルを追加で取り付けた感じか・・・インコムやトライブレードが使える辺り、厄介だね・・・システムも恐らく変更しているかな? nitroEXAMはまだ使わない方が良いなこれは・・・)

 

狂三「良い感じね・・・インコム!」

 

インコムを射出してビームを撃って足止めを狙い、そのままトライブレードを放って攻撃していく。

 

青「くぅ!」

 

狂三「紙一重が回避するとはやるね、簡単にやられちゃ盛り上がらないから良いよ良いよ!」ブゥン

 

青「簡単に負けるつもりは無いよ!君を救う意味でも!」ガキィン

 

狂三「安易に近付いてよかったのかしら?」

 

青「ッ!」バキィ

 

ローゼンのシールドを構えてメガ粒子砲を撃とうとするが蹴りを放ってよろけさせ、何とか回避する。

 

狂三「うふふ・・・激しい抵抗も好きよ、青君相手なら・・・ね♡」

 

青「僕は激しすぎるのは好きな人相手だけしか受け入れないよ・・・誰にでもするのは、相手に失礼だからね」

 

狂三「硬いのねぇ・・・でも、それもまた好きよ。けど、熱くなるなら一瞬でイカせて貰うわ・・・PERSE!」

 

 

―PERSE-

 

 

リミッターを解除して禍々しいオーラを発するアポカリプス。ギギギ・・・と動き、一瞬で詰めてきた!

 

ガキィン

 

青「早い!」

 

狂三「よく反応したわねぇ・・・偉い偉い♪」

 

褒めつつもファンネルを出して狙おうとする。

 

青「くぅ・・・nitroEXAM!」

 

 

―nitroEXAMスタンバイ―

 

 

nitroEXAMを発動してファンネルと撃ちだし、牽制し合う。後はもう純粋な殴り合い、破壊し合うだけだ。

 

狂三「あっはっはっはっは!どうしたのどうしたの!?この程度でやられる程軟じゃないよねぇ!?」

 

青「くぅ・・・」

 

しかし力の差は歴然・・・ステータス5倍跳ね上がる上に操作性に難がある程度だからいくらでも無理が利く・・・この差は覆せない・・・青は何処かで、これ以上は無理かと考えてしまう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

諦めるのか? 我の使い手よ

 

青(この声・・・まさかニトロファイア?)

 

他に誰がいる? 彼奴に勝ちたくないのか?

 

青(勝ちたい・・・こんな所で負けるわけにはいかないよ!)

 

なら同化しろ。我もあの紛い物が好き勝手やるのは気に入らん

 

青(同化・・・フルシンクロって奴?)

 

そうだ。それさえあれば勝てる、彼奴等は力に頼っているだけだから勝機はある

 

青(……分かった。でもどうしたら良い?)

 

思いを描き、我と一緒になる事を念じろ

 

青(分かった・・・いくよ、ニトロファイア)

 

ニトロファイアの言う通りに念じ、同化していく。そして・・・

 

ゴオォォォォォォォォォォォォォォッ!!

 

ニトロファイアが青い輝きを放ち、フィールド全体が揺れ始め出す。これにはアポカリプスも怯んでしまう。

 

狂三「な、なに!?」

 

「僕は負けない!拓にぃ達の為にも、僕は上を目指すんだぁ!!」

 

一瞬で詰め寄って拳打を叩きこんでいく。この間アポカリプスは反撃もままならず打ち込まれていき、ダメージを蓄積していく。

 

「これで終わりだぁ!!!!」

 

ドグシャァ!

 

アポカリプスを叩きつけて耐久値をゼロにし、戦闘不能にする。この勝負、青の勝ちだ。

 

 

 

ーWINNER 神代青ー

 

 

 

青「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・勝てた・・・」

 

狂三「嘘・・・嘘よ。青君に合わせてやったのに、何で・・・? こんなの知らない・・・」

 

青「応えてくれたからだよ・・・ニトロファイアがね。家族の為に勝ちたい思いと、キミを救いたい思いが届いてね」

 

狂三「え・・・?」

 

そういって狂三をそっと抱きしめる。

 

青「ごめんね狂三ちゃん・・・僕は君に対して苦手意識があった。怖かった部分があったからね・・・そのせいで、君の内側にある狂気を増幅させたのなら、謝るよ。僕の責任だ」

 

狂三「……」

 

青「こんな僕を・・・許してくれるかな?」

 

狂三「・・・許さないよ、絶対に……青君に会う為にホロライトシティに移住して、嫌になるまで会ってあげるんだから……」

 

そのまま泣きじゃくり、落ち着くまでしばらくかかった・・・

 

 

 

その後

 

青「えっと・・・何でホロプラにいるのかな?」

 

狂三「転職したのよ。前の会社は色々とあって規模縮小して辞める事になったし、青君に会えるなら収入が減っても耐えられるわ。他にも、OMEGAも働いてるからね。全ては青君の為よ♡」

 

るしあ「……まぁ、るしあ達としては優秀なバトラーが働いてくれるのは良い事ですし・・・」

 

アカリ「何よりお祈りし辛い所があったからね・・・」

 

青「な・・・なんてこったぁ・・・」

 

こうして新たな住人を迎える事になったホロライトシティ。青の受難は、まだ続きそうだ・・・




はい、という訳で200話記念で新キャラ投入です。元々ホロプラで働く店員で名アリが少ないなぁって思ってたので思い付きで加えました。折角機体を四季様が考えてくれた訳だし、一発キャラで終わらせたくなかったからね・・・次は出来れば、あおぎりのトラ達の話を書きたいかな。

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